JPS63107680A - 扉 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は１表面板が内側の鏡板部と外側の外周框部とに
分断されてなる扉の製造方法に関するものである。

［従来技術及び発明が解決しようとする問題点コ今日、
金屈製扉の高級化を図るために、例えば扉表面に仕切り
溝や飾りモール部材を施して意匠に変化を求めたものが
ある。そして、この様な構成とするため、表面板は内側
の鏡板部と外側の外周框部とを別体として組込むことと
なるが、従来は両板材の対向する縁部を折返し加工した
り、お互いに重合するような構造となっており、その結
果、一枚板状の表面板だけでは重合部または折曲部の材
料が不足するため、鏡板部はどうしても別の板材から材
料採りしなければならず、材料の歩留りが悪く、更には
製作にも余計な手間を要する等の問題があった。

［問題を解決する手段］ 本発明は上記の如き実情に鑑みこれらの欠点を一掃する
ことができる扉を提供することを目的として創案された
ものであって、仕切り溝を境にして内側の鏡板部と外側
の外周框部とを有する表面板を備えてなる扉において、
前記表面板は、該仕切り溝の対応部位に断続的な長孔を
穿設して鏡板部と外周框部とが各長孔間の切落し可能な
連続部で一体的に連続されたものとし、該表面板を扉体
に組付固着して扉本体の半製品を形成するようにしたこ
とを特徴とするものである。

そして本発明は、この構成によって、扉材群を有効に利
用し得ると共に、製作能率の向上に寄与するものである
。

［実施例］ 次に１本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。図
面において、１は扉であって、該扉１の正面側も裏面側
も共に、それぞれ四周縁を箱状に折曲加工された１枚状
の板材で形成された表面板２、裏面板５を適宜な補強骨
材７．８等を介して固着組込まれているものである。上
記表裏面板２゜５や補強骨材７．８は総て金属製であっ
て、これらは両面接着テープや溶着等の適宜手段により
一体的に固着されるものである。また前記表面板２には
幅α、長さβの角状の長孔３の複数個がそれぞれ間隔γ
を存して断続的に穿設されている。この長孔３に飾りモ
ール１０等が挿入されることになることから、長孔３の
幅寸法αは飾りモール１０の幅寸法に対応して設定され
るものである。図中。

４は前述の打抜きにより生じた「αＸγ」の広さを有す
る長孔３．３間の連続部であって、６はこの連続部４を
切落すことにより形成される仕切り溝である。

前記モール部材１０は例えばアルミニウム、合成樹脂等
の押出成形よりなる断面略Ｕ字状をなすモール本体１１
と、このモール本体１１を底部から覆うように同じくＵ
字状に折曲形成されたステンレス鋼材等よりなるバネ性
短片の取付は金具１２と、この取付は金具１２をモール
本体１１に螺着するボルト１３とで構成されている。モ
ール本体１１の上端縁は左右に折曲して扉面板に密着す
るように平坦な縁部１１ａが、また底部長手方向にはボ
ルト１３用のビスポケット１１ｂが形成されている。取
付は金具１２は先端にいくほど拡張された４隅の挟持部
１２ａと。

この挟持部１２ａ間に、挟持部１２ａより一段と低い位
置で三角柱状に外方に突出する係止爪１２ｂが備えられ
ている。

叙述の如く構成された本発明の実施例において、先ず、
予め長孔３がｇ設された表面板２を準σ８しておき、１
Ａ面板５の内側所定位置に補強骨材７゜８をセットし、
その上に表面板２を乗せ、接着。

溶着等の適宜手段により外周框部２ａおよび鏡板部２ｂ
を固着し、これで扉本体は半製品として出来上がる。

次に、第２図、第８図イ１口、ハ、二、ホ、へ、己しＬ ト、チに示す如く、断続的な種々模様の扉を製作する場
合には１表面板２の長孔に飾りモール１０等を押込むだ
けのワンタッチ作業で断続模様の飾りモール付き扉を完
成することができる。従って長孔３の穿設位置や孔ピッ
チを種々変化せしめることで変化に富んだ模様の扉を提
供できることになる。また第１図に示す如く、連続飾り
模様モールの扉を製作したい場合には、第７図（Ｂ）に
示す如く、長孔３間の連続部４の部分を鋸等の工具で切
落して仕切り溝６を形成することになるが、この様な場
合には予め長孔３間の間隔１寸法を小さく設定しておけ
ば、切取り作業は安易となる。そしてこの場合、表面板
２は鏡板部２ｂを含んで既に組込まれ位置決め固定され
ているので、外周框部２ａと鏡板部２ｂとを分離したと
しても、鏡板部２ｂが位置ずれして仕切り溝６の幅寸法
（α）が不均一になったりして、或は従来の如く鏡板部
２ｂの位置修正をしたりする必要は全くない。そして仕
切り溝６の全長に亘って飾りモール１０を挿入すればよ
い。

この様に１本発明においては、外周框部２ａと鏡板部２
ｂとが飾りモール１０を境にして分断されたものであっ
ても、この半製品扉の鏡板部２ｂは、外周框部２ａと一
体的に組込まれることとなり、従って鏡板部２ｂは正確
に位置決めされた状態に極めて簡単に組込まれて、精度
の著しい向上が計れる詐りでなく、組込工程の簡略化に
大いに寄与できることになる。しかも鏡板部２ｂは、表
面板２から打抜かれたものをそのまま使用する構造であ
るので。

従来のものに比し材料のロスが少なく、かつ組込作業も
簡略であり、極めて作業能率を促進するものである。

尚１本発明は上記実施例に限定されるものではないこと
は勿論であって、飾りモールや額縁等を表面板から突出
しないようにするためには、モール取付は部位を第６図
に示す如く断続的な長孔と共に凹溝状に成形すればよい
。

［作用効果］ 以上要するに、本発明は叙述の如く構成したものである
から、内側の鏡板部は外側の外周框部とが仕切り溝によ
って分断されるものでありながら、鏡板部は外周框部に
連続する一体化状態で組付けられることとなって、正確
に位置決めされた状態で確実にかつ容易に組付固定され
ることとなり。

従来の如く位置ずれしてしまうことが全くない。

板部と外周框部とは、同じ一枚状板材を用いて成しかも
連続部を切落して連続モール式にすることも、連続部を
切落さないで断続モール式とするもとも自由に選択でき
、更に長孔の位置やピッチを変化せしめることで、変化
に富んだ模様扉を随意に提供できることになる。そのう
え鏡板部は、外周框部と共通の一枚板から形成されるの
で、材料ロスも極めて僅かなものに成し得、仕切り溝幅
を精度良くしたものである。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明に係る扉の製造方法の一実施例を示したも
のであって、第１図、第２図は扉の正面図、第３図は要
部斜視図、第４図は飾りモールの分解斜視図、第５図は
要部断面図、第６図は長孔断面図、第７図（Ａ）、（Ｂ
）は表面板の正面図。 巳しし 第８図イ１口、ハ、二、ホ、へ、ト、チはそれぞれ扉の
正面図である。 図中、１は扉、２は表面板、２ａは外周框部、２ｂは鏡
板部、３は長孔、４は連続部、５は裏面板。 ６は仕切り溝、７，８は補強骨材、１０は飾りモールで
ある。 特　許　出　願　人　三和シャッター工業株式会社第１
図　　　第２図 第３図 第４図　　　　第５図 第６図 ― 第７ Ａ 第： イ　　　　　　　　　ロ ヘ　　　　　ト ８図 ノ＼　　　　　　　　　　　ニ　　　　　　　　　　ノ
「・１〇

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 仕切り溝を境にして内側の鏡板部と外側の外周框部とを
   有する表面板を備えてなる扉において、前記表面板は、
   該仕切り溝の対応部位に断続的な長孔を穿設して鏡板部
   と外周框部とが各長孔間の切落し可能な連続部で一体的
   に連続されたものとし、該表面板を扉体に組付固着して
   扉本体の半製品を形成するようにしたことを特徴とする
   扉。