JPS6311495A - 風雨密式舶用倉口蓋装置 - Google Patents

風雨密式舶用倉口蓋装置

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JPS6311495A
JPS6311495A JP15390186A JP15390186A JPS6311495A JP S6311495 A JPS6311495 A JP S6311495A JP 15390186 A JP15390186 A JP 15390186A JP 15390186 A JP15390186 A JP 15390186A JP S6311495 A JPS6311495 A JP S6311495A
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JP
Japan
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lid member
lifting
interlocking rod
recess
weathertight
Prior art date
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Pending
Application number
JP15390186A
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English (en)
Inventor
Yujiro Kamata
鎌田 勇二郎
Masaki Yoshimoto
吉元 正記
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Seiryo Engineering Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Seiryo Engineering Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、舶用の倉口蓋装置に関し、特に大型倉口に用
いて好適の複数の風雨密式蓋部材をそなえた倉口蓋装置
に関する。
〔従来の技術〕
従来の舶用倉口蓋装置としてコンテナ船の倉口を例に説
明すると、第21図はその平面図、第22図は第21図
のX■−XXI[矢視断面図、第23図は122図のX
X■部拡大図である。
第21〜23図に示すように、船体甲板51」二には、
横方向に複数の倉口53’ 、54’ 、55’が形成
されていて、各倉口53’ 、54’ 、55’の相互
間には、縦箱型桁56.56が設けられている。
各倉口53’ 、54’ 、55’の周縁部には、縁材
52が突設されなから枠構造をなしていて、さらに、縁
材52の上面にはシールパー52aが突設されている。
そして、各倉口53’ 、54’ 、55’には、それ
ぞれ倉口用の蓋部材53,54.55がそなえられてい
る。
蓋部材53(または54または55)は、各周縁部下方
に突設した側板53b(または541)または551+
)がそなえられていて、同側板53b(54b。
55b)の内側には、シールバー受溝部材53a(また
は54aまたは55a)が突設されていて、側板531
1(54b、5513)とシールバー受溝部材53a(
54a、55a)とでシールバー受溝53c(54c。
55c)が形成されている。
蓋部材53(54,55)の倉口53’ (54’ 。
55′)への装着時には、シールバー受溝53c(54
c、55c)内にシールバー52aが嵌入するように配
置され、これにより倉口53’ (54’ 。
55′)周縁部の縁材52と蓋部材53(54)との開
の風雨密化が施されている。
なお、倉口蓋53,54.55のロック機構としては、
多数のねじ締付金具を用いた形式や、油圧装置によって
作動される連結金具をそなえ、同連結金具と連動する多
数の77り状の鉤止杆を該油圧装置で同時に作動させる
形式のものなどが用いられている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、従来のコンテナ船用倉口構造では、複数
の倉口53’ 、54’ 、55’相互間にそなえられ
た縦箱型桁56.56が、コンテナ積載の妨害となり、
コンテナ積載量を制約している。
特にパナマ運河を利用する船舶では、船体の最大幅が制
限されているため、船幅を増加させずにコンテナ積み込
み量を増加させるように、船倉内スペースの有効利用が
必要となっている。
一方、各縦箱型桁16を取り除き、倉口を船体横方向に
両舷部にわたり単一に形成されるようにして、かつその
単一な倉口に対して、単一な蓋部材をそなえるようにす
ると、蓋部材重量が増加してコンテナクレーンの荷主能
力を越えて、蓋部材の吊」二げ移動が不可能となる問題
点がある。
また、蓋部材のロック装置として従来用いられねじ締め
形式のものは、倉口蓋の開閉に際し、多数のねじ締付金
具をそれぞれ個別に締付けまたは緩める作業を用するた
め、その操作が煩雑で長時間を要し、かつ締付金具の締
付けに過不足が生じるなどの問題点がある。
一方、蓋部材のロック装置として油圧装置を用いる形式
では上記のような問題点は解消できるものの、その構成
が複雑で高価となり、特に油圧装置を用いるためその保
守1点検整備等が必要になる問題点と、長時間放置した
ときは、油圧シリンダ、配管等の作動油の漏洩によって
鉤止杆の係合力が低下して、鉤止杆の不測な解放状態発
生のおそれがある。このため、何等かの補助ロック装置
を設けてその不測の事態発生を未然に防止する手段を講
する必要があり、これによりロック機構が一層複雑高価
となる問題点がある。
本発明は、このような諸問題の解決をはかろうとするも
ので、倉口を船体横方向に両舷部にわたり単一に形成さ
れるようにしながら舶用倉内を有効に利用できるように
しする一方、単一倉口に対応する蓋部材を複数に分割し
ながら同蓋部材をコンテナクレーンで容易にしかもどの
蓋部材からでも吊上げ移動できるようにし、かつ各蓋部
材間を確実に風雨密化できかつ各蓋部材の船体への固締
(ロック)を容易で確実にできるようにするとともに、
蓋部材の風雨密化とロック等を同時に解除できるように
した、風雨密式舶用倉口蓋装置を提供することを目的と
する。
〔問題点を解決するための手段〕
このため、本発明の風雨密式舶用倉口蓋装置は、船体横
方向に両舷部にわたり形成された単一の倉口を覆うべく
複数の蓋部材をそなえ、これらの蓋部材の相互間に、可
動式排水板からなる風雨密磯構が設けられるとともに、
上記蓋部材を船体側に固定するロック機構と、上記蓋部
材を吊上げるべく同蓋部材のに面に形成されたリフティ
ングリセスとが設けられて上記蓋部材の吊」二げ時に上
記リフティングリセスの長穴に挿入されるツイストピン
の回動に伴い同ツイストピンの下端膨大部の回動と連動
して上記排水板の格納位置への駆動と上記ロック機構の
解放とを行なうリンク式連動機構が装備されていること
を特徴としている。
〔作 用〕
」−述の本発明の風雨密式舶用倉口蓋装置では、蓋部材
」二のリフティングリセスの長穴にツイストピンが挿入
されて、同ツイストピンの回動に伴う同ツイストピンの
下端膨大部の回動と連動して、可動式排水板がリンク機
構を介して格納位置へ駆動され、ロック機構がリンク機
構を介して解除されて、上記蓋部材が移動可能となる。
これとともに、−1−記ツイストピンの下端膨大部が−
L記リフティングリセスを支持しうるようになり、上記
ツイストピンの上昇とともに、上記蓋部材が吊上げられ
る。
〔実施例〕
以下、図面により本発明の一実施例としての風iTJ密
式釦式舶用倉口蓋装置いて説明すると、第1図はその平
面図、第2図は第1図の■部を立体的に示す斜視図、第
3図は第1図の■−■矢視断面図、第4図は第1図のI
V−IV矢視断面図、第5図は第1図のV部拡大図、第
6図は第5図のVI−Vl矢視断面図、第7図はそのリ
フティングリセス部分の水平断面図(第1図の■部対応
図)、第8図はそのリフティングリセス部分の鉛直断面
図、第9図は他のリフティングリセス部分の水平断面図
(第1図のIY部対応図)、第10図はそのす7テイン
グリセス部分の鉛直断面図、第11図はさらに他のリフ
ティングリセス部分の水平断面図(tIS1図のXI部
対応図)、第12図はそのリフティングリセス部分の鉛
直断面図、第13図はそのロック機構のロック状態にお
ける平面図(第1図のX■部拡大図)、第14図はその
ロック解除状態における平面図、第15図は第4図のX
V部拡大図、第16図は第3図のXVI部拡大図、第1
7図は第16図のX■−X■矢視断面図、第18図は第
1図のX■部拡大図、第19図は第18図のX IX 
−X I¥矢視図、第20図は第18図のxx−xx矢
視断面図である。
#1〜3図に示すように、船体Sの甲板1上には、船体
横方向に両舷部にわたる大型の倉口1aが船長方向に複
数並設されている。
この倉口1aには、その縁部全体にわたって、縁材(ハ
ツチコーミング)2が配設されている。このハツチコー
ミング2の上面には、同一に面に設置される蓋部材4,
5.6とハツチコーミング2どの間の風雨密を保持する
ためにシールパー3が突設されている。
倉口1a上を3つに分割されて設置される蓋部材4,5
.6は、それぞれ図示しない船上のクレーンによる吊上
げを容易にすべく所定範囲内の重量に設定されていて、
これらの蓋部材4,5.6が組み合わされて倉口1aの
全面を覆うようになっている。
蓋部材4,5.6の各上面には、それぞれ4つのI77
テイングリセス8(または8′)が設置されている。こ
の4つのリフティングリセス8(8’)は、各蓋部材4
,5.6上面において、ともに一定の長方形の頂点位置
に対応するように配置されている。
この4つのリフティングリセス8(8’)の配設位置か
らなる長方形の面心は、各蓋部材4,5.6の重心と一
致するよう設定されている。さらに、このリフティング
リセス8(8’)には、それぞれ長穴8a(8’a)が
設けられている。
そして、これらの蓋部材4,5.6は、各リフティング
リセス8(8’)の長穴8a(8’a)にツイストピン
7をそれぞれ挿入されで、同ツイストピン7を介して吊
」二げられる。
つまり、ツイストピン7は、その軸7bの先端に長穴8
a(8’a)よりやや小さく設定されたほぼ長方形水平
断面を有する膨大部7aが形成されてなっている。この
膨大部7aのの水平断面の長径は、長穴8a(8’a)
の短径より所要量だけ大きく設定されている。そして、
この膨大部7aをリフティングリセス8(8’)内の長
穴8a(8’a)より下方まで挿入した後、ツイストピ
ン7をその軸回りに所要角度(90°程度)回動させる
ことにより、膨大部7aJ二面と、リフティングリセス
8(8’)の長穴8a(8’a)近傍の下面とが係合し
、ツイストピン7とともにリフティングリセス8の吊上
げが可能となる。
なお、ツイストピン7は、吊上げ部材Aの下面に、4つ
のリフティングリセス8(8’)の配設位置と合わせた
位置に、つまり4つのリフティングリセス8(8″)が
なす長方形の頂点と同様な関係で位置するように4本突
設されている。そして、吊上げ部材Aの蓋部材4(また
は5または6)−1―所定位置への降下により、蓋部材
4(5,6)−11の各長穴8a(8’a)内にそれぞ
れツイストピン7の膨大部7aが挿入され、さらに、膨
大部7aが回動することで膨大部7aとリフティングリ
セス8との係合がなり、この後吊上げ部材Aが一1〕昇
することにより、蓋部材4(5,6)が吊り上げられる
ようになっている。
蓋部材4,5.6は、第3,20図に示すように、それ
ぞれの縁部において下方に突出した縁材4a。
5 a、 6 aがそなえられ、特に、各縁材4 a、
 5 a、 6 aのハツチコーミング2どの接合部に
は、それぞれその内側にレール状にカギ形部分4c、5
c、6cが形成されていて、このカギ形部分4c、5c
、6cの内部に、ハツチコーミング2のシールパー3が
挿入される。
そして、シールパー3上面とカギ形部分4c、5e。
6cの内面との保合あるいは接近により、各蓋部材4.
5.6とハツチコーミング2との風雨密がなされている
。+77テイングリセス8,8′のうち、I77テイン
グリセス8′は、ツイストピン7による吊上げ専用のも
ので、tjS5 、6図に示すように、蓋部材4,5.
6に形成されたりセス本体8c’ と、同リフティング
リセス8′に固着されてリセス」二面を形成する上部板
8′1]とからなり、上部板8’ bに長穴8’aが形
成されている。
一方、リセス8は、第7〜12図に示すように、蓋部材
4,5.6に形成されたりセス本体8cと、同リフティ
ングリセス8上に固着されてリフティングリセス8上面
を形成する」一部板81+とのりセス本体8c下面の中
央に鉛直に配設されたガイド穴部材8dとからなってい
る。
そして、この〃イド穴部材8dには、ホルダ9のホルダ
軸9aが回転自在に挿嵌されていて、このホルダ軸9a
上部のホルダ9は、〃イド穴部材8d上面に支持されて
いる。また、ホルダ軸9aは、リンク機構りに連結され
ていて、このリンク機構りを介して、リンク機構Rまた
は、風雨密磯構Tに接続されでいる。
このように、リフティングリセス8は、ツイストピン7
による吊」−げに用いられるばかりでなく、リフティン
グリセス8内のホルダ9を通じて、ロック8!構Rまた
は風雨密磯構Tの駆動にも用いられる。
さらに、ホルダ9とリンク機構I、との結合部分につい
て説明すると、リンク機構りは、レバー11とアイプレ
ート10と連動杆13a(または13b)等からなり、
ホルダ9のホルダ軸9a下端には、レバー11の一端が
固着されていて、レバー11の他端は、連動杆13a(
または13b)の一端にそなえられた上下2板のアイプ
レート10の各長穴10aに、ビン12を介して遊嵌さ
れている。
なお、連動杆13aはリンク機構Rに接続され、連動杆
13bは風雨密磯構Tに接続されている。
そして、この連動杆1311(1311)は、蓋部材4
゜5.6の裏面に沿って水平に、軸受14を介して進退
可能に支持されている。
また、長穴10aは、連動杆13a(1311)と直角
をなす方向に形成されている。そして、ホルダ9の回動
に伴ってレバー11が旋回する際、ビン12の移動に応
じて連動杆13a(13b)が第7,9図中実線で示す
位置と鎖線で示す位置との相互間を進退するようになっ
ていてる。また長穴10aの長さは、連動杆13a(1
3b)の進退時に、連動杆13 a(1311)へその
軸方向以外の力が作用しないいように所要長さ以上に設
定される。
次に、蓋部材4,5.6をハツチコーミング2に固定す
るリンク機構Rについて説明すると、リンク機構Rは、
第4図および第13〜15図に示すように、一端を蓋部
材4(5,6)のホルダ9側に連結され船長方向に配設
された連動杆13aと、ハツチコーミング2に沿って船
幅方向に配設された連動杆レバー22とをそなえている
そして、一端をホルダ9側に連結された連動杆13aの
他端部は、蓋部材4(5,6)の縁材4 a(58te
a)に穿設された〃イド穴4b(5b、61))に進退
自由に挿嵌されている。また、この連動杆13aの先端
部分は、縁材4 a(5at 6 a)から外方に突出
しでいで、鉛直軸方向のビン19をそなえている。
一方、連動杆22は、縁材4 a(5at 6 a)の
外面に沿うようにして、軸受23により進退可能に支持
されている。そして、連動杆22の基部は、連動杆13
a先端近傍に位置し、アイプレート17を有している。
そして、この連動杆22の基部と連動杆13aの先端と
の近傍には、L型のレバー21が、そのI−型角部を縁
材4 a(5a、 6 a)にアイプレート16を介し
て枢着されてそなえられている。
このレバー21の両端部には、それぞれ長穴21a、2
1bが形成されていで、長穴21aには、連動杆13a
のピン19が遊嵌され、長穴21bには、連動杆22先
端のアイプレート17の穴部にそなえられたピン20が
遊嵌されている。
そして、連動杆13aを中心として、その左右にレバー
21および連動杆22が対称に配設されている。これに
より、連動杆13aの進退に応じて、レバー21により
その進退方向が90°変えられて、連動杆22がその軸
方向に進退するようになっている。
例えば、第14図は連動杆13aの後退状態であり、こ
れに応じて連動杆22も後退状態となっている。
そして、連動杆13aを第14図中矢印Xで示すように
、前進させると、第13図に示すように連動杆13aが
前進状態となり、これに応じて連動杆22も前進状態と
なる。
さらに、連動杆22の先端部分は第15図に示すように
、縁材4a(5a、6a)に軸受23で支持されでいて
、軸受23部より前方には、つば状のストッパ24が形
成され、軸受23とストッパ24との間の連動杆22周
囲にはスプリング25が介装されている。そして、連動
杆22の先端には、アイプレート26がそなえられてい
て、同アイプレート26には、水平方向軸を有するピン
28が固着されている。
また、アイプレート26の下方のハツチコーミング2」
二面には、掛止金具30が立設されている。
この掛止部%:30には、フック部分30aが形成され
、フック部分30a下面には、緩衝部材31を介して当
金32がそなえられでいる。
さらに、アイプレート26と掛止金具30との開には、
はぼ中間部分をピン29により縁材4a(5a、6a)
に枢着された7ツク27がそなえられている。7ツク2
7の上部には、長穴27aが形成されていて、長穴27
a内にピン28が遊嵌しでいる。
また、7ツク27の下部には、掛止部271+が形成さ
れていて、7ツク27のピン29回りの回動によって、
掛止部27bの一面が当金32の下面に当接して、7ツ
ク7が当金32に嵌着しうるようになっている。
つまり、連動杆22の前進により(第15図中矢印Y方
向に進む)により、7ツク27がピン29回りに回動し
、掛止部27bが当金32と嵌着するようになっている
次に、風雨密磯構Tについて説明すると、風雨密磯構T
は以下のように構成される。
つまり、第16.17図に示すように、蓋部材5におい
て、一端をホルダ9側に連続された連動杆13bの他端
は、縦方向の縁材5aに穿設された〃イド穴5bに進退
可能に挿嵌され先端蓋部材6(または4)側に突出して
いる。この連動杆13b先端にはアイブレー)33がそ
なえられ、同アイプレート33には水平軸方向にピン3
5がそなえられている。
また、縁材5aの外側の連動杆131)より下方には、
外方縁部に7ランノ部37aを有する排水溝37が固着
されていて、同排水溝37の上部には、〃イドローラ3
8がその上面を、7ランノ部37a上面よりやや上方に
位置するようにそなえられる。
そして、この〃イドローラ38上に可動式排水板36が
そなえられる。
可動式排水板36は、外縁部には上方に突出した突出面
36bをそなえ、内縁部には下方に突出した突出面36
cをそなえている。そして、可動式排水板36の水平面
の上面には、アイプレート34が立設され、同アイブレ
ー)34の穴には、アイプレート33のピン35が挿入
されている。
このように、可動式排水板36は、ピン35を介して連
動杆13bに支持される一方、その下面を〃イドロー2
38に移動自由に支持されている。
なお、端板36aは風雨缶用のもので、突出部361)
は38からの抜は止め用のものである。
また、可動式排水板36の端部(ハツチコーミング近傍
部分)は、第18〜20図に示すようにして、風雨密化
が施されている。
つまり、可動式排水板36の端部には、端板36aが設
けられていて、この端板36aは、排水溝37の端部に
形成された端板3711と、蓋部材5の縁材5aとによ
って包囲されてこの部分では、端板37bと端板36a
と縁材5aとの三層構造となって風+i密化が強化され
ている。
また、この蓋部材5と蓋部材6(または4)との相互間
の端部においても、ハツチコーミング2に沿った縁材5
aおよび縁材6 a(4a)には、カギ形部分5cおよ
びカギ形部分6 c(4c)が形成されていて、縁材5
aとカギ形部分50問および縁材6a(4a)とカギ形
部分6 c(4c)間にそれぞれシールパー3が挿入し
、風m密化されている。
なお、縁材5aの下部には、可動式排水板36゜排水溝
37内からの雨水、海水等が外部へ排水できるように、
朋水口5dが設けられている。
本発明の一実施例としての風雨密式舶用倉口蓋装置は、
上述のごとく構成されるので、蓋部材4゜5.6の吊上
げには、吊上げ部材Aを船上にそなえられた図示しない
クレーンによって、該蓋部材4(5,6)の上部へ配置
して、蓋部材上面の各リフティングリセス8(8’)に
挿入させて、ツイストピン7の膨大部7a上面がリフテ
ィングリセス8(8″)の」二部板8b(8’b)より
下方まで達したところで、各ツイストピン7を反時計回
りに約90″回転させる。これにより、膨大部7aはリ
フティングリセス8内から抜けが防止される。 一方、
+77テイングリセス8内に挿入された膨大部7aは、
I77テイングリセス8内への挿入と同時にホルダ9内
に嵌入する。そして、ホルダ軸9aの回転に伴ってホル
ダ9も回動して、ホルグタの回動に連動して、リンク機
構りが作動する。これにより、連動杆13aが後退して
、レバー21を介して連動杆22を後退させ、7ツク2
7の掛止金具30との係合を開放する。そして、蓋部材
4(516)は船体からの固締が解かれ自由に移動しう
るようになる。
さらに、膨大部7aの回転に伴い、蓋部材5にそなえら
れる風雨密機構Tにおいても、ホルダ9の回動に連動し
て、つまりホルダ9の回動により連動杆131〕が後退
して、可動式排水板36を蓋部材5内に格納状態とする
。これにより、蓋部材5を吊下げる際にも、可動式排水
板36と蓋部材4(または6)との干渉が防止される。
このようにして、ツイストピン7の回転により、蓋部材
4と蓋部材6とにおいては、ロック機構Rが解除され、
蓋部材5においては、ロック機構Rの解除と風雨密機構
Tの格納とが行なわれ、共に自由に吊下げうる状態とな
る。つまり、蓋部材4゜5.6のいずれからも自由な順
序に吊下げ移動が行なえるのである。
一方、蓋部材4,5.6の設置に当たっでは、上述の吊
下げ移動とは逆に、ツイストピン7をその膨大部7aが
長穴8aとずれるように回転させた状態で、吊」二げ部
材Aにより蓋部材4(5,6)を図示しないクレーンの
駆動により吊下して、所定位置まで移動させて、ハツチ
コーミング2上に載置する。そして、ツイストピン7を
回転させて膨大部7aと長穴8aとが同方向に向くよう
にすることにより、ホルダ9およびリンク機構りを介し
て連動杆13a(13b)が駆動される。
つまり、連動杆13aおよび連動杆13aは、ホルダ9
の回動に連動して、前進し、連動杆13aは、連動杆2
2を前進させで、連動杆22先端の7ツク27を掛止金
具30に嵌合させてロック機構Rをロック状態にする。
また、連動杆13bは、可動式排水板36を前進させて
、可動式排水板36を風雨密作用位置に移動させる。こ
れにより、蓋部材5と蓋部材6(4)との相互間の風雨
密化が完了する。
さらに、ツイストピン7は、その膨大部7aがリフティ
ングリセス8の長穴8aから抜けうる状態となっている
ので、クレーンによる吊上げ部材Aの上昇により、蓋部
材4(5,6)からツイストピン7を外して蓋部材4(
5,6)の設置が完了すなお、ロック機構Rの掛止金J
ij−30にそなえられた緩衝部材31は、当金32と
長溝27aとの位置関係に多少の誤差が生じていても、
その誤差を許容しなから長溝27aの当金32への掛け
tめを確実にする。特に、当金32と長溝27aとの整
合面が不均一であっても、緩衝部材31により所要の整
合状態に調整される。さらに、船体に生ずる歪によって
、この当金32と長溝27aとの係合部分に過度の緊縮
力を緩和減殺する効果がある。
なお、当金32と長溝27aとの設置が精密であれば、
当金32を設けなくてもよい。
また、本実施例では、ロック機構Rにフック式のものを
用いたが、以下のようなロック機構Rでもよい。
つまり、ハ・ンチコーミング2において、連動杆13a
の軸線延反」−に連動杆13aのための嵌入穴を設ける
とともに、連動杆13aが前進時には、上記の嵌入穴に
嵌入し、後退時には、各蓋部材4(5,6)内に収納し
うるようにその移動量を設定する。
これにより、連動杆13aの嵌入穴への嵌入時には、ロ
ック状態となり、連動杆13aの蓋部材4(5,6)内
収納時には、解放状態となる。
〔発明の効果〕
以」二詳述したように、本発明の風雨密式舶用倉口蓋装
置によれば、船体横方向に両舷部にわたり形成された単
一の倉口を覆うべく複数の蓋部材をそなえ、これらの蓋
部材の相互間に、可動式排水板からなる風雨密機構が設
けられるとともに、上記蓋部材を船体側に固定するロッ
ク機構と、上記蓋部材を吊」二げるべく同蓋部材の」二
面に形成されたリフティングリセスとが設けられて上記
蓋部材の吊上げ時に上記リフティングリセスの長穴に挿
入されるツイストピンの回動に伴い同ツイストピンの下
端膨大部の回動と連動して上記排水板の格納位置への駆
動と上記ロック機構の解放とを行なうリンク式連動機構
が装備されるという構成により、大型開口によるコンテ
ナ等の荷物の搬入、搬出が極めて容易となるうえに、蓋
部材が分割されているため各蓋部材を船上のクレーン等
で容易に設置・除去を行なえる。
そして、さらに、蓋部材の設置にあたってどの蓋部材か
らも自由に設置でき、その設置により蓋部材の船体側へ
の固定とともに、蓋部材相互間の風雨密化とが瞬時にし
かも確実に完了するという効果がある。
一方、蓋部材の除去にあたっては、ツイストピンにより
、瞬時に蓋部材の船体への固定が解放されるとともに、
風雨缶用の排水板が格納されて、蓋部材の吊上げがどの
蓋部材からも自由に行なえる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1〜20図は本発明の一実施例としての風雨密式舶用
倉口蓋装置を示すもので、第1図はその平面図、第2図
は第1図の■部を立体的に示す斜視図、第3図は第1図
の■−■矢視断面図、第4図は第1図のIV−IV矢視
断面図、第5図は第1図のV部拡大図、第6図は第5図
のVl−Vl矢視断面図、第7図はそのリフティングリ
セス部分の水平断面図(第1図の■部対応図)、第8図
はそのリフティングリセス部分の鉛直断面図、第9図は
他の177テイングリセス部分の水平断面図(第1図の
lX部対応図)、第10図はそのリフティングリセス部
分の鉛直断面図、第11図はさらに他のリフティングリ
セス部分の水平断面図(第1図のXT部対応図)、$1
2図はそのリフティングリセス部分の鉛直断面図、第1
3図はそのロック機構のロック状態における平面図(第
1図のX■部拡大図)、第14図はそのロック解除状態
における平面図、第15図は第4図のXV部拡大図、第
16図は第3図のXVI部拡大図、第17図は第16図
のX■−X■矢視断面図、第18図は第1図のX■部拡
大図、第19図は第18図のX IY −X I¥矢視
図、第20図は第18図のxx−xx矢視断面図であり
、第21〜23図は従来の舶用倉口蓋装置を示すもので
、第21図はその平面図、@22図は第21図のX■−
X■矢視断面図、第23図は第22図のXX■部拡大図
である。 1・・甲板、1a・・倉口、2・・縁部(ハツチコーミ
ング)、3・・シールバー、4,5.6・・蓋部材、4
a、5a、6a・・縁材、4b、5b、61+・・ガイ
ド穴、4c、5c、6c・・カギ形部分、5d・・排水
口、7・・ツイストピン、7a・・膨大部、7b・・軸
、8,8′ ・・す7テイングリセス、8a、8′a・
・長穴、8b、8b’  −−上部板、8c。 8’c・・リセス本体、8d・・ガイド穴部材、9・・
ホルダ、9a−φホルダ軸、10・番アイプレート、1
0a・・長穴、11・・レバー、12・・ピン、13a
、13b・・連動杆、14・・軸受、15.16.17
・・アイプレート、18,19.20・・ピン、21・
・レバー、21a、21b・・長穴、22・・連動杆、
23・・軸受、24・・ストッパ、25・・スプリング
、26・・アイプレート、27・・7ツク、27a・・
長溝、27b−−掛止部、28.29・・ピン、30・
・掛止金具、30a・・フック部分、31・・緩衝部材
、32・・当金、33.34・・アイプレート、35・
・ピン、36・・可動式排水板、36a・・端板、36
++、36c・−突出面、37・・排水溝、37a・・
7ランノ部、37b・・端板、38・・〃イドローラ、
A・・吊上げ部材、L・・リンク機構、R・・ロック機
構、S・・船体、T・・風雨密機構。 復代理人 弁理士 飯 沼 義 彦 第 9 図 第10図 8b      8a 第11図 第12図 第13図 第14図 第15図 □Y 第16.図 第17図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 船体横方向に両舷部にわたり形成された単一の倉口を覆
    うべく複数の蓋部材をそなえ、これらの蓋部材の相互間
    に、可動式排水板からなる風雨密機構が設けられるとと
    もに、上記蓋部材を船体側に固定するロック機構と、上
    記蓋部材を吊上げるべく同蓋部材の上面に形成されたリ
    フティングリセスとが設けられて上記蓋部材の吊上げ時
    に上記リフティングリセスの長穴に挿入されるツイスト
    ピンの回動に伴い同ツイストピンの下端膨大部の回動と
    連動して上記排水板の格納位置への駆動と上記ロック機
    構の解放とを行なうリンク式連動機構が装備されている
    ことを特徴とする、風雨密式舶用倉口蓋装置。
JP15390186A 1986-06-30 1986-06-30 風雨密式舶用倉口蓋装置 Pending JPS6311495A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19990017542A (ko) * 1997-08-25 1999-03-15 이대원 컨테이너선의 해치커버
CN103434613A (zh) * 2013-08-20 2013-12-11 张晓荣 一种带检查孔的人孔装置

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KR19990017542A (ko) * 1997-08-25 1999-03-15 이대원 컨테이너선의 해치커버
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