JPS63101255A - 画像記録担体の搬送方法および機構 - Google Patents

画像記録担体の搬送方法および機構

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JPS63101255A
JPS63101255A JP24603686A JP24603686A JPS63101255A JP S63101255 A JPS63101255 A JP S63101255A JP 24603686 A JP24603686 A JP 24603686A JP 24603686 A JP24603686 A JP 24603686A JP S63101255 A JPS63101255 A JP S63101255A
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JP
Japan
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image recording
recording carrier
film
roller pair
conveyed
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Pending
Application number
JP24603686A
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English (en)
Inventor
Yoshihiro Koyanagi
祥啓 小柳
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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  • Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は画像記録担体の搬送方法および機構に関し、一
層詳細には、例えば、画像記録を終了した写真感光材料
等の画像記録担体を前記画像記録速度より処理速度の遅
い自動現像装置等へ搬送する際に、搬送速度が順次低速
となる複数個の駆動ローラ対によって前記画像記録担体
を挟持して搬送すると共に、前記夫々の駆動ローラ対間
に配設されるガイド板を揺動可能に構成して前記駆動ロ
ーラ対の搬送速度の相違によって画像記録担体に生起す
る弛みを当該画像記録担体の自重によって下方向に変位
させ、これによづて前記画像記録担体を損傷することな
く確実に搬送することを可能とした画像記録担体の搬送
方法および機構に関する。
近年、印刷、製版の分野において作業工程の合理化、画
像品質の向上等を目的として原稿に描出された画像情報
を読み取って電気的に処理することでフィルム原版を作
成する画像走査読取記録システムが広汎に採用されるに
至っている。
この画像走査読取記録システムは、基本的には、入力装
置と制御装置と出力装置とから一体的に、あるいは、夫
々分離して構成されている。
すなわち、入力装置では反射型の写真原稿や線画原稿を
光ビームで走査してフォトマルチプライヤ等により検出
するか、あるいは、CCD(Charge coupl
ed device)カメラにより画像読み取りを行っ
て前記原稿の画像情報を反射光の強弱に応じた電気信号
に一旦変換し、次いで、前記入力装置で光電変換された
画像情報は制御装置において製版条件に応じた階調補正
、網分解等を行うべく演算処理が施される。そして、前
記制御装置で処理された画像情報が出力装置においてレ
ーザ光からなる光信号に変換され、前記レーザ光を写真
感光材料等の画像記録担体上に照射して所望の画像が記
録される。さらに、前記画像記録終了後の画像記録担体
は現像処理が施され、最終的にフィルム原版として印刷
等に供される。
そこで、このような画像走査読取記録システムにおいて
、原稿の画像情報に基づきフィルム等にレーザ光を照射
して所望の画像を露光記録する出力装置は具体的には以
下のように構成されている。
すなわち、長尺なフィルムをロール状に巻回して収納す
るマガジンを出力装置に装填し、前記フィルムを回転駆
動される下ラムとこれに摺接自在なニップローラとを介
して副走査方向に搬送する。その際、前述した制御装置
において行われる階調補正に基づいて変調されたレーザ
光を搬送されているフィルム上に主走査することにより
前記フィルムに所望の画像を露光記録する。次いで、前
記フィルムは出力装置内に設けられた搬送機構によって
、例えば、現像装置へと送り出されると共に、所望の長
さに切断される。
ところで、前記フィルムに所望の画像を露光記録する記
録速度と、その後、搬送機構を介して前記フィルムを供
給する現像装置等の処理速度とが異なる場合がある。こ
の場合、前記搬送機構に第1の搬送手段と第2の搬送手
段を設け、さらに前記第1搬送手段から第2搬送手段へ
フィルムを案内するガイド板を前記第1搬送手段と第2
搬送手段の間に配設している。そして、第1搬送手段を
前記フィルムの記録速度に対応して比較的高速で搬送出
来るように制御し、一方、第2R送手段を前記現像装置
の処理速度に対応して前記第1搬送手段より低速で搬送
するように構成している。
然しなから、前記のように、第1搬送手段と第2搬送手
段とでその搬送速度が異なると、当該第1搬送手段と第
2搬送手段との間に画像記録を終了したフィルムが残留
する。当該残留したフィルムの下方にはフィルムを前記
第2搬送手段側へと案内するガイド板が配設されている
ため、前記フィルムは上方にループ状に弛むことになる
。そして、この場合、前記フィルムの残留量がさらに増
大すると、前記上方に弛むフィルムが倒落して他の部材
に当接したり、あるいは第1搬送手段に巻き込まれる等
の現象を惹起し、この結果、前記フィルムが損傷すると
いう欠点が露呈している。さらに、前記フィルムの最後
部が第1搬送手段を通過した後に再度前記第1搬送手段
に当接し、前記第1搬送手段に前記フィルムの端部が再
び巻き込まれるという不都合も生起している。
本発明は前記の不都合を克服するためになされたもので
あって、画像記録を終了した画像記録担体を次段の装置
へ搬送する際に、先ず、前記画像記録速度と略同−の速
度で画像記録担体を搬送する第1の駆動ローラ対によっ
て前記画像記録担体を搬送し、次いで、揺動可能なガイ
ド板を介して前記画像記録担体を前記第1.駆動ローラ
対よりも低速で搬送する第2駆動ローラ対によって案内
する際、前記ガイド板を下方へ揺動させて前記第1駆動
ローラ対と第2駆動ローラ対の間に残留する画像記録担
体を当該画像記録担体の自重によって下方に弛ませるこ
とにより前記残留した画像記録担体を他の部材に接触さ
せて損傷させることな(当該画像記録担体を確実に搬送
することを可能とした画像記録担体の搬送方法および機
構を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明は比較的高速で駆
動される第1の搬送手段から比較的低速で駆動される第
2の搬送手段に対して可撓性の画像記録担体を送給する
搬送方法であって、前記第is送手段によって搬送され
る画像記録担体を第21)iffi送手段に指向して案
内部材を介して移送し、画像記録担体が所定距離移送さ
れたことを検知することにより前記案内部材を下降させ
て案内動作を停止し、これよって前記第1搬送手段と第
2搬送手段との間で画像記録担体を自重により落下させ
て弛みを生起させながら前記第2搬送手段により当該画
像記録担体を搬送することを特徴とする。
さらに、本発明は比較的高速で駆動される第1の搬送手
段と、比較的低速で駆動される第2の搬送手段と、前記
第1搬送手段と第2搬送手段との間に配設されて下降変
位する可動ガイド部材と、前記第1搬送手段と第2搬送
手段とによって搬送される可撓性の画像記録担体が所定
の位置に到達したことを検知し、その検知信号により前
記可動ガイド部材を下降動作させるための位置本★出セ
ンサ°とから構成されることを特徴とする。
次に、本発明に係る画像記録担体の搬送方法についてこ
れを実施する搬送機構との関係において好適な実施態様
を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明する
第1図において、参照符号10は出力装置を示す。この
場合、出力装置10は本発明に係る画像記録担体の搬送
方法を実施する搬送機構を含む。
前記出力装置10は図示しない入力装置並びに制御装置
とは分離して構成されているが、前記入力装置、制御装
置および出力装置が一体的に組み込まれる画像走査読取
記録システムに当該画像記録担体の搬送方法および機構
を採用することが可能なことは勿論である。
出力装置10を構成する筺体12には、図中、右上隅角
部に蝶番14を介して屈曲形状の蓋体16が開閉自在に
装着される。前記出力装置10の室18内にはマガジン
装填部20が設けられており、前記マガジン装填部20
はこの室18内に設けられる複数の受台22a乃至22
cと蓋体16に固着される押圧部材24とを含む。従っ
て、蓋体16を開動作すれば、マガジン装填部20に収
納されているマガジン26はこのマガジン装填部20か
ら着脱自在となる。
マガジン26内にはロール状に巻回された長尺な未露光
フィルムFが収納されており、前記マガジン26のフィ
ルム取出口28から引き出される前記フィルムFの端部
は室18内に設けられるローラ対30に挟持される。な
お、前記ローラ対30とマガジン26との間にはフィル
ムFを案内するためのガイド部材32が設けられている
そこで、ローラ対30に近接して副走査駆動部34が配
設される。前記副走査駆動部34は、基本的には、回転
駆動される大径なドラム36と前記ドラム36に摺接自
在なニップローラ38a、38bとを含み、前記ニップ
ローラ38a、38bはこのドラム36から離間可能に
構成されている。そして、ニップローラ38aとローラ
対30との間にはガイド板39が設けられる。
次いで、副走査駆動部34の下方には画像走査記録部4
0が配置されている。前記画像走査記録部40はレーザ
光源42を含み、このレーザ光源42のレーザ光導出側
には一方のレーザ光44aをフィルムF上に走査するた
めのミラー46、偏向器、例えば、ガルバノメータミラ
ー48、fθレンズ等の走査レンズ50並びにミラー5
2が設けられている。さらに、レーザ光源42からは他
方のレーザ光44bも同時に導出され、このレーザ光4
4bは前述したミラー46、ガルバノメータミラー4日
、走査レンズ50、ミラー52を介してミラー54で反
射された後、レーザ光位置検出手段56に導入される。
この場合、前記レーザ光位置検出手段56は図示しない
スリットを形成するグリッド58と前記グリッド58を
通過したレーザ光44bを検出するための集光ロッド6
0とを含み、前記集光ロッド60の端部に図示しない光
検出器を配設している。
一方、前記副走査駆動部34に接近して比較的長尺なガ
イド板62が鉛直方向下方に指向して湾曲するように配
設されており、前記ガイド板62の上方には屈曲形状を
呈する可動型のガイド板64が設けられる。さらに、前
記ガイド板64の上方には短尺なガイド板66を設ける
と共に、前記ガイド板64.66の近傍にカッタ一手段
68が配設される。前記カッタ一手段68は軸70を中
心にして回動動作する第1の刃部72と、固定型の第2
の刃部74とからなる。前記第1刃部72の下方にはガ
イド板76を設けている。
そこで、前記ガイド板76の近傍には本実施態様に係る
搬送機構78が配設される。第1図並びに第2図に示す
ように、当該搬送機構78は第1の駆動ローラ対80と
第2の駆動ローラ対82とを含み、当該第1駆動ローラ
対80と第2駆動ローラ対82とは所定間隔離間して配
設される。前記第1駆動ローラ対80と第2駆動ローラ
対82の間には揺動可能なガイド板84と、固定型のガ
イド板86と、前記ガイド板84.86の中間部位に夫
々取着される一組のセンサ88.90とが設けられてい
る。前記第1駆動ローラ対80はローラ92とローラ9
4とにより構成されており、当該ローラ92.94には
夫々その軸線方向に沿って回転軸96.98が貫通して
いる。同様に、第2駆動ローラ対82はローラ1(10
,102と当該ローラ100.102に貫通する回転軸
104.106によって構成される。
前記第1駆動ローラ対80を構成するローラ92.94
の中、一方の口・−ラ92の回転軸96に板体108の
一端部側か回動自在に外嵌しており、当該板体108の
他端側には前記ガイド板84が取着されている。一方、
前記板体108の一端側にあってプーリ1)0が前記ロ
ーラ92の回転軸96と同軸的に取着される。当該プー
リ1)0にはワイヤ1)6が摺接する周溝1)2が形成
されると共に、ビン部材1)4が植設され、前記ピン部
材1)4にワイヤ1)6の一端側が連結されている。前
記ワイヤ1)6の他端側は前記周溝1)2を介してプー
リ1)0を巻回し且つその端部は第1駆動ローラ対80
の下方に配設される駆動部1)8まで延在している。
前記駆動部1)8は前記ガイド板84を駆動するモータ
120を含む。当該モータ120の回転駆動軸121は
レバ一部材122の一端側と係合しており、当該レバ一
部材122の他端側は前記ワイヤ1)6の他端側と接続
する。従うて、前記モータ120を駆動することによっ
てレバ一部材122を揺動させ、これによってワイヤ1
)6、ブーIJIIOおよび当該ブー1月10が固着さ
れている板体108を介してガイド板84が揺動するこ
とが容易に諒解されよう。
なお、本実施態様においては、駆動ローラ対を第1駆動
ローラ対80と第2駆動ローラ対8202つとして説明
したが、搬送速度が大きく相違する場合等は必要に応じ
てこれ以上の駆動ローラ対を並設することが可能である
ことは勿論である。この場合、各駆動ローラ対の間には
本実施態様に示す揺動可能なガイド板84と同様に構成
されるガイド板が配設されることになる。
次に、当該搬送機構7日を構成する第2駆動ローラ対8
2に接近してガイド板124a、 124bを設け、当
該ガイド板124a、 124bはフィルムFを筺体1
2のフィルム導出口126に案内する。
その際、出力装置10には現像袋W128が並設されて
おり、フィルムFは前記フィルム導出口126を介して
前記現像装置128内に搬送され、ここで所定の現像処
理作業が行われることになる。
本発明に係る画像記録担体の搬送方法を実施するための
搬送機構およびこれを組み込む出力装置は、基本的には
以上のように構成されるものであり、次にその作用並び
に効果について説明する。
先ず、蓋体16を蝶番14を介して開動作し、マガジン
装填部20にマガジン26を収納する。前記マガジン2
6内には長尺なフィルムFがロール状に巻回されて収納
されており、その端部を取出口28から引き出してロー
ラ対30に挟持させる。
次いで、蓋体16を閉動作すると共に、出力袋210を
駆動してローラ対30を回転させると、これに挟持され
ているフィルムFは副走査駆動部34側に搬送される。
そこで、ニップローラ38a、38bをドラム36から
離間させ、ローラ対30を介して挟持搬送されてくるフ
ィルムFを前記具・ノブローラ33a、38bと前記ド
ラム36との間に進入させる。さらに、ニップローラ3
8a、38bをドラム36側に変位させてフィルムFを
挟持すると共に、前記ドラム36を矢印方向に回転駆動
して前記フィルムFを副走査方向(矢印A方向)に搬送
する。
その際、画像走査記録部40が駆動される。すなりち、
レーザ光源42から導出されるレーザ光44aおよび4
4bをミラー46で反射させてガルバノメータミラー4
8に到達せしめ、このガルバノメータミラー48の揺動
作用下に前記レーザ光44a、44bを偏向させる。さ
らに、走査レンズ50およびミラー52を介して前記一
方のレーザ光44aを夫々のニップローラ38a、38
bの間からフィルムFに勲射し、他方のレーザ光44b
をミラー54で反射させて後、グリッド58を介して集
光ロンドロ0から図示しない光検出器に到達せしめ、前
記フィルムFに照射されるレーザ光44aが所望の位置
に至ったことを検出する。
このように、レーザ光44aがフィルムFの主走査方向
に照射されると共に、前記フィルムFは回転駆動される
ドラム36とこれに摺接するニップローラ33a、38
bを介して副走査方向に搬送され、この結果、レーザ光
44aはフィルムFの先端部に対し所望の画像を露光記
録することになる。
その際、フィルムFはローラ対30と副走査駆動部34
との間で、第1図に示すように、ループ状の弛みを設け
ると共にその先端部をガイド板62に沿って垂下させて
いる。従って、フィルムFはローラ対30のテンション
が作用することなくドラム36とニップローラ38a、
38bに挟持されて円滑に副走査方向に搬送され、画像
走査記録部40を介して正確な画像記録が行われる。
画像露光記録を終了したフィルムFはドラム36が前記
とは逆方向に回転することによりその先端部を前記ドラ
ム36とニップローラ38bに再び挟持される。そして
、ガイド板62が、図中、二点鎖線の位置から実線の位
置に揺動した後、ドラム36を再度矢印方向に回転させ
ることによりフィルムFはガイド板64と66との間を
通過して本発明に係る搬送機構78を構成する第1駆動
ローラ対80に挟持される。
前記第1駆動ローラ対80は前記副走査駆動部34の搬
送速度に対応して比較的高速でフィルムFを搬送するよ
うに構成されている。このため、当該第1駆動ローラ対
80に挟持されたフィルムFはその設定速度でガイド板
84.86に案内されて第2駆動ローラ対82に到達す
る。この場合、前記ガイド板84.86の中間部位に夫
々配設されるセンサ88.90によって前記フィルムF
がガイド板84.86のその部位を通過したことを検出
して所定時間(フィルムFが前記センサ88.9oの検
出部位を通過してから第20−ラ対82に挟持されるま
での時間)経過後、ガイド板84のモータ120が駆動
される。前記モータ120の駆動作用下に当該モータ1
20の回転駆動軸121に係合し、ているレバ一部材1
22が、第2図に二点鎖線で示す位置に揺動し、これに
よって、ワイヤ1)6が連結されるプーリ1)0が回転
する。従って、当該プーリ1)0に取着された板体10
8を介して前記ガイド板84が矢印B方向に揺動して、
図中二点鎖線で示す位置に変位する。
前記第20−ラ対82の搬送速度は前記第1駆動ローラ
対80の搬送速度より低速であるため、前記第1駆動ロ
ーラ対80によって搬送されるフィルムFは当該駆動ロ
ーラ対80と第2駆動ローラ対82の間に残留すること
になる。前記残留したフィルムFは当該フィルムFの自
重によって下方にループ状に弛む。
次いで、第2駆動ローラ対82により搬送されるフィル
ムFはガイド板124a、 124bにガイドされフィ
ルム導出口126を介して現像装置128内に搬入され
、この現像装置128によって所定の現像処理工程を行
って後、フィルム原版として種々の使用に供されること
になる。
この場合、本実施態様によれば、第1駆動ローラ対80
によって搬送されたフィルムFが第2駆動ローラ対82
に挟持されると同時に前記第1駆動ローラ対80と第2
駆動ローラ対82の間に配設されるガイド板84が揺動
するように構成している。すなわち、第2図において説
明したように、フィルムFが第1駆動ローラ対80の駆
動作用下にガイド板84.86に案内されて搬送される
際に、当該ガイド板84.86の中間部位に設けられた
センサ88.90によって前記フィルムFが前記ガイド
板84.86の中間部位を通過したことを検出して所定
時間経過後、モータ120を駆動する。この結果、レバ
一部材122、ワイヤ1)6、ブー1月10、板体10
8を介してガイド板84が矢印B方向へ揺動し、このた
め、第1駆動ローラ対80と第2駆動ローラ対82の搬
送速度の相違に起因して残留するフィルムFがその自重
によって下方向にループ状に弛むことが出来る。従って
、例えば、前記フィルムFの残留量が多くなった場合で
も、第1駆動ローラ対8oに巻き込まれるという怒念が
生じない。
さらに、第1図から容易に諒解されるように、当該搬送
機構78の下方には比較的大きなスペースが設けられて
いるため、前記残留したフィルムFが他の部材に当接し
て損傷するという不都合を回避することが可能となる。
本実施態様に係る画像記録担体の搬送方法を実施するた
めの搬送機構は以上のようであるが、次に第2の実施態
様について、第3図を参照しながら以下説明する。
この場合、当該画像記録担体の搬送機構78aは画像記
録速度に対応して比較的高速でフィルムFを搬送する第
1の駆動ローラ対80aと、前記第1駆動ローラ対80
aより低速でフィルムFを搬送する第2駆動ローラ対8
2aを含む。前記第1駆動ローラ対80aと第2駆動ロ
ーラ対82aの間にはガイド板84a、86aが配設さ
れ、当該ガイド板84a、86aの中間部位にはフィル
ムFの通過を検出するセンサ88a、90aが設けられ
ている。
本実施態様においては、前記ガイド板84aは第2駆動
ローラ対82aを構成する一方のローラ100aの回転
軸104aに板体108aを介して揺動自在に支持され
ている。なお、前記ガイド板84aの駆動部は図示を省
略しているが、前記第1の実施態様と略同−に構成して
いる。
このような構成において、第1駆動ローラ対80aによ
って搬送されるフィルムFがガイド板84a、86aに
設けられるセンサ33a、90aの部位を通過して所定
時間経過すると、前記ガイド板84aが図示しない駆動
源の駆動作用下に前記第2駆動ローラ対82を構成する
ローラ100aの回転軸104aを中心として矢印C方
向に揺動して、図中二点鎖線で示す位置に変位すること
になる。
従って、本実施態様においても、前記第1の実施態様と
同様に、第1駆動ローラ対80aと第2駆動ローラ対8
2aの間に残留するフィルムFが当該フィルムFの自重
によって下方にループ状に弛み、他の部材に当接したり
、あるいは第1駆動ローラ対80aに巻き込まれたりす
ることにより当該フィルムFが損傷するという不都合を
回避することが出来る。
次に、第3の実施態様に係る画像記録担体の搬送機構に
ついて、第4図を参照して以下説明する。
この場合、当該画像記録担体の搬送機構78bは前記第
1の実施態様並びに第2の実施態様と同様に第1および
第2の駆動ローラ対80bおよび82bが所定間隔離間
して配設され、当該駆動ローラ対8Qbと1l12bと
の間にはガイド板84b。
84cおよび86bが配設される。前記ガイド板84c
とガイド仮86bには夫々フィルムFの通過を検出する
センサ88b、90bが設けられる。前記ガイド板84
bは第1の実施態様と同様に第1駆動ローラ対80bを
構成する一方のローラ92bの回転軸96bに板体10
8bを介して揺動可能に支持されると共に、前記ガイド
板84cは第2の実施態様と同様に第2駆動ローラ対8
2bを構成する一方のローラ100bの回転軸104b
に板体108cを介して揺動自在に配設される。そして
、前記ガイド板84bおよび84cの下方向には、図示
を省略したが、第1の実施態様と同様に構成される駆動
部が夫々個別に装着されている。
前記のような構成において、当該搬送機構78bの第1
駆動ローラ対80bによって搬送されるフィルムFが第
2駆動ローラ対82bに挟持されると、第1の実施態様
と同様の作用によりガイド板84bがローラ92bの回
転軸92bを中心として矢印B方向に揺動する。これと
共に、ガイド板84cが第2の実施態様と同様に第2駆
動ローラ対82bのローラ100bの回転軸104bを
中心として矢印C方向に揺動する。
従って、本実施態様においても、前記第1駆動ローラ対
80bと第2駆動ローラ対82bの間に残留するフィル
ムFは当該フィルムFの自重によって下方にループ状に
弛み、他の部材に当接したり、あるいは第1駆動ローラ
対80bに巻き込まれて損傷することなく円滑に搬送さ
れることが可能である。
以上のように、本発明によれば、画像記録を終了した写
真感光材料等の画像記録担体を前記画像記録より低速で
作業を行う次段の処理装置等へ搬送する際に、先ず、順
次低速となる複数個の駆・動ローラ対の中、高速側の駆
動ローラ対によって前記画像記録担体を搬送する。次い
で、当該画像記録担体が前記高速側駆動ローラ対と低速
側の駆動ローラ対の間に配設されるガイド仮に案内され
、前記低速側駆動ローラ対に挟持された後に前記ガイド
板を変位させて画像記録担体に対する案内動作を停止す
る。これによって、前記高速側駆動ローラ対と低速側駆
動ローラ対の搬送速度の相違により当該高速側駆動ロー
ラ対と低速側駆動ローラ対の間に残留する画像記録担体
が当該画像記録担体の自重で下方向に弛むことが出来る
ようにしている。このため、前記画像記録担体が他の部
材に当接したり、あるいは前記駆動ローラ対に巻き込ま
れることに起因して損傷するという不都合を回避するこ
とが出来る。この結果、当該搬送機構を組み込む装置を
効率的に運転することが可能となって、画像記録走査工
程を円滑に遂行することが出来るという効果が得られる
以上、本発明について好適な実施態様を挙げて説明した
が、本発明はこの実施態様に限定されるものではなく、
本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の改良並び
に設計の変更が可能なことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る画像記録担体の搬送方法を実施す
る搬送機構を組み込む出力装置の概略説明図、 第2図は本発明に係る画像記録担体の搬送方法を実施す
るための搬送機構の一部省略斜視図、第3図は本発明に
係る画像記録担体の搬送機構の第2の実施態様を示す概
略説明図、第4図は本発明に係る画像記録担体の搬送機
構の第3の実施態様を示す概略説明図である。 10・・・出力装置     20・・・マガジン装填
部34・・・副走査駆動部   40・・・画像走査記
録部72.74・・・刃部     78・・・搬送機
構80.82・・・駆動ローラ対 84・・・ガイド板
1)8・・・駆動部 FIG、2 刀

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)比較的高速で駆動される第1の搬送手段から比較
    的低速で駆動される第2の搬送手段に対して可撓性の画
    像記録担体を送給する搬送方法であって、前記第1搬送
    手段によって搬送される画像記録担体を第2搬送手段に
    指向して案内部材を介して移送し、画像記録担体が所定
    距離移送されたことを検知することにより前記案内部材
    を下降させて案内動作を停止し、これよって前記第1搬
    送手段と第2搬送手段との間で画像記録担体を自重によ
    り落下させて弛みを生起させながら前記第2搬送手段に
    より当該画像記録担体を搬送することを特徴とする画像
    記録担体の搬送方法。
  2. (2)比較的高速で駆動される第1の搬送手と、比較的
    低速で駆動される第2の搬送手段と、前記第1搬送手段
    と第2搬送手段との間に配設されて下降変位する可動ガ
    イド部材と、前記第1搬送手段と第2搬送手段とによっ
    て搬送される可撓性の画像記録担体が所定の位置に到達
    したことを検知し、その検知信号により前記可動ガイド
    部材を下降動作させるための位置検出センサとから構成
    されることを特徴とする画像記録担体の搬送機構。
  3. (3)特許請求の範囲第2項記載の機構において、第1
    と第2の搬送手段は、実質的に、夫々一対の駆動ローラ
    からなる画像記録担体の搬送機構。
  4. (4)特許請求の範囲第2項または第3項記載の機構に
    おいて、可動ガイド部材は搬送手段を構成する駆動ロー
    ラの回転軸に回動自在に支持されてなる画像記録担体の
    搬送機構。
  5. (5)特許請求の範囲第2項乃至第4項のいずれかに記
    載の機構において、可動ガイド部材を駆動する手段は当
    該可動ガイド部材に取着されるプーリ部材と駆動用モー
    タとを含むことからなる画像記録担体の搬送機構。
  6. (6)特許請求の範囲第1項乃至第5項のいずれかに記
    載の機構において、画像記録担体が所定の位置に到達し
    たことを検出する手段は、実質的に、前記ガイド部材の
    所定部位に設けられる一対の光電型センサからなる画像
    記録担体の搬送機構。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6808197B2 (en) 1989-07-14 2004-10-26 Tip Engineering Group, Inc. Preweakened automotive interior trim piece for covering an air bag installation in an automotive vehicle
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JP2008120150A (ja) * 2006-11-09 2008-05-29 Suiryo Plastics Co Ltd エアバッグ用リテーナ

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