JPS63110209A - 難燃化合物の製造方法 - Google Patents

難燃化合物の製造方法

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JPS63110209A
JPS63110209A JP25525286A JP25525286A JPS63110209A JP S63110209 A JPS63110209 A JP S63110209A JP 25525286 A JP25525286 A JP 25525286A JP 25525286 A JP25525286 A JP 25525286A JP S63110209 A JPS63110209 A JP S63110209A
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JP
Japan
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guanidine
compound
melamine
aqueous solution
reaction
Prior art date
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JP25525286A
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English (en)
Inventor
Masao Nishimura
正雄 西村
Kiyou Fukumura
福村 ▲きょう▼
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JNC Corp
Original Assignee
Chisso Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術の分野〕 本発明はリン酸グアニジン、スルファミン酸グアニジン
、ホウ酸グアニジンの様なグアニジン系化合物とホルム
アルデヒドとを、好ましくはpH7〜9の中性乃至微ア
ルカリ性の水溶液中で反応させメチロール誘導体とした
後、これにメラミン及び/又は尿素を加熱しながら溶解
せしめ、液性をpH3〜6の酸性側に移行させる事によ
って得られる水不溶性の重合化合物を製造する方法に関
する。この化合物は、難燃化剤として有用である。
〔従来の技術〕
今日、各種のプラスチックスが多様な用途に使用される
中で、その不燃化あるいは難燃化は、火災防止の見地か
らの社会的要請であり、種々の方法でその実現が計られ
ている。それらの方法として古くから知られているのは
、金属化合物、特にアンチモン化合物を1例えば塩素化
パラフィンワックスあるいは臭素化有機化合物のような
熱的に不安定な化合物と共にプラスチックス配合する方
法である。しかしながら、この配合物の使用の重大な欠
点として、プラスチックス成型装置が腐食現象を起こし
たり、成型品の火災の際に毒性の強い煙およびガスが激
しく放出するなどが見られる。
この様な煙やガスの発生を抑える方法として、有機また
は無機リン化合物と有機窒素含有化合物との併用が注目
されている。
この組合せの難燃系としては、例えば特開昭59−14
7050に開示される如くポリリン酸アンモニウムと の如き窒素化合物を併用すれば、これらは■炭素質残渣
を形成する性質を持ち、又■一般にプラスチックスが成
形加工される装置内の腐食が少ないこと、■金属化合物
とハロゲン炭化水素を含有する系に比較して煙の放出が
少ないこと、および■とりわけ少ない添加量でプラスチ
ックスの機械的性質を過度に悪化させずに満足な防炎性
を付与する事が可能であるという。
一方、グアニジン()12 NCNHNH2)はメラミ
ン、グアナミン類、尿素、チオ尿素、ジシアンジアミド
などと共にホルムアルデヒドと反応できるアミノ基(−
Nl2)を有し、メラミン等と同様の条件で反応して高
分子量の合成樹脂を形成する事が知られている。
すなわち、これらの化合物はいずれも比較的緩和な条件
の下でホルムアルデヒドと反応してメチロール基(CH
20)1)を含む初期縮合物をつくり、それをさらに加
熱するなどによって縮合を進めることにより、無色透明
でしかも着色の自由な硬い樹脂を生ずる0本発明者らは
、グアニジン類のこの様な性質に着目して、特にリン酸
グアニジンとホルムアルデヒドとの反応生成物について
研究し、リンと窒素を同時に含む難燃添加剤として有効
な水不溶性の化合物を見出そうと努めた。しかしながら
、前述のような公知技術では下記■および■の生成物し
か得られず、目的とする難燃性化合物を得る事が出来な
かった。
■グアニジンとホルムアルデヒドの反応物は、均一なガ
ラス状の透明な樹脂であるが、リン酸グアニジン、スル
ファミン酸グアニジン、ホウ酸グアニジン等のグアニジ
ン塩類とホルムアルデヒドの反応では、高粘度の液状生
成物となるのみで、目的とする水不溶性の化合物は得ら
れない。
■縮合リン酸グアニジンを使用する場合にあっては、H
C)10/Pモル比0.3〜1.2において水溶液中に
微粒子状の縮合反応物が析出してくる。しかしながら、
得られた化合物は熱安定度が低く、熱分解が容易に起こ
る為プラスチック類に配合し成型する事が難しい。
〔発明が解決した課題、発明の目的〕
公知技術における上述の問題点(註、グアニジン類とホ
ルムアルデヒドとの公知方法による反応物では、水不溶
性又は耐熱分解性の化合物は得られないというとと)に
かんがみ、本発明者等は、メチロール化グアニジン化合
物を利用してさらに難燃性に優れた化合物を得るべく、
さらに研究をつづけた。
その結果、メチロール化グアニジンを水溶液状態に保ち
、中性ないし微アルカリ性(pH7〜9)下にメラミン
及び又は尿素を反応させ、ひきつづき反応液のPHを6
以下の酸性とすることにより。
水不溶性かつ微細粒子状の難燃性化合物が得られること
を知り、本発明に到達した。
以上の記述から明らかなように、本発明の目的は、プラ
スチック類のような重合物若しくはセルロース系材料の
難燃性添加剤として有用な難燃化合物とその製造法を提
供することである。
〔発明の構r&拳効果〕
本発明は、下記(1)の主要構成と(2)の実施態様的
構成を有する。
(1)メチロール化グアニジン化合物とメラミンおよび
/又は尿素とを中性ないし微アルカリ性水溶液中で反応
させ、ひきつづき該反応液のP)lを6以下の酸性とし
て水不溶性の微細粒子状化合物を析出させることを特徴
とする難燃化合物の製造方法。
(2)グアニジン化合物としてリン酸グアニジン、ホウ
酸グアニジン若しくはスルファミン酸グアニジンから選
ばれた一以上の化合物をメチロール化して使用する前記
第(1)項に記載の製造方法。
本発明に使用するグアニジン化合物の一例であるリン酸
グアニジンとしては、一般に市場で入手できる(H2N
−C:NH−NHzb・H3P04(7)構造のもツカ
使用できる。しかし、グアニジンのメタノール溶液を作
成した後これにリン酸、ビロリン酸、ポリリン酸を滴下
して生成するH2 N−CNH−NH2/ Pモル比が
1=1で各々対応するリン酸グアニジン塩、すすhチG
−H3PO4,G2H4P2O7,G4H6P40+a
 (H2N−C:NH−NH2をGとして表現した)等
も使用する事が出来る(たCし、Gはグアニジンを意味
する)、あるいは又、縮合リン酸グアニジンとして知ら
れるリン酸アンモニウムとジシアンジアミドの加熱脱水
縮合反応生成物を用いる事も可f@である。
本発明に係るメチロール化グアニジン化合物を製造する
ためのホルムアルデヒドとグアニジンとの反応における
水溶液のpHは、特にこの縮合リン酸グアニジンを用い
る場合に重要であり、反応の第一段階すなわちホルムア
ルデヒドの反応段階には中性乃至微アルカリ性である事
が好ましい0元来、縮合リン酸グアニジン水溶液は微酸
性を呈する他、ホルマリンも少量の遊離酸に基づく酸性
を呈するので、反応用水溶液には炭醜アンモン、炭酸ソ
ーダ、カセイソーダ等を加え、pH7〜9とするのが好
ましい、なぜなら、本発明においては不適当なpHを採
用することによる熱分解温度の低い初期縮合物の生成を
さける事が必要な為である。
因に、上述の反応の第一段階におけるホルムアルデヒド
とリン酸グアニジンのモル比を0.3〜1.2 ()I
CHO/P)とし、若しも酸性のま翫反応を開始すると
水不溶性の樹脂状物質が析出してくる。これを別途分離
して物性を調べた所、P含有量が低いばかりでなく分解
温度が低く、目的物としては好ましくない性質のもので
あった。この不純物の生成、混入をさける為にはpH7
〜9で第一段のメチロール化反応を実施するのが好まし
い0反応温度は一般的に70℃前後が好ましいが、上述
のモル比が大きい場合はより低温でも充分である0モル
比2以上では反応温度40〜50℃を例示できる。
本発明の方法に係る反応において、メチロール化グアニ
ジン化合物の水溶液にメラミン及び/又は尿素を添加す
るが、該添加量はメチロール化グアニジンのメチロール
基に対してモル比で局〜bを超えない範囲が好ましい。
該添加したメラミン及び/又は尿素が完全に溶解した所
で酸を徐々に滴下し、反応液を酸性に保つ事によって次
第に水不溶性の微粒子が析出してくる0反応温度は60
℃以上に保つ事が速度的に好ましい、析出物は、例えば
10分〜24時間のような充分な熟成時間を保った後濾
別し、水洗後乾燥し、必要に応じてさらに微粉砕する。
先に述べた反応におけるメラミン及び/又は尿素の量比
について補足説明すれば、これらの添加量を増すにつれ
て反応生成物の収量は増大するものの、例えば縮合リン
酸グアニジンの場合にあっては反応生成物中のリンの含
有量が相対的に減少し、よって防炎効果を減する傾向が
ある為反って好ましくない結果を与える。この様な現象
は限られた比較的短い反応時間に基因するものであって
根本的な欠点ではない。
pH調整用の酸としては、硫酸、リン酸、塩酸等の無機
酸、あるいは酢酸、シュウ酸等いずれも用いることが可
能であるが、得られる反応生成物の粒子の形状に若干の
差異を生じ、非常に微粒子となりやすい場合、あるいは
濾過しやすい割合大きな粒子が形成される場合等がある
他、同じpHでも異なった収量に結びつくケースがある
ので、適宜選択することが望ましいが、硫酸が最も安定
的に使用可能である。好ましいPHの範囲は特に限定さ
れるものではないが、pH3〜6の程度で充分である。
以上のようにして得られた本発明に係る化合物は、JI
S K−7201(酸素指数法による高分子材料の燃焼
試験方法)によって酸素指数を測定した結果、樹脂類や
セルロース系材料に難燃性を付与し、あるいは高める効
果のあることが判明した。
以下実施例を挙げて本発明の数態様について説明する。
〔分析法、試験法〕
l)リン含有量(%) 反応生成物に硝酸を加えて加熱分解し、水溶液とした後
、リンパナトモリブデン醜アンモニウム法による比色分
析を行なう。
(肥料分析法4−293) 2)赤外線吸収スペクトル 乾燥した試料2.5鵬8をKBr粉末250+*gと混
ぜ、メノウ乳鉢で良くすりつぶした後、島津製作所製F
T−IR4000型にて粉末拡散反射法を用いて測定し
た。
3)示差熱分析 真空理工株式会社製TGD−5000型にて、5ens
 i t 1vity  100pV、  Heati
ng  Rate  10’O/sin、、   試料
量10mg、 Ref、 Sample Al2O2に
て測定し、吸熱、発熱ピークを確認した。
実施例−1 リン酸グアニジン[試薬: (H2NCNHN)+2)
2H3PO4・H2O] 1158g(0,87モル)
をビーカーに採り、試薬ホルマリン水溶液182g (
ホルムアルデヒド2モル)と水1又を加える。約70℃
で加温して完全に透明になった後、30分間攪拌を続け
る。メラミン128g (1モル)を添加し攪拌、加温
を続けると約10分でほとんど溶解し透明液となったの
で、その後20分間70℃に保った後、硫酸(1+2)
を徐々に滴下させ、pH4付近に調整した所、水溶液全
体がスラリー状となった。冷却後スラリーを謹過し、適
量の水で2回水洗した後、 105℃の乾燥器内で5時
間乾燥した0反応物収量は180gで、リンとして6.
6%を含有していた。
赤外線吸収スペクトルを図1に示す。
図1に示した吸収スペクトルにおいて、実施例−1では
アミノトリアジン環に特有の吸収として815c+*−
1のピークが明瞭である。
実施例−2 試薬のスルファミン酸グアニジン15ftg (1モル
)をビーカーに採り、試薬ホルマリン水溶液243g 
(ホルムアルデヒド3モル)と水1文を加える。約70
℃に加温して完全に透明に溶解した後、30分間攪拌を
続ける。メラミン189g(1,5モル)を添加し攪拌
、加温を続けると約10分でほとんど溶解し透明に近い
液となったので、その後20分間70℃に保った後、硫
酸(l÷2)を徐々に滴下させ、PH4付近に調整した
所、水溶液全体がスラリー状となった。冷却後スラリー
を濾過し、適量の水で2回水洗した後、105℃の乾燥
器内で5時間乾燥した0反応物収量は250gで、Vi
黄(S)として5.7%を含有していた。
実施例−3 実施例−2に於るメラミン添加量を378g (3モル
)に増加した所、反応物収量は410gに増えたが、S
の含有量は3.3%に低下した。
実施例−4 硫酸グアニジン(合成品:塩酸グアニジンを適量のメタ
ノールに溶解した後、等モルのNaOHフレークを加え
てNaClを析出させ、グアニジン含有メタノール液を
作成する0分離したこのメタノール溶液に硫酸を滴下し
てゆき、G:S=2:1として硫酸の滴下を止め、析出
したG2・l(2SO4を濾別し乾燥したもの、 ) 
108g(Q、5モル)をビーカーに採り、ホルマリン
122g (ホルムアルデヒドで1.5モル)と水70
0■立を加えた後炭酸アンモニウムでpH8〜9に調整
、実施例−1と同様の操作でメラミン95g(0,75
モル)を添加した。同様にpHを4とした時の反応物収
量は132gであった。
実施例−5 ホウ酸グアニジン(実施例−4の方法と同じ〈グアニジ
ンメタノール液にホウ酸を反応させて得られた合成品)
121g(1モル)、ホルムアルデヒド3モル、メラミ
ン1.5モルを用い、実施例−3と同様の方法で反応生
成物293gを得た。
実施例−6 縮合リン酸グアニジン水溶液(平均縮合度11.3、固
形分として約45%を含み、P%= [i、38)71
5g(Pとして約1.5モル)をビーカーに採り、試薬
ホルマリン水溶液243g (ホルムアルデヒド3モル
)を加え、炭酸ソーダでpH7〜8に調整し、約70℃
に加温した。Wl拌しながら約1時間反応を続けた後、
メラミン128g (1モル)を添加し加温を続けると
約45分でメラミンがほぼ溶解し液が透明となった。硫
酸(l÷2)を徐々に滴下し、PHを4付近に保った所
、水溶液全体がスラリー状となったので、−晩放置後ス
ラリーを濾過し適量の水で2回水洗した後、 105℃
の乾燥器内で5時間乾燥した0反応物収量は225gで
、リンとして6.7%を含有していた。
実施例−7,−8,−9 縮合リン酸グアニジン水溶液を用い、第1回目のバッチ
反応に於る未反応物を含む濾過液を、次の第2回目のバ
ッチ反応の仕込液中に混合し、さらに同じ操作を縁り返
した例を記述する0モル比の選択は必ずしも本実施例に
限定されるものではない。
(実施例−7) 実施例−6と同一モル比、同一条件で反応させた後、ス
ラリーを、放冷1時間で濾過した。熟成時間が不充分な
為、反応物収量は118gと少なかったが、P含有量は
10.0%であった。
(実施例−8) 実施例−7の濾液(水洗液は含まず) 730gと新し
い縮合リン酸グアニジン水溶液715gをビーカーに採
り、以降の操作は実施例−6と同一条件と同じに反応さ
せ、スラリーを放冷1時間で処理した時、反応物収量は
264gで、P含有量6.9%であった。
(実施例−9) 実施例−8の濾液1390gと新しい縮合リン酸グアニ
ジン水溶液715g、ホルマリン243g、メラミン2
52g (2モル)による実施例−6同様の反応の結果
、スラリーを放冷1時間で処理した時、反応物413g
を得、P含有量は6.8%であった。
実施例−i。
メラミンの代りにメラミン83g (0,5モル)と尿
素30g(1モル)の混合物を使用した他は実施例−6
と同一条件で反応させた結果は、反応物収量185g、
 P含有量6.0%であった。
比較例−1 塩酸グアニジンを適量のメタノールに溶解した後、等モ
ル比のNaOHフレークを加えてNaClを析出させ、
グアニジン含有メタノール液を作成する。
この溶液をロータリーエバポレーターを用いて注意深く
メタノールを除去し、グアニジンの水溶液を得る。グア
ニジン含有量50%の水溶液31.8gをビーカーに採
り、ホルマリン30gを加え約70℃で30分加温した
後、硫酸を滴下しpHを3とした。そのま−2時間攪拌
を続けた時点では何ら変化は見られなかったが、−晩放
冷した所、全体が透明な樹脂状に固化した。赤外線吸収
スペクトルを図1に示す。
比較例−2 リン酸グアニジン[試薬: (H2NCNHNH2)2
 H3PO4・H2O]15.6gをビーカーに採り、
ホルマリン18.2gを加える。マグネチックスターラ
ーで攪拌しつつ約70℃に加温し完全に透明になった後
2時間反応を続ける。硫酸(1÷2)を滴下しpH3と
した後、しばらく放置後冷却して一晩放置したが、語調
な透明液状のま−で固形物は得られなかった。
比較例−3 実施例−5におけるホウ酸グアニジンの反応でメラミン
を添加せずに反応を行なった後、冷却して一晩放置した
が固形物は得られず、不透明な高粘度の液状のまへであ
った。
比較例−4 縮合リン酸グアニジン水溶液715gをビーカーに採り
、ホルマリン120g(HCHO/ Pモル比約1.0
)を加えた。この溶液のPHは6.5であったが、その
ま〜加温し約70℃で攪拌を続けると次第に白濁し、薄
いスラリー状となった。放冷後−晩装置し、スラリーを
濾過、水洗して105℃の乾燥器で5時間乾燥した。生
成物の収量は48gで、P含有量は1.5%と低かった
。赤外線吸収スペクトルと示差熱分析の結果を図2と図
3に示すが、本例のものは、実施例−1のものと比較し
て熱分解温度が低く、分解物の発生量も大きい。
すなわち、図3において比較例−4の反応生成物は25
0℃付近に大きな吸熱ピークが観察され。
熱分解が起こりやすい事を示唆している。
【図面の簡単な説明】
第1〜2図は、本発明の実施例又は比較例で得られた難
燃化合物の赤外線吸収スペクトル図奄示す。 第3図は、本発明の実施例又は比較例で得られた難燃化
合物の示差熱吸収曲線を示す。 以  上

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)メチロール化グアニジン化合物とメラミンおよび
    /又は尿素とを中性ないし微アルカリ性水溶液中で反応
    させ、ひきつづき該反応液のpHを6以下の酸性として
    水不溶性の微細粒子状化合物を析出させることを特徴と
    する難燃化合物の製造方法。
  2. (2)グアニジン化合物としてリン酸グアニジン、ホウ
    酸グアニジン若しくはスルファミン酸グアニジンから選
    ばれた一以上の化合物をメチロール化して使用する特許
    請求の範囲第(1)項に記載の製造方法。
JP25525286A 1986-10-27 1986-10-27 難燃化合物の製造方法 Pending JPS63110209A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006045546A (ja) * 2004-07-05 2006-02-16 Dainippon Ink & Chem Inc 熱硬化性樹脂組成物、ホウ酸変性トリアジン構造含有ノボラック樹脂、およびその製造方法

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