JPS63111571A - ワ−ドプロセツサ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はワードプロセッサに係り、特に送り仮名照合機
能の改良に関する。

〔従来の技術〕

作成された文字列テキストの送り仮名の不統一があるか
どうかを調べる方法は、あらかじめ文章中から漢字列、
ひらがな列、カタカナ列および英文字列をそれぞれ切り
出して前後の文脈と共に４種の中間ファイルを作り１次
にこの中間ファイルより作成されたＫＷＩＣ（キー　ワ
ード　インコンチクスト　Ｋｅｙ　Ｗｏｒｄ　Ｉｎ　Ｃ
ｏｎｔｅｘｔの略）リストの結果から、調査したい単語
に含まれる漢字列をキーワードとしてその前後の文脈を
含めたリストをすべて印刷して確認するものである。こ
の方法は、ビット（ｂｉｔ）別冊　ワープロと日本語処
理共立出版（１９８５年）における″ライターズ　ワー
クベンチ（Ｗｒｉｔａｒ’　ｓすｏｒｋｂｓｎｃｈ）と
推敲支援ツール”と題する論文に開示されている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかし上記した従来方法は、あらかじめ中間ファイルと
ＫＷＩＣリストを作らなければならないという問題があ
った。また、送り仮名の不統一や仮名表記の揺れを発見
するためには、利用者自身が印刷されたリストを単語ご
とに１つ１つ確認する必要がある。

従って本発明の目的は、中間ファイルやＫＷＩＣリスト
を作るような事前処理を行なうことなしに送り仮名の不
統一や表記の揺れをリアルタイムで自動的に検出するこ
とができ、しかも検出した誤りを簡単に訂正することが
できるワードプロセッサを提供することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

この目的を達成するために本発明は、単語の複数の送り
仮名付は情報を格納する手段と、この送り仮名付は情報
を基に送り仮名付き文字列パターンを生成する手段と１
文字列テキスト９！１１ら該文字列パターンと一致する
文字列を検出する手段と、検出した文字列に印を付けて
文字列テキストを表示する手段と、印が付けられた文字
列の送り仮名を前記送り仮名付は情報に基づく他の送り
仮名に訂正する手段を設けたことを特徴とする。

〔作用〕

検出手段は送り仮名付は情報に基づいて生成された文字
列パターンと文字列テキスト中の文字列を比較して誤っ
た送り仮名が付けられた文字列を検出する０表示手段は
この文字列に印を付けて文字列テキストを表示し、訂正
手段はこの文字列の）り仮名を他の送り仮名に置換して
訂正する。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。

第１図は本発明になるワードプロセッサの機能ブロック
図であり、１はワードプロセッシング（以下ワープロと
いう）処理制御機能ブロック、２はワープロ機能ブロッ
ク、３は送り仮名処理機能ブロック、９は文字列テキス
ト格納機能ブロック、１０は送り仮名辞書格納機能ブロ
ックである。

送り仮名処理機能ブロック３は、送り仮名誤り検出機能
ブロック４と、送り仮名訂正機能ブロック５と、送り仮
名辞書保守機能ブロック６と、送り仮名誤り検出情報格
納機能ブロック７と、送り仮名処理制御機能ブロック８
とを備える。

送り仮名処理機能ブロック３が起動されると、送り仮名
処理制御機能ブロック８の管理のもとに、送り仮名誤り
検出機能ブロック４は文字列テキスト格納機能ブロック
９に格納されている文字列テキストを先頭から順に検査
し、送り仮名辞書格納機能ブロック１ｏに格納されてい
る送り仮名誤りの文字列パターンと一致した文字列部分
を検出し、検出された文字列部分の位置などの検出情報
を送り仮名誤り検出情報格納機能ブロック７に格納する
。送り仮名訂正機能ブロック５は、送り仮名誤り検出情
報格納機能ブロック７に格納された検出情報を基に、検
出された文字列部分の送り仮名誤りを正しい送り仮名に
訂正する。送り仮名辞書保守機能ブロック６は、送り仮
名誤り検出情報格納部能ブロック７に格納された検出情
報を基に送り仮名辞書格納機能ブロック１０に格納され
た送り仮名の付は方の正誤情報などを更新する。

ワープロ処理制御機能ブロック１は上記送り仮名処理機
能ブロック３およびワープロ機能ブロック２を含めた全
体を制御する。

次に送り仮名処理機能を詳述する。第２図はワードプロ
セッサのハードウェア構成図で、１１はマイクロプロセ
ッサなどを利用して構成される処理装置、１２は文字お
よび編集処理指示を入力するためのキーボード入力装置
、１３は文字列テキストおよびガイダンスメツセージな
どを表示するための表示装置である。１８はメモリでプ
ログラム格納部１４．送り仮名誤り検出情報格納部１５
゜文字列テキストバッファ部１６およびワークエリア部
１７を備える。２１は外部記憶装置で文字列テキスト格
納部１９を送り仮名辞書格納部２０を備える。

第３図はキーボード入力装置１２の盤面を示すもので、
１２１はワープロ処理を指示するためのファンクション
キー群、１２２は文字データを入力するための文字キー
群、１２３は各種指示選択のためのテンキー群である。

第４図は処理装置１１によるワープロ処理制御フローチ
ャートである。このワープロ処理制御フローチャートは
、起動されるとキー人力待ち状態となり、処理ステップ
２２で入力したキー内容を処理ステップ２３で判別して
終了キー人力であればワープロ処理を終了する。終了キ
ー人力でない場合には処理ステップ２４で送り仮名処理
キー人力かどうかを判別し、送り仮名処理キー人力であ
れば送り仮名処理機能ブロック３を起動し、他のキー人
力であれば通常のワープロ機能ブロック２を起動して処
理ステップ２２に戻る。

第５図は送り仮名処理機能のフローチャートである。処
理ステップ３０１では送り仮名辞書格納部２０に格納さ
れている送り仮名文字列パターンと一致した文字列部分
を文字列テキストから検出する処理を実行する。処理ス
テップ３０２では一致する文字列部分が検出されたかど
うかを判別し。

検出されなければ該処理機能を終了し、検出されれば処
理ステップ３０３に移って検出画面表示処理を実行する
。この検出画面表示処理ステップ３０３では、第６図に
示すように、表示装置１３の表示画面を文字列テキスト
領域とガイダンスメツセージ領域とに分け、文字列テキ
スト領域においては検出された文字列部分を修飾表示し
、ガイダンスメツセージ領域には検出文字列部分につい
て正しい送り仮名付けをした訂正文字列と仮想テンキー
による選択処理候補とを表示する。

処理ステップ３０４で入力したキーの内容は処理ステッ
プ３０５で判別され、終了キーであれば該処理機能を終
了し、続行キーであれば前記検出文字列部分に対する処
理を省略して処理ステップ３０１に戻り次の検出処理を
実行する。訂正キーであれば処理ステップ３１１に移っ
て前記検出文字列部分を訂正文字列に直して処理ステッ
プ３０１に戻る。登録キーであるときには処理ステップ
３０６で登録画面表示処理を実行する。この登録画面表
示処理ステップ３０６では、第７図に示すように１表示
装置１３の表示画面を文字列テキスト領域とガイダンス
メツセージ領域に分け、文字列テキスト領域においては
検出された文字列部分を修飾表示し、ガイダンスメツセ
ージ領域には検出した文字列部分を先頭に他の送り仮名
付けをした文字列の登録候補をテンキーイメージで表示
する。

処理ステップ３０７で入力したキーの内容は処理ステッ
プ３０８で判別され、テンキーであれば処理ステップ３
０６に戻って当該テンキーに対応する登録候補文字列を
ガイダンスメツセージ領域に登録文字列として表示する
。実行キーであれば処理ステップ３０９に移り前記検出
文字列部分を登録文字列に直し、処理ステップ３１０に
移って該送り仮名正誤情報で送り仮名辞書を更新して処
理ステップ３０１に戻る。

第８図は送り仮名辞書の一部を示している。送り仮名誤
り検出処理は、文字列テキストを先頭から順に検査し、
送り仮名誤りの文字列パターンと一致する文字列部分を
検出するわけであるが、このときの送り仮名誤りの文字
列パターンは、名詞の場合は、次候補に登録された文字
列をそのまま使用する。動詞、形容詞、形容動詞などの
ように活用のある品詞の場合は１次候補に登録された文
字列と品詞情報を基に生成する。

第９図は活用のある単語の語幹に付属する活用語尾テー
ブルである。仮えば、ワ行五段動詞の′おこなう″の場
合、その語幹のパ行な″の次の文字は、″わ、い、う、
え、お”の何れかである。

活用のある単語の場合の送り仮名誤り検出のための文字
列パターンは１語幹にこのテーブル中の活用語認定文字
を付けた文字列となる。

以上に述べた実施例は、送り仮名辞書をプログラム格納
部と別に独立して設けたので、用途に合わせて任意の送
り仮名正誤規則を設定することができる。また、送り仮
名処理機能は、改行指示キー、改頁指示キーあるいは仮
名漢字変換指示キーなどの入力に同期して起動するよう
にしてもよい。

更に、検出した送り仮名誤りの文字列部分の修飾表示は
、網かけ、白黒反転、＋！１度変頁変更１色など該ワー
ドプロセッサがもつ表示機能に応じて任意に設定できる
。更にまた、送り仮名辞書の拡張により、外来語などの
表記揺れチェックや慣用句言い換えにも利用できる。

〔発明の効果〕

本発明は、あらかじめ設定された複数の送り仮名付は情
報に基づいて生成される文字列パターンを参照して文字
列テキストから送り仮名誤り文字列を検出すると共に、
この検出文字列に対して他の送り仮名付き文字列を生成
して訂正できるようにしたので、送り仮名の誤り検出と
訂正が容易になる効果がある。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示すもので、第１図は機能ブ
ロック図、第２図はハードウェアのブロック図、第３図
はキーボード入力装置の盤面を示す平面図、第４図はワ
ープロ処理制御フローチャート、第５図は送り仮名処理
フローチャート、第６図及び第７図は表示画面の説明図
、第８図は送り仮名辞書の説明図、第９図は活用語尾テ
ーブルの説明図である。 ３・・・送り仮名処理機能ブロック、４・・・送り仮名
誤り検出機能ブロック、５・・・送り仮名訂正機能ブロ
ック、７・・・送り仮名誤り検出情報格納機能ブロック
、９・・・文字列テキスト格納機能ブロック、１０・・
・送り仮名辞書格納機能ブロック。 ５７図 高５図 高６　図 先ｒＩ　図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、単語の複数の送り仮名付け情報を格納する手段と、
   この送り仮名付け情報を基に送り仮名付き文字列パター
   ンを生成する手段と、文字列テキストから該文字列パタ
   ーンと一致する文字列を検出する手段と、検出した文字
   列に印を付けて文字列テキストを表示する手段と、印が
   付けられた文字列の送り仮名を前記送り仮名付け情報に
   基づく他の送り仮名に訂正する手段とを設けたことを特
   徴とするワードプロセッサ。 ２、特許請求の範囲第１項において、前記送り仮名付け
   情報は、文法に即した正しい送り仮名情報と誤つた送り
   仮名情報と単語の品詞情報を含むことを特徴とするワー
   ドプロセッサ。 ３、特許請求の範囲第１項において、文字列パターンを
   生成する手段は、生成する文字パターンの品詞属性が活
   用のあるものであるときにはその活用語尾を、生成する
   文字列パターンの末尾に設定することを特徴とするワー
   ドプロセッサ。