JPS631155Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS631155Y2 JPS631155Y2 JP2220881U JP2220881U JPS631155Y2 JP S631155 Y2 JPS631155 Y2 JP S631155Y2 JP 2220881 U JP2220881 U JP 2220881U JP 2220881 U JP2220881 U JP 2220881U JP S631155 Y2 JPS631155 Y2 JP S631155Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressure
- valve
- valve body
- plunger
- expansion valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 claims description 13
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 2
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 2
- 238000005057 refrigeration Methods 0.000 description 2
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 2
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Temperature-Responsive Valves (AREA)
- Magnetically Actuated Valves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は強制的に弁を閉止する機構を有する
膨張弁に関する。
膨張弁に関する。
例えば冷凍サイクルに於て、１台の冷媒圧縮機
で複数の室の温度制御（冷房）を行う多室制御シ
ステムに於ては、各室に膨張弁と蒸発器を備え、
かつ各室の配管入口に電磁弁を設けて、冷房を必
要としない室は電磁弁を閉止することによつて通
気を止めており、したがつてこの方式では膨張弁
の他に電磁弁を必要とするものである。本考案は
電磁弁を用いることなく膨張弁を電磁力で強制的
に閉止し、不必要の通気を止めることができるよ
うにしたものである。
で複数の室の温度制御（冷房）を行う多室制御シ
ステムに於ては、各室に膨張弁と蒸発器を備え、
かつ各室の配管入口に電磁弁を設けて、冷房を必
要としない室は電磁弁を閉止することによつて通
気を止めており、したがつてこの方式では膨張弁
の他に電磁弁を必要とするものである。本考案は
電磁弁を用いることなく膨張弁を電磁力で強制的
に閉止し、不必要の通気を止めることができるよ
うにしたものである。
本考案の基本的構成は次の通りである。
膨張弁本体内の高圧冷媒流路内に、絞り孔を開
閉する弁体を設け、弁体と圧力応動体の遊端面と
を弁棒で接続し、前記圧力応動体内には感温部ガ
ス圧力を導入し、高圧冷媒圧力を弁体と圧力応動
体として方向反対に等しく作用させたものに於
て、前記圧力応動体内の弁棒と当接するプランジ
ヤーを設け、該プランジヤーのプランジヤーばね
で弁体を開方向に付勢し、該プランジヤーばねの
押圧力を電磁コイルの吸引力で減少するように調
整し、弁体を閉方向に付勢する調整ばねで強制的
に閉止するごとくしたものである。
閉する弁体を設け、弁体と圧力応動体の遊端面と
を弁棒で接続し、前記圧力応動体内には感温部ガ
ス圧力を導入し、高圧冷媒圧力を弁体と圧力応動
体として方向反対に等しく作用させたものに於
て、前記圧力応動体内の弁棒と当接するプランジ
ヤーを設け、該プランジヤーのプランジヤーばね
で弁体を開方向に付勢し、該プランジヤーばねの
押圧力を電磁コイルの吸引力で減少するように調
整し、弁体を閉方向に付勢する調整ばねで強制的
に閉止するごとくしたものである。
こゝに弁体に対する下向きの力
プランジヤーばね８＋感温部１７圧力×ベロー
ズ３断面積Ｂ＋一次側冷媒圧力P1×弁孔断面
積Ａ 同 上向きの力 調整ばね１５＋二次側冷媒圧力P2×弁孔断面
積Ａ＋一次側冷媒圧力P1×ベローズ断面積Ｂ こゝにベローズ断面積Ｂと弁孔断面積Ａを等し
く設定し、かつプランジヤーばね８と調整ばね１
５の弾力を一定とすると 感温部１７の圧力変化で二次側流体圧力P2が
変化し、感温部１７圧力が大なるとき、弁孔は開
き二次側圧力P2は大となる作用を行い、これは
感温部１７の過熱度で弁を開閉する膨張弁の動作
を行うものである。
ズ３断面積Ｂ＋一次側冷媒圧力P1×弁孔断面
積Ａ 同 上向きの力 調整ばね１５＋二次側冷媒圧力P2×弁孔断面
積Ａ＋一次側冷媒圧力P1×ベローズ断面積Ｂ こゝにベローズ断面積Ｂと弁孔断面積Ａを等し
く設定し、かつプランジヤーばね８と調整ばね１
５の弾力を一定とすると 感温部１７の圧力変化で二次側流体圧力P2が
変化し、感温部１７圧力が大なるとき、弁孔は開
き二次側圧力P2は大となる作用を行い、これは
感温部１７の過熱度で弁を開閉する膨張弁の動作
を行うものである。
次に電磁コイルに通電し、プランジヤーばね８
の弾力に抗しプランジヤー１０を吸引子に吸引
し、プランジヤーばね８の下向きの力を小さくす
る（吸着するとゼロになる）と、感温部１７の圧
力に関係なく、調整ばね１５の弾力で弁を閉止す
ることができる。
の弾力に抗しプランジヤー１０を吸引子に吸引
し、プランジヤーばね８の下向きの力を小さくす
る（吸着するとゼロになる）と、感温部１７の圧
力に関係なく、調整ばね１５の弾力で弁を閉止す
ることができる。
以下図面によつて本考案実施例を説明する。
流体受圧面積を等しくしたベローズ３と弁体１
３は弁棒１２で接続され、一次側冷媒圧力は流入
口１から弁本体内に流入し、ベローズ３と弁体１
３に方向反対に作用する。ベローズ３の内部には
第２図で示すように蒸発器Ｅ出口側温度に比例す
る感温部１７に封入されたの冷媒圧力が導通して
いる。又ベローズ内の弁棒１２に当接してプラン
ジヤ１０が設けられ、プランジヤー１０は電磁コ
イル５に通電時プランジヤーばね８の弾力に抗し
て吸引子７に吸引され、弁体１３に対するプラン
ジヤーばねの押圧力を変化させる。過熱度の設定
は、感温部１７を所定の過熱度としてその封入ガ
ス圧力をベローズ３内に導入し、これに対し二次
側流路内１４内には蒸発器Ｅ圧力を導入し、調整
ばね１５を調整ねじ１６で調整し、弁棒１３が丁
度弁孔を閉じるように調整するものである。
３は弁棒１２で接続され、一次側冷媒圧力は流入
口１から弁本体内に流入し、ベローズ３と弁体１
３に方向反対に作用する。ベローズ３の内部には
第２図で示すように蒸発器Ｅ出口側温度に比例す
る感温部１７に封入されたの冷媒圧力が導通して
いる。又ベローズ内の弁棒１２に当接してプラン
ジヤ１０が設けられ、プランジヤー１０は電磁コ
イル５に通電時プランジヤーばね８の弾力に抗し
て吸引子７に吸引され、弁体１３に対するプラン
ジヤーばねの押圧力を変化させる。過熱度の設定
は、感温部１７を所定の過熱度としてその封入ガ
ス圧力をベローズ３内に導入し、これに対し二次
側流路内１４内には蒸発器Ｅ圧力を導入し、調整
ばね１５を調整ねじ１６で調整し、弁棒１３が丁
度弁孔を閉じるように調整するものである。
このように調整すると感温部過熱度が所定より
大なるとき弁体１３は開き、冷媒を蒸発器に供給
し、過熱度を下げる作用をし常に所定の過熱度を
保つ膨張弁として動作する。（この場合電磁コイ
ルは無通電） 又電磁コイルに通電すると感温部の過熱度には
関係なく、弁体１３は弁孔を閉止する方向に動作
し強制的に閉止させることができる。
大なるとき弁体１３は開き、冷媒を蒸発器に供給
し、過熱度を下げる作用をし常に所定の過熱度を
保つ膨張弁として動作する。（この場合電磁コイ
ルは無通電） 又電磁コイルに通電すると感温部の過熱度には
関係なく、弁体１３は弁孔を閉止する方向に動作
し強制的に閉止させることができる。
本考案は上記の如き構成としているので、電磁
コイルに無通電時には通常の膨張弁として動作
し、電磁コイルに通電すると強制的に弁孔を閉止
できるので、前述の如き多室制御の場合等には別
箇に電磁弁を必要とせず、膨張弁が塞止弁となる
ので配管が簡素化される。又プランジヤーと弁棒
は、別箇の構造としているので電磁コイルはプラ
ンジヤーのみを吸引する小さい容量とすることが
できる。
コイルに無通電時には通常の膨張弁として動作
し、電磁コイルに通電すると強制的に弁孔を閉止
できるので、前述の如き多室制御の場合等には別
箇に電磁弁を必要とせず、膨張弁が塞止弁となる
ので配管が簡素化される。又プランジヤーと弁棒
は、別箇の構造としているので電磁コイルはプラ
ンジヤーのみを吸引する小さい容量とすることが
できる。
また、本考案は高圧冷媒に対する受圧面積を等
しくした圧力応動体と弁体を設けたものであるか
ら、通常の膨張弁として動作させるとき、高圧冷
媒圧力が弁本体の開閉に及ぼす影響を除去し過熱
度変化で正確に弁の開閉ができる効果がある。
しくした圧力応動体と弁体を設けたものであるか
ら、通常の膨張弁として動作させるとき、高圧冷
媒圧力が弁本体の開閉に及ぼす影響を除去し過熱
度変化で正確に弁の開閉ができる効果がある。
第１図は本考案実施例の断面図、第２図は本考
案を用いる冷凍サイクルを示したものである。１
……流入口、２……ワツシヤ、３……ベローズ、
５……電磁コイル、７……吸引子、８……プラン
ジヤーばね、９……プランジヤ管、１０……プラ
ンジヤー、１２……弁棒、１３……弁体、１５…
…調整ばね、１６……調整ねじ、１７……感温
部。
案を用いる冷凍サイクルを示したものである。１
……流入口、２……ワツシヤ、３……ベローズ、
５……電磁コイル、７……吸引子、８……プラン
ジヤーばね、９……プランジヤ管、１０……プラ
ンジヤー、１２……弁棒、１３……弁体、１５…
…調整ばね、１６……調整ねじ、１７……感温
部。
Claims (1)
- 膨張弁本体内の高圧冷媒流路内に、絞り孔を開
閉する弁体を設け、この弁体と圧力応動体の遊端
面とを弁棒で接続し、前記圧力応動体内に、毛細
管で接続した感温部封入ガス圧力を導入し、前記
圧力応動体と前記弁体の高圧冷媒に対する受圧面
積を等しくした膨張弁であつて、前記弁棒の頭部
に当接してプランジヤーばねで前記弁体を開方向
に付勢するプランジヤーを設け、前記プランジヤ
ーばねの押圧力を電磁コイルの吸引力によつて減
少調整し、前記弁体を強制的に閉止するごとくし
た強制閉機構付膨張弁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2220881U JPS631155Y2 (ja) | 1981-02-20 | 1981-02-20 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2220881U JPS631155Y2 (ja) | 1981-02-20 | 1981-02-20 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57136069U JPS57136069U (ja) | 1982-08-25 |
| JPS631155Y2 true JPS631155Y2 (ja) | 1988-01-12 |
Family
ID=29820023
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2220881U Expired JPS631155Y2 (ja) | 1981-02-20 | 1981-02-20 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS631155Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-02-20 JP JP2220881U patent/JPS631155Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57136069U (ja) | 1982-08-25 |
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