JPS63109727A - 含水用マツト - Google Patents

含水用マツト

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Publication number
JPS63109727A
JPS63109727A JP61255426A JP25542686A JPS63109727A JP S63109727 A JPS63109727 A JP S63109727A JP 61255426 A JP61255426 A JP 61255426A JP 25542686 A JP25542686 A JP 25542686A JP S63109727 A JPS63109727 A JP S63109727A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
soluble
water
containing mat
fiber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61255426A
Other languages
English (en)
Inventor
宮下 邦彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ibiden Co Ltd
Original Assignee
Ibiden Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ibiden Co Ltd filed Critical Ibiden Co Ltd
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Publication of JPS63109727A publication Critical patent/JPS63109727A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • Y02P60/216

Landscapes

  • Cultivation Of Plants (AREA)
  • Hydroponics (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は土を使わずに水と液体肥料で植物等を栽培する
際に培地として使用する含水用マットに関するものであ
る。
(従来の技術) 従来植物は露地(±)栽培で育てられて来たが、農業の
機械化、近代化の流れのうち、人手不足のため、その栽
培方法も大きく変革しようとしている。即ち土壌を使用
しないで、土のかわりに植物の生育に必要な成分を含ん
だ培養液を使い、作物(植物)を栽培する方法、いわゆ
る水耕栽培方法である。
現在、デンマーク、オランダでは天然の玄武岩から作ら
れた人造無機質繊維から成る成形体が水耕栽培用の培地
として使用されている。日本では製鉄業の溶解工程から
出た廃!!物即ち高炉スラブを電気炉で溶解して繊維化
したいわゆるロックウールと称される綿状物を乾式で成
形したブロックか培地として一般的に使用されている。
これらの培地用の成形体はいずれも高温で溶解した後成
形されるので病害や雑草が入り込まないし、軽1であり
、含水性も良く、形状も用途に合わせて球形出来る利点
がある。また工業的に作られたものであり1品質が一定
している。さらに連作が出来る等の利点を合わせもって
いる。またコスト的にも土耕用のベッドと比較して1坪
あたり4〜5千円増程度ですむため、特に注目されてい
る。
(発明が解決しようとする問題点) 水耕栽培ロックウールは培地用成形体自体は単なる保水
材料としての目的のため、水はけが悪いと根ぐされ障害
が起る。また培地中に培養液の量や濃度ムラが出来ると
、収穫量に大きく影!シ。
経験をつんだ人てないと、なかなか実用化は難しく、昭
和58年末における全国園芸面積の0.8%を占めるに
過ぎなかワた。
これらの水耕栽培用の培地として1問題点を解決するた
め1発明者は、従来理想的な土づくり資材として広く用
いられているrようりん」に注目して、このrようりん
」を繊維状にすることにより、成形体を作成し、培地と
して使用することに想到した。
(問題点を解決するための手段) 以上のような問題点を解決するために1本発明の採9た
手段は。
「実質的に可溶性けい酸20〜30@ @%、〈溶性リ
ン#20〜30重量%、く溶性苦土13〜18重量%、
石灰分30〜40重量%から成り、その他微量成分とし
てく溶性マンガン、く溶性ほう素。
鉄、モリブデン、銅、コバルト、亜鉛のいずれか1種又
は2種以上を含み、その合計がlθQg1量%となる組
成てあり、大部分がアスペクト比(繊維長/繊維径)が
50以上の繊維状物であり、前記繊維状物95〜85重
量篤と残部が有4111賀バインダーによって構成され
ていることを特徴とする含水用マット」 である。
(発明の作用) 「ようりん」は作物の銀酸によってゆるやかにとけると
ともに作物によく吸収される。またけい酸の形態が作物
に吸収されやすい形てあり、倒れない作物づくりには最
適である。ちなみに1日本肥料検定協会のデータによれ
ば、けい酸が1酸によりてとける割合は、ようりん組成
物が90重以とに対して、ff1述のロックウールの原
料となる高炉さいはおよそ50重程度である。また、よ
うりん酸のほか、石灰、苦土けい酸等の成分がバランス
よく豊富に含まれており、各成分がたがいに助は合い相
乗効果も期待できる。また、各成分は中なる水に溶けに
くいため、効率よく作物に吸われてゆく、また、肥料と
しては、やりすぎると害が出ることがあるが1本発明に
係る含水用マットはく溶性の成分のため、はとんどその
心配がない、さらに、水素イオン濃度(PH)が一定で
あるため、カーネーシミン、菊などのPHにより品質が
影響される植物の場合、特に効果が著しい。
培地用成形体を作成するため、実質的に可溶性けい酸2
0〜コθ重ti%、く溶性りん酸20〜30重量%、く
溶性苦土13〜18重量%1石灰分30〜40重量%か
う成り、その他機1ijl&分としてく溶性マンガン、
く溶性ほう素、鉄、モリブデン、銅、コバルト、亜鉛の
いずれか1種又は2種以上を含む組成から成り、その合
計が100fi1%となる原料を。
電気炉にておよそ1500℃以上に加熱し、熔融し、次
いで炉底の細孔より流出させ、高圧エヤー又は水流にて
吹きとばし、 IjAra化した綿状物を使用する0m
維化する際に出来る非繊維状物はおよそ40重に%程度
含まれるが、まったく組成的には繊維と同一であり、本
発明の含水用マットに含まれても門閥はない。
このam状物を乾式で成形する場合は、高圧エアーと同
時に、水溶性フエノル樹脂、尿素樹脂、メラミ゛ン樹脂
、酢酸ビニール樹脂、ポリアクリル樹脂、ポリエステル
樹脂等のいずれか1種又は2種以上の有機バインダー液
を吹きつけ、繊維状物に付着させ、ネット上に集綿し、
成形後乾燥等の熱処理により、平板状に成形し、これを
常法にて切断して成形体とする。
湿式で成形する場合は、大量の水とこの繊維状物および
ポリアクリルアミド、でんぷん、ラテックス、フェノー
ル樹脂等の有機バインダー又はパルプ、麻等の有機繊維
を加え混合後、硫酸バンド、高分子凝集剤を加えて2常
法の抄造方法によって、シートに成形し、乾燥後切断し
て成形体とする事が出来る。いづれの方法においてもこ
の成形体を構成する有機質バインダーは実質的に培土と
して使用時に成形体の形状を保持する目的で使用するた
め、少なくとも5〜15重量%必要であり、望ましくは
8〜12重量%が好適である。
この成形体を培地として使用する方法として前記成形方
法によれば、第1図に示すように繊維の方向性が出来る
ため望ましくは第2図に示すように栽培する作物の方向
に対して、mis方向が平行になるように設置する事が
望ましい、これは作物根の成長を出来るだけ防たげす、
成長させるためである。
以下実施例にて本発明の詳細な説明する。
(実施例) アメリカフロリダ産のリン鉱石60fJ1部と1国内産
ジャモン岩35重薩鳴、製鉄スラブ5!i量部を十分に
混合し、電気炉へ投入する。およそ1500〜1600
℃で熔解し、炉底の細孔より導出し、ついて木と高圧エ
ヤーを吹きつけ繊維化する。乾燥後平均8μmの繊維径
をもち平均30m mの長さの繊維が得られた。化学成
分は、SiO□23.5%。
pt o、 22.5% 、 CaO35,8% 、M
gO15,1% 、 FeO1,2% 、その他1.9
%であった。この繊維は水には不溶解であったが2%ク
エン酸中では99%以上溶解し、〈溶性があった。この
ようにして得られたようりん組成繊!4.0kgと重版
のポリアクリルアミド(15%溶液) 2860m1を
250見の水とともに大型水槽内で十分に撹拌混合して
、スラリー状とした。その後硫酸バンド(10%溶液)
1交を入れて央果させた0次いで、30cmX30cm
の金あみを取りつけた抄造ボックスへ投入し脱水後乾燥
して30c m X :tOc mX30cmの成形体
を得た。得られた成形体はカサ密度0.15g/cm″
であった。第3図に示すようにこの成形体を長さ30c
mX巾5 c m X厚さ5cmに切断し本発明の含水
用マットを得た。
この含水用マットにトマトの種を2個植え、水を加えた
後、プラスチック容器に入れ栽培したところ、およそ1
0日はどで発芽し、6ケ月後に結実した。
(発明の効果) 実施例からもわかるように、この含水用マットは、一般
に使用されている水耕栽培用の培地として十分使用出来
るばかりでなく、繊維成分が完全く溶性のため、根づき
がよくなるばかりでなく、茎葉がかたくなり、新鮮度が
長もちする植物が出来る。さらに栽培する植物に対して
必要な培養液を合わせて使用すれば、もっと効果が著わ
れると推定され、今後の農又に対して画期的なものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は原反マットの繊維配向模式図、第2図特許出順
人 イビデン株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 実質的に可溶性けい酸20〜30重量%、く溶性リン酸
    20〜30重量%、く溶性苦土13〜18重量%、石灰
    分30〜40重量%から成り、その他微量成分としてく
    溶性マンガン、く溶性ほう素、鉄、モリブデン、銅、コ
    バルト、亜鉛のいずれか1種又は2種以上を含み、その
    合計が100重量%となる組成であり、大部分がアスペ
    クト比(繊維長/繊維径)が50以上の繊維状物であり
    、前記繊維状物95〜85重量%と残部が有機質バイン
    ダーによって構成されていることを特徴とする含水用マ
    ット。
JP61255426A 1986-10-27 1986-10-27 含水用マツト Pending JPS63109727A (ja)

Priority Applications (1)

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JP61255426A JPS63109727A (ja) 1986-10-27 1986-10-27 含水用マツト

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JP61255426A JPS63109727A (ja) 1986-10-27 1986-10-27 含水用マツト

Publications (1)

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JPS63109727A true JPS63109727A (ja) 1988-05-14

Family

ID=17278599

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JP61255426A Pending JPS63109727A (ja) 1986-10-27 1986-10-27 含水用マツト

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JP (1) JPS63109727A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002112628A (ja) * 2000-10-04 2002-04-16 Nitto Boseki Co Ltd 成形培地
JP2021122229A (ja) * 2020-02-04 2021-08-30 前澤化成工業株式会社 培地および培地の製造方法

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JP2002112628A (ja) * 2000-10-04 2002-04-16 Nitto Boseki Co Ltd 成形培地
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