JPS63109033A - 射出成形方法 - Google Patents

射出成形方法

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Publication number
JPS63109033A
JPS63109033A JP61256023A JP25602386A JPS63109033A JP S63109033 A JPS63109033 A JP S63109033A JP 61256023 A JP61256023 A JP 61256023A JP 25602386 A JP25602386 A JP 25602386A JP S63109033 A JPS63109033 A JP S63109033A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
resin
mold
cavity
filling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61256023A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideho Ariyoshi
有吉 秀穂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は樹脂成形品を生産する射出成形機における射出
成形方法に関するものである。
従来の技術 従来射出成形によって樹脂成形品を得る場合、製品表面
のヒケや製品収縮を押さえる為に樹脂の充てん完了後光
てんに必要な圧力より更に高い圧力に保持する保圧工程
を設けることが行なわれている。この保圧の作用時金型
が開いて樹脂が入り込むのを防ぐ為金型の取シ付けられ
た成形機プラテンは油圧を用い高圧で保持される。
以下図面を参照しながら上述した従来の射出成形法の一
例について説明する。
第4図、第5図は従来の射出成形における金型キャビテ
ィ内樹脂圧力と発生型開き力の時間による推移を表わし
たものである。これらのグラフは第3図に示すような7
6alX 3 BlB 、板厚2.6鵬の樹脂製品を成
形する金型キャビティーを用いて得られた。第3図にお
いて1,2.3は圧力センサーの位置を表わし、4は樹
脂の注入されるランナーを、6はリザーバーを表わす。
第4図は上記キャビティー内における樹脂圧力を射出、
保圧各工程にわたって測定したものである。図中1b、
2b、3bはキャビティー内における圧カセ/す1.2
,3による測定圧力を示している。また樹脂充てん完了
時より測った保圧時間を横軸に示しである。第6図は測
定されたキャビティー内圧力より計算された発生型開き
力の時間推移を表わしたものである。
以上のような測定結果及び計算結果を用いて以下射出成
形時の保圧と型開き力の関係について説明する。
まず樹脂が射出され圧力センサ位置を通過すると圧力の
上昇が観測される。充てんが完了すると等速射出から保
圧への切換えが成形機側で行なわれキャビティ内は60
0KP/e4という一定圧力に保たれる。この後樹脂の
冷却が進むにつれ体積収縮が起こりキャビティー内圧は
末端に近い方から早く下がり始める。第4図において樹
脂温がビカット軟化点に達した10秒後には入口付近で
480醪/−1末端近くで150KP/、Jとなってい
るのが認められる。これらの圧力の変化よシ発生型開き
力を 型内樹脂圧 × 投影面積 ; 型開き力によシ計算す
ると第6図に示すごとく充てん完了後保圧に切り換わっ
た直後が最大であシ以後減少してゆくのがわかる。これ
は充てん完了後は樹脂の冷却が進んでおらず作用した保
圧がキャビティ内全域に及ぶ為投影面積すべてにわたっ
て最大の圧力を見込まねばならない。、冷却が進み圧力
勾配ができると圧力の減少分だけ型開き力への寄与が減
るからである。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような成形方法では定まった型締能
力を持つ成形機で成形できる成形品の投影面積は上記の
式で決まる大き社限であり、型内樹脂圧×投影面積が成
形機の型締能力を越えると金型キャピテイの分割面が開
き溶融樹脂がすきまに入り込み成形品にパリが生じ成形
不良を引き起こす。一方、成形品の収縮を一定限度内に
納める為には樹脂が固化する前に圧力をある値よシも高
くする必要があるので結局成形可能な成形品の投影面積
は成形機の型締力により制限されることとなる。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するため、本発明の方法は、金型内キ
ャビティへの樹脂充てん後の保圧工程において、ゲート
が固化するまでに付加する保圧を樹脂充てん完了直後の
保圧力より高い保圧力とする工程をその後に設けたもの
である。
作  用 上記成形条件を用いると樹脂充てん完了直後の樹脂の固
化が進んでいない時にはその後の保圧力に比べ低圧を付
加することにより型内樹脂圧×投影面積で計算される型
開き力を成形機能力以下に保ち、以後固化が進むに従っ
て圧力を次第に上げてゆくため、充てん完了からいきな
り高圧の保圧に切り換えたことからくる極端な型開き力
の上昇を避けることができる。又、樹脂が固化する直前
にはキャビティー末端部での圧力低下を補う為に高圧が
付与されることとなるが樹脂粘度が上昇し圧力勾配がで
きる為型開き力は型内樹脂圧力分布X寄与投影面積とな
りこの場合も容易に成形機型締能力以下に押さえること
ができる。従って従来パリが発生し成形機能力を越える
と判断された製品でも本発明のごとく、充てん直後は低
圧、その後に圧力を上げるという条件を用いることによ
り成形が可能となる。
実施例 以下本発明の射出成形条件について図面を参照しながら
説明する。
第1図は本発明の実施例における金型キャビティ内圧力
の時間推移を示すものである。第1図において1a、2
a、3aは第3図における圧力センサ1,2,3のそれ
ぞれの測定値を表わしている。第2図は第1図の測定値
より計算された型開き力の時間推移を示している。
以下第1図と第2図を用いてその動作を説明する。
まず第2図において型開き力は充てん直後の値から徐々
に上昇し樹脂が固化する直前にピークに達しているが、
これを実現する為に保圧は第1図1とに示すように直線
的に上昇してゆくパターンが用いられた。キャビティ入
口での圧力は上昇してもキャビティ中央部及び末端部で
は圧力は2a。
に切り換れることがないにもかかわらす固化直前のキャ
ビティ内圧力は一定値以上あり製品の比重も大差なかっ
た。また型開き力の最大値は7tonであり充てん直後
に高圧の保圧に切シ換えた第6図の14 tonと較べ
約60%であった。
発明の効果 以上のように本発明は樹脂光てん後の保圧を低く押さえ
、その後例えば固化直前に保圧を高く設定することにな
るので従来の成形法と比し半分近くの型開き力で樹脂成
形品の射出成形が可能である。従って同じ型締め能力の
成形機を用いてもより大きな投影面積の成形が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例におけるキャビティ内圧力の
時間推移を示すグラフ、第2図は型開き力の時間推移を
表わすグラフ、第3図は本発明の一実施に用いられたキ
ャピテイと圧力センサの構成を表わす斜視図、第4図、
第5図は従来の射出成形方法を示すもので第4図はキャ
ビティ内圧力の時間推移を、第6図は型開き力の時間推
移をそれぞれ表わすグラフである。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第1
図 時間
【#−】
事2図 M rn t’s

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 金型内キャビティへの樹脂充てん後の保圧工程において
    、ゲートが固化するまでに付加する保圧を、樹脂充てん
    完了直後の保圧力より高い保圧力とする工程をその後に
    設けたことを特徴とする射出成形方法。
JP61256023A 1986-10-28 1986-10-28 射出成形方法 Pending JPS63109033A (ja)

Priority Applications (1)

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JP61256023A JPS63109033A (ja) 1986-10-28 1986-10-28 射出成形方法

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JP61256023A JPS63109033A (ja) 1986-10-28 1986-10-28 射出成形方法

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JPS63109033A true JPS63109033A (ja) 1988-05-13

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ID=17286840

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JP61256023A Pending JPS63109033A (ja) 1986-10-28 1986-10-28 射出成形方法

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5964336A (ja) * 1983-07-08 1984-04-12 Toshiba Mach Co Ltd 射出成形機の射出工程制御方法および装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5964336A (ja) * 1983-07-08 1984-04-12 Toshiba Mach Co Ltd 射出成形機の射出工程制御方法および装置

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