JPS63116095A - 偏平熱交換器管 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、空気調和器、特にカーエアコンに用いられる
コルゲート形熱交換器等に好適な、偏平熱交換器管に関
するものである。

従来の技術 近年、熱交換器の高性能化のため、構成要素の一つであ
る偏平熱交換器管についても様々な研究が行なわれてい
る。

以下図面を参照しながら従来の偏平熱交換器管の一例に
ついて説明する。

第３図は、従来の偏平熱交換器管の斜視図で、第４図は
、熱交換器偏平管の拡大断面である。１は偏平熱交換器
管で、冷媒通路しきシ壁２によって平行した冷媒通路３
を形成している。６は冷媒通路の内壁に多数設けられた
インナフィンである。

以上のように構成された偏平熱交換器管について、以下
その動作について説明する。

偏平熱交換器管１の多数の冷媒通路３を冷媒が流れ、冷
媒が蒸発、＃縮の相変化を起こす事によって熱交換が行
なわれる。この時、内壁に多数設けられたインナフィン
６によって、内表面積の増大及び蒸発、凝縮の相変化時
の核の形成の効果を起こさせ、熱交換の効率を向上させ
ている。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら、冷却システム、特にカーエアコン等の冷
却システムにおいては、多量のオイルが循環しておシ前
記従来の構成では、第６図のように隣り合うインナフィ
ン６の間にオイル７が滞留する為、インナフィン６によ
る前述のような、内表面積の増大及び蒸発、凝縮の位変
化時の核の形成の効果が十分に発生せず、結果的には、
熱交換の効率は、はとんど向上していないという問題点
を有していた。

問題点を解決するだめの手段 上記問題点を解決するために、本発明の偏平熱交換器管
は、冷媒通路の内壁に多数のインナフィンを設け、隣り
合うインナフィンの間に平坦部を設けたものである。

作　　用 本発明は上記した構成によって、隣り合うインナフィン
の間に滞留するオイルの量を減少させ、壁面におけるオ
イルの膜厚を減少させる事によって、インナフィンによ
る内表面積の増大及び蒸発。

凝縮の核の形成の効果が十分に発生することになる。

実施例 以下本発明の一実施例について図面を参照しながら説明
するが、従来と同一構成については同一符号を付してそ
の詳細な説明を省略する。

本発明の偏平熱交換器管１１の拡大断面図を第１図に示
す。偏平熱交換器管１１の冷媒通路１３の内壁には多数
のインナフィン１θを設け、隣り合うインナフィン１６
の間には、平坦部８を設けている。

冷却システムを循環するオイル１７は、第２図のように
平坦部８上に滞留し、インナフィン１６はオイル１７よ
り十分に突出する事により、内表面積の増大及び蒸発、
凝縮の核の形成の効果が十分に発生する。

なお実施例のインナフィン１６は、先端を三角形状とし
たが、四角形状、半円形状としてもよい。

発明の効果 以上のように、冷媒通路の内壁に多数のインナフィンを
設け、隣り合うインナフィンの間に、平坦部を設けた事
により、冷却システムを循環するオイルは、平坦部上に
滞留し、インナフィンは、オイルよシ十分に突出する事
によシ、内表面積の増大及び蒸発、凝縮の核の形成の効
果が十分に発生する為、熱交換の大幅な効率向上が得ら
れるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す偏平熱交換器管の拡大
断面図、第２図は同第１図の作用説明図、第３図は従来
の偏平熱交換器管の斜視図、第４図は従来の偏平熱交換
器管の拡大断面図、第６図は同第４図の作用説明図であ
る。 ８・・・・・・平坦部、１１・・・・・・偏平熱交換器
管、１３・・・・・・冷媒通路、１６・・・・・・イン
ナフィン。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名８−
一一平祖祢 ／ｊ−−一局平熾処裏券管 第１図　　　　　１３−冷埠適路 １６−−−インナフイン ？ 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　複数の冷媒通路を有し、該冷媒通路の内壁に多数のイ
   ンナフィンを設け、隣り合うインナフィンの間に、平坦
   部を設けたことを特徴とする偏平熱交換器管。