JPS63106408A

JPS63106408A - ブレ−キ機構付きロツドレスシリンダ

Info

Publication number: JPS63106408A
Application number: JP24989086A
Authority: JP
Inventors: Shigehiro Toyoda; 豊田　重廣
Original assignee: CKD Corp
Current assignee: CKD Corp
Priority date: 1986-10-21
Filing date: 1986-10-21
Publication date: 1988-05-11
Also published as: JPH0456889B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）産業上の利用分野本発明はピストンロッドを有しないロッドレスシリンダ
に関し、更に詳細番こはピストン室に作用する流体圧を
利用してピストンをストロークの途中の任意の位置で停
止できるようにしたブレーキ機構付きロッドレスシリン
ダに関する。

（ロ）従来技術ロッドレスシリンダにおいてピストンをストロークの途
中の停止させるためにブレーキ機構を設けたものが従来
からある。このような従来のロッドレスシリンダにおい
ては、シリンダのブレーキ機構を動作させる流体圧用の
配管及び制御弁をピストンに連結されてピストンと共に
移動するテーブルに接続し、テーブルの移動により制御
弁を動作させてブレーキ機構への流体の供給を「オン」
。

「オフ」制御し、それによりピストンにブレーキをかけ
るようにした。

しかしながら、このような従来のロッドレスシリンダで
はテーブルの移動に伴なって流体圧用配管を引きづって
動くことになり、特にストロークの長い場合には配管の
処理が難かしく、スペースも無駄になる問題がある。

（ハ）発明が解決しようとする問題点本発明が解決しようとする問題は、ロッドレスシリンダ
におけるブレーキ機構用の配管の引きずりをなくすこと
により配管の引きずりによる不都合をなくすと共に無駄
なスペースをなくすことである。

（ニ）問題点を解決するための手段本発明は、外周に軸方向に伸びるスリットが形成された
シリンダチューブと、該シリンダチューブの両端を塞ぐ
エンドカバーと、該シリンダチューブ内に移動可能に配
設されたピストンと、該スリットを介してシリンダチュ
ーブ内外に伸びる連結部材を介して該ピストンに連結さ
れたテーブルとを備えたロッドレスシリンダにおいて、
該テーブル部にはブレーキシリンダの力で操作されるブ
レーキを設け、該ピストンの少なくとも一方にはそのピ
ストンに隣接するシリンダ室と通じる通路を形成して該
通路を制御弁を介して該ブレーキシリンダに接続し、該
制御弁を弁作動装置により動作させるように構成されて
いる。

（ホ）作　　用上記構成において、シリンダチューブ内のピストンの両
側の室内に交互に流体圧を供給するとピストンは往復動
作する。そしてピストンを止めるとき、流体圧の供給を
停止するとともに制御弁を切換動作させてブレーキシリ
ンダへの流体圧の供給を停止するとともにそのブレーキ
シリンダ内の流体圧を排出してブレーキを動作させ、ピ
ストンにブレーキをかける。

（へ）実施例以下図面を参照して本発明の実施例について説明する。

第１図ないし第５図において第１の実施例のブレーキ機
構付きロッドレスシリンダ１が示されている。同図にお
いて２は横断面が第３図に示されるように長円形になっ
たシリンダ穴２１を限定しかつ上部（第３［！Ｉにおい
て）に軸方向に伸びるスリット２２を限定するシリンダ
チューブ、３（３ｍ、３ｂ）はシリンダチューブ２の両
端に嵌合固定されたエンドカバー、４（４ｍ、４ｂ）は
シリンダ穴２１の横断面形状と同じ平面形状を有しかつ
そのシリンダ穴２１内に互いに隔てて移動可能に設けら
れた一対のピストン、５は一対のピストン４を互いに連
結しかつ一部５１がシリンダチューブ２のスリット２２
を介して外に突出している連結部材、６はシリンダチュ
ーブ２の外側において連結部材に連結されたテーブルで
ある。なお本実施例では連結部材とテーブルとは一体に
つくられている。連結部材５のシリンダ穴内に入ってい
る部分５２は第５図に示されるように二股になっていて
、その端部はピストン４の外周の溝内に嵌合されピン５
３によって連結されている。

シリンダチューブ２のシリンダ穴２１内には、スリット
２２を塞ぐシール部材７が設けられている。

このシール部材７は横断面が第３図に示されるようにな
っていて、上面（第３図で）にはスリット２２内に入る
軸方向に伸びる凸部７１と、スリット２２の両側でシリ
ンダ穴内に沿って形成された凹部２３内に入る一対の凸
部７２が形成されている。シール部材７は第２図に示さ
れるように中間部が連結部材５の部分５１の下面に沿っ
て二股部分５２に入りかつ両端部近傍がピストン４によ
りシリンダチューブ２の内面（凸部７１及び７２がそれ
ぞれスリット２１及び一部２３内に入るように）に押さ
れ、これによつてピストン４とエンドカバー３とによっ
て限定されたシリンダ室Ｃ１及びＣ２がスリットを介し
てシリンダチューブ外と通じるのを阻止しながら連結部
材がスリットを通して外部に突出できるようにしている
。シリンダ室Ｃ，，Ｃ，内にはエンドカバー３ａ、３ｂ
の給排ポート３１ａ、３１ｂを介して流体圧が導入され
るようになっている。

テーブル６にはブレーキ機ｔｌＩ８が設けられている。

このブレーキ機構８は、テーブルの下面の凸部６１にピ
ン６２により回動可能に取り付けられた一対のレバー８
１と、レバー８１の一端（第１図で左端）のシリンダチ
ューブ２側の面に取り付けられたブレーキシュー８２と
、テーブル６に設けられていて該レバー８１の他端に連
結されたブレーキシリンダ８３とテーブル６に取り付け
られかつブレーキシリンダ８３に接続された制御弁８４
と、弁作動装置８５とを備えている。

ブレーキシリンダ８３はレバー８１に対応してテーブル
に形成されたブレーキシリンダ六８３１と、ブレーキシ
リンダ穴８３１内に移動可能に設けられていてレバー８
１の他端に連結されたピストン８３２と、ピストン８３
２を上方に弾圧するばね８３３とを有している。

一対のピストン４の間で連結部材５の二股になった部分
５２の間には公知の構造のシャトル弁９が取り付けられ
ている。シャトル弁９の一方（第２図で右側）の入口ポ
ート９１はピストン４ａに形成された通孔４１及び導管
９３を介して一方のシリンダ室Ｃ５に通じ、他方の入口
ボート９２はピストン４ｂの通孔４１を介して他方のシ
リンダ室Ｃ８に通じている。シャトル弁９の出口ボート
９４は導管９５及び９６を介して制御弁８４に接続され
ている。

制御弁８４は開閉制御可能なノルマンオープン型の公知
の構造の電磁弁でよい、弁作動装置８５は、無線式の発
信器８５１と、発信器からの弁動作信号を受けて制御弁
８４を開閉制御する受信器８５２とを有している。なお
発信器及び受信器は公知の構造のものでよい。

上記構成のロッドレスシリンダにおいて、給排ボート３
１ｍ及び３１ｂを介してシリンダ室Ｃ１及びＣ２内に交
互に流体圧を供給するとピストン４（４ｍ。

４ｂ）は往復移動する。このときシリンダ室Ｃ３又はＣ
８内の流体圧は通孔４１を介してシャトル弁９に流れ、
そこから導管９５．９６及び制御弁８４を介してブレー
キシリンダ六８３１内に流れてブレーキピストン８３２
をばね８３３に抗して押圧する。するとレバー８１はピ
ン６２の回りで回動してブレーキシュー８２がシリンダ
チューブの外周面から離れるためピストン４は自由に移
動できる。

ピストンを全ストロークの途中の位置で停止させる場合
、シリンダ室ＣＩ又はＣ２内への流体圧の供給を停止す
るとともに発信器８５１からブレーキ開始信号を送ると
、受信器８５２がその信号により制御弁を切り換えると
ブレーキシリンダ穴８３１内への流体圧の供給が停止さ
れるとともにその中の流体圧が排出されるため、ブレー
キピストン８３２はばね８３３の作用により押し上げら
れる。このためレバーの一端（第１図で右端）が持ち上
げられてブレーキシュー８２がシリンダチューブ２の外
面に接し、ピストン４にブレーキが作用し、ピストンは
すぐに停止する。

第６図ないし第９図において、他の実施例のロッドレス
シリンダ１ｍが示されている。この実施例のロッドレス
シリンダは、制御弁８４ｍが手動操作式のノルマオープ
ン式の切換弁であること及び弁作動装置８５ｍがシリン
ダチューブ２の側部に取り付けられたカム８５１ａと、
制御弁８４ｍに回動可能に°取り付けられたアーム８５
２ａ及びアーム８５２＆の先端に回転自在に取り付けら
れかつカム８５１ａと係合するローラ８５３ａから成る
カムフォロアとで構成されている点で、前の実施例と相
違し、その点ではほぼ同じである。したがって同じ部分
については前の実施例と同じ参照番号を付して、詳細な
説明は省略する。

この実施例において、カム８５１ａにはピストンと停止
させたい位置に山部８５５ａを形成しである。したがっ
て、カムフォロアのローラ８５３ａが山部８５５ａの位
置に来ると、制御弁８４ｍの弁棒８４１ａがアーム８５
２ａにより押し上げられ、制御弁８４ａを切り換え、そ
れによってブレーキシリンダ六８３１内への流体圧の供
給を停止するとともにその中の流体圧を排出して、レバ
ー８１を回動し、ピストンにブレーキをかけるようにな
っている。

なお、上記両実施例ではシャトル弁を設けてピストンの
往復両行程においてブレーキを作用できるようにしたが
、一方向の行程にのみブレーキを作用させればよい場合
には、シリンダ室ＣＩ又はＣ１をシャトル弁を介さず直
接制御弁に接続してもよい。

（ト）効　　果本発明によるブレーキ機構付ロッドレスシリンダでは、
共に移動するピストンとテーブルに取り付けられた制御
弁との間で流体圧用配管を行なっているので、ブレーキ
機構用の配管の引きずりがなくなり、大きなストローク
のシリンダにも支障がなくなる。また装置全体をコンパ
クトにできる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるブレーキ機構付きロッドレスシリ
ンダの第１の実施例の側面図、第２図は第１図のシリン
ダの縦断面図、第３図は第２図の線■−■に沿った断面
図、第４図は第２図の線■−■に沿った断面図、第５図
はピストンと連結部材との関係を示す、第６図は他の実
施例のブレーキ機構付きロッドレスシリンダの一部を断
面で示す側面図、第７図は第６図のシリンダの縦断面図
、第８図は第７図の線■−■に沿った断面図、第９図は
第７図の線１ｌ−ＩＹに沿った断面図である。１．１ｍ：ロッドレスシリンダ２ニジリンダチユーブ２１ニジリンダ穴　　　２２ニスリット３：エンド力バ
ー４：ピストン５：連結部材６：テーブル８ニブレ一キ機構８１ニレバー　　　　　　８２ニブレーキシユー８３ニ
ブレーキシリンダ　８４．８４ａ：制御弁８５．８５ａ
：弁作動装置第８図！ａ第９図９ヴ

Claims

【特許請求の範囲】１、外周に軸方向に伸びるスリットが形成されたシリン
ダチューブと、該シリンダチューブの両端を塞ぐエンド
カバーと、該シリンダチューブ内に移動可能に配設され
たピストンと、該スリットを通してシリンダチューブ内
外に伸びる連結部材を介して該ピストンに連結されたテ
ーブルとを備えたロッドレスシリンダにおいて、該テー
ブル部にはブレーキシリンダの力で操作されるブレーキ
を設け、該ピストンの少なくとも一方にはそのピストン
に隣接するシリンダ室と通じる通路を形成して該通路を
制御弁を介して該ブレーキシリンダに接続し、該制御弁
を弁作動装置により動作させるように構成されているこ
とを特徴としたブレーキ機構付きロッドレスシリンダ。２、該ピストンの両方に通路が形成されていて該通路に
シャトル弁が接続され、該制御弁が該シャトル弁を介し
て該通路と連通可能になつている特許請求の範囲１に記
載のブレーキ機構付きロッドレスシリンダ。３、該弁作動装置が無線の発信器と、該発信器からの信
号により該制御弁の動作を制御する受信器とを有してい
ることを特徴とする特許請求の範囲１又は２に記載のブ
レーキ機構付きロッドレスシリンダ。４、該弁作動装置が該シリンダチューブに沿って設けら
れたカムと、該カムに係合して該制御弁の動作を制御す
るカムフォロアとを有していることを特徴とする特許請
求の範囲１又は２に記載のロッドレスシリンダ。