JPS63111676A - 力検出装置 - Google Patents

力検出装置

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JPS63111676A
JPS63111676A JP61259049A JP25904986A JPS63111676A JP S63111676 A JPS63111676 A JP S63111676A JP 61259049 A JP61259049 A JP 61259049A JP 25904986 A JP25904986 A JP 25904986A JP S63111676 A JPS63111676 A JP S63111676A
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JP
Japan
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detecting elements
axis
force
detection
axis direction
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Pending
Application number
JP61259049A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Okada
和廣 岡田
Takashi Akahori
赤堀 隆司
Hirotoshi Eguchi
裕俊 江口
Hiroshi Yamazaki
博史 山崎
Koji Izumi
泉 耕二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS63111676A publication Critical patent/JPS63111676A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、例えばロボット用力覚センサやマンマシンイ
ンターフェースとしての三次元入力装置等に利用される
力検出装置に関するものである。
従来の技術 従来の力検出装置は、外力が印加されることにより弾性
変形する起歪体にこの起歪体の機械的変形により電気抵
抗を変化させる複数の検出素子を形成し、これらの検出
素子の電気的抵抗変化を電気的信号として取り出して外
力の強さを検出しているものである。
そして、シリコン単結晶による起歪体を用いて、その表
面に半導体プレーナプロセス技術により検出素子を形成
する技術は、特開昭60−22 ]、 288号公報に
開示されている。すなわち、シリコン単結晶による正八
角形の平板リング状の起歪体を形成し、この起歪体の一
面に複数個の検出素子を形成し、起歪体の対向辺に外力
を作用させてFx、Fy、Fzの力の三成分の2次元分
布を検出しているものである。
しかしながら、シリコン単結晶基板から六角形の平板リ
ング状の起歪体を切り出すには、ダイミングソーカット
法、レーザ加工、エツチング加工等を組合せて加工しな
ければならず、その加工が容易ではないという問題を有
する。
目的 本発明は、単結晶基板の表面に半導体プレーナプロセス
等の技術を応用して検出素子を形成したツノ検出素子に
おいて、ピエゾ抵抗効果の最も高い状態で力の3成分の
検出を行うことができる検出装置を得ることを目的とす
る。
構成 本発明は、中心部と周辺部とのいずれか一方を支持部と
し他方を作用部とした単結晶基板による平板状起歪体を
形成し、この平板状起歪体の検出面に機械的変形により
電気抵抗を変化させる検出素子を互いに直交するX軸方
向とY軸方向とにそれぞれ複数個ずつ形成してブリッジ
結合し、前記X軸方向または前記Y軸方向の少なくとも
いずれか一方に他の検出素子を並列に形成して前記検出
素子とは配列を変えてブリッジ結合したものである。し
たがって、半導体プレーナプロセス技術を利用して検出
素子の形成を平板状起歪体の表面に直接的に形成するこ
とができ、このような検出素子がピエゾ抵抗効果に方向
性のある単結晶基板に形成するものであっても力の3方
向の検出をする検出素子がX軸方向かY軸方向かの互い
に直交する方向に配列するだけで得ることができるため
、最もピエゾ抵抗効果の高い単結晶基板の方向を利用す
ることができるように構成したものである。
本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
まず、平板状起歪体1はシリコン単結晶体基板よりなり
正方形状をしている。そして、外周側はハウジング2に
埋め込まれて支持部3とされ、中心に力伝達体4が結合
されて作用部5とされている。
そして、前記力伝達体4が結合された面を作用面6とし
、この作用面6の逆の面を検出面7としている。この検
出面7にはシリコンプレーナプロセス技術を用いて12
個の検出素子8が形成されている。
これらの検出素子8は応力を受けて変形することにより
抵抗率が変化する原理、すなわち、ピエゾ抵抗効果を利
用するものであり、例えば、平板状起歪体1が、n −
S 1(110)ウェハである場合、第3図に示すRx
、 、 Rx2. Rx3. Rx4とRy、、Ry、
Ry、、Ry、なる検出素子8は<110> (X軸、
Y軸)方向に配置され、Rz、、Rz、、Rz、、Rx
4なる検出素子8は前記Rx、 、 Rx、 、 Rx
3. Rx4なる検出素子8と平行なX軸方向に並列さ
せて配置されている。
そして、それぞれの検出素子8は、第5図に拡大してそ
の形状を示すが、X軸、Y軸の方向に電流jが流れるよ
うに幅がQ、で長さがQ2であり、かつ、Q、(D、、
であるように設定されている。
つぎに、検出素子8の製造方法を第8図に基づいて説明
する。しかして、第8図に示すものは、ウェハ処理工程
の概略とその工程における断面図である。
〔熱酸化〕
n −5j(110)ウェハを酸化し、表面にSiC,
を形成する。5jO2は次工程の拡散のマスクとして使
う。
〔拡散窓明〕
選択拡散を行うためにSin、を除去し、拡散窓明を行
う。
〔拡散〕
BN固体拡散源等により拡散を行う。ボロンはシリコン
面が露出しているところのみ拡散し、n型からp型に変
わる。
(CVD−3jN) 両面にCVD−5iNをデポジションする。表面は外部
からの汚染に対するバリアとし、裏面はシリコン基板を
エツチングする時のマスクとして6一 使う。
〔コンタクトホール〕
検出素子8を電気的に接続するためのコンタクトホール
をエツチングで明ける。
〔アルミ蒸着/加工〕
アルミニウムにより検出素子8の相互接続及び外部回路
への電気的接続を図る。
〔シンタリング〕
アルミニウムとゲージ抵抗のオーミック性を改善するた
めにシンタリングを行う。
〔ダイシング〕
シリコン処理工程を完了した後、個々のセンサチップに
分離する。
〔力伝達体4の接着〕 力伝達体の材質は、シリコン単結晶基板の線膨張係数に
近い材料が望ましい。この材料としては金属やガラス等
が考えられる。
金属の場合は、コバールなどがあり、シリコンとの接着
はAu−3j共品、半田、樹脂等の接着が考えられる。
また、ガラスの場合は、テンパックスガラスなどがあり
、シリコンとの接着はガラスや高温中でガラスとシリコ
ンに電界をかけて行う静電シーリングなどで接着するこ
とができる。
しかして、これらの12個の検出素子8はその検出素子
8に形成されたアルミ配線、ワイヤーボンデング線9、
リードピン10を介して外部回路に接続されている。
しかして、力伝達体4に作用する力としては、各軸方向
、すなわち、それぞれ三次元的に直交するx、y、z方
向に沿う力(F x、  F y、  F z)と、各
軸回りのモーメンl)(Mx、 My、 Mz)との6
成分であるが、これらの内のF7.、MY、MYの3成
分を検出するためのブリッジ回路が第6図(a)(b)
(c)に示すように形成されている。
また、前記ハウジング2は前記平板状起歪体1の外周部
と前記リードピン10とをインサートするモールド体1
1とこのモールド体11の中心穴部12に固定される円
形の蓋体13とよりなる。
そして、前記モールド体11には、その外周のフランジ
部14に取付用の複数個の取付穴15が形成されている
このような構成において、力伝達体4に外力を作用させ
ることにより平板状起歪体1に内部応力が発生し、これ
に基づく歪により検出素子8が変形してピエゾ抵抗効果
により抵抗変化ΔRが生じる。
ここで、応力が存在するときの抵抗変化ΔRは、ΔR/
R−π息σ℃+πtσを十πSσS ・・・・・・ (
1)π2:縦ピエゾ抵抗係数 πt:横ピエゾ抵抗係数 πS:剪断ピエゾ抵抗係数 σU:縦方向応力 σt:横方向応力 σS:剪断方向応力 となる。
ここでは、剪断応力σSがσ℃、σtに比べて小さいこ
とから、以後はこの剪断応力σSを無視して考察する。
また、前述のように検出素子8の形状が第5図に示すよ
うに、Q、(Q2に設定されているので、式(1)のπ
t、σtを無視することができる。したがって、式(1
)は次の式(2)のようになる。
ΔR/R=π氾θB ・・・・・・ (2)このとき、
力伝達体4にFz、Mx、Myの3成分の力が作用した
とすれば、検出素子8の抵抗の変化は第4図に示すよう
になる。すなわち、[Mxが加わった時] Rx0.  Rx、は減少、RX2 、RX4は増加R
y1.Ry2.Ry3.Ry4は変化なしRz、、  
Rz、は減少、Rz2.  Rz、は増加(Myが加わ
った時] −10= Rx、、Rx3.Rx、、Rx4は変化なしRL+  
Ry、は減少、Ryz 、  Ry、は増加Rz、、 
 Rz、は減少、Fz6.Fz4は増加[Fzが加わっ
た時] Rx、、  Rx、は減少、Rx2.Rx3は増加RL
I  Rx4は減少、Ry、+  Rx3は増加Rz、
、Rz4は減少、Fz2.  Fz3は増加となる。
このような抵抗変化を纏めると、次の第1表のようにな
る。
第1表 =11− このような力の3成分(MX、 My+  Fz)を検
出するために、第6図に示すようにブリッジ回路が構成
されているので、互いのノJ成分に干渉されることなく
各回路毎にMx、My、  Fzの出ツノが得られる。
例えば、Mxが加わった時の第6図(a)(b)(c)
の出力は次のようになる。
まず、第6図(a)において、 となる。
ここで、簡単化するために、Rx、 = Rx2== 
Rx3=Rx4=Rとすると、式(3)は、V=Oとな
る。
また、Mxによる抵抗の増加分をΔR1減少分を−ΔR
とすると、第1表よりMxによる出力は一12= R =ΔR・工 ・・・・・ (4) となる。
すなわち、Mxによる出力変化(感度へ■)は、Δ■=
ΔR−I  ・・・・・・ (5)となる。
次に、第6図(b)において、 となる。
ここで、Ry、 −Ry2=Ry3=Ry4=Rとする
と、式(6)は、V−Oとなる。
また、Mxによる抵抗変化はないとすると、−〇  ・
・・・・(7) すなわち、Mxによる感度へ■は、 ΔV=O・・・・・ (8) となる。
つぎに、第6図(c)において、 ここで、R7,、=Rz、=Rz、=Rz4=Rとする
と、式(9)は、V=Oとなる。
また、Mxによる抵抗の増加分をΔR1減少分を−ΔR
とすると、 一〇 ・・・・(10) となる。すなわち、Mxによる感度Δ■は、V=O・・
・・・・ (11) となる。
以上の事項は、Mxについて述べたが、My、Fzにつ
いても同様に考えられる。とくに、Fzが印加された場
合には、R7,、、RZ2.  RZ3.  RZ。
の抵抗値の変化は、Rx、、  Rx1. Rx3. 
Rx4と同様であるが、これらの接続状態が相違するた
め、第6図(a)(b)の回路では出力が出ず、第6図
(C)の回路においてのみ出力が出るものである。
しかして、第6図(a)(b)(C)のブリッジ回路は
、(i)、各検出素子8の抵抗は等しい。
(ii)、検出素子8の抵抗の増減ΔRが等しい。
と云う条件の下で、Mx、My、Fzの3成分は互いに
干渉されることなく検出することができるものである。
すなわち、第6図(a)(1))(c)に示すブリッジ
回路とMx、My、Fzの3成分の力との関係を表にす
ると次のようになる。
第2表 効果 本発明は、上述のように中心部と周辺部とのいずれか一
方を支持部とし他方を作用部とした単結晶基板による平
板状起歪体を形成し、この平板状起歪体の検出面に機械
的変形により電気抵抗を変化させる検出素子を互いに直
交するX軸方向とY軸方向とにそれぞれ複数個ずつ形成
してブリッジ結合し、前記X軸方向または前記Y軸方向
の少なくともいずれか一方に他の検出素子を並列に形成
して前記検出素子とは配列を変えてブリッジ結合したの
で、半導体プレーナプロセス技術を利用して検出素子の
形成を平板状起歪体の表面に直接的に形成することがで
き、このような検出素子がピエゾ抵抗効果に方向性のあ
る単結晶基板に形成するものであっても力の3方向の検
出をする検出素子がX軸方向かY軸方向かの互いに直交
する方向に配列するだけで得ることができるため、最も
ピエゾ抵抗効果の高い単結晶基板の方向を利用すること
ができる等の効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す縦断側面図、第2図は
全体を縮小して示す斜視図、第3図は起歪体の平面図、
第4図はp−5i(110)におけるピエゾ抵抗係数を
示す特性図、第5図は検出素子の形状を示す平面図、第
6図(a)(b)(c)はブリッジ回路図、第7図(a
)(b)(c)は各種の応力の発生状態を示す特性図、
第8図は製造工程図である。 1・・・平板状起歪体、3・・・支持部、5・・・作用
部、7・・・検出面、8・・・検出素子 用 願 人   株式会社 リコー 3 」 図 37ダ をR (支) 冑 喝 1 ■ +GmIVn< +1+1 東只       惺R 駅    ビニ一

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 中心部と周辺部とのいずれか一方を支持部とし他方を作
    用部とした単結晶基板による平板状起歪体を形成し、こ
    の平板状起歪体の検出面に機械的変形により電気抵抗を
    変化させる検出素子を互いに直交するX軸方向とY軸方
    向とにそれぞれ複数個ずつ形成してブリッジ結合し、前
    記X軸方向または前記Y軸方向の少なくともいずれか一
    方に他の検出素子を並列に形成して前記検出素子とは配
    列を変えてブリッジ結合したことを特徴とする力検出装
    置。
JP61259049A 1986-10-30 1986-10-30 力検出装置 Pending JPS63111676A (ja)

Priority Applications (1)

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JP61259049A JPS63111676A (ja) 1986-10-30 1986-10-30 力検出装置

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JP61259049A JPS63111676A (ja) 1986-10-30 1986-10-30 力検出装置

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JPS63111676A true JPS63111676A (ja) 1988-05-16

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ID=17328621

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JP61259049A Pending JPS63111676A (ja) 1986-10-30 1986-10-30 力検出装置

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JP (1) JPS63111676A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5092645A (en) * 1987-09-18 1992-03-03 Wacoh Corporation Robotic gripper having strain sensors formed on a semiconductor substrate
JP2003285612A (ja) * 2001-07-10 2003-10-07 Soc D Technologie Michelin 測定装置を備えたタイヤ
JP2015184222A (ja) * 2014-03-25 2015-10-22 セイコーエプソン株式会社 物理量センサー、高度計、電子機器および移動体

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5092645A (en) * 1987-09-18 1992-03-03 Wacoh Corporation Robotic gripper having strain sensors formed on a semiconductor substrate
JP2003285612A (ja) * 2001-07-10 2003-10-07 Soc D Technologie Michelin 測定装置を備えたタイヤ
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