JPH0518241Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0518241Y2 JPH0518241Y2 JP1985129777U JP12977785U JPH0518241Y2 JP H0518241 Y2 JPH0518241 Y2 JP H0518241Y2 JP 1985129777 U JP1985129777 U JP 1985129777U JP 12977785 U JP12977785 U JP 12977785U JP H0518241 Y2 JPH0518241 Y2 JP H0518241Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve body
- piston
- cylinder
- rod
- axial direction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 11
- 230000004323 axial length Effects 0.000 claims description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 238000004806 packaging method and process Methods 0.000 description 2
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Basic Packing Technique (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本考案は充填包装機等に使用するのに適した充
填装置に関し、更に詳細には同一シリンダ内に吸
引ピストンと切換弁を同一軸線上に配し、ピスト
ンロツドの動作に連動して切換弁を切り換えるよ
うにした充填装置に関する。
填装置に関し、更に詳細には同一シリンダ内に吸
引ピストンと切換弁を同一軸線上に配し、ピスト
ンロツドの動作に連動して切換弁を切り換えるよ
うにした充填装置に関する。
(ロ) 従来技術
従来の充填装置は、例えば実開昭55−61594号
に示されるように、定量充填シリンダと切換弁と
を別個にしたものが一般的であつた。すなわち、
上記従来の充填装置は、被充填物を吸引しかつそ
の後それを押出す定量充填シリンダaのシリンダ
チユーブbと被充填物の流れを切り換える切換弁
fの本体gを並列に設け、充填シリンダaのピス
トンcと切換弁fの弁体hとを別個の作動装置に
より同期させて動作させるようになつている。
に示されるように、定量充填シリンダと切換弁と
を別個にしたものが一般的であつた。すなわち、
上記従来の充填装置は、被充填物を吸引しかつそ
の後それを押出す定量充填シリンダaのシリンダ
チユーブbと被充填物の流れを切り換える切換弁
fの本体gを並列に設け、充填シリンダaのピス
トンcと切換弁fの弁体hとを別個の作動装置に
より同期させて動作させるようになつている。
しかしながら、充填シリンダと切換弁とが別個
になつていてそれぞれ別個の作動装置により動作
させる構成では装置が複雑大型化し、コスト高に
なる問題がある。
になつていてそれぞれ別個の作動装置により動作
させる構成では装置が複雑大型化し、コスト高に
なる問題がある。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点
本考案が解決しようとする問題は一つのシリン
ダ内にピストンと切換弁の弁体とを設けてピスト
ンの動作に応じて弁体を動作させることにより充
填装置の構造の簡素化および小型化を図し、コス
トダウンを図ることである。
ダ内にピストンと切換弁の弁体とを設けてピスト
ンの動作に応じて弁体を動作させることにより充
填装置の構造の簡素化および小型化を図し、コス
トダウンを図ることである。
(ニ) 問題点を解決するための手段
本考案による充填装置は、シリンダの外周に入
口ポート及び出口ポートを軸方向に位置をずらし
て形成し、該シリンダ内には該シリンダ内又は外
への流体の吸入又は押出しを行うピストンを軸方
向に移動可能に設け、該シリンダ内には該二つの
ポートと択一的に整合可能な凹部を外周に有する
弁体を軸方向に移動可能に設け、該弁体には該凹
部から設ピストン側の端面まで軸方向に伸びる複
数の通孔を形成し、該ピストンには該弁体を貫通
しいて該弁体に対して相対移動可能でありかつ該
弁体の軸方向長さより長いロツドを固定し、該ロ
ツドの反ピストン側端部には該弁体と当接して側
弁体を移動させるつばを設けて構成されている。
口ポート及び出口ポートを軸方向に位置をずらし
て形成し、該シリンダ内には該シリンダ内又は外
への流体の吸入又は押出しを行うピストンを軸方
向に移動可能に設け、該シリンダ内には該二つの
ポートと択一的に整合可能な凹部を外周に有する
弁体を軸方向に移動可能に設け、該弁体には該凹
部から設ピストン側の端面まで軸方向に伸びる複
数の通孔を形成し、該ピストンには該弁体を貫通
しいて該弁体に対して相対移動可能でありかつ該
弁体の軸方向長さより長いロツドを固定し、該ロ
ツドの反ピストン側端部には該弁体と当接して側
弁体を移動させるつばを設けて構成されている。
(ホ) 作用
上記構成において、弁体の凹部が入口ポートと
連通しているときピストンが一方に移動して流体
を入口ポート、凹部および通孔を介してシリンダ
内に吸引する。ピストンがストロークの最終位置
に近ずくとロツドと弁体との相対移動が阻止され
弁体はロツドにより動かされ弁体の凹部は出口ポ
ートのみと通じるようになる。次にピストンが逆
方向に移動するとシリンダ内の流体は通孔および
凹部を介して出口ポートから押し出される。流体
の押出しが完了した後更にピストンが同方向に移
動して弁体をピストンにより押し、弁体の凹部を
入口ポートと連通させる。
連通しているときピストンが一方に移動して流体
を入口ポート、凹部および通孔を介してシリンダ
内に吸引する。ピストンがストロークの最終位置
に近ずくとロツドと弁体との相対移動が阻止され
弁体はロツドにより動かされ弁体の凹部は出口ポ
ートのみと通じるようになる。次にピストンが逆
方向に移動するとシリンダ内の流体は通孔および
凹部を介して出口ポートから押し出される。流体
の押出しが完了した後更にピストンが同方向に移
動して弁体をピストンにより押し、弁体の凹部を
入口ポートと連通させる。
(ヘ) 実施例
以下図面を参照して本考案の一実施例について
説明する。
説明する。
第1図および第2図において本実施例による充
填装置1が示されている。同図において、2は断
面円形の穴21が形成されたシリンダであつて、
そのシリンダには穴21に通じる入口ポート22
と出口ポート23とが軸方向に位置をずらせて形
成されている。
填装置1が示されている。同図において、2は断
面円形の穴21が形成されたシリンダであつて、
そのシリンダには穴21に通じる入口ポート22
と出口ポート23とが軸方向に位置をずらせて形
成されている。
シリンダ2の穴21内には吸引ピストン3と弁
体4とが移動可能に挿入されている。ピストン3
はシリンダ2の端壁24を貫通して伸びるピスト
ンロツド31に連結され、ピストンロツド31を
介して外部の作動装置(図示せず)により往復動
されるようになつている。
体4とが移動可能に挿入されている。ピストン3
はシリンダ2の端壁24を貫通して伸びるピスト
ンロツド31に連結され、ピストンロツド31を
介して外部の作動装置(図示せず)により往復動
されるようになつている。
弁体4には中心に軸方向の貫通穴41が、かつ
外周に環状の凹部すなわち溝42が形成されてい
る。弁体4には更に溝42からピストン側端面ま
で貫通する複数の通孔43が円周方向に隔てて形
成されている。弁体4の外周には、また弁体とシ
リンダとの間のすき間から流体の漏れを防止する
シール部材45が設けられている。
外周に環状の凹部すなわち溝42が形成されてい
る。弁体4には更に溝42からピストン側端面ま
で貫通する複数の通孔43が円周方向に隔てて形
成されている。弁体4の外周には、また弁体とシ
リンダとの間のすき間から流体の漏れを防止する
シール部材45が設けられている。
ピストン3には弁体4の穴41を貫通するロツ
ド5が固定されている。ロツド5の端部には弁体
の一方(第1図で左方)の端面に当接して弁体を
動かすつば51が設けられている。ロツド5はつ
ば51とピストン3の範囲内で弁体に関して自由
に移動できるようになつている。
ド5が固定されている。ロツド5の端部には弁体
の一方(第1図で左方)の端面に当接して弁体を
動かすつば51が設けられている。ロツド5はつ
ば51とピストン3の範囲内で弁体に関して自由
に移動できるようになつている。
次に第3図をも参照して本実施例の動作につい
て説明する。
て説明する。
ピストン3および弁体4が第3図Aに示される
位置にあるとき、凹部すなわち溝42は入口ポー
ト22と連通する状態になつていて、ピストンは
ストロークの右端位置にある。この状態からピス
トン3が右進するとピストンのみが動くので流体
が入口ポート22、溝42および通孔43を介し
てシリンダ2内に吸引され、ピストン3が第1図
に示される位置に来てロツド5のつば51が弁体
に左端に当接する。その後ピストン3は更に右進
するため弁体4も右進し、ピストン3および弁体
4が第3図Bに示される位置に来た状態で停止す
る。そしてこの状態で溝42は今度は出口ポート
23と通じる。この位置はピストンのストローク
の右端位置であり、第1図の状態から第3図Bの
状態までの間では、ピストンと弁体との間の相対
移動がないので流体の吸引は行なわれない。
位置にあるとき、凹部すなわち溝42は入口ポー
ト22と連通する状態になつていて、ピストンは
ストロークの右端位置にある。この状態からピス
トン3が右進するとピストンのみが動くので流体
が入口ポート22、溝42および通孔43を介し
てシリンダ2内に吸引され、ピストン3が第1図
に示される位置に来てロツド5のつば51が弁体
に左端に当接する。その後ピストン3は更に右進
するため弁体4も右進し、ピストン3および弁体
4が第3図Bに示される位置に来た状態で停止す
る。そしてこの状態で溝42は今度は出口ポート
23と通じる。この位置はピストンのストローク
の右端位置であり、第1図の状態から第3図Bの
状態までの間では、ピストンと弁体との間の相対
移動がないので流体の吸引は行なわれない。
次にピストン3が左進すると、弁体4は動かな
いのでシリンダ2内の流体は通孔43および溝4
2を介して出口ポート23から押し出される。そ
してピストン3が第3図Cに示されるように弁体
4の右端面に当接した時点で流体の押出しは完了
する。ピストン3は弁体4と共に更に左進し、第
3図Aに示されるような始めの位置に戻される。
いのでシリンダ2内の流体は通孔43および溝4
2を介して出口ポート23から押し出される。そ
してピストン3が第3図Cに示されるように弁体
4の右端面に当接した時点で流体の押出しは完了
する。ピストン3は弁体4と共に更に左進し、第
3図Aに示されるような始めの位置に戻される。
以下同様に単にピストンを往復動させるだけで
ロツドを介して弁体を切換え、流体の充填を行な
う。
ロツドを介して弁体を切換え、流体の充填を行な
う。
なお、弁体4がピストン3又はつば51に当つ
ていないときにはロツドと共に移動しないよう
に、弁体外周のシール部材45の締代を大きく
し、摩擦抵抗を増大させておく。
ていないときにはロツドと共に移動しないよう
に、弁体外周のシール部材45の締代を大きく
し、摩擦抵抗を増大させておく。
(ト) 効果
以上のように本考案による充填装置は従来のも
のに比べて構造が極めて簡単でコンパクトにで
き、コストダウンを図ることができる。またコン
パクト化により充填機に多列に配置することもで
きる。
のに比べて構造が極めて簡単でコンパクトにで
き、コストダウンを図ることができる。またコン
パクト化により充填機に多列に配置することもで
きる。
第1図は本考案による充填装置の断面図、第2
図は第1図の線−に沿つて見た断面図、第3
図は第1図の充填装置の動作説明図、第4図は従
来の充填装置を示す図である。 1……充填装置、2……シリンダ、22……入
口ポート、23……出口ポート、3……ピスト
ン、4……弁体、41……凹部、5……ロツド。
図は第1図の線−に沿つて見た断面図、第3
図は第1図の充填装置の動作説明図、第4図は従
来の充填装置を示す図である。 1……充填装置、2……シリンダ、22……入
口ポート、23……出口ポート、3……ピスト
ン、4……弁体、41……凹部、5……ロツド。
Claims (1)
- シリンダの外周に入口ポート及び出口ポートを
軸方向に位置をずらして形成し、該シリンダ内に
は該シリンダ内又は外への流体の吸入又は押出し
を行うピストンを軸方向に移動可能に設け、該シ
リンダ内には該二つのポートと択一的に整合可能
な凹部を外周に有する弁体を軸方向に移動可能に
設け、該弁体には該凹部から設ピストン側の端面
まで軸方向に伸びる複数の通孔を形成し、該ピス
トンには該弁体を貫通しいて該弁体に対して相対
移動可能でありかつ該弁体の軸方向長さより長い
ロツドを固定し、該ロツドの反ピストン側端部に
は該弁体と当接して側弁体を移動させるつばを設
けたことを特徴とする充填装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985129777U JPH0518241Y2 (ja) | 1985-08-26 | 1985-08-26 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985129777U JPH0518241Y2 (ja) | 1985-08-26 | 1985-08-26 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6238801U JPS6238801U (ja) | 1987-03-07 |
JPH0518241Y2 true JPH0518241Y2 (ja) | 1993-05-14 |
Family
ID=31026655
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985129777U Expired - Lifetime JPH0518241Y2 (ja) | 1985-08-26 | 1985-08-26 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0518241Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2520654Y2 (ja) * | 1992-10-14 | 1996-12-18 | 株式会社ホンダアクセス | 自動2輪車用ホイールカバー |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5522326A (en) * | 1978-08-07 | 1980-02-18 | Nippon Kokan Kk <Nkk> | Treatment of fluorine containing waste solution |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60115897U (ja) * | 1984-01-13 | 1985-08-05 | ノイベルク有限会社 | 液注入器 |
-
1985
- 1985-08-26 JP JP1985129777U patent/JPH0518241Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5522326A (en) * | 1978-08-07 | 1980-02-18 | Nippon Kokan Kk <Nkk> | Treatment of fluorine containing waste solution |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6238801U (ja) | 1987-03-07 |
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