JPS63116256A - 分散処理システムのプロトコル変換方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 産業上の利用分野 零゛発明は、分散処理型の情報処理システムで利用され
るプロトコル変換方式に関する。

従来の技術 従来、この種のプロトコル変換は、端末装置側では何も
行なわず、分散処理コンピュータ側で通信処理プロトコ
ルとデータ表現プロトコルの双方について変換を行って
いる。

発明が解決しようとする問題点 上述した従来のプロトコル変換方式は、分散処理コンピ
ュータ側でデータ表現プロトコルの変換も行うため、そ
こでは変換する必要のない共通の通信処理プロトコルに
関する処理までも行うことになり、処理効率が悪いとい
う問題がある。

また、データ表現プロトコルは通信処理プロトコルに比
べて装置依存性と拡張性が高いため、この変換を分散処
理コンピュータで行なうと、分散処理コンピュータの中
継装置としての汎用性が損なわれるという問題もある。

問題点を解決するための手段 、　　本発明のプロトコル変換方式によれば、分散処理
コンピュータは転送情報中の通信処理プロトコルの異な
る部分のみを変換する通信処理プロトコル変換手段を備
えると共に、端末装置は転送情報中のデータ表現プロト
コルの異なる部分のみを変換するデータ表現プロトコル
変換手段を備えることより、分散処理プロセッサの処理
効率の向上とプロトコル変換に対する適応力の向上とを
実現するように構成されている。

実施例 第１図は本発明の一実施例のプロトコル変換方式が適用
される分散処理システムの構成を例示するブロック図で
ある。

分散処理コンピュータ１は、端末装置２、端末装置３及
びホストコンピュータ４との間に設置され、それぞれと
異なる通信回線を介して接続されている。

分散処理コンピュータ１は、基本通信処理部２０、通信
処理プロトコル変換処理部２１及びｉ１！１信処理プロ
トコル変換情報テーブル２２を備えている。

端末装置２と３は、端末装置２で代表して例示するよう
に、ターミナル・コントローラ１０、ディスプレイ装置
Ｘ１及びプリンタ装置１２を６：〜え、ターミナル・コ
ントローラ１０５よ、）ｆｌ）　！ｌ言夕８丁里八；３
２へ、基本データ処理部２４、データ表現プロトコル変
換処理部２５及びデータ表現プロトコル変（Ｑ情報テー
ブル２６を備えている。

分散処理コンビューク１内の通信処理プロトコル変換情
報テーブル２２には、通信処理プロトコル・リストと通
信処理プロトコル変換リスＩ・が登録されている。前者
の通信処理プロトコル・リストは、第２図に例示するよ
うに、分散処理コンピュータ１がホストコンピュータ４
、端末装置２及び端末装置３のそれぞれとの間で通信を
行う際に使用する通信処理プロトコルＡ、、Ｂ及びＣか
らｔ、１４成されている。また、後者の通信処理プロト
コル変換リストは、第３図に例示するように、通信処理
プロトコルＡから通信処理プロトコル１３／＼の変換と
いうように各１１１１信処理プロトコル相互間の変換に
対応して、共通プロトコルレベル（α等）と、プロトコ
ル変換マトリクス＜Ａ−Ｂ等）とから構成されている。

一方、端末装置２内のターミナル・コントローラ１０に
備えられるデータ表現プロトコル変換情婦テーブル２６
には、第４図に例示するように、各データ表現プロトコ
ル相互間の変換に対応してデータ表現プロトコル変換マ
トリクスが登録されている。

第５図は、ホストコンピュータ・１から端末装置２内の
ディスプレイ装置ＩＩに宛てて送出された転送情報が４
１分分散処理コンピュータ１端末送信２においてどのう
ようにプロトコル変換されつつ転送されるかを説明する
ためのプロトコル変換シーケンスである。

ホストコンピュータ４は、第５図中の（１）で例示する
ディスプレイ装置１１宛ての転送情報を分散処理コンピ
ュータ１に送出する。この転送前ｆｌｌｉ（Ｉ）は、通
信処理制御情報部Ｃとデータ部りとから構成されている
。分散処理コンピュータ１内の基本通信処理部２０は、
転送情報（１）と同一の転送前ｆｊ（Ｉｔ）を受（Δし
、これを通信処理プロトコル変換処理部２１に渡す。

プロトコル変換処理部２１は、通信処理プロトコル変換
情報テーブル２２に登録されている通信処理プロトコル
・リストと通信処理プロトコル変換リストに基づき、転
送情報を変換の必要がある部分とない部分とに分離し、
変換の必要がある部分については通信処理プロトコル変
換リストに基づきプロトコル変換を行うことにより（Ｉ
ＩＩ　）で例示する転送情報を作成し、これを基本通信
処理部２０に渡す。例示した転送前ＩＩ（ＩＩＩ）中の
斜線を付した部分は、第３図の通信処理プロＩ−コル変
換すスト中のプロトコル変換マトリクスＡ−Ｂに１んづ
いて変換された通信処理制御情報部であり、その他の部
分は共通プロトコルレベルαで示される変換の必要がな
い部分である。

基本通信処理部２０は、通信処理プロ１−コル変換部２
１から受けた転送前ｆＥｉ（ＬＴＩ）を宛て先のディス
プレイ装置１１を有する端末装置２に送出する。端末装
置２を構成するターミナル・コントローラ１０内の通信
処理部２３は、転送情報（ＩＩＩ）と同一の転送前ｆＥ
３（ＩＶ）を受信し、これをデータ表現プロトコル変換
処理部２５に渡す。このデータ表現プロトコル変換処理
部２５は、転送情報（ｒＶ）中のデータ部をデータ表現
プロトコル変換情報テーブル２６に登録されているデー
タ表現プロトコル変換情報に基づきプロトコル変換して
転送情ｆａ（’Ｖ）を作成し、これを基本データ処理部
２４に渡す。基本データ処理部２４は、データ表現プロ
トコル変換処理部２５から受は取った転送情ｆｌａ（Ｖ
）をディスプレイ装置１１に転送して表示させる。

ディスプレイ装置１１やプリンタ装置１２からホストコ
ンピュータ４への情報転送も、上述のシーケンスで例示
したものと逆向きのプロトコル変換を通じて行われる。

発明の効果 以上詳細に説明したように、本発明の分散処理システム
におけるプロトコル変換方式は、転送情報中の通信処理
プロトコルの異なる部分のみを分散処理プロセッサで変
換する構成であるから、その共通部分を処理する必要が
なくなり、分散処理プロセッサの処理効率が向上する。

また、本発明のプロトコル変換方式では、通信処理プロ
トコルに比べて装置依存性と拡張性が高いデータ表現プ
ロトコルの変換を実装プロトコルに柔軟性を持たせるこ
との可能な端末装置内で行う構成であるから、分散処理
コンピュータ、ひいては分散処理システム全体のプロト
コル変換に対する適応力が向上するという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例が適用される分散処理システ
ムの構成を例示するブロック図、第２図。 第３図はそれぞれ第１図の通信処理プロトコル変換情報
テーブル２２に登録される通信処理プロトコル・リスト
と通信処理プロトコル変換リストの内容を例示する概念
図、第４図は第１図のデータ表現プロトコル変換情報テ
ーブル２６の登録内容を例示する概念図、第５図は第１
図のホストコンピュータ４からディスプレイ装置１１に
宛てて送出された転送情報が分散処理コンピュータ１と
端末装置２のそれぞれにおいてどのようにプロトコル変
換されてゆくかを例示する変換シーケンスである。 １・・・分散処理コンピュータ、２，３・・・端末装置
、４・・・ホストコンピュータ、１０・・・ターミナル
・コントローラ、１１・・・ディスプレイ装置、１２・
・・プリンタ装置、２０・・・基本通信処理部、２１・
・・通信処理プロトコル変換処理部、２２・・・通信処
理プロトコル変換情報テーブル、２３・・・通信処理部
、２４・・・基本データ処理部、２５・・・データ表現
プロトコル変換処理部、２６・・・データ表現プロトコ
ル変換情報テーブル。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ホストコンピュータと端末装置との間で分散処理コンピ
   ュータを介する通信が可能な分散処理システムにおいて
   、 前記分散処理コンピュータは、転送情報中の通信処理プ
   ロトコルの異なる部分のみを変換する通信処理プロトコ
   ル変換手段を備え、 前記端末装置は、転送情報中のデータ表現プロトコルの
   異なる部分のみを変換するデータ表現プロトコル変換手
   段を備えたことを特徴とする分散処理システムのプロト
   コル変換方式。