JPS6311040A - 電動機の固定子の取付け固定方法 - Google Patents

電動機の固定子の取付け固定方法

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Publication number
JPS6311040A
JPS6311040A JP15269586A JP15269586A JPS6311040A JP S6311040 A JPS6311040 A JP S6311040A JP 15269586 A JP15269586 A JP 15269586A JP 15269586 A JP15269586 A JP 15269586A JP S6311040 A JPS6311040 A JP S6311040A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stator
casing
draft
fixing
liner
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15269586A
Other languages
English (en)
Inventor
Motoharu Nakajima
中島 素春
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinko Electric Co Ltd
Original Assignee
Shinko Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Shinko Electric Co Ltd filed Critical Shinko Electric Co Ltd
Priority to JP15269586A priority Critical patent/JPS6311040A/ja
Publication of JPS6311040A publication Critical patent/JPS6311040A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、電動機の固定子の取付は固定方法に関する。
 より具体的には、本発明は電動機の固定子を、ダイカ
スト機の型から出され、抜き勾配が残されたままの状態
にあるアルミダイカスト製ケーシングの内部に、取付は
固定する方法に関するものである。
(従来の技術) 電動機の固定子は、アルミニウム又は其の合金を材料と
し、ダイカスト鋳造法によって製造されたケーシング内
に密着して固定され、さらにその内部には回転子が固定
子に対し相対的に回転可能に軸支される。 ダイカスト
鋳造法は高圧力を利用して溶融金属を型の中に注入して
凝固させる方法であるため1寸法端度が良好で、強度の
高い鋳造品を製造し得、また抜き勾配も少いとされてい
る方法ではるが、鋳造品である以上、1/30〜175
0程度の多少の抜き勾配は不可欠である。
このような抜き勾配が残されていても問題にならないよ
うな部材の場合は別として、電動機の固定子では、その
内周が回転軸に対して平行に保たれていなければならな
い。 そのために、従来はアルミダイカスト製ケーシン
グの内面を機械加工により仕上げて、抜き勾配としての
テーパ部を削り落し、回転軸に対し平行になるようにし
てから取付は固定していた。 第2図(A)はアルミダ
イカスト製ケーシング20の側断面図で、2Lは抜き勾
配が残されている内周面である。 第2図CB)は従来
技術による固定法を示す側断面図であり、抜き勾配を削
り落して軸に対し平行な嵌合面22とし、さらに、ケー
シングの軸に対し垂直な面(胴付面〕25を形成し、セ
ットビス24のためのタップ孔26の加工を行った後、
固定子23を挿入し、セットビス24をねじ込み固定し
ていた状態を示す。
(発明が解決しようとする問題点) 第2図(A)では、抜き勾配としてのテーパ部は誇張し
て描かれているが、実際のテーパ部は極めて浅い角度で
あるため、勾配を削り落すための機械加工では、心出し
と、浅い切削を注意深く行う必要があり、多くの工数を
必要とするほか、そのための検査工程や不合格品の発生
があるため、コストダウンの見地から、削り落しの機械
加工を省略することの可能な方法が要望されていた。
(問題点を解決するための手段) 固定子の外径を、アルミダイカスト製ケーシングの抜き
勾配のためのテーパの最先端部、つまり内径が最小の部
分に挿入できるだけの寸法にしておき、この状態で固定
子をダイカスト製のままで抜き勾配が残されているケー
シング内に挿入した場合に、固定子とケーシングの抜き
勾配の部分との間に生じる隙間から、軸方向に押込み得
るだけの肉厚の側壁を有する環状のライナーを準備し、
固定子をケーシングの孔に挿入した後、両者の隙間にく
さびのように打込み又は圧入するようにして問題点を解
決した。
(実施例) 第1図(B)本発明の実施例を示す概略側断面図で、符
合10はケーシング、11は抜き勾配が残されたままの
内周面、13は固定子、14はライナーで、15は固定
子13の外周面である。
図から明らかなように、ライナー14は、ケーシング1
0の内周面11の抜き勾配と、固定子13の外周面15
との入口端部に近い部分に画成される隙間内に押込み得
るだけの肉厚の側壁を有するリング(環状体)として成
形されている。
従って、固定子13をケーシング10と結合するに当っ
ては、固定子13の挿入すべき先端をケーシング10の
内孔に挿入した上、ライナー14を圧入固定するだけで
、取付は固定を完了することができる。
尚、第1図(A)は本発明の実施例を示す正面図で固定
子13の両側の平担なカット面16は、ケーシングlO
の内孔に回り止め11”を設け。
これら両者を併用して固定子の回転方向の移動を防止す
ることができる。
(効果) ダイカスト鋳造法により、折角、嵌合面となり得るだけ
の高精度にされているケーシング10の内周面を、さら
に機械加工する必要がなくなるので、そのためのコスト
を低減できるだけでなく、この機械加工のための2次的
な検査工程と、不合格品によるコスト上昇を避けること
ができる。
また、取付は固定のために使用する環状のライナは、形
状が簡単であるから構造用鋼又は非鉄金属材料の板材な
どからのプレス加工や、管材からの切削加工などによっ
て容易に製作できるので生産性向上に寄与すること多大
である。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)は、本発明の実施例を示す概略正面図で、
第1図(B)は本発明の実施例を示す概略側断面図で、
第2図(A)は抜き勾配が残されたままのアルミダイカ
スト製ケーシング2oの側断面図、第2図(B)は、従
来法にょリケーシング20の抜き勾配を削り落して、内
周面を軸に平行な嵌合面22として形成し、タップ孔に
セットビスをネジ込んでケーシング2oに固定子を取付
は固定した状態を示す側断面図である。 図面中の符合 10:ケーシング。 11:抜き勾配が残されたままのケーシングの内周面、
11’:回り止め、 13:固定子、14:ライナ。 15:固定子13の外周面、 16:固定子13のカット面。 代理人 弁理士  後 藤 武 夫 代理人 弁理士  藤 木   礒 第1図 (A)       (B) 第2図 (A) 手続補正器 昭和62年3月30日

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)電動機の固定子を、抜き勾配が残されたままの状
    態のアルミダイカスト製ケーシングの内部に取付け固定
    する方法において: 抜き勾配が残されたままの状態にあるアルミダイカスト
    製ケーシングと; 前記アルミダイカスト製ケーシングの内径が最小の部分
    に挿入できるだけの外径寸法にされた固定子と; 前記固定子とケーシングの抜き勾配の部分との間に生じ
    る隙間から軸方向に押込み得るだけの肉厚の側壁を有す
    る環状のライナーと、 を準備し: 前記固定子を前記ケーシング内に挿入し; 前記の環状ライナーを前記ケーシングと前記固定子との
    間の隙間に押込み又は圧入することにより、前記固定子
    を前記ケーシングの内孔部に取付け固定が可能にされて
    いることを特徴とする電動機の固定子の取付け固定方法
  2. (2)特許請求の範囲第1項に記載の方法において; 前記固定子がその両側のカット面と; 前記ケーシングの内周から前記カット面に向って突出す
    る回り止め突起とによって回転方向の移動を防止する電
    動機の固定子の取付け固定方法。
JP15269586A 1986-07-01 1986-07-01 電動機の固定子の取付け固定方法 Pending JPS6311040A (ja)

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JPS6311040A true JPS6311040A (ja) 1988-01-18

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2745126A1 (fr) * 1996-02-16 1997-08-22 Aliade Sa Moteur tubulaire, notamment destine a des volets roulants, stores ou analogues

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2745126A1 (fr) * 1996-02-16 1997-08-22 Aliade Sa Moteur tubulaire, notamment destine a des volets roulants, stores ou analogues

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