JPS63111799A

JPS63111799A - 集中監視制御システム

Info

Publication number: JPS63111799A
Application number: JP25680486A
Authority: JP
Inventors: Masakatsu Ogawa; 正勝小川
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1986-10-30
Filing date: 1986-10-30
Publication date: 1988-05-17

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の目的〕（産業上の利用分野）本発明は集中監視制御システムにおいて、システムを構
成している装置に異常が発生した場合、その装置及びシ
ステムに対する異常の致命度をオペレータ向に表示する
機能を有する集中監視制御システムに関するものである
。

（従来の技術）従来、集中監視制御システムの構成装置に異常が発生し
た場合、異常の集約情報又は異常が発生した装置の名称
をオペレータ向に表示する方式％式％（発明が解決しようとする問題点）上記方式において、システムが巨大・？！雑化するにつ
れ、システム構成装置間の繋りも複雑になり、一つの装
置の故障が他の構成装置の異常に繋るケースが増加して
いる。

従って、異常が発生した場合、異常の集約情報と発生装
置名称の表示だけでは、システム全体の信頼性がわから
ないことがある。つまり、保守員が調査にくるまでの間
、システムの運用が全く出来ない場合があることになる
。

本発明は、前記問題点を解決するためになされたもので
あり、異常発生時、その異常がもたらす致命度をオペレ
ータ向に表示することにより、システム運用範囲を即座
にオペレータに知らせる。

これにより、システム運用能率を上げ、かつ異常の調査
などの対応を迅速に行なうことが出来る集中監視制御シ
ステムを提供することを目的としている。

［発明の構成］（問題点を解決するための手段）本発明を実施例に対応する第１図を用いて説明する。集
中監視制御システムを構成する各システム構成装置から
の異常をシステム状態表示装置６に集め、異常システム
構成装置に対応して設けた表示器に対して異常の致命度
を表示すると共に、更に、この異常によって引起される
システム全体の状態も表示するよう構成した。

（作用）従って、各システム構成装置からの異常は、致命度に応
じて分離された信号となってシステム状態表示装置６内
に入り、ここで該当する表示器に表示されると共に、影
響の波及する範囲も表示される。

（実施例）以下図面を参照して実施例を説明する。

第１図は本発明による集中監視制御システムの一実施例
のブロック構成図である。

第１図において、計算機１は入出力インターフェイス２
及び入力装置５を介して入力されるオペレータからの操
作を処理し、該当する遠方監視制御装置８に対して操作
を指示する。

遠方監視制御装置８は伝送路９、被制御装置１０を介し
て遠方にある実機１１に対し、計算１１からの指示を実
行させる。

計算機１と各遠方監視制御装置８は、データを共有する
ため、データバス７に接続されている。

実機１１からの情報は被制御装置１０、伝送路９及び該
当する遠方監視制御装置８を介して計算機１に伝達され
る。

計算機１では、伝送された情報を処理し、入出力インタ
ーフェイス２を介して表示装置４、印刷装置３に対して
表示を行なうよう指示する。

システム状態表示装置６は、システム運用形態、システ
ム構成装置の接続状態及びシステム構成装置に関する異
常の致命度等を表示する。

システム状態表示装置６は、システム構成装置と１：１
で対応する表示器１８（第２図）を有している。

入出力インターフェイス２、印刷装置３、表示装置４、
入力装置５、遠方監視制御装置８に関する異常の致命度
は、夫々内蔵された故障分離回路１２（後述する）によ
り、システム状態表示装置６に伝送される。

又、伝送路９、被制御装置１０に関する異常の致命度は
、遠方監視制御装置８内にある故障分離回路１２を介し
て、又、計算機１、データバス７の異常の致命度は、入
出力インターフェイス２内にある故障分離回路１２を介
してシステム状態表示装置６に送られる。

第２図に致命度表示回路を示す。

故障分離回路１２内に設けられた論理回路により、内部
で発生した異常に致命度を付加する。この致命度は、異
常の発生した装置に対する致命度である。

軽故障１〜軽故障ｎは、致命度の小さい異常群である。

これらは軽故障集約回路１３にＯＲ入力され、どれか一
つでも発生すると、軽故障を出力する。

同様に、重故障１〜重故障ｎは、重故障集約回路１４に
ＯＲ入力され、重故障を出力する。

重故障発生時、軽故障出力は軽故障ロック回路１５によ
りロックされる。これは、軽故障出力トランジスタ１Ｇ
と重故障出力トランジスタ１７が同時にＯＮすることを
防ぎ、かつ重故障表示を優先するためにある。

システム状態表示装置６においては、各システム構成装
置に対応する表示器１８を、故障分離回路１２からの出
力により点灯させる。

重故障表示ＬＥＤ　１９は、重故障発生時に、又、軽故
障表示ＬＥＤ　２０は軽故障発生時に点灯する。

任意のシステム構成装置に発生した重故障が、他のシス
テム構成装置に対しても重故障をもたらす場合には、リ
レー２１を介した接点を表示器１８に接続するよう回路
を構成することにより表示する。

次に、作用説明をする。

致命度の小さい異常は、軽故障集約回路１３、軽故障出
力トランジスタ１６を介してシステム状態表示装置６に
Ｐ電圧として送られる。

致命度の大きい異常は、重故障集約回路１４、重故障出
力トランジスタ１７を介してシステム状態表示装置６に
零電圧として送られる。

システム状態表示装置６では、軽故障時、軽故障表示Ｌ
ＥＤ　２０を点灯させる。重故障の場合は、重故障表示
ＬＥ０１９を点灯させると共に、リレー２１を動作させ
る。

リレー２１の接点を、異常により運用不可となる他のシ
ステム構成装置に対応した表示器１８に接続することに
より、異常によるシステム運用可能状態が表示できる。

なお、致命度の設定は、故障分離回路１２内での接続変
更で任意に設定でき、他のシステム構成装置に対する致
命度の設定は、システム状態表示装置６内の接続変更で
任意に設定することが出来る。

［発明の効果］以上、詳述したように、本発明を実施することにより、
集中監視制御システムにて発生した異常を、各システム
構成装置に対する致命度として表示することが出来る。

本発明により、異常が発生した時、以下の効果がある。

■異常の致命度が表示されるので、システム運用可能範
囲を直ちに知ることが出来る。

■異常の致命度が表示されるため、システム内外におい
て、どういう対策をとればよいか判断し易い。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による集中監視制御シス−テムの一実施
例のブロック構成図、第２図は致命度表示回路の一例図
である。１・・・計算機２・・・入出力インターフェイス３・・・印刷ｖＩｔ置　　　　　４・・・表示装置５・
・・入力装置６・・・システム状態表示装置７・・・データバス　　　　８・・・遠方監視制御装置
９・・・伝送路　　　　　　１０・・・被制御装置１１
・・・実機　　　　　　　１２・・・故障分離回路１３
・・・軽故障集約回路　　１４・・・重故障集約回路１
５・・・軽故障ロック回路

Claims

【特許請求の範囲】

複数の被制御装置と遠方監視制御装置とが伝送路によっ
て接続され、各遠方監視制御装置側からの制御信号の送
出と各被制御装置側からの状態信号の受信とを一括して
行なう集中監視制御システムにおいて、個々の各システ
ム構成装置に異常が発生した時、当該システム構成装置
に対応して設けた表示器に対して異常の致命度を表示し
、かつ前記異常によって引起されるシステム全体の状態
も併せて表示することを特徴とする集中監視制御システ
ム。