JPS6311647Y2 - - Google Patents

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JPS6311647Y2
JPS6311647Y2 JP4503681U JP4503681U JPS6311647Y2 JP S6311647 Y2 JPS6311647 Y2 JP S6311647Y2 JP 4503681 U JP4503681 U JP 4503681U JP 4503681 U JP4503681 U JP 4503681U JP S6311647 Y2 JPS6311647 Y2 JP S6311647Y2
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measured
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はセンサの測定接触子に係り、特に磁気
抵抗を測定することにより、スポツト溶接をする
鋼板のめつき層の有無を判別するのに好適な電磁
センサの測定接触子に関する。
〔従来の技術〕
自動車のボデイ製造ラインにおいては、自動車
ボデイの必要部位に応じ、下まわり等の防錆処理
が必要な箇所に用いられる防錆用めつき鋼板と、
防錆処理が必要とされない一般箇所に用いられる
普通鋼板とが不規則に取りつけられている。従つ
て、めつき鋼板と普通鋼板とでは電気抵抗が異な
るので、最適条件下でスポツト溶接を行うには、
鋼板のめつき層の有無を判別する必要がある。そ
こで、前記鋼板のめつき層の有無を判別する方法
として、電磁センサにより磁気抵抗を測定して判
別する方法が用いられている。
従来この種の電磁センサは、被測定物に接触さ
せて磁気抵抗の検出を行う接触形が一般的であ
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、前記自動車ボデイ製造工程のスポツト
溶接では、被溶接物の1個所を溶接後、被溶接物
を移動させ、別の個所を溶接するので、被溶接物
の表面が一様でない場合には、被測定物である被
溶接物と電磁センサとの接触面積が変化する。
このように、被測定物と電磁センサとの接触面
積が変化すると、検出される磁気抵抗が変化し、
測定精度が低下する。そのため磁気抵抗を測定す
る際に、被測定物の表面が滑らかでなく変化する
場合には、電磁センサと被測定物とを安定して接
触させ、接触面積を一定に保つ必要がある。そこ
で、接触面積の変動を無くするために電磁センサ
の測定接触子を球面状に形成し、被測定物と点接
触させるとともに、電磁センサが被測定物表面の
変化に追従できる追従機構が必要となる。そして
現在、被測定物表面が一次元の変化をする場合に
は、電磁センサをその変化に追従させる機構が存
在している。しかし、被測定物表面が3次元の変
化をする場合には、電磁センサを被測定物に安定
して接触させる追従機構が、複雑で大きく、か
つ、高価となる欠点があつた。
本考案は、前記従来技術の欠点を解消するため
になされたもので、簡単な構造で被測定物の3次
元変化に対し、球面状測定接触子を安定して被測
定物に接触させることができる電磁センサを提供
することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、センサ先端の端面に2個の球面状測
定接触子を設け、この測定接触子を被測定物に接
触させてめつき層の有無を判別するセンサの測定
接触子において、センサ先端部とセンサ本体とを
スプリングを介して連結し、前記センサ先端部の
端面に設けられた2個の測定接触子を結ぶ線の両
側対称位置に前記測定接触子の径より小さい径の
球面状補助接触子を設けて、被測定物の表面が3
次元変化をする場合にも、前記センサが確実に追
従できるように構成したものである。
〔作用〕
次に、本考案の作用について説明する。
電磁センサの先端部を被測定物に押圧させると
先端部はスプリングを介して力を受け被測定物に
2個の球面状測定接触子が一定の接触面積で接
し、正確な磁気抵抗が検出できる。
この際、被測定物表面に3次元変化がある場合
でもスプリングが被測定物表面の変化に応じて撓
み、先端部が被測定物に対して傾いて接触する。
もしも表面の3次元変化がワークのセツト位置
などで変化する状態のために球面状測定接触子が
2点で安定な接触状態が保てない状態になつたと
き小径の球面状補助接触子の1つが被測定物に接
し、安定した接触状態をつくり、所定の接触面積
を確保できるので、正確な磁気抵抗が検出でき
る。
〔実施例〕
本考案に係るセンサの測定接触子の実施例を添
付図面に従つて詳説する。
第1図は、本考案に係る実施例の電磁センサの
正面図であり、第2図は第1図上で−線に沿
う側面図である。また、第3図は、第1図の電磁
センサの先端部の測定接触子が被測定物に接触し
ている状態を示す側面図である。
電磁センサの先端部10は円筒状に形成され、
この先端部10の後部(被測定物に接触させる側
の反対側)周側面にはスプリング12の一端が巻
着されている。さらに、スプリング12の他端
は、電磁センサ本体14の先端の小径部16に巻
着されている。前記先端部10の端面18には、
測定用接触子ボール20(以下、測定ボールと称
する)と、この測定ボール20の径より小さい径
の補助接触子ボール22(以下、補助ボールと称
する)とがそれぞれ2個づつ設けられている。こ
れらの測定ボール20と補助ボール22とは、表
面が滑らかな球面に形成されており、第2図に示
すように2個の測定ボール20を結ぶ線と2個の
補助ボール22を結ぶ線とが中点で直交するよう
に対称的に配置されている。また、前記電磁セン
サ本体14の小径部16の後端はホルダー24が
取り付けられている。このホルダー24には、後
述するように、前記先端部10を被測定物に押圧
するため、他端に図示しないシリンダの作動ロツ
ドが取り付けられたアーム25の一端が固定され
る。さらに、ホルダー24には、コネクタの雄コ
ンタクト26が固着されている。この雄コンタク
ト26には、雌コンタクト28が結合され、雌コ
ンタクト28にはケーブル30が配線されてい
る。
前記の如く構成された実施例に係る電磁センサ
の測定ボールは、被測定物の表面の変化に対し、
次のように追従する。前記したようにアーム25
の他端に図示しないシリンダの作動ロツドを取り
付け、シリンダがロツドを前進させ電磁センサの
先端部10を被測定物に押圧させる。従つて、先
端部10は、スプリング12を介して力を受ける
ため、被測定物に安定して接触できる。また、被
測定物表面に3次元変化がある場合でも、スプリ
ングが被測定物表面の変化に応じて撓み、先端部
10は被測定物表面の変化に追従できる。また、
被測定物表面の3次元変化がワークのセツト位置
などで変化する状態のために先端部10が被測定
物に対し傾いて接触し、測定ボール20が被測定
物表面に2点で安定な接触状態が保てない状態の
ときには、第3図に示すように補助ボール22の
1つが、被測定物32の表面34に接触して2個
の測定ボール20を表面34に安定した状態で接
触できるようにし、所定の接触面積が得られる。
前記実施例に係る電磁センサを自動車のボデイ
溶接工程に応用した場合を第4図に示す。
第4図において、図示しない固定枠に取り付け
られたシリンダ38の作動ロツド39には、アー
ム25の上端が取り付けられ、このアーム25の
下端には電磁センサのホルダー24が固着されて
いる。被溶接物40が所定の位置にセツトされる
と、シリンダ38はロツド39を前進させて、電
磁センサの先端部10の測定ボール20を被溶接
物40に接触させる。シリンダ38の力は、スプ
リング12を介して先端部10に伝達されるの
で、被溶接物40と測定ボール20との接触を安
定させることができる。
また、被溶接物40の表面の3次元変化がワー
クのセツト位置などで変化をしている場合には、
第3図に示すように被溶接物40と先端部10と
は3点接触となり安定した接触状態となる。先端
部10が検出した磁気抵抗は、判別器42に入力
される。判別器42は、被溶接物40がめつき層
を有する材質か否かの判別を行い、材質に応じた
信号を出力して溶接条件制御回路44に送る。溶
接条件制御回路44は、受けた信号により溶接機
46が溶接電極48aと溶接電極48bとに供給
する溶接電流を被溶接物40の材質に適するよう
に制御する。溶接電極48aと溶接電極48bと
は、被溶接物40の溶接点の両側に接触し、供給
された電流を流して溶接を行う。
なお、電磁センサの先端部10は、溶接電極4
8aと溶接電極48bとが被溶接物40に接した
ときに、被溶接物40が振動し干渉を起すおそれ
があるので、判別器42が材質の判別をした後に
シリンダ38がロツド39を退避させ、溶接時に
は被溶接物40から離れて所定の位置に戻され
る。また、被溶接物40が溶接された後、搬送さ
れるときも同様に、電磁センサの先端部10は被
溶接物40から離されている。
前記実施例では、補助ボール22を2個の測定
ボール20を結ぶ線にその中点が直交する線上に
設けた場合について説明したが、2個の補助ボー
ル22は、2個の測定ボール20を結ぶ線の両側
に設けてあれば、前記した3点接触の効果が得ら
れる。また、前記実施例では、補助ボール22を
2個設けた場合について説明したが、補助ボール
22の数は1対以上あればよい。さらに、前記実
施例では、鋼板のめつき層の有無を判別する場合
について説明したが、めつき層の厚さを測定する
場合にも適用できることはいうまでもない。
〔考案の効果〕
本考案は、前述のように電磁センサの先端部と
電磁センサ本体とをスプリングを介して連結し、
前記電磁センサの先端部の端面に設けられた2個
の球面状測定接触子を結ぶ線の両側に小径の補助
接触子を設けるだけの簡単な追従機構を備えた電
磁センサであるため、被測定物表面が3次元変化
をする場合でも、スプリングの撓みにより安定し
た接触が可能となり、また表面の3次元変化がワ
ークのセツト位置などで変化する状態であつても
2個の測定接触子及び1個の補助接触子による3
点接触となり、安定した接触が可能となり、電磁
センサを被測定物に安定して接触させることによ
つて所定の接触面積が確保でき、磁気抵抗を正確
に測定することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る実施例の電磁センサの正
面図、第2図は第1図上で−線に沿う側面
図、第3図は第1図の電磁センサの先端部が被測
定物に対し傾いて接触し3点接触している状態を
示す側面図、第4図は第1図の電磁センサがスポ
ツト溶接に使用された場合の系統図である。 10……先端部、12……スプリング、14…
…電磁センサ本体、20……測定用接触子ボー
ル、22……補助接触子ボール、32……被測定
物、34……被測定物の表面、40……被溶接
物。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. センサ先端の端面に2個の球面状測定接触子を
    設け、この測定接触子を被測定物に接触させてめ
    つき層の有無を判別するセンサの測定接触子にお
    いて、センサ先端部とセンサ本体とをスプリング
    を介して連結し、前記センサ先端部の端面に設け
    られた2個の測定接触子を結ぶ線の両側対称位置
    に前記測定接触子の径より小さい径の球面状補助
    接触子を設けたことを特徴とするセンサの測定接
    触子。
JP4503681U 1981-03-30 1981-03-30 Expired JPS6311647Y2 (ja)

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JP4503681U JPS6311647Y2 (ja) 1981-03-30 1981-03-30

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JP4503681U JPS6311647Y2 (ja) 1981-03-30 1981-03-30

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JPS57156855U JPS57156855U (ja) 1982-10-02
JPS6311647Y2 true JPS6311647Y2 (ja) 1988-04-05

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JP4503681U Expired JPS6311647Y2 (ja) 1981-03-30 1981-03-30

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4442501B2 (ja) * 2005-04-22 2010-03-31 株式会社日立製作所 渦電流探傷用マルチコイルプローブ
JP5083280B2 (ja) * 2009-07-27 2012-11-28 株式会社日立製作所 渦電流探傷用マルチコイルプローブ

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JPS57156855U (ja) 1982-10-02

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