JPS6311112Y2 - - Google Patents

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JPS6311112Y2
JPS6311112Y2 JP6471082U JP6471082U JPS6311112Y2 JP S6311112 Y2 JPS6311112 Y2 JP S6311112Y2 JP 6471082 U JP6471082 U JP 6471082U JP 6471082 U JP6471082 U JP 6471082U JP S6311112 Y2 JPS6311112 Y2 JP S6311112Y2
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JP
Japan
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panel
heat insulation
insulation panel
unit
covering
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JP6471082U
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JPS58167089U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は組立水槽における単位パネルの受圧面
片面に取付けてその単位パネルに断熱性を付与す
る保温パネルに関するものである。
〔従来技術及びその問題点〕
従来、組立水槽における単位パネルの受圧面片
面に取付ける保温パネルとして実開昭55−129681
号公報に開示された先行技術がある。
この先行技術は第6図に示すように単位パネル
102の受圧面104片面に添う一面を有する偏
平な台形状に発泡ウレタン、発泡スチロール等の
断熱性を有する材料を用いて成形されている。
この保温パネル100は単位パネル102の周
縁から起立する起立フランジ105内面に接着剤
101を介して接着する被覆パネル103で単位
パネル100の受圧面104に添接状に取付けら
れる。
保温パネル100は型成形される性質上、受圧
面104の一面と同一形状に成形したにも拘らず
実際には若干の寸法誤差をもつて成形されるのが
常であり、弾性変形を加えた状態で受圧面104
に添接される。
しかし、被覆パネル103の接着による取付直
後である接着剤101固化前においては保温パネ
ル100の反撥力が被覆パネル103に作用し、
その被覆パネル103が単位パネル100から剥
離する事例が度々発生した。
〔技術的課題〕
本考案の技術的課題は、容易に弾性変形して単
位パネルの受圧面に添接する反撥力が極小な形状
にすることにある。
〔技術的手段〕
上記技術的課題を達成する為に講じた技術的手
段は、保温パネル本体の少なくとも片面にそのパ
ネル本体の頂点を中心として延びる多数の溝部を
凹設したことである。
〔作用〕
本考案の技術的手段による作用は次の通りであ
る。
パネル本体の頂点を中心として延びる多数の溝
部を凹設することによつてその溝部底の肉厚を薄
肉とし、その薄肉部が弾性変形して単位パネルの
受圧面にフイツトする。
〔実施例〕
次に本考案の実施例を図面に基いて説明する。
図中1は保温パネル本体を示し、この保温パネ
ル本体1は側壁A用、天井壁B、底壁C用の第
1・第2保温パネル本体1a,1bとの2種類か
らなり、双方共に発泡ウレタン、発泡スチロール
等の断熱材をもつて型成形している。
第1保温パネル本体1aは、中央部分を頂点と
する膨出部5周囲に平坦面6を延設することによ
つて形成した受圧面8のその平坦面6周縁より膨
出部5と同方向に起立フランジ7を起立して形成
した側壁A用の単位パネル3のその受圧面8外面
に一面が添接するような形状で、他面がその受圧
面8と酷似する形状に形成する。
第2保温パネル本体1bは、上記単位パネル3
とは逆方向に起立フランジ7を起立形成した天井
壁B、底壁C用単位パネル4の受圧面8内面に一
面が添接するような形状で、他面がその受圧面8
と酷似するように形成する。
これ等両第1・第2保温パネル本体1a,1b
の両面に溝部2を形成する。
溝部2は、パネル本体1a,1bの頂点を中心
として十字状、放射状、渦巻状等の形状で表裏両
面或は一面に凹設して溝部2底に薄肉部2aを形
成し、その薄肉部2aを単位パネル3,4への添
接時における弾性変形部分としている。
而して斯る第1・第2保温パネル本体1a,1
bは被覆パネル9を介して組立水槽Zを形成する
単位パネル3,4個々に添接固着する。
被覆パネル9には、第1・第2保温パネル本体
1a,1bをカバーする第1・第2被覆パネル9
a,9bが存在し、第1被覆パネル9aは第1保
温パネル本体1a外面に沿う被覆板部10周縁よ
り起立フランジ7内側面に当接する折曲片11を
折曲して成形し、第2被覆パネル9bは第2保温
パネル本体1bの内面に沿う被覆板部10周縁よ
り起立フランジ7内側面に当接する折曲片11を
折曲して成形し、共にその折曲片11,11は起
立フランジ7に開孔した接続孔12に合致する箇
所に通孔13を開孔している。
次に本考案保温パネルを単位パネル3,4個々
に添接固着する工程を説明する。
底壁C、天井壁Bにおいては第2単位パネル4
内面に接着剤を介するか、さもなくば直接的に第
2保温パネル本体1bが当接せしめ、その下より
第2被覆パネル9bを密接させ通孔13と接続孔
12とに渉つてボルト、ナツト14,15を挿通
させて締結固定することにより第2保温パネル本
体1bを底壁C、天井壁B組立時に一緒に取付固
定する。
また側壁Aにおいても同様に第1単位パネル3
外面に接着剤を介するか、さもなくば直接的に第
1保温パネル本体1aを当接させ通孔13と接続
孔12とに渉つてボルト,ナツト14,15を挿
通させて締結固定することにより第1保温パネル
本体1bを側壁A組立時に一緒に取付固定する。
ちなみに被覆パネル9にてカバーする時に保温
パネル1は強制的に弾性変形し、単位パネル3,
4面にフイツトすると考察されるが薄肉部2aが
設けられていない保温パネル1においては被覆パ
ネル9を一担強力に押えつけその保温パネル1を
その剛力に抗して人為的に変形させる作業を行な
う作業者と、ボルト、ナツト14,15締付作業
を行なう作業者を必要とし最良ではない。
また、第1・第2保温パネル本体1a,1bを
夫々底壁C、天井壁Bを形成する第2単位パネル
4の受圧面8内面に一面を、側壁Aを形成する第
1単位パネル3の受圧面8外面に他面を合わせて
成形して一種類の保温パネル1にて併用するよう
に構成しても良い。
尚、本実施例では被覆パネル9をボルト、ナツ
ト14,15を用いて締結固定する旨で説明して
いるが、起立フランジ7内面に接着剤を介して接
着する被覆パネル9で保温パネル1を添接状に取
付けられるようにしても良いこと勿論である。
この場合、保温パネル1は前記薄肉部2aの働
きで容易に弾性変形し、反撥力も小さい為、接着
剤固化前においても被覆パネル9の剥離を招くお
それがない。
〔考案の効果〕
本考案は以上のように構成したので、下記の効
果がある。
パネル本体に頂点を中心にして延びる多数の溝
部を凹設することによつてその溝部底に薄肉部が
形成され、その薄肉部が弾性変形部として働き、
若干の寸法誤差をもつて成形されても、単位パネ
ルの受圧面片面にフイツトし、反撥力も極めて小
さい。
故に、被覆パネルを接着剤によつて単位パネル
の起立フランジ内面に接着することによつて保温
パネルをサンドイツチ状に介在しても、反撥力を
被覆パネルに作用させず、接着剤固化前における
被覆パネルの剥離を防止でき、接着剤が固化する
まで被覆パネルを人為的に押圧し続ける無駄な人
為的作業を全く必要としない。
被覆パネルの折曲片を起立フランジに当接し、
単位パネル相互を締結するボルト・ナツトで固定
する場合においても、被覆パネルを押えつけ保温
パネルを人為的に変形させる者と、ボルト・ナツ
トを締結する者との作業者2人を必要とせず一人
で容易になし得る。
依つて、所期の目的を達成し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案保温パネルの平面図、第2図は
底面図、第3図は中央縦断面図、第4図は取付状
態を示す組立水槽の縦断面図で一部切欠す、第5
図は単位パネル、保温パネル、被覆パネルの連結
部分の拡大断面図、第6図は従来の保温パネルの
取付状態を示す拡大断面図である。 尚図中、3,4……単位パネル、1……保温パ
ネル、2……溝部、1a,1b……保温パネル本
体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 組立水槽における単位パネルの受圧面片面に添
    接して配設され、単位パネルに固着される被覆パ
    ネルによつてサンドイツチ状に取付けられる組立
    水槽用保温パネルにおいて、保温パネル本体の少
    なくとも片面にそのパネル本体の頂点を中心とし
    て延びる多数の溝部を凹設したことを特徴とする
    組立水槽用保温パネル。
JP6471082U 1982-04-30 1982-04-30 組立水槽用保温パネル Granted JPS58167089U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6471082U JPS58167089U (ja) 1982-04-30 1982-04-30 組立水槽用保温パネル

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6471082U JPS58167089U (ja) 1982-04-30 1982-04-30 組立水槽用保温パネル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58167089U JPS58167089U (ja) 1983-11-07
JPS6311112Y2 true JPS6311112Y2 (ja) 1988-04-01

Family

ID=30074725

Family Applications (1)

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JP6471082U Granted JPS58167089U (ja) 1982-04-30 1982-04-30 組立水槽用保温パネル

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JPS58167089U (ja) 1983-11-07

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