JPS6311682Y2 - - Google Patents

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JPS6311682Y2
JPS6311682Y2 JP5036882U JP5036882U JPS6311682Y2 JP S6311682 Y2 JPS6311682 Y2 JP S6311682Y2 JP 5036882 U JP5036882 U JP 5036882U JP 5036882 U JP5036882 U JP 5036882U JP S6311682 Y2 JPS6311682 Y2 JP S6311682Y2
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JP
Japan
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channel
grooves
core
groove
pull
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JP5036882U
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JPS58153419U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は平板型ロータリートランス用コアに
関する。
従来、ビデオテープレコーダ(VTR)等に使
用される平板型ロータリートランスには、磁性体
よりなる円板状のローターコアおよびステーター
コア(以下両者をトランス用コアと称することも
ある。)の両者が使用されていた。従来のトラン
ス用コアたとえば4チヤンネル用のトランス用コ
ア1は、第1図AおよびBに示すように、中心孔
2を有する円盤状の磁性体3の一面に、図示しな
いコイルを嵌装するための4本の環状溝4A,4
B,4C,4Dを外側から内側に向けて順次設け
ると共に、図示しないコイルの引き出し線(コイ
ル端末)を嵌装するために環状溝4A,4B,4
C,4Dよりも深さの大きい引き出し溝5A,5
B,5C,5Dを半径方向に、かつ、互いに直角
をなすように設けてなる。第1図に示すトランス
用コア1に図示しないコイルを装着する場合に、
環状溝4A,4B,4C,4Dに装着したコイル
の引き出し線(コイル端末)を所定の引き出し溝
5A,5B,5C,5Dから引き出さねばならな
いのであるが、引き出し溝5A,5B,5C,5
Dの形状がいずれも同様であるから、応々にして
誤配線を生じ、不良品が多発していた。この誤配
線を防止するために、第2図AおよびBに示す構
造の4チヤンネル用のトランス用コア10が提案
されている。第2図AおよびBに示すトランス用
コア10が、第1図AおよびBに示すトランス用
コア1と相違するところは、各チヤンネル毎に長
さを異ならせた引き出し溝15A,15B,15
C,15Dが対応するチヤンネルの環状溝4A,
4B,4C,4Dから半径方向に沿つて円盤外周
にまで環状溝4A,4B,4C,4Dよりも深く
開設されていること、である。このように、各チ
ヤンネルの引き出し溝15A,15B,15C,
15Dの形状(長さ)がいずれも相違している
と、確かに誤配線を防止することができる。
しかしながら、各チヤンネルの引き出し溝15
A,15B,15C,15Dの形状が相違する
と、各引き出し溝15A,15B,15C,15
Dが形成されている部分の重さも相違することに
なる。特に1チヤンネル用の引き出し溝15Aと
4チヤンネル用の引き出し溝15Dとではその部
分の重さの相違は大きい。従つて、トランス用コ
ア10をローターコアとする場合に、ローターコ
アの回転振れが生ずるという新たな問題点が発生
する。
この考案は、前記事情に基づいてなされたもの
であり、コイル装着の際の誤配線を防止し、回転
振れのないロータリートランス用コアを提供する
ことを目的とするものである。
次にこの考案の一実施例について、図面を参照
しながら、説明をする。
第3図Aはこの考案の一実施例を示す正面図で
あり、第3図Bは第3図AにおけるB−B′線で
の断面図である。
同図に示すように、この考案の一実施例である
たとえば4チヤンネル用のトランス用コア20
は、中心孔22を有する円盤状の磁性体23の一
面に4本の環状溝24A,24B,24C,24
Dおよび引き出し溝25A,25B,25C,2
5Dが開設されている。この引き出し溝は、第
1,第2,第3,第4チヤンネルに対応して順次
25A,25B,25C,25Dの如く形成され
ているが、その長手方向の長さは磁性体23の外
側から中心孔22の壁面22Aに亘つてそれぞれ
同一の長さとなるように開設されており、かつ各
溝は深さにおいて、対応するチヤンネルの環状溝
と交差する部分から引き出し側端面に亘つて深く
形成され、残余部分は環状溝と同一の深さとなる
ように形成されている。即ち、例えば第1チヤン
ネル用の引き出し溝25Aはその長手方向に向つ
て第1チヤンネル用の環状溝24Aと交差する部
分で深くなつており、その他の中心に向う部分は
環状溝24A〜24Dと同一の深さとなるような
段差面を有し、同様にして第2チヤンネル用、第
3チヤンネル用の引き出し溝25B,25Cは順
次中心に向つて各チヤンネル用環状溝24B,2
4Cと交差する部分に段差面を有するように形成
されており、第4チヤンネル用の引き出し溝25
Dは引出し側端面(外側)から中心部壁面22A
に至る部分迄深く形成される。この結果、各引き
出し溝25A〜25Dの形成されている部分の磁
性体23の厚みの相違は僅少となる。例えば第1
チヤンネル用の引き出し溝25Aと第4チヤンネ
ル用の引き出し溝25Dとが形成されている部分
の磁性体23の厚みは従来のように大きく相違す
ることはなく、従つて重さが大きく異なることは
ない。
第4図はこの考案の他の実施例を示す正面図で
ある。同図に示すトランス用コア30は各チヤン
ネル用のコイル端末引き出し側を中心孔32側に
設けたものであり、これに伴つて、各チヤンネル
用引き出し溝35A〜35Dの深さの状態を前記
第3図の場合と逆になるように相違させている点
が異なつている。即ち、第1チヤンネル用引き出
し溝35Aは、磁性体33の外周壁面の端部から
中心孔32に亘つて環状溝34A〜34Dよりも
深くなるように形成され、他の引き出し溝35A
〜35Dは、外側からそれぞれ対応するチヤンネ
ルの環状溝と交差する部分迄は環状溝と同一の深
さで、その後中心孔32に向う部分が深く形成さ
れるような段差面を備えている。
以上詳述したような考案であれば、使用チヤン
ネルに応じて同心円状に設けられた複数の環状溝
に交差する方向に同一長さの引き出し溝を形成す
ると共に、各引き出し溝をコイル端末引き出し側
端面から各チヤンネル用環状溝に至る迄の領域を
深く形成したので、誤配線を防止することができ
ると共に、その引き出し溝の残余の領域の深さを
異ならせた(実施例では環状溝と同一の深さとし
た)ものであるため各チヤンネル用の引き出し溝
が形成された部分の重さの相違が従来のものに比
して僅少となるのでローターコアとして使用して
も回転振れを生じさせることはないという優れた
効果を奏する。従つて、この考案のコアを使用す
れば機械的にも特性的にも安定したロータリート
ランスを得ることができる。
なお、この考案は前記実施例に限定されず、そ
の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。
例えば前記実施例では引き出し溝の深さについ
て、一方の領域は環状溝と同一の深さとし、他方
の領域をそれより深く形成するものとしたが、前
記一方の領域は必ずしも環状溝と同一の深さとす
る必要はなく、それよりも浅くても深くてもよ
い。要するに他方の領域が一方の領域よりも深く
形成されており、各チヤンネル毎のコイル端末の
引き出しを区別できるようになつていればよい。
【図面の簡単な説明】
第1図A,Bは従来のトランス用コアの一例を
示す正面図,断面図、第2図A,Bは同じく従来
のトランス用コアの他例を示す正面図,断面図、
第3図A,Bはこの考案のトランス用コアの一実
施例を示す正面図,断面図、第4図はこの考案の
他例を示す正面図である。 20,30……トランス用コア、22,32…
…中心孔、23,33……磁性体、24A〜24
D,34A〜34D……環状溝、24A〜25
D,35A〜35D……引き出し溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 磁性体の一面に、使用チヤンネル数に応じた複
    数の環状溝が同心円状に形成されると共に、該環
    状溝の全てと交差する方向に各チヤンネルに対応
    した複数のコイル端末引き出し用の引き出し溝が
    形成されたロータリートランス用コアにおいて、
    前記各引き出し溝はコイル端末引き出し側端面か
    ら対応するチヤンネル用の環状溝に至る領域迄の
    深さと残余の領域の深さとが相違していることを
    特徴とするロータリートランス用コア。
JP5036882U 1982-04-07 1982-04-07 ロ−タリ−トランス用コア Granted JPS58153419U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5036882U JPS58153419U (ja) 1982-04-07 1982-04-07 ロ−タリ−トランス用コア

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5036882U JPS58153419U (ja) 1982-04-07 1982-04-07 ロ−タリ−トランス用コア

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58153419U JPS58153419U (ja) 1983-10-14
JPS6311682Y2 true JPS6311682Y2 (ja) 1988-04-05

Family

ID=30061169

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5036882U Granted JPS58153419U (ja) 1982-04-07 1982-04-07 ロ−タリ−トランス用コア

Country Status (1)

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JP (1) JPS58153419U (ja)

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Publication number Publication date
JPS58153419U (ja) 1983-10-14

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