JPS6311465A - パ−キングブレ−キの操作機構 - Google Patents
パ−キングブレ−キの操作機構Info
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- JPS6311465A JPS6311465A JP15392886A JP15392886A JPS6311465A JP S6311465 A JPS6311465 A JP S6311465A JP 15392886 A JP15392886 A JP 15392886A JP 15392886 A JP15392886 A JP 15392886A JP S6311465 A JPS6311465 A JP S6311465A
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- 230000007246 mechanism Effects 0.000 title claims abstract description 54
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims abstract description 22
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 claims abstract description 22
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims 1
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 5
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 2
- QNRATNLHPGXHMA-XZHTYLCXSA-N (r)-(6-ethoxyquinolin-4-yl)-[(2s,4s,5r)-5-ethyl-1-azabicyclo[2.2.2]octan-2-yl]methanol;hydrochloride Chemical compound Cl.C([C@H]([C@H](C1)CC)C2)CN1[C@@H]2[C@H](O)C1=CC=NC2=CC=C(OCC)C=C21 QNRATNLHPGXHMA-XZHTYLCXSA-N 0.000 description 1
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- Braking Elements And Transmission Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、車両におけるパーキングブレーキの操作機構
に係り、特にレバー操作式の操作機構に関する。
に係り、特にレバー操作式の操作機構に関する。
−mにこの種の操作機構においては、パーキングブレー
キを操作する操作レバーがドライバー用シートの一側に
て車体のフロアに組付けられていて、同操作レバーはシ
ートに着座したドライバーが最も操作し易いところに位
置するように配慮されている。
キを操作する操作レバーがドライバー用シートの一側に
て車体のフロアに組付けられていて、同操作レバーはシ
ートに着座したドライバーが最も操作し易いところに位
置するように配慮されている。
しかしながら、ドライバー用シートは通常車体のフロア
に対して前後方向へ位置調整可能とされていて、ドライ
バーはその体格及び好みの姿勢を得るためにシートを前
後方向に位置調整して運転するので、シートに対して操
作レバーの位置が相対的に変位することとなり、シート
に対する操作レバーの位置が操作最適位置から外れて操
作性が悪くなる。
に対して前後方向へ位置調整可能とされていて、ドライ
バーはその体格及び好みの姿勢を得るためにシートを前
後方向に位置調整して運転するので、シートに対して操
作レバーの位置が相対的に変位することとなり、シート
に対する操作レバーの位置が操作最適位置から外れて操
作性が悪くなる。
これに対処すべく英国特許第LO35,576号には操
作レバーをドライバー用シートの一側に回動可能に組付
けた操作機構が提案されている。
作レバーをドライバー用シートの一側に回動可能に組付
けた操作機構が提案されている。
ところで、かかる操作機構においては、操作レバーに連
結されたパーキングブレーキ操作ケーブルがシートの下
方にて湾曲した状態で配設されている。このため、操作
ケーブルはシートの前後方向への位置調整時その湾曲度
合を変えて同シートの移動を許容することになるが、操
作ケーブルを構成するインナワイヤはアウタチューブの
内孔より小径に形成されていて同内孔内を径方向へ移動
し得るようになっているため、操作ケーブルの湾曲度合
が変るときにはインナワイヤがアウタチューブの内孔内
にて径方向へ移動してアウタチューブに対して軸方向へ
相対的に移動する。この結果、シートの前後方向への位
置調整によりインナワイヤに作用している張力が変化し
て、同インナワイヤに連結されたパーキングブレーキの
ブレーキ力に影響を及ぼすおそれがある。
結されたパーキングブレーキ操作ケーブルがシートの下
方にて湾曲した状態で配設されている。このため、操作
ケーブルはシートの前後方向への位置調整時その湾曲度
合を変えて同シートの移動を許容することになるが、操
作ケーブルを構成するインナワイヤはアウタチューブの
内孔より小径に形成されていて同内孔内を径方向へ移動
し得るようになっているため、操作ケーブルの湾曲度合
が変るときにはインナワイヤがアウタチューブの内孔内
にて径方向へ移動してアウタチューブに対して軸方向へ
相対的に移動する。この結果、シートの前後方向への位
置調整によりインナワイヤに作用している張力が変化し
て、同インナワイヤに連結されたパーキングブレーキの
ブレーキ力に影響を及ぼすおそれがある。
本発明は、上記した問題を解決するためになされたもの
で、当該パーキングブレーキの操作機構を、車体のフロ
アに対して前後方向へ位置調整可能なシートと一体的に
移動する可動部材に固定されたラチェット部材と、同ラ
チェット部材(又は前記可動部材に固定されたブラケッ
ト)に揺動自在に軸支された操作レバーと、同操作レバ
ーに揺動可能に組付けられスプリングによって付勢され
て前記ラチェット部材に設けたラチェット歯と噛合する
ポールと、前記操作レバーに組付けられて前記ポールに
係合し同ポールと前記ラチェット歯との噛合を解除可能
なレリーズ手段と、前記シートの移動方向と平行に配置
されて前記フロア側に組付けられた少なくとも一対の揺
動リンクと平行移動リンクを有する平行リンク機構と、
この平行リンク機構の一部に一端を枢支されかつ他端を
前記シート側に枢支されて前記シートの移動に伴って前
記平行リンク機構を変形させる駆動リンクと、前記平行
リンク機構の平行移動リンクに一端を平行移動可能に枢
支されかつ他端をパーキングブレーキを作動させる操作
力伝達手段に枢支されて前記平行リンク機構の変形に伴
って揺動する前記平行リンク機構の揺動リンクと常に平
行な従動リンクと、この従動リンクの一部に一端を枢支
されかつ他端を前記操作レバーの揺動によって前記シー
トの移動方向へ移動される部材に枢支され前記駆動リン
クと常に平行となる操作力伝達リンクを備える構成とし
た。
で、当該パーキングブレーキの操作機構を、車体のフロ
アに対して前後方向へ位置調整可能なシートと一体的に
移動する可動部材に固定されたラチェット部材と、同ラ
チェット部材(又は前記可動部材に固定されたブラケッ
ト)に揺動自在に軸支された操作レバーと、同操作レバ
ーに揺動可能に組付けられスプリングによって付勢され
て前記ラチェット部材に設けたラチェット歯と噛合する
ポールと、前記操作レバーに組付けられて前記ポールに
係合し同ポールと前記ラチェット歯との噛合を解除可能
なレリーズ手段と、前記シートの移動方向と平行に配置
されて前記フロア側に組付けられた少なくとも一対の揺
動リンクと平行移動リンクを有する平行リンク機構と、
この平行リンク機構の一部に一端を枢支されかつ他端を
前記シート側に枢支されて前記シートの移動に伴って前
記平行リンク機構を変形させる駆動リンクと、前記平行
リンク機構の平行移動リンクに一端を平行移動可能に枢
支されかつ他端をパーキングブレーキを作動させる操作
力伝達手段に枢支されて前記平行リンク機構の変形に伴
って揺動する前記平行リンク機構の揺動リンクと常に平
行な従動リンクと、この従動リンクの一部に一端を枢支
されかつ他端を前記操作レバーの揺動によって前記シー
トの移動方向へ移動される部材に枢支され前記駆動リン
クと常に平行となる操作力伝達リンクを備える構成とし
た。
本発明によるパーキングブレーキの操作機構においては
、操作レバーの揺動が平行リンク機構によって移動方向
をシートの移動方向のみとされた操作力伝達リンクや従
動リンクを介して操作力伝達手段に伝達されるため、操
作レバーの揺動操作によりパーキングブレーキを作動さ
せたり解除させたりすることができることは勿論のこと
、操作レバーをシートと一体的に移動するラチェット部
材(又はブラケット)に軸支したため、シートを前後方
向へ移動して位置調整してもシートと操作レバーの位置
関係は全く変らず、操作レバーの操作性は損なわれない
。
、操作レバーの揺動が平行リンク機構によって移動方向
をシートの移動方向のみとされた操作力伝達リンクや従
動リンクを介して操作力伝達手段に伝達されるため、操
作レバーの揺動操作によりパーキングブレーキを作動さ
せたり解除させたりすることができることは勿論のこと
、操作レバーをシートと一体的に移動するラチェット部
材(又はブラケット)に軸支したため、シートを前後方
向へ移動して位置調整してもシートと操作レバーの位置
関係は全く変らず、操作レバーの操作性は損なわれない
。
しかして、シートを前後方向へ移動して位置調整すると
きには、駆動リンクによって平行リンク握構が変形され
、同平行リンク機構の揺動リンクと同様に従動リンクが
揺動するため、従動リンクの他端は全く移動せず、操作
力伝達手段を介してパーキングブレーキに作用する力は
全く変らずパーキングブレーキのブレーキ力が変化しな
いといった作用が得られるとともに、操作力伝達リンク
が駆動リンクと同様に揺動するため、駆動リンクと操作
力伝達リンクの各他端間の間隔が全く変らず、操作力伝
達リンクから操作レバーに至る部材はシートに対して全
く動かない。なお、操作レバーから操作力伝達リンク、
従動リンク、操作力伝達手段を介してパーキングブレー
キに伝わる力は、各リンクの揺動を妨げるようには作用
しないため、シートの前後方向の移動は阻害されない。
きには、駆動リンクによって平行リンク握構が変形され
、同平行リンク機構の揺動リンクと同様に従動リンクが
揺動するため、従動リンクの他端は全く移動せず、操作
力伝達手段を介してパーキングブレーキに作用する力は
全く変らずパーキングブレーキのブレーキ力が変化しな
いといった作用が得られるとともに、操作力伝達リンク
が駆動リンクと同様に揺動するため、駆動リンクと操作
力伝達リンクの各他端間の間隔が全く変らず、操作力伝
達リンクから操作レバーに至る部材はシートに対して全
く動かない。なお、操作レバーから操作力伝達リンク、
従動リンク、操作力伝達手段を介してパーキングブレー
キに伝わる力は、各リンクの揺動を妨げるようには作用
しないため、シートの前後方向の移動は阻害されない。
以下に、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図においてシート10(組付前の状態が図示されて
いる)は調整装置Aにより車体のフロア19に対して前
後方向く第1図矢印方向)へ位置調整可能とされる。な
お、調整装成人は、周知のものであり、車体のフロア1
9に固定される左右一対のロアレール11.12と、シ
ート10に固定されて各ロアレール11.12上に前後
方向へ摺動自在に組付けられた左右一対のアッパレール
13.14と、両レール11.13を解除可能に固定し
操作レバー15の操作により解除されるロック手段(図
示せず)によって構成されている。
いる)は調整装置Aにより車体のフロア19に対して前
後方向く第1図矢印方向)へ位置調整可能とされる。な
お、調整装成人は、周知のものであり、車体のフロア1
9に固定される左右一対のロアレール11.12と、シ
ート10に固定されて各ロアレール11.12上に前後
方向へ摺動自在に組付けられた左右一対のアッパレール
13.14と、両レール11.13を解除可能に固定し
操作レバー15の操作により解除されるロック手段(図
示せず)によって構成されている。
またシート10の一側及び下部には本発明によるパーキ
ングブレーキの操作機構Bが配設されている。操作機構
Bは、第1図〜第3図にて示したように、ラチェット部
材21.操作レバー22゜ポール23.レリーズ手段C
,シャフト24.リンク機構り及び操作力伝達手段Eを
備えている。
ングブレーキの操作機構Bが配設されている。操作機構
Bは、第1図〜第3図にて示したように、ラチェット部
材21.操作レバー22゜ポール23.レリーズ手段C
,シャフト24.リンク機構り及び操作力伝達手段Eを
備えている。
ラチェット部材21は、アッパレール13上に固着され
ていて、ポール23と噛合うラチェット歯21a(第3
図参照)を一体的に備えている。
ていて、ポール23と噛合うラチェット歯21a(第3
図参照)を一体的に備えている。
操作レバー22は、シャフト24を介してラチェット部
材21に上下方向へ揺動自在に軸支されていて、同操作
レバー22とシャフト24は一体回転するようになって
いる。ポール23は、操作レバー22にピン25により
揺動可能に軸支されていて、ラチェット歯21aと係脱
可能に噛合している。レリーズ手段Cは、操作レバー2
2に組付けたロッド26.ブツシュボタン27及び圧縮
コイルスプリング28からなるもので、ロッド26の後
端はピンによりポール23の上端部に連結され、ロッド
26とブツシュボタン27は螺合連結されている。圧縮
コイルスプリング28は、操作レバー22とブツシュボ
タン27間に介装されていて、ロッド26及びブツシュ
ボタン27を前方へ、すなわちポール23がラチェット
歯21aに噛合する方向へ付勢している。
材21に上下方向へ揺動自在に軸支されていて、同操作
レバー22とシャフト24は一体回転するようになって
いる。ポール23は、操作レバー22にピン25により
揺動可能に軸支されていて、ラチェット歯21aと係脱
可能に噛合している。レリーズ手段Cは、操作レバー2
2に組付けたロッド26.ブツシュボタン27及び圧縮
コイルスプリング28からなるもので、ロッド26の後
端はピンによりポール23の上端部に連結され、ロッド
26とブツシュボタン27は螺合連結されている。圧縮
コイルスプリング28は、操作レバー22とブツシュボ
タン27間に介装されていて、ロッド26及びブツシュ
ボタン27を前方へ、すなわちポール23がラチェット
歯21aに噛合する方向へ付勢している。
シャフト24は、左右方向に配設されていて、一端にて
操作レバー22に固着されるとともにラチェット部材2
1に回動可能に軸支され、他端にてシート10の下面に
固着されるブラケット29に回動可能に軸支されている
。またシャフト24の中央にはアーム24aが一体的に
固着されていて、同アーム24aは連結リンク30を介
してリンク機構りに連結されている。
操作レバー22に固着されるとともにラチェット部材2
1に回動可能に軸支され、他端にてシート10の下面に
固着されるブラケット29に回動可能に軸支されている
。またシャフト24の中央にはアーム24aが一体的に
固着されていて、同アーム24aは連結リンク30を介
してリンク機構りに連結されている。
リンク機構りは、左右一対の平行リンク機構D1、D2
と、左右一対の駆動リンク34A・34B、従動リンク
35A・35B、操作力伝達リンク36A・36Bを備
えている。各平行リンク機構Di、D2は、前後一対の
揺動リンク31A・32A、31B・32Bと同揺動リ
ンクの揺動端に連結された平行移動リンク33A、33
Bからなるもので、両ロアレール11.12間に橋架し
た前後一対のベースパー16.’17に、平行移動リン
ク33A、33Bがシート10の移動方向と平行になる
ようにして組付けられている。各揺動リンク31A、3
1Bは基端にてジヨイント41(ベースパー16に固着
されている)に枢支され、また各揺動リンク32A、3
2Bは基端にてジヨイント42(ベースパー17に固着
されている)に枢支されている。なお、両ジヨイント4
1,42を直接フロア19に固着して実施することも可
能である。
と、左右一対の駆動リンク34A・34B、従動リンク
35A・35B、操作力伝達リンク36A・36Bを備
えている。各平行リンク機構Di、D2は、前後一対の
揺動リンク31A・32A、31B・32Bと同揺動リ
ンクの揺動端に連結された平行移動リンク33A、33
Bからなるもので、両ロアレール11.12間に橋架し
た前後一対のベースパー16.’17に、平行移動リン
ク33A、33Bがシート10の移動方向と平行になる
ようにして組付けられている。各揺動リンク31A、3
1Bは基端にてジヨイント41(ベースパー16に固着
されている)に枢支され、また各揺動リンク32A、3
2Bは基端にてジヨイント42(ベースパー17に固着
されている)に枢支されている。なお、両ジヨイント4
1,42を直接フロア19に固着して実施することも可
能である。
各駆動リンク34A、34Bは、シートIOの移動に伴
って各平行リンク機構DI、D2を変形させるものであ
り、一端にて各揺動リンク32A。
って各平行リンク機構DI、D2を変形させるものであ
り、一端にて各揺動リンク32A。
32Bと各平行移動リンク33A、33Bの連結部に枢
支され、他端にてシート10の下面に固着されるジヨイ
ント43に枢支されている。各従動リンク35A、35
Bは、各平行リンク機構DI。
支され、他端にてシート10の下面に固着されるジヨイ
ント43に枢支されている。各従動リンク35A、35
Bは、各平行リンク機構DI。
D2の変形に伴って揺動するものであって各揺動リンク
32A、32Bと常に平行であり、一端にて各平行移動
リンク33A、33Bに設けた長孔33a、33bに前
後方向へ移動可能(各平行移動リンク33A、33Bに
対して平行移動可能)に枢支され、他端にて前後方向へ
移動可能なジヨイント44に枢支されている。各操作力
伝達リンク36A、36Bは、操作レバー22から連結
リンク30に伝わる操作力を各従動リンク35A。
32A、32Bと常に平行であり、一端にて各平行移動
リンク33A、33Bに設けた長孔33a、33bに前
後方向へ移動可能(各平行移動リンク33A、33Bに
対して平行移動可能)に枢支され、他端にて前後方向へ
移動可能なジヨイント44に枢支されている。各操作力
伝達リンク36A、36Bは、操作レバー22から連結
リンク30に伝わる操作力を各従動リンク35A。
35Bに伝えるものであって各駆動リンク34A。
34Bと常に平行であり、一端にて各従動リンク35A
、35Bの一端に枢支され、他端にて連結リンク30が
枢支されているジヨイント45に枢支されている。
、35Bの一端に枢支され、他端にて連結リンク30が
枢支されているジヨイント45に枢支されている。
操作力伝達手段Eは、ジヨイント44の前後方向への動
きをパーキングブレーキ(図示せず)に伝えるものであ
り、本実施例においては、パーキングブレーキ操作ケー
ブル50によって構成されており、同パーキングブレー
キ操作ケーブル50の後端は周知の手段によりパーキン
グブレーキに接続されている。パーキングブレーキ操作
ケーブル50は、アウタチューブ51とインナワイヤ5
2からなり、アウタチューブ51の先端51aはベース
パー17に固着したジヨイント42に固定されており、
またインナワイヤ52はアウタチューブ51の先端から
前方へ延出して先端52aをジヨイント44に固定され
ている。(第1図参照)上記のように構成した本実施例
においては、ブツシュボタン27を操作することなく操
作レバー22を上方へ揺動すれば(引き上げれば)、シ
ャフト24が一体的に回転し、同シャフト24の回転に
よりアーム24aが前方へ揺動して連結リンク30が前
方へ引かれる。しかして、連結リンク30の動きは、再
操作力伝達リンク36A、36Bと両従動リンク35A
、35Bとを介してジヨイント44に伝わる。ところで
、このときには両平行リンク機構Di、D2が変形しな
いため、再操作力伝達リンク36A、36Bと両従動リ
ンク35A、35Bは菱形形状を変えることなく両平行
リンク機構Di、D2によりガイドされて前方へ移動す
る。したがって、インナワイヤ52のアウタチューブ5
1からの延び出し長さが長くなり、パーキングブレーキ
が作動状態とされる(第4図及び第6図参照)。かかる
状態は、ポール23が圧縮コイルスプリング28の作用
によりラチェット歯21aに噛合して操作レバー22の
下方への揺動を規制するため保持される。
きをパーキングブレーキ(図示せず)に伝えるものであ
り、本実施例においては、パーキングブレーキ操作ケー
ブル50によって構成されており、同パーキングブレー
キ操作ケーブル50の後端は周知の手段によりパーキン
グブレーキに接続されている。パーキングブレーキ操作
ケーブル50は、アウタチューブ51とインナワイヤ5
2からなり、アウタチューブ51の先端51aはベース
パー17に固着したジヨイント42に固定されており、
またインナワイヤ52はアウタチューブ51の先端から
前方へ延出して先端52aをジヨイント44に固定され
ている。(第1図参照)上記のように構成した本実施例
においては、ブツシュボタン27を操作することなく操
作レバー22を上方へ揺動すれば(引き上げれば)、シ
ャフト24が一体的に回転し、同シャフト24の回転に
よりアーム24aが前方へ揺動して連結リンク30が前
方へ引かれる。しかして、連結リンク30の動きは、再
操作力伝達リンク36A、36Bと両従動リンク35A
、35Bとを介してジヨイント44に伝わる。ところで
、このときには両平行リンク機構Di、D2が変形しな
いため、再操作力伝達リンク36A、36Bと両従動リ
ンク35A、35Bは菱形形状を変えることなく両平行
リンク機構Di、D2によりガイドされて前方へ移動す
る。したがって、インナワイヤ52のアウタチューブ5
1からの延び出し長さが長くなり、パーキングブレーキ
が作動状態とされる(第4図及び第6図参照)。かかる
状態は、ポール23が圧縮コイルスプリング28の作用
によりラチェット歯21aに噛合して操作レバー22の
下方への揺動を規制するため保持される。
また、かかる状態において、ブツシュボタン27を押し
込めば、ロッド26を介してポール23が第3図反時計
方向へ揺動されてラチェット歯21aとの噛合を解除さ
れる。このため、この状態にて操作レバー22を下方へ
揺動すれば、シャフト24が逆回転し、同シャフト24
の逆回転によりリンク機構りにおいて上述した作動とは
逆の作動が得られる。したがって、インナワイヤ52の
アウタチューブ51からの延び出し長さが短くなり、パ
ーキングブレーキの作動が解除される(第2図及び第5
図参照)。
込めば、ロッド26を介してポール23が第3図反時計
方向へ揺動されてラチェット歯21aとの噛合を解除さ
れる。このため、この状態にて操作レバー22を下方へ
揺動すれば、シャフト24が逆回転し、同シャフト24
の逆回転によりリンク機構りにおいて上述した作動とは
逆の作動が得られる。したがって、インナワイヤ52の
アウタチューブ51からの延び出し長さが短くなり、パ
ーキングブレーキの作動が解除される(第2図及び第5
図参照)。
ところで、本実施例においては、操作レバー22をシー
ト10と一体的に移動するラチェット部材21に軸支し
たため、シート10を前後方向へ移動して位置調整して
もシート10と操作レバー22の位置関係は全く変らず
、操作レバー22の操作性は損なわれない。しかして、
シート10を前後方向へ移動して位置調整するときには
、第2図と第4図及び第5図と第6図から明らかなよう
に、両駆動リンク34A、34Bによって両平行リンク
機構DI、D2が変形され、同平行リンク機構DI、D
2の揺動リンク31A、31B・32A、32Bと同様
に従動リンク35A、35Bが揺動するため、従動リン
ク35A、35Bの他端、すなわちジヨイント44は全
く移動せず、操作力伝達手段である操作ケーブル50を
介してパーキングブレーキに作用する力は全く変らずパ
ーキングブレーキのブレーキ力が変化しないといった作
用が得られるとともに、操作力伝達リンク36A、36
Bが駆動リンク34A、34Bと同様に揺動するため、
駆動リンク34A、34Bと操作力伝達リンク36A、
36Bの各他端間、すなわち両ジヨイント43.45間
の間隔が全く変らず、操作力伝達リンク36A、36B
から操作レバー22に至る部材、すなわちジヨイント4
5゜連結リンク30.アーム24a及びシャフト24等
はシート10に対して全く動かない。なお、操作レバー
22からシャフト24.アーム24a。
ト10と一体的に移動するラチェット部材21に軸支し
たため、シート10を前後方向へ移動して位置調整して
もシート10と操作レバー22の位置関係は全く変らず
、操作レバー22の操作性は損なわれない。しかして、
シート10を前後方向へ移動して位置調整するときには
、第2図と第4図及び第5図と第6図から明らかなよう
に、両駆動リンク34A、34Bによって両平行リンク
機構DI、D2が変形され、同平行リンク機構DI、D
2の揺動リンク31A、31B・32A、32Bと同様
に従動リンク35A、35Bが揺動するため、従動リン
ク35A、35Bの他端、すなわちジヨイント44は全
く移動せず、操作力伝達手段である操作ケーブル50を
介してパーキングブレーキに作用する力は全く変らずパ
ーキングブレーキのブレーキ力が変化しないといった作
用が得られるとともに、操作力伝達リンク36A、36
Bが駆動リンク34A、34Bと同様に揺動するため、
駆動リンク34A、34Bと操作力伝達リンク36A、
36Bの各他端間、すなわち両ジヨイント43.45間
の間隔が全く変らず、操作力伝達リンク36A、36B
から操作レバー22に至る部材、すなわちジヨイント4
5゜連結リンク30.アーム24a及びシャフト24等
はシート10に対して全く動かない。なお、操作レバー
22からシャフト24.アーム24a。
連結リンク30.ジヨイント45.操作力伝達リンク3
6A、36B、従動リンク35A、35B。
6A、36B、従動リンク35A、35B。
操作ケーブル50等を介してパーキングブレーキに伝わ
る力は、リンク機構りにて相殺されて各リンクの揺動を
妨げるようには作用しないため、シート10の前後方向
の移動は阻害されない。
る力は、リンク機構りにて相殺されて各リンクの揺動を
妨げるようには作用しないため、シート10の前後方向
の移動は阻害されない。
上記実施例においては、ジヨイント44の動きをパーキ
ングブレーキに伝えて同パーキングブレーキを作動させ
る操作力伝達手段として、操作ケーブル50からなる操
作力伝達手段Eを採用したが、リンク機構からなる操作
力伝達手段を採用して本発明を実施することも可能であ
る。
ングブレーキに伝えて同パーキングブレーキを作動させ
る操作力伝達手段として、操作ケーブル50からなる操
作力伝達手段Eを採用したが、リンク機構からなる操作
力伝達手段を採用して本発明を実施することも可能であ
る。
また、上記実施例においては、リンク機構りとして、左
右一対の平行リンク機構DI、D2と、左右一対の駆動
リンク34A・34B、従動リンク35A・35B、操
作力伝達リンク36A・36Bを備えたものを採用した
が、平行リンク機構D1と駆動リンク34A、従動リン
ク35A、操作力伝達リンク36Aからなるリンク機構
、又は平行リンク機構D2と駆動リンク34B、従動リ
ンク35B、操作力伝達リンク36Bからなるリンク機
構を採用して本発明を実施することも可能である。この
場合において、ジヨイント41.42を廃止して平行リ
ンク機構の揺動リンク31A又は31Bと32A又は3
2Bを直接フロア19に枢支し、かつジヨイント43を
廃止して駆動リンク34A又は34Bを直接シート10
の下面に枢支するようにしてもよい。
右一対の平行リンク機構DI、D2と、左右一対の駆動
リンク34A・34B、従動リンク35A・35B、操
作力伝達リンク36A・36Bを備えたものを採用した
が、平行リンク機構D1と駆動リンク34A、従動リン
ク35A、操作力伝達リンク36Aからなるリンク機構
、又は平行リンク機構D2と駆動リンク34B、従動リ
ンク35B、操作力伝達リンク36Bからなるリンク機
構を採用して本発明を実施することも可能である。この
場合において、ジヨイント41.42を廃止して平行リ
ンク機構の揺動リンク31A又は31Bと32A又は3
2Bを直接フロア19に枢支し、かつジヨイント43を
廃止して駆動リンク34A又は34Bを直接シート10
の下面に枢支するようにしてもよい。
更に、上記実施例においては、操作レバー22をラチェ
ット部材21に揺動可能に軸支したが、操作レバー22
をラチェット部材21とは別個にアッパレール13に固
着したブラケットに揺動可能に軸支しても上記実施例と
同様の作用効果が得られる。また、上記実施例において
は、ポール23をラチェット歯21aと噛合させる方向
へ付勢する手段として圧縮コイルスプリング28を採用
したが、同スプリングに代えてポール23に一端を係止
し他端を操作レバー22に係止するトーションスプリン
グを採用することも可能である。
ット部材21に揺動可能に軸支したが、操作レバー22
をラチェット部材21とは別個にアッパレール13に固
着したブラケットに揺動可能に軸支しても上記実施例と
同様の作用効果が得られる。また、上記実施例において
は、ポール23をラチェット歯21aと噛合させる方向
へ付勢する手段として圧縮コイルスプリング28を採用
したが、同スプリングに代えてポール23に一端を係止
し他端を操作レバー22に係止するトーションスプリン
グを採用することも可能である。
第1図は本発明に係る操作機構の一実施例を示す斜視図
、第2図は第1図に示した操作機構の要部平面図、第3
図は同側面図、第4図、第5図及び第6図はそれぞれ作
動説明のための同要部平面図である。 符号の説明 10・・・シート、11.12・・・ロアレール、13
.14・・・アッパレール(可動部材)、19・・・フ
ロア、21・・・ラチェット部材、21a・・・ラチェ
ット歯、22・・・操作レバー、23・・・ポール、2
4・・・シャフト、24a・・・アーム、26・・・ロ
ッド、27・・・ブツシュボタン、28・・・スプリン
グ、31A。 31B・32A、32B・・・揺動リンク、33A、3
3B・・・平行移動リンク、34A、34B・・・駆動
リンク、35A、35B・・・従動リンク、36A、3
6B・・・操作力伝達リンク、45・・・ジヨイント、
A・・・調整装置、B・・・操作機構、C・・・レリー
ズ手段、D・・・リンクfifl、Dl、D2・・・平
行リンク機構、E・・・操作力伝達手段。 出願人 アイシン精機株式会社 代理人 弁理士 長 谷 照 − (外1名) ((i)OW へ 八 闇 ・ 入′
Q) へ へ0
ト き 【−1−46の ・ ・ ・ム
・ ト HΔ へ 1 、\ ・
・ ・ ・・−−・・・・閃・<<<<
、第2図は第1図に示した操作機構の要部平面図、第3
図は同側面図、第4図、第5図及び第6図はそれぞれ作
動説明のための同要部平面図である。 符号の説明 10・・・シート、11.12・・・ロアレール、13
.14・・・アッパレール(可動部材)、19・・・フ
ロア、21・・・ラチェット部材、21a・・・ラチェ
ット歯、22・・・操作レバー、23・・・ポール、2
4・・・シャフト、24a・・・アーム、26・・・ロ
ッド、27・・・ブツシュボタン、28・・・スプリン
グ、31A。 31B・32A、32B・・・揺動リンク、33A、3
3B・・・平行移動リンク、34A、34B・・・駆動
リンク、35A、35B・・・従動リンク、36A、3
6B・・・操作力伝達リンク、45・・・ジヨイント、
A・・・調整装置、B・・・操作機構、C・・・レリー
ズ手段、D・・・リンクfifl、Dl、D2・・・平
行リンク機構、E・・・操作力伝達手段。 出願人 アイシン精機株式会社 代理人 弁理士 長 谷 照 − (外1名) ((i)OW へ 八 闇 ・ 入′
Q) へ へ0
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・ ト HΔ へ 1 、\ ・
・ ・ ・・−−・・・・閃・<<<<
Claims (1)
- 車体のフロアに対して前後方向へ位置調整可能なシート
と一体的に移動する可動部材に固定されたラチェット部
材と、同ラチェット部材(又は前記可動部材に固定され
たブラケット)に揺動自在に軸支された操作レバーと、
同操作レバーに揺動可能に組付けられスプリングによっ
て付勢されて前記ラチェット部材に設けたラチェット歯
と噛合するポールと、前記操作レバーに組付けられて前
記ポールに係合し同ポールと前記ラチェット歯との噛合
を解除可能なレリーズ手段と、前記シートの移動方向と
平行に配置されて前記フロア側に組付けられた少なくと
も一対の揺動リンクと平行移動リンクを有する平行リン
ク機構と、この平行リンク機構の一部に一端を枢支され
かつ他端を前記シート側に枢支されて前記シートの移動
に伴って前記平行リンク機構を変形させる駆動リンクと
、前記平行リンク機構の平行移動リンクに一端を平行移
動可能に枢支されかつ他端をパーキングブレーキを作動
させる操作力伝達手段に枢支されて前記平行リンク機構
の変形に伴って揺動する前記平行リンク機構の揺動リン
クと常に平行な従動リンクと、この従動リンクの一部に
一端を枢支されかつ他端を前記操作レバーの揺動によっ
て前記シートの移動方向へ移動される部材に枢支され前
記駆動リンクと常に平行となる操作力伝達リンクを備え
てなるパーキングブレーキの操作機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15392886A JPS6311465A (ja) | 1986-06-30 | 1986-06-30 | パ−キングブレ−キの操作機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15392886A JPS6311465A (ja) | 1986-06-30 | 1986-06-30 | パ−キングブレ−キの操作機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6311465A true JPS6311465A (ja) | 1988-01-18 |
Family
ID=15573140
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15392886A Pending JPS6311465A (ja) | 1986-06-30 | 1986-06-30 | パ−キングブレ−キの操作機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6311465A (ja) |
-
1986
- 1986-06-30 JP JP15392886A patent/JPS6311465A/ja active Pending
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