JPS6311184B2 - - Google Patents

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JPS6311184B2
JPS6311184B2 JP54120473A JP12047379A JPS6311184B2 JP S6311184 B2 JPS6311184 B2 JP S6311184B2 JP 54120473 A JP54120473 A JP 54120473A JP 12047379 A JP12047379 A JP 12047379A JP S6311184 B2 JPS6311184 B2 JP S6311184B2
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JP
Japan
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intermittent
wiper
time
timer
Prior art date
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JP54120473A
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English (en)
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JPS5643052A (en
Inventor
Kazuo Oda
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS5643052A publication Critical patent/JPS5643052A/ja
Publication of JPS6311184B2 publication Critical patent/JPS6311184B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は外部よりの設定操作間隔にて設定した
操作間隔時間によりワイパを間欠作動させるワイ
パ間欠作動方法および装置に関するものである。
従来この種の装置として、ワイパの間欠スイツ
チ投入により決められた時間のワイパ間欠作動す
るもの、あるいは回転操作式ワイパ間欠スイツチ
の回転操作量に応じた間欠時間によりワイパを間
欠作動するものがある。
しかしながら、前者のものにおいては雨量に応
じたワイパ間欠作動時間を自由に変えることがで
きず、後者のものにおいては雨量に応じたワイパ
間欠作動時間を運転者の経験により適度に決める
ことができるが、回転操作に基づく感覚的なもの
にて定めるため雨量に応じた適切なるワイパ間欠
作動時間を決めることが難しいという問題があつ
た。
本発明は上記問題に鑑みたもので、あらかじめ
定められた設定時間を間欠時間とする間隔が固定
の間欠作動と、間欠時間が変更自在な間欠作動と
を並存させると共に、上記間欠時間の変更が、上
記設定時間による間欠作動に何ら規制されること
なく自在に行え、しかもその変更が簡単で、その
変更をする乗員が簡単に、雨量や好みに応じた間
欠時間を直感的に確認しながら変更できるワイパ
間欠作動方法を提供することを第1の目的とし、
さらに、この方法を適切に実施し、設定時間によ
る間欠作動と、変更自在な間欠作動とを乗員が設
定操作により簡単に選択することができるワイパ
間欠作動装置を提供することを第2の目的とす
る。
そして、乗員による設定操作を検出すると共
に、該設定操作が第1の設定操作であるか、第2
の設定操作であるかを判定する第1の作動と、 該第1の作動における判定が前記第1の設定操
作であるとき、あらかじめ定められた設定時間を
間欠時間として設定する第2の作動と、 前記第1の作動における判定が前記第2の設定
操作であるとき、ワイパを少なくとも1回往復作
動させると共に、時間計測を開始する第3の作動
と、 この第3の作動につづいて、乗員による第3の
設定操作を検出し、この第3の設定操作に応答し
てワイパを少なくとも1回往復作動させると共
に、前記時間計測を停止し、この時間計測で得ら
れる時間を前記間欠時間として設定する第4の作
動と、 前記第2の作動、または前記第4の作動のいず
れかで設定された前記間欠時間に基づいて、ワイ
パを間欠作動させる第5の作動と を含むというワイパ間欠作動方法を採用して上記
第1の目的を達成する。
さらに、第6図に示すような乗員による第1の
設定操作を検出し、第1の検出信号を発生する第
1の検出手段と、 前記第1の検出信号に応答して、あらかじめ定
められた設定時間を間欠時間として設定する第1
の設定手段と、 前記第1の設定操作と異なる第2の設定操作を
検出し、第2の検出信号を発生する第2の検出手
段と、 前記第2の設定操作より後の第3の設定操作を
検出し、第3の検出信号を発生する第3の検出手
段と、 前記第2の検出信号から、前記第3の検出信号
までの時間間隔を計測し、前記間欠時間として設
定する第2の設定手段と、 前記第2の検出信号および前記第3の検出信号
に応答してワイパを少なくとも一回往復作動させ
ると共に、前記第1および第2の設定手段にて設
定された前記間欠時間をもつて、ワイパを間欠的
に往復作動させるワイパ制御手段とを備えるとい
う技術的手段を採用して上記第2の目的を達成す
るものである。
以下本発明を図に示す実施例について説明す
る。第1図はその第1実施例を示すブロツク図で
あり、予め定めた制御プログラムに従つてソフト
ウエアによるデイジタル演算処理を実行する車載
マイクロコンピユータを用いている。
この第1図において、1は間欠スイツチで、ワ
イパを間欠作動させる時に投入されて間欠信号を
発生するものである。2は設定手段としての設定
スイツチで、ワイパ間欠作動時間を決める時に押
下され、その押下時に設定信号を発生するもので
ある。
3は予め定めた間欠作動プログラムを含む制御
プログラムに従つてソフトウエアによるデイジタ
ル演算処理を実行するシングルチツプのマイクロ
コンピユータで、制御手段を構成しており、数メ
ガヘルツ(MHz)の水晶振動子4を接続すると共
に、車載バツテリより電源供給を受けて5ボルト
Vの安定化電圧を発生する安定化電源回路(図示
せず)よりの安定化電圧の供給を受けて作動状態
になるものである。そして、このマイクロコンピ
ユータ3は、演算手順を定めた間欠作動プログラ
ムを含む制御プログラムを記憶している読出専用
メモリ(ROM)と、このROMの制御プログラ
ムを順次読出してそれに対応する演算処理を実行
する中央処理部(CPU)と、このCPUの演算処
理に関連する各種データを一時記憶すると共にそ
のデータのCPUによる読出しが可能なメモリ
(RAM)と、水晶振動子4を伴つて上記各種演
算のための基準クロツクパルスを発生するクロツ
ク発生部と、各種信号の入出力を調整する入出力
(I/O)回路部とを主要部に構成した1チツプ
の大規模集積回路(LSI)製のものである。そし
て、このマイクロコンピユータ3は、間欠スイツ
チ1よりの間欠信号、設定スイツチ2よりの設定
信号、図示していないセンサよりの検出信号を受
けてその演算処理を実行し、ワイパを間欠作動さ
せる制御信号および図示していない表示回路部へ
の表示信号を発生している。
5はワイパ駆動手段としてのワイパ駆動回路
で、マイクロコンピユータ3よりの制御信号によ
り作動するトランジスタ5aと、このトランジス
タ5aの作動により接点をb側からa側に切換え
るリレー5bと、このリレー5bの切換作動時に
回転作動してワイパを往復駆動するワイパモータ
5cと、このワイパモータ5cの回転作動による
ワイパの回転にて接点がc側に切換わりワイパの
停止位置到達にて接点がd側に切換わるワイパ連
動スイツチ5dより構成されている。
次に、上記構成においてその作動を第2図およ
び第3図に示す演算流れ図と共に説明する。
この第2図は制御プログラムによるマイクロコ
ンピユータ3の全体の演算処理を示す演算流れ
図、第3図は第2図中の間欠作動プログラムとな
る間欠作動演算ルーチンの詳細な演算処理を示す
演算流れ図である。
まず、このマイクロコンピユータ3の演算処理
について説明する。今、この装置を備えた自動車
において、その運転開始によりマイクロコンピユ
ータ3は安定化電源回路より安定化電圧の供給を
受けて作動状態となり、数百ミリ秒(msec)程
度の周期にて間欠作動プログラムを含む制御プロ
グラムの演算処理を実行する。
すなわち、第2図のスタートステツプ100より
演算処理を開始し、初期設定ルーチン200に進
んでマイクロコンピユータ3内のレジスタ、カウ
ンタ、ラツチなどを演算処理の開始に必要な初期
状態にセツトする。この初期状態のセツト作動に
は、タイマフラグのリセツト、1回目フラグのセ
ツト、および減算タイマデータT、カウントタイ
マデータAを間欠設定時間、例えば約3秒に相当
する繰返演算回数値Toに設定(T=To、A=
To)する作動を含んでいる。そして、この初期
設定後に各種表示演算ルーチン300に進む。
この各種表示演算ルーチン300では、図示し
ていない各種センサ、例えば燃料タンク内の液位
センサ、走行距離センサ等よりの各種検出信号に
基づき、残燃料量、平均燃費、走行可能距離等の
表示を行なうための演算処理を実行し、間欠作動
演算ルーチン400に進む。
この間欠作動演算ルーチン400では、間欠ス
イツチ1よりの間欠信号、設定スイツチ2よりの
設定信号に基づき、ワイパを間欠駆動するための
演算処理をを実行し、各種表示演算ルーチン30
0にもどる。以後、この各種表示演算ルーチン3
00から間欠作動演算ルーチン400への演算処
理を数百msecの周期で繰返す。
この間欠作動演算ルーチン400の詳細な演算
処理を第3図に示している。そして、この間欠作
動演算ルーチン400に到来することによつて、
まず第3図の間欠スイツチ判定ステツプ401にて
間欠スイツチ1より間欠信号が発生しているか否
かを判定し、間欠信号が発生していない時にその
判定がノー(NO)になるが、間欠信号が発生し
ている時にその判定がイエス(YES)になつて
設定スイツチ判定ステツプ402に進む。この設定
スイツチ判定ステツプ402では、設定スイツチ2
よりの設定信号の立上り、すなわちローレベルか
らハイレベルの信号レベル変化があつたか否かを
判定し、設定信号の立上りがない時にその判定が
NOとなるが、設定信号の立上りがあつた時にそ
の判定がYESになつて1回目判定ステツプ403に
進む。この1回目判定ステツプ403では、1回目
フラグがセツトされているか否かを判定し、1回
目フラグがセツトされていない時にその判定が
NOになるが、1回目フラグがセツトされている
時にその判定がYESになつて第1のフラグ設定
ステツプ404に進む。この第1のフラグ設定ステ
ツプ404では、タイマフラグのセツト、1回目フ
ラグのリセツトを行ない、タイマリセツトステツ
プ405に進んでカウントタイマデータAをA=0
にリセツトし、第1の通電ステツプ406に進む。
他方、前記1回目フラグ判定ステツプ403の判定
がNOの時は第2のフラグ設定ステツプ407に進
み、タイマフラグのリセツト、1回目フラグのセ
ツトを行ない、第1のタイマ設定ステツプ408に
進んで減算タイマデータTをカウントタイマデー
タAに設定(T=A)し、第1の通電ステツプ
406に進む。この第1の通電ステツプ406では、ワ
イパを1回往復駆動するに必要な時間T1だけワ
イパ駆動回路5に制御信号を発生し、間欠作動演
算ルーチン400の1回の演算処理を終了する。
他方、前記設定スイツチ判定ステツプ402の判
定がNOの時はタイマフラグ判定ステツプ409に
進んでタイマフラグがセツトされているか否かを
判定し、タイマフラグがセツトされていない時に
その判定がNOになるが、タイマフラグがセツト
されている時にその判定がYESになつて加算ス
テツプ410に進む。この加算ステツプ410ではその
時点までに設定されたカウントタイマデータAに
定数の「1」を加算(A=A+1)してカウント
タイマデータAを更新し、間欠作動演算ルーチン
400の1回の演算処理を終了する。
また、前記タイマフラグ判定ステツプ409の判
定がNOの時は減算ステツプ411に進み、その時
点までに設定された減算タイマデータTから定数
の「1」を減算(T=T−1)して減算タイマデ
ータTを更新し、タイマ判定ステツプ412に進む。
このタイマ判定ステツプ412では減算タイマデー
タTが「0」であるか否かを判定し、減算タイマ
データTが「0」以外である時にその判定がNO
となつて間欠作動演算ルーチン400の1回の演
算処理を終了するが、減算タイマデータTが
「0」である時にその判定がYESになつて第2の
通電ステツプ413に進む。この第2の通電ステツ
プ413では第1の通電ステツプ406と同様にワイパ
駆動回路5にT1時間だけ制御信号を発生し、第
2のタイマ設定ステツプ414に進んで第1のタイ
マ設定ステツプ408と同様に減算タイマデータT
をカウントタイマデータAの値に設定(T=A)
し、間欠作動演算ルーチン400の1回の演算処
理を終了する。
他方、前記間欠スイツチ判定ステツプ401の判
定がNOの時は間欠時間設定ステツプ415に進み、
減算タイマデータT、カウントタイマデータAを
間欠設定時間に対応する繰返演算回数値T0に設
定(T=T0、A=T0)し、間欠作動演算ルーチ
ン400の1回の演算処理を終了する。
次に、種々の状態におけるワイパの全体作動に
ついて順次説明する。
まず、自動車のキースイツチを投入することに
よつて図示しない安定化電源回路より安定化電圧
が供給されるマイクロコンピユータ3が作動状態
となり、第2図のスタートステツプ100より演算
処理を開始し、初期設定ルーチン200に進む、
演算処理の開始に必要な各種初期設定を行ない、
その後各種表示演算ルーチン300、間欠作動演
算ルーチン400の繰返演算に進む。
このとき、小雨が降つておらず間欠スイツチ1
が投入されていない時には、間欠スイツチ1より
間欠信号が発生していないため、間欠作動演算ル
ーチン400における間欠スイツチ判定ステツプ
401の判定がNOになり、間欠時間設定ステツプ
415に進んで減算タイマデータT、カウントタイ
マデータAを繰返演算回数値T0に設定し、間欠
作動演算ルーチン400の1回の演算処理を終了
して各種表示演算ルーチン300にもどる。以
後、数百msecの周期にて上記と同様の演算を繰
返すことにより、各種表示演算ルーチン300の
演算にてインストルメントパネルにおける残燃
料、平均燃費、走行可能距離等の各種表示を行な
つている。
この繰返演算中に小雨が降り出して間欠スイツ
チ1が投入されると、間欠スイツチ1より間欠信
号が発生するため、間欠作動演算ルーチン400
における間欠スイツチ判定ステツプ401に到来し
た時その判定がNOからYESに反転し、設定スイ
ツチ判定ステツプ402に進む。そして、この設定
スイツチ判定ステツプ402では、設定スイツチ2
の投入に基づく設定信号がまだ発生していないた
めにその判定がNOになり、タイマフラグ判定ス
テツプ409に進んで初期設定にてタイマフラグが
リセツトされているのでその判定がNOになり、
減算ステツプ411に進む。そして、この減算ステ
ツプ411にて繰返演算回数値T0を設定した減算タ
イマデータTから定数の「1」を減算して減算タ
イマデータTを更新し、タイマ判定ステツプ412
に進んでまだ減算タイマデータTの更新を開始し
た直後であるのでその判定がNOになり、間欠作
動演算ルーチン400の1回の演算処理を終了し
て各種表示演算ルーチン300にもどる。そし
て、この各種表示演算ルーチン300から間欠作
動演算ルーチン400への演算を数百msecの周
期にて繰返す毎に減算タイマデータTから定数の
「1」を減算して減算タイマデータTを更新し、
その減算タイマデータTの値が「0」になるとタ
イマ判定ステツプ412に到来した時にその判定が
NOからYESに反転し、第2の通電ステツプ413
に進む。そして、この第2の通電ステツプ413に
てワイパ駆動回路5にT1時間だけ制御信号を発
生し、第2のタイマ設定ステツプ414にて減算タ
イマデータTをカウントタイマデータAの値に設
定し、間欠作動演算ルーチン400の1回の演算
処理を終了して各種表示演算ルーチン300にも
どる。このことにより、ワイパは1回往復駆動さ
れる。以後、各種表示演算ルーチン300から間
欠作動演算ルーチン400への演算を繰返演算回
数値T0だけ繰返す毎に、すなわち間欠設定時間
経過する毎にワイパは1回往復駆動される。
この繰返演算中にワイパ間欠作動時間を小雨の
量に対応する時間に設定すべく設定スイツチ2を
投入すると、設定スイツチ2よりの設定信号が発
生するため、設定スイツチ判定ステツプ402に到
来した時設定信号の立上りによりその判定がNO
からYESに反転し、第1のフラグ設定ステツプ
404に進む。そして、この第1のフラグ設定ステ
ツプ404にてタイマフラグをセツトし、1回目フ
ラグをリセツトし、タイマリセツトステツプ405
に進んでカウントタイマデータAをA=0にリセ
ツトし、第1の通電ステツプ406に進んでワイパ
駆動回路5にT1時間だけ制御信号を発生し、間
欠作動演算ルーチン400の1回の演算処理を終
了して各種表示演算ルーチン300にもどる。こ
のことにより、ワイパは1回往復駆動される。そ
して、再度この間欠作動演算ルーチン400にお
ける設定スイツチ判定ステツプ402に到来した時
に設定信号の立上りがないためにその判定が
YESからNOに反転し、タイマフラグ判定ステツ
プ409に進む。そして、このタイマフラグ判定ス
テツプ409では第1のタイマ設定ステツプ404にて
タイマフラグがセツトされているためにその判定
がYESになり、加算ステツプ410に進んでカウン
トタイマデータAに定数の「1」を加算してカウ
ントタイマデータAを更新し、間欠作動演算ルー
チン400の1回の演算処理を終了して各種表示
演算ルーチン300にもどる。以後、この各種表
示演算ルーチン300から間欠作動演算ルーチン
400への演算処理を数百msecの周期にて繰返
すことにより、カウントタイマデータAを順次更
新していく。その後、この繰返演算中において、
フロントガラスに映る雨適によりワイパを作動さ
せるべきであると判断して設定スイツチ2を再度
投入すると、設定スイツチ判定ステツプ402に到
来した時に設定信号の立上りによりその判定が
NOからYESに反転し、1回目判定ステツプ403
に進む。そして、この1回目判定ステツプ403で
は、すでに1回目フラグがリセツトされているた
めにその判定がNOになり、第2のフラグ設定ス
テツプ407に進んでタイマフラグをリセツトし、
1回目フラグをセツトし、第1のタイマ設定ステ
ツプ408に進んで減算タイマデータTをカウント
タイマデータAに設定し、第1の通電ステツプ
406に進んでワイパ駆動回路5にT1時間だけ制御
信号を発生し、間欠作動演算ルーチン400の1
回の演算処理を終了して各種表示演算ルーチン3
00にもどる。このことにより、ワイパは1回往
復駆動される。そして、再度この間欠作動演算ル
ーチン400における設定スイツチ判定ステツプ
402に到来した時に設定信号の立上りがないため
にその判定がYESからNOに反転し、タイマフラ
グ判定ステツプ409に進んでタイマフラグがリセ
ツトされているためにその判定がNOになり、減
算ステツプ411に進む。そして、この減算ステツ
プ411にてカウントタイマデータAの値を設定し
た減算タイマデータTから定数の「1」を減算し
て減算タイマデータTを更新し、タイマ判定ステ
ツプ412に進んでまだ減算タイマデータTの更新
を開始した直後であるのでその判定がNOにな
り、間欠作動演算ルーチン400の1回の演算処
理を終了して各種表示演算ルーチン300にもど
る。そして、この各種表示演算ルーチン300か
ら間欠作動演算ルーチン400への演算を数百m
secの周期にて繰返す毎に減算タイマデータTか
ら定数の「1」を減算して減算タイマデータTを
更新し、その減算タイマデータTの値が「0」に
なるとタイマ判定ステツプ412に到来した時にそ
の判定がNOからYESに反転し、第2の通電ステ
ツプ413に進む。そして、この第2の電働ステツ
プ413にてワイパ駆動回路5にT1時間だけ制御信
号を発生し、第2のタイマ設定ステツプ414にて
減算タイマデータTをカウントタイマデータAの
値に設定し、間欠作動演算ルーチン400の1回
の演算処理を終了して各種表示演算ルーチン30
0にもどる。このことにより、ワイパは1回往復
駆動される。以後、各種表示演算ルーチン300
から間欠作動演算ルーチン400への演算をカウ
ントタイマデータAの値だけ繰返す毎に、すなわ
ち設定スイツチ2の2回の投入操作間隔時間だけ
経過する毎にワイパは1回往復駆動される。
なお、この第1実施例において、設定スイツチ
2の投入操作間隔時間を求めるために繰返演算毎
に定数の「1」が加算されるカウントタイマデー
タAの値を用いたが、外付のタイマを用いて設定
スイツチ2の投入時から1秒経過する毎にマイク
ロコンピユータ3に割込信号を加え、再度設定ス
イツチ2が投入されるまで割込信号に基づく割込
演算処理にて設定スイツチ2の投入間隔作動時間
を求めるようにしてもよい。
また、間欠スイツチ1よりの間欠信号、設定ス
イツチ2よりの設定信号の他にワイパを常時作動
させるワイパのメインスイツチの信号をマイクロ
コンピユータ3に加え、このマイクロコンピユー
タ3の演算処理に従つてワイパ駆動を全て制御す
るようにしてもよい。
次に、制御手段としてマイクロコンピユータ3
の代わりにハードロジツク構成にした第2実施例
を第4図に示すブロツク図と共に説明する。
この第4図において、間欠スイツチ1、設定ス
イツチ2、ワイパ駆動回路5は第1図に示したも
のと同じである。6は制御手段としてのコントロ
ール部で、Dフリツプフロツプおよびワンシヨツ
トマルチ等を組み合わせて構成され間欠スイツチ
1と設定スイツチ2よりの信号を受けて各種制御
信号を発生する制御回路6aと、発振回路6b
と、制御回路6aよりのゲート信号により発振回
路6bの発振パルスを開閉するゲート回路6c,
6dと、制御回路6aよりクリア信号を受けてプ
リセツトされその時点よりゲート回路6cを介し
た発振パルスをカウントアツプしていくアツプカ
ウンタ6eと、予め定めた間欠設定時間に相当す
るデータを記憶している定数回路6fと、制御回
路6aよりの選択信号に応じてアツプカウンタ6
eよりのデータと定数回路6fよりのデータを切
換選択して出力するマルチプレクサ6gと、この
マルチプレクサ6gより出力されるデータを制御
回路6aよりのラツチ信号により保持するラツチ
回路6hと、このラツチ回路6hにて保持したデ
ータをゲート回路6dを介して発振パルスにより
カウントダウンしていきダウンカウントデータが
「0」になると出力パルスを発生すると共にその
出力パルスにてラツチ回路6hに保持したデータ
をダウンカウントデータにプリセツトするダウン
カウンタ6iと、このダウンカウンタ6iよりの
出力パルスあるいは制御回路6aよりのスタート
信号の立上りにてワイパを1回往復駆動するに必
要な時間だけ通電信号をワイパ駆動回路5に発生
するタイマ回路6jより構成されている。また、
上記各部回路には間欠スイツチ1の投入にて電源
供給がされるように構成されている。
次に、上記構成においてその作動を第5図a,
bに示すタイムチヤートと共に説明する。
この第5図a,bにおいて、Aは間欠スイツチ
1よりの間欠信号、Bは設定スイツチ2よりの設
定信号、C,D,E,F,G,Hは制御回路6a
よりの選択信号、クリア信号、ゲート信号、ゲー
ト信号、ラツチ信号、スタート信号をそれぞれ示
している。また、第5図におけるaは間欠スイツ
チ1の投入時における各信号のタイムチヤート、
bは間欠スイツチ1の投入状態から設定スイツチ
2を2回投入した時における各信号のタイムチヤ
ートである。
まず、間欠スイツチ1を投入した時について説
明する。このとき、制御回路6aは第5図aに示
す如く間欠スイツチ1よりの間欠信号を検出して
マルチプレクサ6gにハイレベルの選択信号を発
生すると共にタイマ回路6jにスタート信号を発
生する。このことにより、マルチプレクサ6gは
定数回路6fに記憶しているデータをラツチ回路
6hに送出し、タイマ回路6jはワイパ駆動回路
5に通電信号を発生してワイパの1回往復駆動を
促す。そして、この時点より少し遅れて制御回路
6aはラツチ回路6dにラツチ信号を発生し、ゲ
ート回路6dにハイレベルのゲート信号を発生す
る。このことにより、ラツチ回路6hはマルチプ
レクサ6gを介して定数回路6fのデータを保持
すると共にダウンカウンタ6iにそのデータを発
生し、ダウンカウンタ6iのダウンカウントデー
タはそのデータにプリセツトされる。また、ゲー
ト回路6dは制御回路6aよりのハイレベルのゲ
ート信号によりそのゲートを開いて発振回路6b
よりの発振パルスをダウンカウンタ6iに送出す
る。そして、ダウンカウンタ6iではプリセツト
されたダウンカウントデータから発振パルスによ
りダウンカウントを開始する。その後、間欠設定
時間が経過するとダウンカウンタ6iにおけるダ
ウンカウントデータが「0」になり、タイマ回路
6jにパルスが送出される。このパルスにてダウ
ンカウンタ6iにおけるダウンカウントデータが
プリセツトされ、タイマ回路6jにおいてはワイ
パ駆動回路5に通電信号を発生する。このことに
より、ワイパは1回往復駆動される。以後、ダウ
ンカウンタ6iにおけるダウンカウントデータが
「0」になる毎に、すなわち間欠設定時間が経過
する毎にワイパは1回往復駆動される。
次に、この状態からワイパ間欠時間を小雨の量
に対応して設定すべく設定スイツチ2を投入した
時について説明する。このとき、制御回路6aで
は第5図bに示す如く設定スイツチ2よりの設定
信号の立上りを検出してマルチプレツクサ6gに
ローレベルの選択信号を発生し、アツプカウンタ
6eにクリア信号を発生し、ゲート回路6cにハ
イレベルのゲート信号を発生し、ゲート回路6d
にローレベルのゲート信号を発生し、タイマ回路
6jにスタート信号を発生する。このことによ
り、マルチプレクサ6gは出力データを定数回路
6fのデータからアツプカウンタ6eのデータに
切換え、アツプカウンタ6eはアツプカウントデ
ータは「0」にクリアされ、ゲート回路6cはそ
のゲートを開いて発振回路6bよりの発振パルス
をアツプカウンタに送出し、ゲート回路6dはそ
のゲートを閉成し、タイマ回路6jはワイパ駆動
回路5に通電信号を発生する。従つて、ワイパは
1回の往復駆動を開始し、アツプカウンタ6eは
ゲート回路6cを介した発振パルスによりそのア
ツプカウントデータをカウントアツプしていく。
その後、フロントガラスに映る雨適によりワイパ
を作動させるべきであると判断して設定スイツチ
2を再度投入すると、制御回路6aは第5図bに
示す如く設定スイツチ2よりの設定信号の立上り
を検出してゲート回路6cにローレベルのゲート
信号を発生し、タイマ回路6jにスタート信号を
発生する。このことにより、ゲート回路6cはそ
のゲートを閉成し、タイマ回路6jはワイパ駆動
回路5に通電信号を発生してワイパの1回往復駆
動を促す。そして、この時点より少し遅れて制御
回路6aはラツチ回路6hにラツチ信号を送出
し、ゲート回路6dにハイレベルのゲート信号を
送出する。このことにより、ラツチ回路6hはマ
ルチプレクサ6gを介してアツプカウンタ6eの
アツプカウントデータを保持すると共にダウンカ
ウンタにそのアツプカウントデータを発生し、ダ
ウンカウンタ6iのダウンカウントデータはその
アツプカウントデータにプリセツトされる。ま
た、ゲート回路6dは制御回路6aよりのハイレ
ベルのゲート信号によりそのゲートを開いて発振
回路6bよりの発振パルスをダウンカウンタ6i
に送出する。そして、ダウンカウンタ6iではプ
リセツトされたダウンカウントデータから発振パ
ルスによりダウンカウントを開始する。その後、
ダウンカウンタ6iにおけるダウンカウントデー
タが「0」になるとタイマ回路6jにパルスを発
生する。このパルスにてダウンカウンタ6iにお
けるダウンカウントデータがプリセツトされ、タ
イマ回路6jにおいてはワイパ駆動回路5に通電
信号を発生する。このことにより、ワイパは1回
往復駆動される。以後、ダウンカウンタ6iにお
けるダウンカウンタが「0」になる毎に、すなわ
ち設定スイツチ2の2回の投入操作間隔時間だけ
経過する毎にワイパは1回往復駆動される。
以上述べたように本願の第1番目の発明におい
ては、第1の設定操作であるときには設定時間に
よる間欠作動が行われ、第2の設定操作であると
きには、ワイパを少なくとも1回作動させると共
に、時間計測を開始し、この第2の設定操作につ
づいて第3の設定操作がされたときには、ワイパ
を少なくとも1回作動させると共に、第2の設定
操作からの時間計測を停止させ、この計測された
時間を間欠時間として設定し、以後はこの間欠時
間により間欠作動が行われるから、乗員は間欠時
間の変更を第2の設定操作後に付着する雨滴や、
第2の設定操作後の経過時間に応じて、第3の設
定操作をするだけで行うことができ、所望の間欠
時間に簡単に、しかも的確に変更することができ
るという効果を奏する。
また、第1の設定操作と、第2の設定操作とに
より設定時間による間欠作動か、変更自在な間欠
作動かの選択が行われるため、設定時間による間
欠作動のために、その設定時間より長い間欠時間
に変更できないといつた不具合もなく、間欠時間
を自在に変更可能にしながら、これらを並存させ
ることができる。
また、本願の第2番目の発明にあつては、上述
の第1番目の発明によるワイパ間欠作動方法を適
切に実施できる装置を提供できると共に、乗員は
第1の設定操作と第2の設定操作とのちがいによ
り、設定時間による間欠作動か、変更自在な間欠
作動かを選択でき、乗員に多くの操作を要求する
ことなくこれらの間欠作動を並存させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例を示すブロツク
図、第2図は第1図中のマイクロコンピユータの
全体の演算処理を示す演算流れ図、第3図は第2
図中の間欠作動演算ルーチンの詳細な演算処理を
示す演算流れ図、第4図は本発明の第2実施例を
示すブロツク図、第5図a,bは第2実施例の作
動説明に供するタイムチヤート、第6図は第2番
目の発明の構成を示すブロツク図である。 2……設定手段としての設定スイツチ、3,6
……制御手段としてのマイクロコンピユータ、コ
ントロール部、5……ワイパ駆動手段としてのワ
イパ駆動回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 乗員による設定操作を検出すると共に、該設
    定操作が第1の設定操作であるか、第2の設定操
    作であるかを判定する第1の作動と、 該第1の作動における判定が前記第1の設定操
    作であるとき、あらかじめ定められた設定時間を
    間欠時間として設定する第2の作動と、 前記第1の作動における判定が前記第2の設定
    操作であるとき、ワイパを少なくとも1回往復作
    動させると共に、時間計測を開始する第3の作動
    と、 この第3の作動につづいて、乗員による第3の
    設定操作を検出し、この第3の設定操作に応答し
    てワイパを少なくとも1回往復作動させると共
    に、前記時間計測を停止し、この時間計測で得ら
    れる時間を前記間欠時間として設定する第4の作
    動と、 前記第2の作動、または前記第4の作動のいず
    れかで設定された前記間欠時間に基づいて、ワイ
    パを間欠作動させる第5の作動と を含むことを特徴とするワイパ間欠作動方法。 2 乗員による第1の設定操作を検出し、第1の
    検出信号を発生する第1の検出手段と、 前記第1の検出信号に応答して、あらかじめ定
    められた設定時間を間欠時間として設定する第1
    の設定手段と、 前記第1の設定操作と異なる第2の設定操作を
    検出し、第2の検出信号を発生する第2の検出手
    段と、 前記第2の設定操作より後の第3の設定操作を
    検出し、第3の検出信号を発生する第3の検出手
    段と、 前記第2の検出信号から、前記第3の検出信号
    までの時間間隔を計測し、前記間欠時間として設
    定する第2の設定手段と、 前記第2の検出信号および前記第3の検出信号
    に応答してワイパを少なくとも一回往復作動させ
    ると共に、前記第1および第2の設定手段にて設
    定された前記間欠時間をもつて、ワイパを間欠的
    に往復作動させるワイパ制御手段とを備えること
    を特徴とするワイパ間欠作動装置。
JP12047379A 1979-09-19 1979-09-19 Wiper intermittent control method and equipment Granted JPS5643052A (en)

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JPS5881842A (ja) * 1981-11-10 1983-05-17 Nissan Shatai Co Ltd ワイパ間欠駆動制御装置
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JPS5229037A (en) * 1975-08-30 1977-03-04 Nippon Denso Co Ltd Method and apparatus for controlling wiper device

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