JPS63117051A - 導電性熱可塑性樹脂組成物 - Google Patents

導電性熱可塑性樹脂組成物

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Publication number
JPS63117051A
JPS63117051A JP26243186A JP26243186A JPS63117051A JP S63117051 A JPS63117051 A JP S63117051A JP 26243186 A JP26243186 A JP 26243186A JP 26243186 A JP26243186 A JP 26243186A JP S63117051 A JPS63117051 A JP S63117051A
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JP
Japan
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copolymer
stainless steel
vinyl
resin composition
fiber
Prior art date
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Pending
Application number
JP26243186A
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English (en)
Inventor
Masatoshi Sakai
酒井 昌利
Masamitsu Murayama
村山 政充
Akira Sakamoto
晃 坂本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Kasei Polytec Co
Original Assignee
Mitsubishi Monsanto Chemical Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、導電性熱可塑性樹脂組成物に関する。
さらに詳しくは、ヒートサイクルを経ても安定した導電
性と優れた電磁波遮蔽能を有する成形品を製造するのに
好適な、導電性熱可塑性樹脂組成物に関するものである
「従来の技術」 近年、電子機器の急速な普及とともに、電磁波障害とい
う新しい社会問題が生じてきた。すなわち、事務機器、
電子計ntN、テレビ受信機などの電子機器は、他の電
子機器から発生される不要電磁波の妨害を受けるととも
に、それ自身の回路や素子からも不要電磁波を発生し、
他の電子機器に障害を与える。これら不要電磁波による
、電子機器相互の障害現象は、電磁波障害と呼称されて
いる。
電磁波障害への対策としては、不要電磁波の発生そのも
のを抑制する、いわゆる−次的手段と、発生した不要電
磁波の漏洩を防止する、あるいは、外部から来る不要電
磁波の侵入を防止する、いわゆる二次的手段とがある。
しかし、電子機器はICからLISへ、さらにはVLS
 Iへと高速化、高集積化の一途をたどっていることか
ら、不要電磁波の発生はむしろ増加の傾向にさえあり、
−次的手段には自ずと限界があるといわざるを得ない。
従って、二次的手段としての、不要電磁波遮蔽技術に対
する期待は非常に高く、現在は電磁波障害防止対策の柱
として位置すけちれるに到っている。
外部から来る不要電磁波を遮蔽して電磁波障害を回避す
るには、基本的には、その電子8!器を適度の導電性を
有する筐体、例えば金属製の筐体で覆ってやればよい。
しかるに、電子機器の筐体としては、以前の板金やアル
ミニクムダイキャスト製のものに代わり、いまや、熱可
塑性樹脂製の成形品がその殆どを占めるまでに至りでい
る。これは、熱可塑性樹脂材料の成形の容易さ、デザイ
ン、着色の自由さ、成形品の軽量性など熱可塑性樹脂の
優れた材料特性によるものである。
しかしながら、通常の熱可塑性樹脂は電気絶縁体である
ために、電磁波遮蔽能を全く有しない。
このような背景から、従来から電磁波遮蔽能を有する熱
可塑性樹脂製筐体の検討がなされ、表面を導電化処理し
た熱可塑性樹脂成形品とする技術、および導電性材料を
配合した熱可塑性樹脂組成物よりなる成形品とする技術
が、提案されている。
しかしながら、提案されているこれら技術には次のよう
な欠点があった。
まず表面を導電化処理した熱可塑性樹脂成形品とする技
術としては、成形品の表面に導電性塗料を塗布、または
亜鉛やアルミニウムを溶射して導電性のコーティング層
を形成したものが知られている。しかし、これらの、表
面を導電化処理した熱可塑性樹脂成形品を得るには、成
形品の表面に導電性材料のコーティング層を形成するた
めの工程が新たに追加されるうえ、これを筐体として用
いる場合には、導電性材料のコーティング層に亀裂、[
1、剥離片の脱落等の危険が常に伴ない、電子機器の信
頼性に不安が残るという欠点を有する。
つぎに熱可塑性樹脂に導電性を付与する技術としては、
基体となる熱可塑性樹脂材料に、金属粉、炭素繊維、金
属繊維などの導電性フィラーを配合、分散し、複合化し
たものが知られている。
しかしながら、従来技術によって得られるこの種の導電
性熱可塑性樹脂組成物は、導電性フィラー含有量の多い
ものでなければ、電磁波遮蔽能が不充分で、他方、含有
量の多いものは熱可塑性樹脂組成物の物性が損われ、成
形性を悪くし、さらに得られる成形品の機械的特性も劣
ったものとなってし虫うという問題があった。
また、従来の導電性熱可塑性樹脂よりなる成形品は、常
態においてはほぼ満足すべき導電性と電磁波遮蔽能を示
しても、例えば0℃以下と70℃以上との闇における反
覆する温度変化の如き、連続したヒートサイクル処理を
受けると、次第に導電性が失われ、不充分な電磁波遮蔽
能しか示さなくなってしまい、この点からも満足すべき
ものとは云えなかった。
「発明が解決しようとする間ffl 息Jそこで本発明
者らは、上記従来技術の問題点に鑑み、成形性が良好で
、機械的特性の優れた成形品が得られ、しかもこの成形
品に苛酷なヒートサイクルを負荷しても、安定した導電
性と優れた電磁波遮蔽能を発揮する導電性熱可塑性樹脂
組成物を提供すべく鋭意研究を重ねた結果、本発明を完
成したものである。
r問題点を解決するための手段] しかして、本発明の要旨とするところは、ビ二ル芳香族
化合物残基90〜50モル%、マレイミド化合物残基1
0〜50モル%およびこれらと共重合可能なビニル化合
物残基0〜30モル%からなる共重合体(a)30〜1
00重量%、ビニル芳香族化合物残基90〜40モル%
およびビニルシアン化合物残基10〜60モル%からな
る共重合体(b)0〜50重量%、および、ゴム弾性体
にビニル芳香族化合物ならびに、ビニルシアン化合物、
アクリル酸エステルおよびメタクリル酸エステルからな
る群から選ばれた少なくとも一種の化合物をグラフト共
重合させて得られる共重合体であって、連続相がビニル
芳香族化合物残基90〜40モル%、ビニルシアン化合
物、アクリル酸エステルおよびメタクリル酸エステルか
らなる群から選ばれた少なくとも一種の化合物の残基1
0〜60モル%からなる共重合体(c)70〜0重量%
重量なる樹脂組成物(A)と、SUS304ステンレス
繊維(B)とを、(A)成分および(B)成分の合計量
に対する(B)成分の割合が4〜15重量%の範囲で含
有し、前記SUS304ステンレス繊維(B)は、平均
繊維径2〜20μ葎、平均線m長0.5〜10−一で、
かつアスペクト比が200〜1000であることを特徴
とする、導電性熱可塑性樹脂組成物に存する。
以下に、本発明の詳細な説明する。
なお、本発明において、各共重合体の各化合物残基の含
有割合は、各共重合体を構成する各化合物残基数の百分
率(モル%に相当する)で表示するが、以下、これを単
に[%]と略記する。
前記共重合体(a)は、ビニル芳香族化合物残基90〜
50%、マレイミド化合物残基10〜50%およびこれ
らと共重合可能なビニル化合物残基0〜30%からなる
ものである。
共重合体(、)の、ビニル芳香族化合物残基の含有割合
が50%未満であると、他の共重合体との相溶性が低下
し、また、90%を超えると耐熱性が低下する。
ビニル芳香族化合物残基としては、スチレン、tert
−ブチルスチレン、a−メチルスチレン、o。
鶴、*たはp−メチルスチレン、もしくはこれらのfi
合物、ハロゲン化スチレン、α−ビニルナフタレン、β
−ビニルナフタレンまたはこれらの混合物に由来するも
のが挙げられる。
共重合体(a)の、マレイミド化合物残基の含有割合が
10%未満であると、耐熱性が向上せず、*た、50%
を超えると他の共重合体との相溶性が低下する。
マレイミド化合物残基としては、マレイミド、N−芳香
族マレイミド化合物、N−脂肪族マレイミド化合物等に
由来するものが挙げられる。N−芳香族マレイミド化合
物としては、N−7二二ルマレイミド、N−トリルマレ
イミド、N−す7チルマレイミド等が挙げられ、また、
N−脂肪族マレイミド化合物としては、C1〜C1゜の
アルキル基を有するN−フルキルマレイミド−が挙げら
れる。
これらのマレイミ1ドの中では、相溶性の点からN−芳
香族マレイミドが好ましく、さらに、N−芳香族マレイ
ミドとN−芳香族マレイミドよりも少ない含有割合のマ
レイミドとの双方を含むものが、耐熱性もよく特に好ま
しい。
また、前記共重合可能なビニル化合物残基としては、ア
クリロニトリル、メタクリロニトリル、アクリル酸もし
くはメタクリル酸のアルキルエステル、無水マレイン酸
、マレイン酸もしくは7タル酸のアルキルエステル等C
由来するものが挙げられる。また、かかる化合物残基の
含有割合は、耐熱性および相溶性の点から30%以下が
よい。
共重合体(、)は、これを構成する各化合物残基に対応
する各単量体を、塊状重合法(バッチ式、連続式を含む
)、懸濁重合法、塊状−懸濁重合法等により重合させて
得ることができる。また、ビニル芳香族化合物と無水マ
レイン酸およびこれらと共重合可能なビニル化合物を共
重合させて得られる共重合体を、相当する第一級アミン
、例えば、アンモニア、C1〜C10のアルキル基を有
するアルキルアミン、アニリン、トルイジン等によりイ
ミド化することによっても得ることができる。
前記共重合体(b)は、ビニル芳香族化合物残基90〜
40%およびビニルシアン化合物残基10〜60%から
なるものである。
共重合体(b)の、ビニルシアン化合物残基の含有割合
が60%を超えると、他の共重合体との相溶性が低下し
、10%未満であると耐薬品性が低下する。
ビニル芳香族化合物残基は、前記共重合体(JL)を構
成するものと同様のものである。また、ビニルシアン化
合物残基としては、アクリロニトリル、メタクリロニト
リル等に由来するものが挙げられる。
共重合体(b)は、これを構成する各化合物残基に対応
する各単量体を、塊状重合法(パッチ式、連続式を含む
)、塊状−懸濁重合法等に上り重合させて得ることがで
きる。
前記共重合体(c)は、ゴム弾性体にビニル芳香族化合
物ならびに、ビニルシアン化合物、アクリル酸エステル
およびメタクリル酸エステルからなる群から選ばれた少
なくとも一つの化合物をグラフト重合させて得られる共
重合体であって、連続相がビニル芳香族化合物残$59
0〜40%、ビニルシアン化合物、アクリル酸エステル
およびメタクリル酸エステルからなる群から選ばれた少
なくとも一つの化合物の残基10〜60%からなるもの
である。
共重合体(e)の連続相、すなわち、メチルエチルケト
ン可溶分を構成する各化合物残基の含有割合が上記範囲
外であると、他の共重合体との相溶性が低下し、耐衝撃
性、落錘衝撃強度その他の機械的性質が低下する。
共重合体(c)の製造に用いられるゴム弾性体は、A 
B S 134脂のgl造に用いられるものでよく、か
かるゴム弾性体としては、ポリブタジェン、スチレン−
ブタジェン共重合体、ブタノエン−アクリロニトリル共
重合体、エチレン−プロピレン−非共役ジエン三元共重
合体、ポリイソプレン、インブチレン−イソプレン共重
合体、天然ゴム等が挙げられる。
また、共重合体(c)の製造に用いられるビニル芳香族
化合物およびビニルシアン化合物は、それぞれ共重合体
く&)および(b)を構成する各化合物残基に相当する
各化合物単量体でよく、アクリル酸エステルおよびメタ
クリル酸エステルとしては、それぞれアクリル酸および
メタクリル酸のC,〜C3゜のアルキル基を有するエス
テルが挙げられる。
共重合体(c)は、上記のゴム弾性体、ビニル芳香族化
合物およびビニルシアン化合物等を原料として、これら
を、乳化重合法、塊状重合法(バッチ式、連続式を含む
)、懸濁重合法、塊状−懸濁重合法等によりグラフト重
合させることによって得ることができる。
本発明に係る導電性熱可塑性樹脂組成物は、前記共重合
体(a)、(b)および(c)の配合割合が、共重合体
(a)30〜l O0重量%、共重合体くb)0〜50
重量%、共重合体(e)70〜0重量%重量る樹脂組成
物(A)を基体とする。
基体とする樹脂組成物(A)を構成する各共重合体の配
合割合が上記範囲外であると、耐熱性、耐衝撃性、成形
性等容物性のバランスが崩れ好ましくない、共重合体(
a)の配合割合が増加すると耐熱性が向上し、また、共
重合体(b)の配合割合が増加すると成形性が向上し、
さらに、共重合体(e)の配合割合が増加すると耐衝撃
性が向上する。
本発明におけるSUS304ステンレス繊維(B)は、
JIS  G−4303〜8に規定するSUS304ス
テンレス鋼よりなり、平均am径2〜20μ鵠好ましく
は4〜12μ−1平均繊維長0.5〜10輸I好ましく
は2〜Ion論で、かつアスペクト比(#l&維長を繊
維径で割った値)が200〜1000.好ましくは20
0〜700のものである。
本発明者らの実験によれば、本発明の目的を達成するた
めには、基体となる樹脂組成物(A)に配合する導電性
フィラーとしては、上記特性をもったSUS304ステ
ンレスa維が好適であることが判った。上記SUS30
4ステンレス繊維に代えて、JIS  G−4303〜
8に規定するSUS304ステンレス鋼以外のステンレ
ス鋼、例工trsUs316ステンレス鋼よりなるステ
ンレス繊維を配合した場合には、その形状が上記範囲内
のものであっても本発明の目的を達成することができな
い。
本発明者らの実験によれば、さらにSUS304ステン
レス繊m(B)の平均繊維径が2μ−以下であると繊維
自体の強度が不足し、このステンレス繊維を基体となる
樹脂組成物(A)に配合する際に、細いステンレス繊維
同士が互いに絡み合って毛玉状となり易いため、基体に
均一に分散させることが難しく、かつ分散損作中にステ
ンレス繊維が折損し、組成物から得られる成形品に充分
な導電性を付与することができないことが判った。
また、SUS304ステンレス繊維(B)の平均繊維径
が20μ1以上であると、ステンレス繊維の単位重量当
りの導電性の付与効率が低いうえ、このステンレス繊維
が配合された導電性熱可塑性樹脂組成物から得られる成
形品は、表面の平滑性が劣ったものとなり、実用的でな
い。
SUS304XテンレX繊a(B)の平均amiが0.
5m論以下であると、アスペクト比が小さいものとなり
組成物から得られる成形品に充分な導電性を付与するこ
とができず実用的でない。
また、SUS 304ステンレス繊fi(B)の平均繊
維長が10mm以上であると、このステンレス繊維を基
体となる樹脂組成物(A)に配合する際に、長いステン
レス繊維同士が互いに絡み合って毛玉状となり易いため
均一に分散させることが難しく、かつこのステンレス繊
維を含む導電性熱可塑性樹脂組成物から得られる成形品
は、表面の平滑性が劣ったものとなり、実用的でない。
また、SUS304ステンレス繊維(B)の7スベクト
比が200より小さいと、組成物から得られる成形品へ
の導電性および電磁波遮蔽能の付与効率が低く実用的で
な(、アスペクト比が1000より大きいと、このステ
ンレス繊維を基体となる樹脂組成物(A)に配合する際
に、細長いステンレス繊維同士が相互に絡み合って毛玉
状となり易いため、基体に均一に分散させることが難し
く、また分散捏作の時に加えられる外方に上って繊維が
折損し、組成物から得られる成形品に対し、充分な導電
性および電磁波遮蔽能を付与することができず実用的で
ない。
そして、本発明の導電性熱可塑性樹脂組成物の中には、
上記SUS 304ステンレス繊維(B)が、前記樹脂
組成物(A)およびSUS 304ステンレス繊a(B
)の合計量に対して、4〜15重量%含有していること
が必要である。
上記SUS304ステンレス繊維(B)の含有量が4重
量%未満であると、組成物から得られる成形品の導電性
、電磁波遮蔽能とともに不充分で実用的でなく、また1
5重量%を超えても成形品の導電性、電磁波遮蔽能のい
ずれも有意には向上せず、更に組成物の成形加工性を悪
化させ、基体となる樹脂組成物(A)本来の物性を損な
うことにもなるので好ましくない。
次に、本発明に係る導電性熱可塑性樹脂組成物を製造す
るには、前記樹脂組成物(A)と前記特性をもったSU
S304ステンレス繊維(B)とを、ヘンシェルミイサ
ー、バンバリーミキサ−、ニーグー、単紬押出磯、二輪
押出機などの溶融混合機を使用して、混練させる方法を
採用することができる。
なお、樹脂組成物(A)は、粉末状、ビーズ状、ベレッ
ト状等を呈する共重合体(a)、(b)および(c)を
前記配合割合でトライブレンドしたもの、またはこのト
ライブレンドしたものを、溶融混合して得られるベレッ
ト状のもののいずれであってもよいが、SUS 304
ステンレス繊、!1(B)との混合分散をより効率的に
行なうには、ベレット状のものを用いる方が好ましい。
また、成分(A)と成分(B)との混線分散捏作をより
円滑に遂行するには、成分(B)として、集束状態のS
US304ステンレス繊維を用いるのがよい。
ここで、集束状態の5tJS 304ステンレス繊維と
は、前記規定の平均繊維径を有する単繊維状のSUS3
04ステンレス長a維を複数本、例えば数百本〜数百本
束ね、集束剤を用いて集束し、この長hl&維の集束物
を前記の平均繊維長およびアスペクト比等の特性を具備
するように切断した、いわゆるチョツプドストランド状
のものをいう。
単繊維状のSUS304ステンレス長amを集束する際
に使用できる集束剤としては、基体となる樹脂組成物(
A)との相溶性を有し、かつ、その特性を阻害しない樹
脂がよく、特に制限はない。
このような集束剤は、溶液状またはエマルジョン状の形
態で用いることができる。
このような、集束剤によって集束したSO8304ステ
ンレス繊維を用いると、混線分散挽作時に、ステンレス
繊維が飛散することがな(、従って作業環境が悪化する
のを防止できる。また、混線過程におけるステンレス繊
維同士の絡みや折損をより少なくすることができ、組成
物から得られる成形品に対し優れた導電性および電磁波
遮蔽能を付与することができ、好適である。
本発明に係る導電性熱可塑性pA脂組成物には、前記(
A)成分および(B)成分のほか、組成物の特性を阻害
しないかぎり、さらに必要に応じで、SUS304ステ
ンレスM&維以外の金属繊維、各種金属フレーク、金属
被覆熱fi繊維等の導電性フィラー、ガラス繊維等の無
機フィラー、難燃剤、着色剤、可塑剤、紫外線吸収剤、
滑剤、熱安定剤、帯電防止剤、その他各種の添加剤を含
有させることもできる。
本発明に係る導電性熱可塑性樹脂組成物は、各種電子機
器の筐体、集積回路用の容器などの製造用材料として使
用可能であり、必要に応じ好みの色に着色してコンピュ
ーター室等の床材、天井材、壁材などにも使用可能であ
る。
「発明の効果」 本発明は、以上詳細に説明したとおりの内容であり、次
のように特別に顕著な効果を奏するので、その産業上の
利用価値は、極めて大である。
(1)本発明に係る導電性熱可塑性樹脂組成物は、導電
性フィラーの含有量が少ないので、良好な成形性を示す
(2)本発明に係る導電性熱可塑性樹脂組成物は、通常
用いられる混練法によって製造することができるので、
製造するのに特殊な装置や特別な工程を必要とせず、そ
の製法が?ffi車である。
(3)本発明に係る導電性熱可塑性樹脂組成物は、基体
として特定の樹脂組成物を含有するので、この組成物よ
り得られる成形品は、優れた熱的、fi↑戒的性的性質
すとともに、導電性フィラーの含有量が少ないにもかか
わらず、優れた導電性と電磁波遮蔽能を示す。
(4)本発明に係る導電性熱可塑性樹脂組成物は、特定
の樹脂組成物と特定の特性をもつSUS304ステンレ
スamとを組合せて含有するので、この組成物から得ら
れる成形品は、常態において良好な導電性と電磁波遮蔽
能を示すとともに、苛酷な温度条件の変化(ヒートサイ
クル)を受けても安定して良好な導電性と電磁波遮蔽能
を示す。
「実施例」 次に、本発明を実施例および比較例に基づいて更に詳細
に説明するが、本発明は、その要旨を超えないかぎり、
これらの例に限定されるものではない。
なお、以下の例に示す成形品の物性は、下記に記載の方
法によって測定したものである。
(1)熱変形温度; JIS  K−7207に準拠した。
(2)アイゾツト衝撃強度; JIS  K−7110(ノツチ付き)に準拠した。
(3)体積固有抵抗; 12.7mmX 12.7mwX 127I11鋤の試
験片の100mm間の抵抗値を測定し、球出した6(4
)電磁波遮蔽能; 同軸伝送路法によって測定した。すなわち、厚さ3糟−
1,直径90I@I11の円板の中心部に、これと同心
円状に直径25mmの孔部が形成された試験片を、同軸
伝送管内に設置して、電磁波強度の入出力を測定したも
のである。
また、以下の例において用いた各種共重合体、各種合成
樹脂、入テンレ入a維および各種繊維は、次のような特
性を持ったものである。
(1)共重合体 ■ 共重合体(、)および共重合体(b):後記製造例
■に記載の方法によって調製したもので、スチレン残基
69%、N−フェニルマレイミド残基27%、マレイミ
ド残基4%からなる共重合体(a)76重量%と、スチ
レン残基59%、7クリロニトリル残基41%からなる
共重合体(b)24重量%とからなる共重合体混合物 ■ 共重合体(c、): スチレン含有量が10重量%であるスチレン・ブタノエ
ン共重合体からなるゴム弾性体、スチレンおよびアクリ
ロニトリルを原料とし、通常の乳化重合法によってl!
i!lた粉末状のグラフト共重合体であって、ゴム弾性
体を38.5重量%含み、連続相の組成は、スチレン残
基54.3%、アクリロニトリル残基45.7%よりな
るもの。
■ 共重合体(e=): ポリブタノエンからなるゴム弾性体、スチレンおよびア
クリロニトリルを原料とし、通常の塊状−懸濁重合法に
よって調製したビーズ状のグラフト共重合体であって、
ゴム弾性体を14重量%含み、連続相の組成は、スチレ
ン残基60.5%、アクリロニトリル残基39.5%よ
りなるもの。
(2) 各種合成樹脂 ■ AS樹脂二三更モンサンド化成(株)gISAN@
−〇 ■ PBT樹脂:三菱化成工業(株)91/バドウール
@−5008 ■ ポリアミド樹脂;三菱化成工業(株)製ツバミツド
の一5T−220 ■ ポリカーボネート樹脂二三菱化成工業(株)製 ノ
バレッタスの一7022A (3) ステンレス繊維 ■ SUS 304繊維集束物: 日本精#I(株)!!”ナスロン”チョツプドストラン
ド。
tlH18μ鴫のSUS 304ステンレス長繊維約5
000本を、繊維集束物当り12.5mm%のポリエチ
レンテレフタレートで集束したのち、この集束した長繊
維を長さ5Iに切断したもの。
■ SUS316L繊維集束物; 日本精練(株)g1″′ナスロン”チョツプドストラン
ド。
直418μ輪のSUS316Lステンレス長繊維約5o
oo本を、繊維集束物当り12.5重量%のポリエチレ
ンテレフタレートで集束したのち、この集束した長繊維
を長さ5−一に切断したもの。
(4) その他の繊維 ■ 黄銅繊維: アイシン精機(株)製、アイシンメタルファイバー。
ビビリ切削法によって調製された、平均繊維径60μm
、平均線a長3Iの黄胴繊維。
■ アルミニウムa維: アイシン精機(株)製、アイシンメタルファイバー。
ビビリ切削法によって調製された、平均繊維径60μ憶
、平均繊維長3Iのアルミニウム繊維。
■ プラス繊維集束物: 平均繊維径13μ論、平均繊維長3mmのガラス繊維約
2万本が、A S tji脂を集束剤として集束された
、ガラス繊維80重量%を含有するベレット状のプラス
繊維集束物。
■ ニッケル被覆ガラス繊維: 旭7アイパーグラス(株)製、Niコートがラス繊維X
EM−100゜ 直径23μmのニッケルメッキガラス長繊維約3000
本を、繊維集束物当り10重量%の樹脂集束剤で集束し
たのち、この集束した長繊維を長さ3輪mに切断したも
の。
■ チタン酸カリウム繊ja: 大板化学(株)!!、ディスモD−102平均繊維径0
.35μ噛、平均繊維長15μmを有するもの。
■ カーボン繊維集束物: 旭カーボン7フイバー(株)製、ハイカーボロンA−6
000゜ 平均繊維径7μ鴎のカーボン長a維約 12000本を、繊維集束物当り5.5重量%のエポキ
シ樹脂で集束したのち、この集束した長繊維を長さ6論
曽に切断したもの。
製造例■ 共重合体(a)および共重合体(b)の製造後退型撹拌
翼、温度rg4節用ジャケット、単量体連続添加′fc
置等を装備した300 1重合缶に、スチレン69kg
と無水マレイン酸1.9kgを仕込み、攪拌下に缶内雰
囲気を窒素置換しながら95℃に昇温しな、この重合白
系に、70’Cに保温した液状の無水マレイン酸10に
、を、一定の添加速度で連続的に添加しながら95℃の
温度で460分間塊状で重合反応を継続した。無水マレ
イン酸の重合毎への連続添加完了時の重合率は44重量
%、生成したポリマー中の無水マレイン酸残基は31%
であった。ついで同じ重合毎に、アクリロニトリル21
kgを20分間を要して添加した後、重合毎内温を90
℃に保持しながらさらに20分間攪拌した。この時点の
モノマー中の無水マレイン酸濃度は0.1重量%以下で
あった。
続いて、重合缶内容物を攪拌しながら、重合缶内にポリ
ビニルアルコール系懸濁剤30g、ポリアクリル酸エス
テル系懸濁剤30.および硫酸ナトリウム300.を含
む水70kgを加えて、重合缶内容物を懸濁状態に転換
させた。この懸濁状態に転換された系を110℃に昇温
し、110℃で120分間にわたってストリフピングを
行なって未叉応の無水マレイン酸を除去した後、重合系
に7クリロニトリル8kgを添加した9重合系の温度を
60分を要して150℃に昇温した後、この温度で再び
120分間にわたってストリッピングを行ない未反応の
スチレンと7クリロニトリルを除去した。同じ重合系に
さらに、7ニリン7 kg。
25%のアンモニア水2に、を加え、155℃の温度で
120分間保持し、共重合体分子鎖中に含まれる無水マ
レイン酸成分をイミド化する反応を行なった。
得られたピース状重合体を水洗、乾燥後押出機でベレッ
ト化した。このベレットを分析した結果、スチレン残基
69%、N−7にルマレイミト残基27%、マレイミド
残基4%からなる共重合体(a)76重量%と、スチレ
ン残基59%、アクリロニトリル残基41%からなる共
重合体(b)24重量%の混合物であることがわかった
実施例1〜2、比較例1〜3 先ず、第1表に記載した前記各種共重合体同士を(実施
例1〜2、比較例2)、またはこれらと前記AS樹脂と
を(比較例1.3)、同表に示す配合割合でトライブレ
ンドし、これらのブレンド物を押出機により溶融混練し
て、51111Mの樹脂組成物ペレットを得た。
次いで、上記それぞれの樹N組成物ベレット100重量
部に対し、前記SUS304m維集束物を8.7重量部
(実施例1、比較例1)、13.6重量部(実施例2、
比較例3)、または前記SUS316Laa1束’ll
を8.7ffi量部(比111112 >ヲそれぞれ配
合し、40+mφベント付き単軸押出機(いすず化工機
(株)製、フルフライト式押出fi>を用いて溶融混合
し、直径4−1、長さ約81の5種類の導電性熱可塑性
樹脂組成物ベレットを得た。
次に、これらのベレットをそれぞれ原料とし射出成形機
(東芝機械(株)製1s−90B型)を使用し、通常の
ABS樹財の成形条件で試験片を成形した。各物性測定
用の試験片を用いて、前記物性測定方法に従って、各種
物性を測定した。
成形品の物性測定において、熱変形温度とフイゾット衝
撃強度は、ヒートサイクル処理前の試験片について測定
し、体積固有抵抗と電磁波遮蔽能はヒートサイクル処理
前の試験片とヒートサイクル処理後の試験片とについて
測定した。
ここで、ヒートサイクル処理とは、成形後の試験片を、
85℃で1時間、23℃で1時間、−30℃で1時間、
再び23℃で1時間放置することを1サイクルとし、こ
れを10サイクル繰返し、温度変化を与えたことを意味
する。
これらの測定結果を、tlS2表に示す。
比較例4〜7 第1表に示す前記それぞれの合成樹脂よりなるベレット
100重量部に対し、第1表に示すとおり、前記SUS
304繊維集束物繊維子重量部をそれぞれ配合し、実施
例1に記載の例と同様にして、直径4I、長さ約8mm
の4種類の導電性熱可塑性樹脂組成物ベレットを得た。
次に、これらのベレットをそれぞれ原料とし、実施例1
におけると同様にして、各種物性測定用の試験片を成形
し、これらを用いて、同側におけると同様にして各種物
性を測定した。
これらの測定結果を第2表に示す。
実施例3〜11 実施例1に記載の例において、用いる各種共重合体を第
3表に示す配合割合でVライブレンドした以外は同例に
おけると同様にして、9種類の樹脂組成物ペレッFを得
た。
次いで、上記それぞれの樹脂組成物ペレット100重量
部に対し、前記SUS304繊維集束物および前記の各
種繊維または繊m集束物を、第3表に示す割合にてそれ
ぞれ配合し、実施例1におけると同様にして直径4■、
長さ約8mmの、9種類の導電性熱可塑性樹脂組成物ペ
レットを得た。
次に、これらのペレットをそれぞれ原料とし、実施例1
におけると同様にして、各種物性測定用の試験片を成形
し、これらを用いて、同例におけると同様にして各種物
性そ測定したゆ これらの測定結果を第4表に示す。
\、 〜 、 tjSi表〜第表裏第4表次のことが明らかである。
(1) 本発明に係る導電性熱可塑性樹脂組成物より得
られた成形品は、常温においてのみならず、苛酷な温度
変化を繰返し受けても、優れた導電性と電磁波遮蔽能を
発揮する。
(2)基体となる樹脂組成物として、本発明で必須要件
とする組成物以外の樹脂組成物を含有する組成物から得
られた成形品は、導電性、電磁波遮蔽能とも極めて劣っ
たものとなり(比較例7)、また常温においては実用的
レベルの導電性と電磁波遮蔽能を示すが、繰返し温度変
化を受けることによって導電性と電磁波遮蔽能が低下し
、実用に供し得ないものとなる(比較例1.4〜6)。
(3)本発明で必須要件とするSUS304ステンレX
MkMi:代i、S U S 316 Lステンレス繊
維を含有する組成物より得られた成形品は、常温におい
ては実用的レベルの導電性と電磁波遮蔽能を示すが、繰
返し温度変化を受けることにより導電性と電磁波遮蔽能
が大幅に低下し、実用に供し得ないものとなる(比較例
2)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ビニル芳香族化合物残基90〜50モル%、マレイミド
    化合物残基10〜50モル%およびこれらと共重合可能
    なビニル化合物残基0〜30モル%からなる共重合体(
    a)30〜100重量%、ビニル芳香族化合物残基90
    〜40モル%およびビニルシアン化合物残基10〜60
    モル%からなる共重合体(b)0〜50重量%、および
    、ゴム弾性体にビニル芳香族化合物ならびに、ビニルシ
    アン化合物、アクリル酸エステルおよびメタクリル酸エ
    ステルからなる群から選ばれた少なくとも一種の化合物
    をグラフト共重合させて得られる共重合体であって、連
    続相がビニル芳香族化合物残基90〜40モル%、ビニ
    ルシアン化合物、アクリル酸エステルおよびメタクリル
    酸エステルからなる群から得ばれた少なくとも一種の化
    合物の残基10〜60モル%からなる共重合体(c)7
    0〜0重量%からなる樹脂組成物(A)と、SUS30
    4ステンレス繊維(B)とを、(A)成分および(B)
    成分の合計量に対する(B)成分の割合が4〜15重量
    %の範囲で含有し、前記SUS304ステンレス繊維(
    B)は、平均繊維径2〜20μm、平均繊維長0.5〜
    10mmで、かつアスペクト比が200〜1000であ
    ることを特徴とする、導電性熱可塑性樹脂組成物。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02178336A (ja) * 1988-12-29 1990-07-11 Kawasaki Techno Res Kk 静電防止用成形材料
WO1993020142A1 (en) * 1992-03-31 1993-10-14 Sumitomo Dow Limited Thermoplastic resin composition containing glass fiber

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