JPS63111162A - 連続溶融メツキ方法 - Google Patents

連続溶融メツキ方法

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JPS63111162A
JPS63111162A JP25771886A JP25771886A JPS63111162A JP S63111162 A JPS63111162 A JP S63111162A JP 25771886 A JP25771886 A JP 25771886A JP 25771886 A JP25771886 A JP 25771886A JP S63111162 A JPS63111162 A JP S63111162A
Authority
JP
Japan
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plating
temperature
snout
plating bath
hot
Prior art date
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Pending
Application number
JP25771886A
Other languages
English (en)
Inventor
Michio Hirayama
平山 三千男
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Publication date
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  • Coating With Molten Metal (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は溶融亜鉛メッキ等の連続′fJ融メツメツキ方
法けるメッキ浴の温度調整方法に関する。
〔従来の技術とその問題点〕
連続溶融亜鉛メッキ、合金化溶融亜鉛メッキ、あるいは
Z n−Af!、等の合金溶融メッキを行う場合におい
て、メッキ製品の品質を確保するためにはメッキ浴温と
、鋼板のメッキ浴への浸入温度がm要な管理項目である
。しかし、1つの連続溶融メッキ装置を用いて、種々の
材質の鋼板にメッキを行う場合、それに応じてその都度
メッキ浴の温度を適正な値に変更しなければならない。
例えば第2図に示す如く、メッキ母材である鋼板中のS
i 含仔量が増加すると、メッキ密行性が低下してしま
うため、密着性を確保するためにはSi  含ff f
iの増加に応じてメッキ浴温を上げる必要がある。しか
し、メッキ浴、例えばZn メッキ浴の容量は約100
トン前後と大きいため、そのIUを10°C上昇させる
ために200 Kwの電熱ヒーターで加熱しても約30
分もの長時間を要する。つまりその間のメッキ製品は不
良品が生じてしまう。また、メッキ浴全体の温度を上昇
させると、それに伴ってZn の酸化物であるドロスの
発生が増大し、メッキ品質の低下や、Zn 原単位の悪
化を招くことになる。
さらに、Si含有量の多い鋼板(例えばSt≧0.5%
)をメッキする際は密着性を確保するために約500℃
前後の高いメッキ浴温で操業を行う必要があるが、次に
メッキすべき鋼板がSi 含「量の低い母材(例えばS
iS2.2%)に変更される場合において、メッキ浴温
は急速に低下させることができない。どのような場合、
鋼板中の成分がSi含有率の低い一般材を高温のメッキ
浴でZn  メッキを行うと、メッキ層と母材の界面に
Fc−Zn の合金層が異常発達を起しやすくなり、い
わゆるメッキ焼けと称する変色が生じ、メッキ製品の品
質を低下させることになる。このようにメッキ浴温の迅
速調整は品質を確保する上で極めて重要であるが、従来
の4度g整方法ではとうてい74足できないのが現状で
ある。
したがってメッキ品種の切替時に要求されるメッキ浴温
の迅速な調整を可能とならしめる方法が求められている
C間ご点を解決するための手段〕 本発明は、上記目的を達成するために、連続溶融メッキ
装置のスナウトのメッキ浴浸部分に温度:A整装置を設
け、メッキ品種、メッキ母材の材質、メッキ浴温、後処
理条件等の操業条件に応じて前記温度調整装置にてスナ
ウト内部のメッキ浴昌度を調整しながらメッキすること
を特徴とする。
〔作   用〕
本発明の連続溶融メッキ方法では、スナウト内部のメッ
キ浴浸部分に温度調整手段を設け、メッキ品種の切替時
に要求されるメッキ浴温に応じて迅速にスナウト内部の
メッキ浴温を変更できる。
〔実 施 例〕
以下、本発明をその実施例を示す図面に基づいて詳細に
説明する。
第1図は本発明を実施するための連続溶融メッキ装置の
概略の構成を示す図である。同図中、(I)はメッキを
行う鋼板であり、図示しない連続熱処理炉よりスナウ)
 (21を通ってメッキ浴中に浸c責され、ジンクロー
ル(4)を経てワイピングノズル(5)で所定のメッキ
付着量に調整される。スナウト(2)のメッキ浴浸部分
には誘導加熱方式等の加熱手段と、水冷方式による冷却
手段を備えた温度調整装置(6)を設けており、スナウ
ト(2)内部のメッキ浴温を調整するようになっている
。この温度調整装置(6)により鋼板(1)がメッキ浴
中へ浸漬開始する部分のみの浴温を所望の温度に調整可
能となる。なお、スナウト内部のメッキ浴温を例えば4
60〜500°Cに調整する場合、他の全体のメッキ浴
温は前述の温度範囲の中の最低温度の近傍に設定してお
くのが省エネルギー、ドロス発生の点より好ましい。
このようにスナウト内部のメッキ浴温のみを調整する理
由は、前述のメッキ密着性および合金層の異常発達抑制
については、メッキ浴中へ鋼板が浸入する時点の温度が
最も大きな影口を与えるためである。
スナウト(2)内部にはメッキ浴温を測定するための温
度計■が設けてあり、測温値は制ga装置(8)に取込
まれ、外部から与えられる目標温度と比較演算され、目
標温度に一致させるべく演算結果をそれぞれ加熱制御装
置(9)、冷却水量制御装置(1■へ出力する。例えば
測温値が目標温度よりも低い場合はその差に応じて必要
な加熱電力を演算により求め、加熱制御装置(9)へ出
力する。また逆に測温値が目標温度よりも高い場合はそ
の差に応じて、必要な冷却水量を演算にて求め、冷却水
量制御装置(101へ出力する。
加熱制御装置(9)は、与えられた加熱電力に基づき、
温度:A整装置(6)の加熱手段へ供給する加熱電力の
制御を行う。また、同様に冷却水量制御装置00)は与
えられた冷却水量に基づき温度調整装置(6)の冷却手
段への冷却水供給量を制御する。
このようにしてスナウト(2)内の温度量制御されたメ
ツ・ト浴に浸漬した鋼板はそれ以降、従来と同様の手順
で処理されてい(。
次に、本発明の実施例について述べる。
スナウト(2)内部のメッキ浴温の、11 [f :J
J整表装置加熱手段として20Kwの誘導加熱装置と、
冷却手段として25Il/分の能力を有する水冷装置を
設けて本発明を実施した。この場合の加熱時の応答性は
Zn比重: 7.13 g/cZ N スナウトの幅:
 1800■、スナウト奥行:150.、、スナウト’
l’;j /I’(l朶さ:500111−の条件で、
約5°C/分の値が得られた。また、冷却能力も同一条
件で251/分の水量にて同様に約5°C/分であった
この装置を用いてC:0.05%、Si:0.Fi%を
含イ1゛する板厚0.5m++の高5iirJ板を連続
焼鈍後、メッキ密行性を確保するためにスナウト内のZ
n  メッキ浴温を500 ’Cとし、メッキ浴全体の
浴温は470°Cに設定してライン速度200m/分で
メッキしたのち、ただちに通常のC:0.05%、Si
:0.005%、板厚0.51■の一般材に切替えた。
この時、材料の切替え部かスナウトを通過すると同時に
スナウト内のメッキ浴温の目標温度を470°Cに変更
し、ライン速度を5m/分に低下させながら水冷装置に
て冷却することにより、約6分後にスナウト内のメッキ
浴温を470°Cに低下させることができた。その結果
、従来の温度調整装置を用いない方法では切替え部以降
のメッキ焼けによる不良部長さが約450mも発生して
いたのに比べ、本発明によれば上記により不良部長さを
約30mと大幅に低減することができた。
次に上記の場合と逆にC:0.05%、Si:0.00
5%、板厚0.5■■の一般材をスナウト内のメッキ浴
温、およびメッキ槽本体のZn  メッキ浴温をともに
470°Cでライン速度200m/分でメッキしたのち
、C:0.05%、Si:0.00%、板厚0.51の
高Si鋼板に切替えた。その際、材料の切替え部がスナ
ウトを通過すると同時にスナウト内のメッキ浴温の目標
温度を500°Cに変更し、ライン速度を5m/分に低
下させて誘導加熱装置により加熱を行うことにより約6
分後にスナウト内のメッキ浴温を500°Cにすること
ができた。その結果、従来の方法ではメッキ浴温を30
°C上昇させるために00分の時間を要し、メッキ密行
性不良部の長さが約450mも発生していたか、本発明
によれば」−記によりメッキ密着性不良部長さを約30
mに低減することができた。
さらに高Si  材のメッキ密着性を確保するために従
来のメッキ浴全体を500°Cにてfffi ffgし
ていり場合に比べ、本発明の如くスナウト内のメッキ浴
温のみを500°Cにし、他のメッキ浴温は470°C
にて操業することによりメッキ浴の加熱電力原単位を約
10%低減でき、ドロス発生の減少によりメッキ製品の
表面品質の教書と3%のZn 原単位の低減を実現する
ことができた。
なお以上の説明はZn  メッキについて述べたが、メ
ッキの種類としてはそれ以外の合金溶融メッキ等、ツキ
等、種類を問わず、また後処理としてガルバニール炉を
仔するメッキ設備についても同様の効果を奏することは
言うまでもない。
〔発明の効果〕
以上、述べた如く本発明によればスナウト内のメッキ浴
温を自在に調整可能とし、被メツキ処理材に最aのメッ
キ浴温で浸漬することにより、品質の改善、省エネルギ
ー、原単位の低減等に極めて作動な連続溶融メッキ方法
を実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す構成の概略図、第2図は
Si  含イf量とメッキ密行性の関係を示す図である

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 連続溶融メッキ装置のスナウトのメッキ浴浸漬部分に温
    度調整装置を設け、メッキ品種、メッキ母材の材質、メ
    ッキ浴温、後処理条件等の操業条件に応じて前記温度調
    整装置にてスナウト内部のメッキ浴温度を調整しながら
    メッキすることを特徴とする、連続溶融メッキ方法。
JP25771886A 1986-10-29 1986-10-29 連続溶融メツキ方法 Pending JPS63111162A (ja)

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JPS63111162A true JPS63111162A (ja) 1988-05-16

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0834591A1 (fr) * 1996-10-07 1998-04-08 COCKERILL SAMBRE Société Anonyme dite: Procédé et dispositif de revêtement de tÔles d'acier par immersion

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0834591A1 (fr) * 1996-10-07 1998-04-08 COCKERILL SAMBRE Société Anonyme dite: Procédé et dispositif de revêtement de tÔles d'acier par immersion
BE1010666A3 (fr) * 1996-10-07 1998-11-03 Cockerill Sambre Sa Procede et dispositif de revetement de toles d'acier par immersion.

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