JPS63115966A - ベルト式無段変速機のプ−リ構造 - Google Patents

ベルト式無段変速機のプ−リ構造

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JPS63115966A
JPS63115966A JP25898986A JP25898986A JPS63115966A JP S63115966 A JPS63115966 A JP S63115966A JP 25898986 A JP25898986 A JP 25898986A JP 25898986 A JP25898986 A JP 25898986A JP S63115966 A JPS63115966 A JP S63115966A
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JP
Japan
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pulley half
vibration
fixed pulley
suppressing member
vibration suppressing
Prior art date
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Pending
Application number
JP25898986A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Kuwabara
桑原 博幸
Kohei Osono
耕平 大薗
Yoshihiro Yoshida
圭宏 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS63115966A publication Critical patent/JPS63115966A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は車両等における動力伝達系その他に利用される
金属製のVベルトを用いたベルト式無段変速機のプーリ
構造に関する。
(従来技術及びその問題点) 従来、この種のベルト式無段変速機として、第4図乃至
第6図に示すもの(特開昭60−164040号公報)
が知られている。該従来装置のVベルトaは、断面が台
形のVブロックbをそれぞれ備えた多数個のリンクC5
各中間のピンdによって順次連結して成り、前記Vブロ
ックbが一定のピッチを持って配設されるとともに、該
ブロックbがプーリeのV溝fに係合した状態で1対の
ブー902e間に巻き掛けられる。
したがって、該従来装置においては、前記Vベルトaが
前記プーリeに巻き込まれるときに、前記各Vブロック
bが一定のピッチを持って、即ち断続的に前記プーリe
の係合面を叩くことになるため、騒音が生ずることは避
けられない。また、前記プーリeは駆動側及び従動側の
いずれもがそのV溝fの幅が可変する構造のため、両プ
ーリe。
eのV溝fの中心が互いに合致することはほとんどなく
、該プーリeの軸線方向に互いにずれた状態にある。こ
のために前記Vブロックbは前記プーリe、eの軸線に
対して直角状態ではなく、ある角度傾いて巻き込まれる
のが通常である。したかって、該プーリeが振動する。
更に、該プーリeはそのディスク状部の形状から、あた
かもスピーカーのコーンのような放射面を有しているた
めに、該ディスク状部が振動に伴ってスピーカー同様に
作用してしまい、この結果前記騒音が増長する。しかも
、軽量化等を図るために前記プーリeを肉厚の小さい材
料で構成した場合、前記プーリeの振動及びスピーカー
的作用がより生じやすくなるため、上記騒音の問題は更
に顕著となる。
(発明の目的) 本発明は上記従来技術の問題点を解決するためになされ
たものであり、プーリの振動に起因する騒音を確実に低
減できるようにしたベルト式無段変速機のプーリ構造を
提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明は上記問題点を解決するため、金属製のVベルト
が係合するV溝の幅を可変し得るように、2つのプーリ
半体を互いに軸線方向に相対移動可能に連結して成るベ
ルト式無段変速機のプーリ構造において、前記両プーリ
半体の少なくとも一方に、該プーリ半体の固有振動数と
異なる固有振動数を有する振動抑制部材を圧着したもの
である。
(作用) プーリ半体及び振動抑制部材は、プーリ半体と金属製の
Vベルトとの衝突による振動エネルギーが伝達されて振
動するが、該プーリ半体と振動抑制部材とではその固有
振動数が異なるので、両者の振動が互いに干渉し合うこ
とにより共振振幅が抑制され、その振動が抑制される。
またプーリ半体と振動抑制部材との圧着部分の摩擦によ
り振動エネルギーが吸収されることによってもプーリ半
体の振動が抑制される。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。第1
図は本発明の第1実施例を示すプーリ構造の断面図であ
る。同図中1は従動軸であり、該従動軸1上には従動ブ
ーI72が設置されている。
該従動プーリ2と、駆動軸上に設置された駆動プーリ(
いずれも図示省略)との間にはVベルト3が巻き掛けら
れている。前記駆動軸には図示しない発進クラッチ等を
介して内燃機関の出力軸(いずれも図示省略)の回転動
力が伝達されるようになっている。
前記従動プーリ2は、前記従動軸1の外周に一体形成さ
れたディスク状の固定プーリ半体4と、該固定プーリ半
体4と対向して前記従動軸1の外周にその軸線方向に沿
って摺動可能且つ回転不可能に嵌合された可動プーリ半
体5とから成る。なお、第11図中の可動プーリ半体5
は、図中上半分と下半分とではその軸線方向位置が互い
に異なる状態を示している。即ち、同図中上半分は該可
動ブーり半体5が反固定プーリ半体4側に移動した状態
を、下半分は該可動プーリ半体5が前記固定ブーり半体
4側に移動した状態をそれぞれ示している。
前記固定プーリ半体4は一側面(可動プーリ半体5側の
而)が傾斜面4aとされ、他側面(反可動プーリ半体5
側の面)外周部には環状の鍔6が突設されている。前記
固定プーリ半体4の他側面には全屈よりなる環状の振動
抑制部材7が圧着されている。
該振動抑制部材7の固有振動数は、前記固定プーリ半体
4の固有振動数と異なるように設定されている。該振動
抑制部材7は、大径部7aの一側面に小径部7bを一体
に連設して成り、該小径部7bの内周面は前記大径部7
aの内周面より中心側に位置している。該振動抑制部材
7の大径部7aの外周面と前記鍔6の内周面との間には
所定の圧入しろが設定されており、前記大径部7aの外
周面が前記鍔6の内周面に、該大径部7aの他側面が前
記固定プーリ半体4の一側面にそれぞれ圧着した状態と
されている。前記振動抑制部材7は前記鍔6の内周面に
設けられた環状溝6aに係合されたスナップリング81
こより、前記固定プーリ半体4からの確実な抜止がなさ
九でいる。
前記可動プーリ半体5は円筒軸部5a、ディスク状部5
b及び円筒状周壁部5cによって構成されている。前記
円筒軸部5aは前記従動軸1にその軸線方向に摺動自在
に嵌合されている。また該円筒軸部5aの内周面と、前
記従動軸1の外周面には、軸線方向に沿い且つ径方向に
互いに対向するようにボール係合溝9,10がそれぞれ
形成されている。これらのボール係合溝9,10の対向
面間に転勤可能に嵌め込まれた複数個のボール11によ
って、前記可動プーリ半体5が前記従動#11に対して
回転不可能とされている。
前記ディスク状部5bは前記円筒軸部5aの前記固定プ
ーリ半体4側端部の外周に一体に突設されている。該デ
ィスク状部5bの前記固定プーリ半体4側の側面は傾斜
面5dとされ、該傾斜面5dと前記固定プーリ半体4の
傾斜面4aとの間にV溝12が画成され、該V溝12に
前記Vベルト3が巻き掛けられる。
前記円筒上周壁部5cは前記ディスク状部5bの外周端
近傍の反固定プーリ半体4側にその軸線方向に沿って、
前記ディスク上部5bと一体に突設されている。
前記可動プーリ半体5内には固定部材13が嵌合されて
いる。該固定部材13はそのボス部13aが前記従動軸
1の外周に回転不可能及び軸線方向に移動不可能に嵌合
されている。また、該固定部材13はそのフランジ部1
3bの外周面が前記可動プーリ半体5の円筒状周壁部5
Gの内周面に液密かつ摺動自在に嵌合されており、該可
動プーリ半体5との間に圧力室14を形成している。該
圧力室14には流体供給源(図示省略)から流体が供給
され、該流体の圧力によって前記可動プーリ半体5の軸
線方向位置、即ち前記V溝12の幅が制御される。
前記Vベルト3は金属製であって、例えばスチールから
成り、多数個のリンク15と、該リンク15にそれぞれ
備えられた。断面が台形のVブロック16と、前記リン
ク15を順次連結するピン(図示省略)とによって無端
状に構成されている。
前記Vブロック16はその連設方向に一定の間隔を有し
て配設されるとともに、前記V溝12との係合部分にお
いてはその側面が前記固定プーリ半体4傾斜面4aと、
前記可動プーリ半体5の傾斜面5dとにそれぞれ当接す
る。
次に上記構成による本発明のベルト式無段変速機のプー
リ構造の作用を説明する。
内燃機関が運転され、その出力軸と駆動軸とが発進クラ
ッチ等を介して連結されることによって該駆動軸が回転
すると、従動軸lは駆動ブー1ハVベルト3及び従動プ
ーリ2を順次介して駆動軸の回転動力が伝達されて回転
する。このとき、可動プーリ半体5は圧力室14内の圧
力に応じて軸線方向に移動することにより、その位置が
連続的に制御され、これに応じて、固定プーリ半体4と
可動プーリ半体5とによって形成されるV溝12の幅が
変化して該V溝12に係合するVベルト3の係合半径も
連続的に制御される。例えば、可動プーリ半体5が反固
定プーリ半体4側に移動してVtg12の幅が大きくな
ったときは、第1図上半分に示すようにVベルト3の係
合半径は小さくなり、可動プーリ半体5が固定プーリ半
体4側に移動してV溝12の幅が小さくなったときは、
第1図の下半分に示すようにVベルト3の係合半径は大
きくなる。そして、Vベルト3の係合半径の相違によっ
て伝達される変速比が変わり、Vベルト3の係合半径が
連続的に制御されることによって、駆動側と従動側との
変速比が無段階に制御される。
Vベルト3の回転時には、該Vベルト3のVブロック1
6は一定のピッチを有して可動プーリ2に巻き込まれる
ため、該Vブロック16の側面と固定プーリ半体4の傾
斜面4aとの衝突によって振動エネルギーが断続的に発
生する。固定プーリ半体4及び振動抑制部材7は前記振
動エネルギーを伝達されて振動するが、前述したように
その固有振動数が互いに異なるので振動が互いに干渉し
合う。この結果、固定プーリ半体4の振動は振動抑制部
材7がない場合と比較して大幅に抑制される。また、固
定ブーり半体4の振動エネルギーは該固定プーリ半体4
と振動抑制部材7との圧着部分における摩擦作用によっ
て吸収されるので、該固定プーリ半体4の振動が更に抑
制される6したがって、振動に起因する騒音が大幅に低
減される。
更に、振動抑制部材7は該振動抑制部材7と、抜止どし
てのスナップリング8とを固定プーリ半体4に順次嵌合
させることによって該固定プーリ半体4に固定されるの
でその組付は容易である。更に、振動抑制部材7が固定
プーリ半体4に付加されることにより、該固定プーリ半
体4自身の慣性マスが増加し、フライホイールが付加さ
れたことと同様の状態になるので本実施例で適用した内
燃機関のように動力機関がトルク変動を有する場合には
該トルク変動を緩和し、その回転をより安定させるとい
う作用が得られ、特に車両に適用されたときには乗心地
の向上、即ち運転性の向上を図ることができる。
なお1本実施例においては固定プーリ半体4からの振動
抑制部材7の抜止をより確実にするためのスナップリン
グ8を設ける必要上、及び上記振動抑制部材7の作用を
適切に働かせるためにその質量を大きく設定する必要上
、振動抑制部材7の断面形状が前述したような特殊な形
状とされているが、振動抑制部材7は固定プーリ半体4
に適切な圧入しろをもって圧着されているので、スナッ
プリング8を省略することも可能であり、これに伴って
振動抑制部材7の断面形状をより単純なもの5例えば長
方形とすることができる。この場合には、振動抑制部材
7の抜止の確実性はわずかに低下するが、スナップリン
グ8の省略による部材数の低減、及び振動抑制部材7の
形状の単純化によって低コスト化を図ることができる。
(第2実施例) 第2図は本発明の第2実施例を示すもので、上述の第1
実施例と同一部分については同一符号を付している。本
実施例は振動抑制部材18がディスク状をなし、溶接に
よって固定プーリ半体4に固定されている点のみが第1
実施例と異なる。即ち、前記振動抑制部材18は、その
−側面全体が前記固定プーリ半体4の外側面に当接され
ている。
前記振動抑制部材18は前記固定プーリ半体4への設置
前においては設置後と比べ、その外周側が該固定プーリ
半体4側へ傾いた形状とされるとともに、その外周側が
反固定プーリ半体4側へ、弾性に抗して押し拡げられた
状態で設置される。前記振動抑制部材18及び固定プー
リ半体4には複数個の溶接用の孔18a及び4bが互い
に対向する所定位置に設けられており、該孔18a及び
4bに温材19を溶接することにより前記振動抑制部材
18が前記固定プーリ半体4に固定されている。
したがって。前記振動抑制部材7の弾性反力によって、
該振動抑制部材7の一側面が前記固定プーリ半体4の外
側面に押し付けられた状態、即ち圧着状態とされている
。他の構成は第1実施例と同様である。
したがって、本実施例によれば第1実施例と同様の作用
を得ることができる。また、第1実施例と比較し、孔1
8a及び4bの穿設と溶接が必要となるため組付性は若
干低下するが、振動抑制部材18と固定プーリ半体4と
の接触面積が大幅に増加するので、干渉作用及び摩擦作
用による固定ブーり半体4の振動抑制効果をともに更に
高めることができる。
(第3実施例) 第3図は本発明の第3実施例を示すもので、上述の第1
実施例と同一部分については同一符号を付している。即
ち、本実施例は振動抑制部材20がスナップリング21
によって固定プーリ半体4に固定されている点のみが上
記第2実施例と異なる。即ち、前記振動抑制部材20は
、前記スナップリング21の内周部が従動軸1の外周面
所定位置に設けられた環状溝1aに係合固定されること
により、前記固定プーリ半体4に固定されている。
他の構成は第2実施例と同様である。
したがって5本実施例によれば第2実施例と同様の作用
を得ることができ、しかも振動抑制部材20は該振動抑
制部材20及びスナップリング21と順次嵌合すること
のみによって固定プーリ半体4に固定されるので、溶接
を必要とする第2実施例と比較し組付性も向上する。
なお、前記第1乃至第3実施例においては振動抑制部材
の設置個所がいずれも従動プーリの固定プーリ半体の反
可動プーリ半体側の外側面とされているが、本発明はこ
れに限られることなく、駆動プーリと従動プーリとの別
、固定プーリ半体と可動プーリ半体との別及びプーリ半
体の外側面と内側面との別を問わず、これらを適宜組み
合わせて適用できることは勿論である。また、振動抑制
部材の材質は金属に限らず、本発明の要件を満足する他
の材質、例えばゴムとすることができるとともに、その
圧着方法もスナップリングの使用。
溶接及び圧入に限らず、例えばネジ止でも可能であるな
ど9本発明を種々の態様で実施することができる。
(発明の効果) 以上詳述したように本発明はプーリ半体の振動と振動抑
制部材の振動とが互いに干渉し合うことによりプーリの
振動が抑制され、更に両者の圧着部分におけるI!11
擦作用によってプーリ半体の振動エネルギーが吸収され
ることによってもプーリの振動が抑制されるので、該振
動に起因する騒音を確実に低減できるという効果を奏す
る。また振動抑制部材の付加分だけプーリ半体の慣性マ
スが増加するので、動力機関がトルク変動を有する場合
には、該トルク変動を緩和し、その回転をより安定させ
ることができ、特に車両に適用されたときには乗心地の
向上、即ち運転性の向上を図ることができるという利点
も備えるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本発明の互いに異なる実施例を示し
、第1図は第1実施例を示す断面図、第2図は第2実施
例を示す要部断面図、第3図は第3実施例を示す要部断
面図、第4図乃至第6図は従来例を示し、第4図はVベ
ルト装置の概略側面図、第5図はVベルトの一部を示す
拡大平面図、第6図はVベルトの断面図である。 3・・・Vベルト、4・・・固定プーリ半体(プーリ半
体)、5・・・可動プーリ半体(プーリ半体)、7・・
・振動抑制部材、12・・・■溝、18.20・・・振
動抑制部材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、金属製のVベルトが係合するV溝の幅を可変し得る
    ように、2つのプーリ半体を互いに軸線方向に相対移動
    可能に連結して成るベルト式無段変速機のプーリ構造に
    おいて、前記両プーリ半体の少なくとも一方に、該プー
    リ半体の固有振動数と異なる固有振動数を有する振動抑
    制部材を圧着したことを特徴とするベルト式無段変速機
    のプーリ構造。
JP25898986A 1986-10-30 1986-10-30 ベルト式無段変速機のプ−リ構造 Pending JPS63115966A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6302971B1 (en) * 1999-02-25 2001-10-16 Nissan Motor Co., Ltd. Process for making moveable pulley half
BE1017141A3 (nl) * 2006-05-17 2008-03-04 Punch Powertrain N V Continu variabele transmissie voor motorvoertuigen.
EP2781788A1 (en) 2013-03-22 2014-09-24 Jtekt Corporation Continuously variable transmission

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