JPS63113273A - 急速冷却制御装置 - Google Patents

急速冷却制御装置

Info

Publication number
JPS63113273A
JPS63113273A JP25780786A JP25780786A JPS63113273A JP S63113273 A JPS63113273 A JP S63113273A JP 25780786 A JP25780786 A JP 25780786A JP 25780786 A JP25780786 A JP 25780786A JP S63113273 A JPS63113273 A JP S63113273A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
room
rapid cooling
output
temperature
defrosting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP25780786A
Other languages
English (en)
Inventor
俊通 平田
守 里見
中野 勇治
勉 原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP25780786A priority Critical patent/JPS63113273A/ja
Publication of JPS63113273A publication Critical patent/JPS63113273A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
  • Defrosting Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は例えば食品を収納して冷却貯蔵する冷蔵庫等に
用いられ、貯蔵室内の急激な負荷増大等に対処するため
の急速冷却運転の制御装置に関するものである。
(ロ)従来の技術 従来此種冷蔵庫では貯蔵室内を凍結温度に冷却する冷凍
室と氷点より高い温度に維持する冷蔵室を区画形成し、
冷凍食品と肉や野菜等を区分けして貯蔵できる様に構成
されている。又、近来では冷凍保存による生体組織破壊
に起因する食品風味の劣化を防止し、且つ、冷蔵保存で
の食品保存期間の短さを解消する為に、室内を氷点下で
あって食品が凍結する寸前の温度即ち氷温貯蔵温度帯(
0°C乃至−3℃)に維持される氷温室を構成し、ここ
でバクテリヤの繁殖を抑え、食品の風味劣化を起こす事
無く比較的長期間(実験では1週間程。)保存できる様
に構成している。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 この様に冷蔵庫では近来の食品の多様化に対処するため
、様々な温度に冷却される複数の貯蔵室を有するに至っ
ているが、調理後の食品を短時間でフリージングしたい
場合は、食品を冷凍室の冷気の吹出し孔の直前に置いた
り、ダイヤルを調節して冷凍室の温度設定を下げる等し
なければならない。又、購入した食品を氷温貯蔵する場
合は短時間で氷温貯蔵温度まで冷却する事が望ましいが
、その場合も氷温室に於いて前述の冷凍食品の場合と同
様な操作が必要となる。更に例えばビールを飲み頃の温
度に急速に冷やしたい場合は冷蔵室に収納してダイヤル
を調節し、冷蔵室の温度設定を下げるか、冷凍室内に収
納する等しなければならず、操作が煩わしく、又、ビー
ル瓶の破損等の事故が発生する危険性がある。
ここで例えば実公昭61−1328号公報ではスイッチ
の操作によって冷却装置の連続運転を実現許せ、冷凍室
での急速冷凍を達成できる様にしており、又、冷却器の
除霜動作との関連において、双方の動作が重複する時は
何れか先に開始された方を優先して実行し、他方は待機
せしめる事により、不充分な急速冷却や、冷却器の異常
着霜を防止する様にしているものがある。
(ニ)問題点を解決するための手段 本発明は冷凍室(3)、氷温室(4)、冷蔵室(10)
、冷凍室(3)の急速冷却手段(114)、氷温室(4
)の急速冷却手段(115)、冷蔵室(10)の急速冷
却手段(116)及び冷却器(14)の除霜手段(11
3)とを準備し、急速冷却手段(114)(115)(
116)の何れかの動作中は冷却器(14)の除霜開始
を禁止して待機せしめ、冷却器(14〉の除霜中は全て
急速冷却手段(114)(115)(116)の急速冷
却の開始を禁止して待機せしめる様に急速冷却制御装置
を構成したものである。
(*)作用 本発明によれば冷凍室、氷温室、冷蔵室のそれぞれの室
内に於いて食品等の急速冷却を達成できる。又、冷却器
との除霜動作との関連において何れかの室の急速冷却中
に除霜が開始されることはなく、又、除霜中に何れかの
急速冷却が開始されることも無い。
(へ)実施例 次に図面に於いて本発明の詳細な説明する。
第1図及び第2図は実施例としての冷蔵庫(1)の制御
用電気回路を示し、第3図は冷蔵庫(1)の概略縦断面
図を、第4図はダンパーカバー<2)の他の部分の縦断
面図を、第5図は冷凍室(3)とダンパーカバー(2)
を除く氷温室(4)上部の正面図を、第6図はダンパー
カバー(2)の正面図を、第7図は前面板(5)と前断
熱板(6)を除くダンパーカバー(2)の正面図を、又
、第8図はダンパーカバー(2)の分解斜視図を、更に
第9図はダンパーカバー(2)の更に他の部分の縦断面
図を示す。
第3図において(7)は前方に開口する断熱箱体であり
、(8)は庫内を仕切る断熱性の仕切壁で、その上方に
冷凍室(3)を形成する。仕切壁(8)下方の庫内空間
は更に断熱性の区画板(9)によって上下に区画され、
その下方を冷蔵室(10)とし、区画板(9)と仕切壁
(8)との間を透明な内扉(11)を有した氷温室(4
)としている。仕切壁(8)内には冷却室(12)が形
成きれ、ここに冷凍サイクルに含まれる冷却器(14)
が収納配設される。冷却室(12)後方番こはそれに連
通して上下に延びるダクト(15)(16)が形成され
、また送風機(17)が配設される。送風機(17)は
運転きれて冷却器(14)からの冷気をダクト(15)
<16)方向に送出し、吐出口(13)より冷凍室(3
)に吐出する。ダクト(16)は下方で左右に分岐して
左ダクト(18)、右ダクト(19)を構成し、氷温室
(4)背方に於いてそれぞれ吐出口(20)(21)に
て開口する。ダンパーカバー(2)は氷温室(4)背部
において吐出口(20)(21)を覆う形で取付けられ
る。
ダンパーカバーク2)は第8図の如く前面板(5)とそ
の後方の前断熱板(6)及び後断熱板(22)とを順次
重合して構成される。後断熱板(22)には吐出口<2
0)(21)に対応する透孔(23X24)が設けられ
、更に、この透孔(23)(24)を開閉するモータ駆
動のダンパー(25)(2(3)が左右に並列して内蔵
される。(27)(28)はダンパー’(25)(26
)のモータ(25M)(26M)にそれぞれ接続される
リード線である。前断熱板(6)にはそれぞれ後面より
前方へ凹陥して形成したダンパー(25)(26)の動
作用の空間(30)(31)及びダクト(32)が設け
られており、ダクト〈32〉は空間(30)上部に連通
ずると共に、空間(30)と(31)の間を下方に延在
し、下部は左右に拡開し吹田1:l<33>(33)(
34)(34)にて下方に開口している。又、空間 。
(31)は上部の吐出口(35)より前方に開放してい
る。前面板(5)には吐出口(35)に対応して開口す
る吹出口(37)と庫内灯(38)のカバー(39)、
配線用のカバー(40)、氷温室(4)の温度を検出す
るセンサー(41)が設けられる。更に区画板(9)の
後端を保持する凹溝(42)が全幅に渡って形成され、
又、空間(30)(31)それぞれの左右に位置してネ
ジ貫通用凹所(43)(43)が設けられぞいる。これ
らダンパー(25)(26)を内蔵し、前面板(5)、
両断熱板(6)(22)を重合して完成したダンパーカ
バー(2)は第9図の如く区画板(9)を取付ける以前
に、断熱箱体(7)の内箱(45)に形成した係合孔(
46)に前面板(5)下端に於いて後方に突出して形成
した爪(47)を係合し、仕切壁(8)下面後部に於い
て下方へ突出するリブ(48)に前面板(5)上端を係
合し、更にネジ(49)にて断熱箱体(7)に固着する
ことによって仕切壁(8)直下の氷温室(4〉背部に取
付ける。これによって同時に左ダクト(18)から冷蔵
室(10)に至る冷気吐出通路と、右ダクト(19)か
ら氷温室(4)に至る冷気吐出通路がダンパーカバー(
2)内に形成されることになる。
(50)は冷凍室(3)の温度を感知するセンサー、又
、(51)は冷蔵室(lO)の温度を感知するセンサー
であり、冷蔵室(10)の背壁土部に設けてリード線長
の短縮を図っている。又、吹出口(33)(33)は冷
蔵室(10)内の冷気循環を良くするために左右に分れ
て位置しているが、これではセンサー(51)周囲の温
度変化が他の部分より遅れてしまうため吹出口(34)
(34)をセンサー(51)直上に位置せしめている。
区画板(9)はその後ダンパーカバー(2)及び仕切前
部材(53)に支持せしめて取付ける。冷凍室(3)及
び氷温室(4)内を循環した冷気は仕切壁(8)前部に
設けた吸込孔(54)(55>より冷却室(12)に帰
還し、冷蔵室(10)内を循環した冷気は冷蔵室(10
)前上部に形成した吸込孔(56)から断熱箱体く7)
側壁内に形成したダクト(57)を通過して冷却室(1
2)に帰還する。(58)(59)(60)は各室(3
)(4)(10)の前方開口を閉室する断熱扉であり、
(61)は冷凍サイクルの圧縮機である。
次に第1図及び第2図の電気回路を説明する。
尚、電源投入時にタイマ(65)(66)(67)(6
B>及びフリップフロップ(70)(71)(72) 
(73)はリセットされるものとする。センサー(50
)は周知の負性抵抗サーミスタで構成し、抵抗(74)
(75)(76)とブリッジを形成し、センサー(50
)の端子電位は比較器(77)の(−)λカへ、又、抵
抗(76)の端子電位は(+)λカへ接続される。比較
器(77)には更に正帰還抵抗り78)が接続されると
共にその出力には電磁コイル(79)が接続され、又、
出力はORゲート(80)に入力され、更にORゲート
(80)の出力には電磁コイル(81)が接続される。
第2図で交流電源(AC)にはトライアック(82)と
圧縮機(61)のモータ(61M)の直列回路、トライ
アック(83)と冷却器(14)の除霜ヒータ(84)
の直列回路及びトライアック(85)と送風機(17)
のモータ(17M>の直列回路が並列に接続される。電
磁コイル(79)(sl)の接点(79S)(815)
はそれぞれトライアック(82) (85)のトリガ回
路を構成する。比較器(77)は冷凍室(3)の温度が
例えば−18°Cに上昇して出力を電源VCCと同様の
高電位(以下「H」と称す。)とし接点(795)(8
15)を閉じてトライアック(82) (s5)をトリ
ガし、モータ(61M)(17M)を駆動して冷却運転
を実行し、例えば−22°Cに低下して出力を零電位で
ある低電位(以下r L 、と称す、)として接点(7
95)(815)を開き、トライアック(82)(85
)を不導通としてモータ(61M)(17M)を停止せ
しめる。これによって冷凍室(3)内を平均−20°C
とする。
センサー(41)も同様のサーミスタで構成し、抵抗(
87)(88)(89)とでブリッジを形成し、センサ
ー(41)の端子電位を比較器(90)のく−)入力に
、又、抵抗(89〉の端子電位を(+)入力に接続して
いる。
抵抗(88)には又、アナログスイッチ(91)と抵抗
(92)の直列回路が並列に接続される。比較器(90
)には更に正帰還抵抗(93)が接続され、又、その出
力にはダンパー(26)のモータ(26M)の制御回路
(94)が接続される。モータ(25M)(26M)は
交流モータ、直流モータ又はステッピングモータ等であ
っても良く、制御回路(94)は比較器(90)の出力
がrH。
となったらダンパー(26)を開き、「L」となったら
閉じる様モータ(26M)を駆動する。比較器(90)
の出力は更にアナログスイッチ(95)を介してORゲ
ート(80)に入力される。比較器(9o)はアナログ
スイッチ(91)(95)が不導通の状態で、氷温室(
4)の温度が0°Cに上昇して出力をr H、とし制御
回路(94)によりダンパー(26〉を開いて吹出口(
37)より冷気を吐出し、−1℃に低下して出力をr 
L 。
としダンパー(26)を閉じる。これによって氷温室(
4)内は平均−1,5°Cの氷温貯蔵温度とされる。こ
こでは氷温貯蔵温度とはO″C乃至−3℃の氷点下では
あるが肉や野菜が凍結する寸前の温度帯であり、この氷
温貯蔵温度で食品を貯蔵する事により、凍結させる事無
く内部のバクテリアの繁殖を抑え、比較的長期間(実験
では一週間程度)保存する事ができる。
センサー(51)も同様のサーミスタで構成され、抵抗
(96) (97) (98)と共にブリッジを形成し
てセンサー(51)の端子電位を比較器(99)のく−
)入力に、抵抗(98)の端子電位を(+)入力に接続
し、抵抗(97)には更にアナログスイッチ(100)
と抵抗(101’)の直列回路が並列接続される。比較
器(99)には正帰還抵抗(102)が接続され、その
出力はモータ(25M)の制御回路(103)に入力さ
れると共にアナログスイッチ(104)を介してORゲ
ート(80)に入力される。制御回路(103)は比較
器(99)の出力がr H。
となってダンパー(25)が開き、「L」となってダン
パー(25)が閉じる様モータ(25M)を駆動する。
比較器(99)は冷蔵室(10)内の温度が+5°Cに
上昇して出力を「H」としダンパー(25)を開いて吹
出口(33)(33)(34)<34)より冷気を冷蔵
室(10)内に導に 入し、+1℃低下して出力をr L 、としダンパーへ (25)を閉じる。これによって冷蔵室(10)内は平
均+3℃とされる。
次にタイマ(65)は周知の半導体タイマであり、その
入力端子(65A)は比較器(77)の出力に接続され
、更にその出力端子(65B)はフリップフロップ(7
0)のセット端子とタイマ(65)のリセット端子(6
5C)に接続される。フリップフロップ(70)の非反
転出力は制御回路(105)に入力され、制御回路(1
05)の出力端子(105A)には電磁コイル(106
)が接続される。更に出力端子(105A)は比較器(
77)の(−)入力方向を順方向とするダイオード(1
07>を介して該(−)入力に接続されると共に、更に
アナログスイッチ(108)(109)(110)のゲ
ートに接続される。フリップフロップ(70)の非反転
出力は更にそのリセット端子に入力されると共にアナロ
グスイッチ(111)を介して接地される。電磁コイル
(106)の接点(1065)はトライアック(83〉
のトリガ回路を構成する。又、制御回路(105)は冷
却器(14)の温度を検出するセンサー(112)を有
し、フリップフロップ(70)よりr HJ出力が入力
された時点から出力端子<105A)をr HJとし、
冷却器(14)の温度が例えば+13℃に上昇したら出
力をr L 、に反転せしめる。これらタイマ(65)
、フリップフロップ(70)、制御回路(105)及び
除霜ヒータ(84)等にて冷却器(14)の除霜手段(
113)を構成する。
タイマ(65)は入力端子(65A)がr H、である
間積算を実行する。即ちタイマ(65)は圧縮機(61
)の運転時間を積算し、例えば8時間に達したら出力端
子(65B>を「H」としフリップフロップ(70)を
セットし、アナログスイッチ(111)が不導通である
状態で制御回路(105)が出力端子(105A)をr
 H。
とし電磁コイル(106)に通電して接点(1065)
を閉じ、トライアック(83)をトリガして除霜ヒータ
(84)に通電し、冷却器(14)の除霜を開始すると
共に比較器(77)の(−)入力を強制的に引き上げて
圧縮機(61)の運転を禁止する。除霜が進行して冷却
器(14)の温度が+13℃に上昇したら出力端子(1
o5A)を「L」として除霜ヒータ(84)への通電を
断ち、除霜を終了する。
次に(114)(115)及び(116)はそれぞれ冷
凍室(3)氷温室(4)及び冷蔵室(10)の急速冷却
手段であり、それぞれ扉(58)前面に設けた操作パネ
ル(118)に配置した瞬時復帰型のスイッチ(120
)(121)(122)、フリップフロップ(71)(
72)(73)、タイマ(66)(67)(6B)より
構成される。スイッチ(120)(121)(122)
はそれぞれ電源veeと接地間に抵抗(123)(12
4)<125)と直列に接続され、抵抗(123)(1
24)(125)の端子電位はそれぞれフリップフロッ
プ(71)(72)(73)のセット端子に入力きれ、
その非反転出力はアナログスイッチ(10B>(109
)(110)を介してそれぞれ接地されると共に、それ
ぞれタイマ(66)(67)(68)に入力される。又
、フリップフロップ(71)の非反転出力は比較器(7
7)のく+)入力方向を順方向とするダイオード(12
7)を介して該(十)入力に接続されると共にORゲー
ト(12B)に入力され、ORゲー)(128)の出力
はアナログスイッチ(111)のゲートに接続される。
フリップフロップ(72)の非反転出力はアナログスイ
ッチ(91)(95)のゲートに接続されると共にOR
ゲート(128)に入力される。又、フリップフロップ
(73)の非反転出力はアナログスイッチ(100)(
104)のゲートとORゲート(128’)に入力され
る。更にアナログスイッチ(10g)(109)(11
0)のゲートには制御回路(105)の出力が接続され
る。各タイマ(66)<67)(68)は入力が「H」
である時に積算し、積算開始から例えば2時間30分後
に出力端子(66A)(67A)(68A)をそれぞれ
r′H」とするもので、この出力はそれぞれのリセット
端子(66B) (67B)(68B)及びフリップフ
ロップ(71)(72)(73)のリセット端子に入力
される。又、各アナログスイッチ(91)(95)(1
00)(104)(111)(108)(109)(1
10)はゲートがr H、となって導通するものとする
アナログスイッチ(10B)が不導通であるとしてスイ
ッチ(120)を閉じるとフリッププロップ(71)が
セットされ非反転出力がr H、となり比較器(77)
の(+)入力が強制的に略VCCまで引き上げられてセ
ンサー(50)の検出温度の如何にかかわらず比較器(
77)の出力を「H」とし圧縮機(61)と送風機(1
7)を連続運転し、冷凍室(3)内を急速に冷却する。
これによって食品の短時間のブリージングが容易に達成
される。この急速冷凍動作の開始時からタイマ(66)
は積算を開始しており、2時間30分後に積算を終了し
出力をr H、としてブリップフロップ(71)をリセ
ットするので上述の急速冷却は終了し、通常の温度制御
状態に戻る。
又、アナログスイッチ(109)が不導通の状態でスイ
ッチ(121)を閉じるとフリップフロップ(72)が
セットきれて非反転出力がrH,となるのでアナログス
イッチ(91)が導通し、比較器(90)のく+)入力
が引き上げられる形となり、これによって比較器(90
)の出力は氷温室(4)の温度が一2°Cに上昇して出
力をr H、とし、−3°Cに降下して出力を「L」と
する様になる。又、アナログスイッチ(95)が導通す
るので冷凍室(3)の温度にかかわらず比較器(90)
の出力が「H」の時は送風機(17〉が強制的に運転さ
れる。これによって冷却器(14)周囲等の冷気が強制
的に氷温室(4)に導入されると共に、更に低い温度ま
でダンパー(26)が開くので氷温室(4)内は強力に
冷却される。従って食品の氷温貯蔵温度への引き下げが
容易に短時間で行えるようになる。又、この場合もダン
パー(26)は−3°Cで閉じるので氷温室(4)内が
氷温貯蔵温度より低下する事は無く、従って食品が凍結
してしまう危険性も無い。この急速冷却動作はタイマ(
67)が積算を終了する2時間30分継続され、その後
はフリッププロップ(72)がリセットきれて通常の冷
却制御状態に復帰する。
次にアナログスイッチ(110)が不導通の状態でスイ
ッチ(122)を閉じるとフリップフロップ(73)が
セットされて非反転出力がr H」となるのでアナログ
スイッチ(100)が導通し、比較器(99)の(+)
入力が引き上げられる形となり、これによって比較器(
99)の出力は冷蔵室(10)の温度が+1°Cに上昇
して出力をr H、とし、0°Cに降下して出力を「L
」とする様になる。又、アナログスイッチ(104)が
導通するので、冷凍室(3)の温度にかかわらず比較器
(99)の出力が「H」の時は送風機(17)が強制的
に運転される。これによって冷却器(14)周囲等の冷
気が強制的に冷蔵室(10)に導入されると共に、更に
低い温度までダンパー(25)が開くので冷蔵室(10
)内は強力に冷却される。従ってビール等を容易に急速
冷却する事ができると共に、この場合もダンパー(25
)は0℃で閉じるので冷蔵室(10)内が氷点下となる
事が無く、ビール瓶の破裂等の事故も生じない。この急
速冷動作も2時間30分後にタイマ(68〉の出力がr
H,となってブリッププロップ(73〉がリセットされ
ることにより終了し、以後は通常の制御状態に復帰する
ここでフリップフロップ(71)(72)(73>の何
れかの非反転出力がr H、である間はORゲート(1
28)の出力がr H、であるのでアナログスイッチ(
111)が導通しているため、フリップフロップ(70
)がセットされても制御回路(105)の入力はr H
とならない。即ち何れかの室(3)(4)(10)の急
速冷却の実行中に圧縮機(61)の運転時間が8時間に
達したとしても、冷却器(14)の除霜は開始されない
。従って各室(3)(4)(10)の急速冷却は除霜に
よって中断されず確実に最後まで実行されることになる
。又、各室(3)(4)(10)の急速冷却動作が重複
して行われた時は何れか最後に終了するものが終了する
まで除霜は開始きれず、待機しており、すべての動作か
終了してアナログスイッチ(111)が不導通となって
から除霜は開始されることになる。
一方冷却器(14)の除霜中、即ち制御回路(105>
の出力端子(105A)がr H、である状態で何れか
のスイッチ(120)(121)(122)が閉ざされ
てフリップフロップ(71)(72)(73)がセット
きれてもアナログスイッチ(108)(109)(11
0)が導通しているので比較器(77)の(+)入力は
引き上げられず、又、アナログスイッチ(91)(95
)(100)(104)も導通状態ときれない。従って
冷却器(14)の除霜中は全ての急速冷却動作は開始さ
れず、除霜が終了するまで待機して、終了後開始せられ
ることになる。従って除霜が急速冷却動作にて中断され
て冷却器(14)に異常な着霜が発生する事も無く、除
霜は確実に実行される。送風機(17)のみの運転によ
り除霜によって温度上昇した冷却器(14)周囲の空気
が氷温室(4)或いは冷蔵室(10)に導入されて温度
上昇を引き起こす事も無い。
(ト)発明の効果 本発明によれば冷凍室、氷温室及び冷蔵室のそれぞれに
於いて独立して容易に急速冷却を実行することができる
ので食品の多様化に対して充分対応することができ特に
食品の氷温貯蔵を有効に達成できる。又、冷却器の除霜
中は全ての室の急速冷却の開始を禁止して待機せしめて
おくので、除とも無く、冷却効率の低下も防げる。更に
、何れかの室の急速冷却の実行中は冷却器の除霜は開始
されないので各室の急速冷却は確実に最後まで実行され
る。又、除霜と急速冷却が重複した時は先行した除霜の
終了後急速冷却は実行され、又は先行した急速冷却の終
了後除霜が開始されることになるので改めて操作し直す
必要が無く操作も容易となるものである。
【図面の簡単な説明】
各図は本発明の実施例を示すもので、第1図及び第2図
は冷蔵庫の制御用電気回路図、第3図は冷蔵庫の縦断面
図、第4図はダンパーカバーの他の部分の縦断面図、第
5図は扉及びダンパーカバー等を除いた冷蔵庫の正面図
、第6図はダンパーカバーの正面図、第7図は前面板及
び前断熱材を除くダンパーカバーの正面図、第8図はダ
ンパーカバーの分解斜視図、第9図はダンパーカバーの
更に他の部分の縦断面図である。 (3)・・・冷凍室、 (4)・・・氷温室、 (10
)・・・冷蔵室、 (14)・・・冷却器、 (113
)・・・除霜手段、 (114)(115)(116)
・・・急速冷却手段。 第2図 第6図 第7図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、凍結温度に冷却される冷凍室と、氷温貯蔵温度に維
    持される氷温室と、氷点以上に維持される冷蔵室と、前
    記冷凍室の急速冷却手段と、前記氷温室の急速冷却手段
    と、前記冷蔵室の急速冷却手段と、冷凍サイクルの冷却
    器の除霜手段とから成り、前記何れかの急速冷却手段の
    動作中は前記除霜手段による冷却器の除霜開始を禁止し
    て待機せしめ、前記除霜手段による前記冷却器の除霜中
    は前記全ての急速冷却手段による各室の急速冷却の開始
    を禁止して待機せしめる事を特徴とする急速冷却制御装
    置。
JP25780786A 1986-10-29 1986-10-29 急速冷却制御装置 Pending JPS63113273A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25780786A JPS63113273A (ja) 1986-10-29 1986-10-29 急速冷却制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25780786A JPS63113273A (ja) 1986-10-29 1986-10-29 急速冷却制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63113273A true JPS63113273A (ja) 1988-05-18

Family

ID=17311385

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25780786A Pending JPS63113273A (ja) 1986-10-29 1986-10-29 急速冷却制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63113273A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0264378A (ja) * 1988-08-31 1990-03-05 Matsushita Refrig Co Ltd 冷蔵庫

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0264378A (ja) * 1988-08-31 1990-03-05 Matsushita Refrig Co Ltd 冷蔵庫

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH10288440A (ja) 冷蔵庫
KR20010060456A (ko) 냉장고의 운전 제어장치
JP2599843B2 (ja) 冷凍冷蔵ショーケースのヒータ制御方法
JPS63113273A (ja) 急速冷却制御装置
US4241587A (en) Refrigerating apparatus, especially refrigerator or freezer
JPH11101548A (ja) 冷蔵庫
JP3361038B2 (ja) 冷蔵庫
JPH10332241A (ja) 冷蔵庫
KR0160812B1 (ko) 김치 저장고
JP2003287331A (ja) 冷蔵庫
JPH02130381A (ja) 冷蔵庫の制御装置
JPH063026A (ja) 冷凍冷蔵庫
KR930006414B1 (ko) 냉장고
JPS6340770Y2 (ja)
JPH02126078A (ja) 冷蔵庫
JPH0138472Y2 (ja)
JPH0248785Y2 (ja)
JPH0154631B2 (ja)
KR840001616Y1 (ko) 냉동 냉장 겸용 냉장고
JPH10332243A (ja) 冷蔵庫
JPS5818583B2 (ja) レイゾウコ
KR100414273B1 (ko) 특선냉동부를 구비한 냉장고
KR100294210B1 (ko) 냉장고의제어장치
JPS6284281A (ja) 冷凍冷蔵庫
JP2589732B2 (ja) 冷蔵庫