JPS63106127A - 車両のサスペンシヨン装置 - Google Patents

車両のサスペンシヨン装置

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Publication number
JPS63106127A
JPS63106127A JP25200686A JP25200686A JPS63106127A JP S63106127 A JPS63106127 A JP S63106127A JP 25200686 A JP25200686 A JP 25200686A JP 25200686 A JP25200686 A JP 25200686A JP S63106127 A JPS63106127 A JP S63106127A
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JP
Japan
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roll
suspension
wheel
flow rate
accordance
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Pending
Application number
JP25200686A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiko Miyoshi
三好 晃彦
Kenichi Watanabe
憲一 渡辺
Shin Takehara
伸 竹原
Hiroo Shimoe
下江 洋生
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G17/00Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load
    • B60G17/015Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load the regulating means comprising electric or electronic elements
    • B60G17/018Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load the regulating means comprising electric or electronic elements characterised by the use of a specific signal treatment or control method
    • B60G17/0182Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load the regulating means comprising electric or electronic elements characterised by the use of a specific signal treatment or control method involving parameter estimation, e.g. observer, Kalman filter

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、車両のサスペンション装置に関する。
(従来技術およびその問題点) 車両のサスペンション装置になかには、欧州(EPC)
出願公開番号0 114 757で特アされる明細書に
見られるように、車体と各車輪との間に液体シリンダを
架設し、この液体シリンダに対して作動液体を供給、排
出することにより、サスペンションの特性を可変に制御
するようにした、いわゆるアクティブサスペンションが
知られている。
ところで、車両のサスペンション装置に対して要求され
る特性のひとつにロール剛性があり、このロール剛性の
決定因子としては、サスペンションのジオメトリ、ある
いはばね特性が挙げられる。
例えば、サスペンションのばね定数を大きくして、ロー
ル角を小さくすることは、車両の操縦性、安定性を高め
る上で有効である。しかしその反面乗心地を損なうとい
う問題がある。
このため、乗心地の面からそれぞれ望ましい前後輪のば
ね定数を与える一方、スタビライザを付設して、前後輪
のサスペンションロール剛性の相対的な大きさを設定す
るようにされている。すなわち、スタビライザはサスペ
ンション装置に対する補助ばねとしてローリングの際に
のみサスペンジョンのばね定数を高める機能をもつ。
ところで、前輪のサスペンションロール剛性と後輪のサ
スペンションロール剛性との相対的な大きさ、つまり前
後輪のロール剛性比は、車両の走行性に大きな影響を及
ぼす、車両の特性ψを例に説明すれば、前輪のサスペン
ションロール剛性を強めた場合には、アンダステアの傾
向が高まり、またロール角が小さくなる傾向がある。一
方、後輪のサスペンションロール剛性を強めた場合には
、アンダステアが弱まる傾向にある。このため、従来の
サスペンション装置にあっては、車種に見合ったロール
剛性比を設定しているのが現状である。
しかしながら、運転者の嗜好の多様化あるいは、走行性
に対する要求がより厳しくなる今日、走行性に対するよ
り高度な追求が必要となっている。
そこで、本発明の目的は、上記要請に応じることにでき
る車両のサスペンション装置を提供することにある。
(問題点を解決するための手段、作用)本発明は、上記
アクティブサスペンションによるときには、サスペンシ
ョン特性を自在に制御し得る点に着目し、このアクティ
ブサスペンションを更に発展させて、前輪と後輪とのロ
ール剛性比を変更するロール剛性比変更手段を付加する
ようにしである。
このように、アクティブサスペンションに対して、ロー
ル剛性比を可変とする機能を付加することにより、上記
スタビライザを例に説明すれば、前輪と後輪のスタビラ
イザのばね特性の可変化が実現されることとなる。した
がって、前輪と後輪との分担荷重の変動に応じて最適な
ロール剛性比を与えることが可能となる。また、旋回中
、その初期には、後輪側のサスペンションロール剛性を
強めてオーバステア傾向の下で切れのよいハンドリング
を得る一方、ロール角が大きくなったときには前輪側の
サスペンションロール剛性を強めて、アンダステア傾向
の下で車両の安定性を高める等、車両の走行性をより当
度なレベルで追求することが可能とされる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1実施例 i1図において、lはサスペンション装置で、以下この
サスペンション装置1に含まれる要素の説明では、当該
要素を総称するときには数字によって識別し、各車輪用
として区別するときには、rFRJ  (右前輪用)、
rFLJ  (左後輪用)、rRRJ  (右後輪用)
、rRLJ  (左後輪用)の符号を付加して識別する
ものとする。
サスペンション装置lは、車体と各車輪(図示省略)と
の間に架設されたシリンダ2FR12FL、2RR12
RLを有し、各シリンダ2は、既知のように、シリンダ
2内に摺動自在に嵌挿され、ヒストンロッド3に一体と
されたピストン4によりシリンダ液室6が画成されてい
る。各シリンダ液室6はガスばね8FR18FL、8R
R18RLと油路10FR,l0FL、l0RR11O
RLを介して連通され、各油路1oにはオリフィス12
FR112FL、12RR,12RLが設けられている
。上記各ガスばね8は、夫々、同一構成とされ、可動隔
壁としてのダイヤフラム14により画成されたガス室1
6と液室18とを有し、この液室18が上記油路10に
連通されている。このようなシリンダ2、ガスばね8並
びにオリフィス12の組合わせからなる二二ッ)20は
、ガスばね8の緩衝作用とオリフィス12(M&衰作用
とでサスペンションとしての基本的な機1七を備えるこ
ととなる。そして、このサスペンションユニット20の
特性は、ガスばね8の弾性率(ばね係数)とオリフィス
12の絞り抵抗とによって一律に決定される。
一方、上記シリンダ2には、外部配管22が接続され、
この外部配管22により形成される給排通路を通して、
シリンダ2内すなわちシリンダ液室6に対する油液の供
給、排出がなされるようになっている。
このシリンダ2に対する油圧回路について説明すると、
第1図中、符号30はエンジンにより駆動されるポンプ
で、該ポンプ30によってリザーバタンク32から汲み
上げられた作動油液は供給通路33を通って各幅用シリ
ンダ2に供給されるようになっている。すなわち、供給
通路33は上流側が共通通路34とされ、この共通通路
34は、前輪用通路35と後輪用通路36に分岐され、
上記前輪用通路35が右前輪用通路38FRと左前輪用
通路38FLとに分岐され、上記後輪用通路36が右後
輪用通路40RRと左後輪用通路40RLとに分岐され
て、これら各輪周通路38FR138FL、40RR1
40RLは、各幅用シリンダ2に通じる給排通路22F
R122FL、22RR122RLに、夫々、接続され
ている。そして、上記共通通路34には、上流側から順
に切換弁42、逆止弁44、アキュームレータ46が設
けられ、このアキュームレータ46は上記ガスばね8と
同一の構成とされて、蓄圧a歳を奏するものとされてい
る。一方、各輪周通路38.40と上記給排通路22と
の間には、夫々、流量制御弁48が介装されて、単位時
間当りに通る作動油液の量、つまり作動油液の流速を調
整するものとされている。
一方、還流通路50は、各流量制御弁48から各輪用還
流通路52、共通還流通路54を経てリザーバタンク3
2に至るものとされ、この共通還流通路54には、上記
切換弁42からの切換弁用量流通路56が接続されてい
る。
さて次に、上記油圧回路の作用について説明する。先ず
、流量制御弁48が閉じられると、サスペンションユニ
ット20はオリフィス12の絞り抵抗及びガスばね8の
外性率に基づく特性を呈することとなる。すなわち、シ
リンダ2に加わる荷重変化量をΔF、ピストン4の変位
量をΔXで示フィス12の絞り抵抗及びガスばね8の弾
性率とで規定されることとなり、したがって系として閉
じられたサスベンジ百ンユニット20は、いわゆるパッ
シブ(passive )系を形成することとなる。
二方、流量制御弁48が開かれると、例えばピストンロ
ッド3が短縮する方向に変位しているときに、シリンダ
2内へ作動油液が供給されると、この供給された作動油
液によって、ピストンロッド3の短縮動が抑えられる結
果、上記動ばね定数Kが大となる方向に変化することと
なる。換言すれば、シリンダ2内の作動油液を給排する
ことにより、オリフィス12の絞り抵抗及びガスばね8
の弾性率を可変にしたのと同じ作用が得られ、したがっ
て、系として開かれたサスペンションユニット20は、
いわゆるアクティブ(active)系を形成すること
となる。
上記流量制御弁48は、マイクロ5コンピユータで構成
されるコントロールユニット60からの制御信号により
作動され、この制御灯シ)を生成すべくコントロールユ
ニット60には、各シリンダ2内の圧力をピックアップ
する圧力センサ62からの信号が入力されて、この圧力
センサ62からの圧力信号は、コントロールユニット6
0内のバイパスフィルタ64(微分フィルタの一種)に
よってフィルタリング処理した後、制御回路66に入力
されるようになっている。また、コントロールユニット
60には、共通通路34に設けられた圧力センサ68か
らの圧力信号が入力されて、油圧回路の圧力が所定圧以
上となったときには、切換弁42を切換えて、ポンプ3
0により汲み上げられた作動油液を還流通路56.54
を通ってリザーバタンク32に還流するようにされてい
る。
一方、油圧回路の圧力が所定圧より小さくなったときに
は、切換弁42を切換えてポンプ30により汲み上げら
れた作動油液を供給通路33に流すようにされて、これ
により油圧回路内の圧力を所定圧に維持するようになっ
ている。
次に、アクティブ制御の概要を説明する。先ず、制御の
基本モデルには、各輪毎のシリンダ2内の油圧変化に応
じて、目標流量を決定し、この目標流量に基づいて各シ
リンダ2に対する作動油液を供給、排出を行なうようよ
うになっている。
この基本モデルに加えて各圧力センサ62からの信号を
合成することにより、バウンド、ピッチ、ロールの3つ
の車体入カモニドに検出し、これら車体入力モードを抑
える方向の制御を行うようになっている。また、車体が
ローリングしている状態で車体に対してワープモーメン
トを付加することは、とりもなおさずロール剛性を付与
することとなることから、前輪のロールモーメントと後
輪のロールモーメントとを検出して、目標ワープモーメ
ントを設定し、これによってロール剛性比を制御するよ
うになっている。このような制御系をブロック線図で表
わすと、第2図のようになる0本図において、上記モー
ド目標流量を演算する回路は伝達関数GB(S)、GP
(S)、GR(S)で示しである。ここに、GB(S)
はバウンド、GP(S)はピッチ、GR(S)はロール
に対するものである。
上記伝達関数GB(S)等は以下のようにして求められ
る。以下の説明において、理解を容易なものとするため
、本制御の基本単位である一輪のみの基本制御に基づい
て説明を加える。したがって、以下の説明では、上記伝
達関数GB(S)、GP(S)等をG (S)で総称す
ると共に、上記モード分析を省略した基本モデルに基づ
いて伝達関数G (S)を誘導することとする。
先ず、前記制御系での各要素の伝達特性は、下記の関係
式で示される。
ΔP=ΔF/A  ・・・ (1) ここに、ΔFニジリンダ2に対する荷重変化量A:ピス
トン4の受圧面精 ΔPニジリンダ2内の液圧変化量 ΔPN =ΔP−Δpc  ・・−(2)ここに、ΔP
C:液体ばね8の圧力変化量ΔPNニオリフイス12で
の絞り圧力 差の変化量 QN工ΔPN /KN  ・・・(3)ここに、KNニ
オリフイス12の絞り抵抗QNニオリフイス12を通過
する油液 の流量 ΔvC=QN/S ・・・ (4) ここに、ΔvC:流体ばね8の体積変化量ΔPc = 
KC* ΔVc  e a e (5)ここに、KC:
流体ばね8の弾性率 Δe=Ke・ΔF ・・・(6) ここに、Ke:圧力センサ62のセンサ特性△e:圧カ
センサ62の出力 Δi =G (S) * Δe  e e * (7)
ここに、Δi:制御回路66から出力される流量制御弁
48の目標流量に相当 する制御電流 1十lV@5) Qv:流量制御弁48を流れる油液の流量ΔvL=QT
/S   e・・(8) ここに、ΔvL ニジリンダ2内の油液の変化量ΔV=
ΔVc −ΔVL  @ @ 11 (10)ここに、
ΔVニジリンダ2(シリンダ液室6)の容積変化量 Δx=Δv/A  11[株]・ (11)ここに、Δ
X:ピストン4の変位量 法に:前記制御系での目標特性、つまり動ばね定数の周
波数特性を第3図に示すものに設定すると、その目標特
性は下記の式で示される。
・・・(12) ここに、Sニラプラス演算子 T副時定数 上記(12)式を置き換えると、 ところで、流体ばね8の体積変化量ΔvCは、上記(1
)〜(5)式から、 ΔVc = QN / S =ΔPN / (KN l
l5)=(ΔP−ΔPG)/(KN @5) =(ΔP−KCΔVC)/(KN−S)= (ΔF/A
−KC・ΔVc )/ (KN −S)で表される。
また、シリンダ2内の油液の変化量ΔVLは、上記(6
)〜(8)式から、 で表わされる。
また、ピストン4の変化量ΔXは、上記(lO)〜(1
5)式から、 Δx=ΔV/A= CΔVC−ΔVL )/A、°・Δ
X=[□ A (KG +KN −S) ・・・(16) したがって、この(16)式を置き換えると、ΔF  
  A’ (KC+KN S) (1+TV S) S
・・・(17) となる、この(17)式と制御目標を示す前記(13)
式との対比において、(17)式中、K1 =A2 ・
KC−・・ (18)K2=A2・KN  ・・・ (
19)T  =N−TV   −−−(20)と置いて
、これら(18)〜(20)式を(13)式に代入する
と、 ΔF  NA2 (KC+KV −3)(1+TV −
3)・・・ (21) となる。
したがって、上記(17)式と(21)式とから、と、 (1+TV  ・5) −AKV Ke  CKC+KN  @S)G  (S
)/Sとなり、第4図に示す特性となる。すなわち、上
記(22)式、あるいは第4図で示される伝達関数G 
(S)を与えることで、第3図に示す動ばね特はバイパ
スフィルタと等価である。つまり各輪のサスペンション
装置1はその動ばね定数Kが周波数に応じて可変とされ
、サスペンション装置lに作用する荷重をピックアップ
するだけで周波数に応答するサスペンション装g!11
とされる。また、サスペンション装置lは、第3図に示
すように、低周波領域ではアクティブ系のサスペンショ
ン装置とされるため、低周波域での大きな動ばね定数K
(ハード)を実現することができ、したがって、この領
域で問題となるロール、ピッチ等の車体の姿勢変化が小
さく抑えられることとなる。比較のため、第3図におい
て、パッシブ制御のみの特性を破線で示しである。換言
すれば、高周波域では流量制御弁48が閉とされてパッ
シブ系が形成されるため、ベースとなるパッシブ系の動
ばね定数を低く抑えて(例えばガスばね8のばね定数を
小さくする)、軟かいサスペンションの下で高周波域で
の乗心地を向上することが可能とされる。また、流量制
御弁48は高周波域での応答性が要求されないため、筒
便なもので済むという利点がある。更に、油圧回路に故
障があったときには、流量制御弁48を閉じるようにし
ておくことにより、サスペンションの基本的な機能がア
クティブ系で維持されるため故障に対する安全性を損な
うことはない。
上記基本モデルに対して、車体入力モードの検出は、以
下のようにして行われる。
(以下余白) (1)バウンド バウンドは車体ト下方向の速動モードであり、したがっ
て4輪の運動方向は全て同一となる。このことがら、バ
ウンドの検出は下記の式に拠る。
ΔeB=ΔeFR+ΔeFL+ΔeRR+△eRL+1
110(23) ここに、Δe:バウンドモードの圧力変itに相当する
バウンド検出値 Δe FR:右前輪用圧力センサ62FRの出力 Δe FL :左前輪用圧力センサ62FLの出力 Δe RR:右後輪用圧力センサ62RRの出力 △e RL :左後輪用圧力センサ62RLの出力 (2)ピッチ ピッチは車体前部の運動方向と車体後部の運動方向とが
逆位相となる運動モード(向上がりあるいは前部がりの
運B)であり、このことから、ピッチの検出は下記の式
に拠る。
ΔeP = (ΔeFR+ΔeFL) −(Δe RR
+ Δe RL) a * e (22)ここに、Δe
P:ピッチモードの圧力変化量に相当するピッチ検出値 (3)ロール ロールは車体右側部の運動方向と車体左側部の運動方向
とが逆位相となる運動モード(車体前後方向に伸びる軸
を中心とする回転運動)であり、このことから、ロール
の検出は下記の式に拠する。
ΔeR= (ΔeFR−ΔeFL) +(Δe RR−
Δe RL)  a  11  @ (25)ここに、
ΔeR:ロールモードの圧力変化量に相当するロール検
出値 上記バウンド、ピッチ、ロールの各運動モードを表わす
モード信号ΔeB、ΔeP、ΔeRは、伝達関数G (
S)、GP(S)、GR(S)に基づいて処理されて、
当該運動モードにおけるモード目標流量(61日、Δi
P、ΔiR)が求められる。
次に、車体がローリングしている状態で車体に対し捻れ
モーメント、つまり車体の対角線に関して逆位相となる
いわゆるワープモーメントを付与することは、とりもな
おさずロール剛性を付与することとなる。このワープモ
ーメントは(ΔeFR−Δe FL) −(Δe RR
−Δe RL)で表わされ、前輪のロールモーメント(
ΔeFR−Δe FL)と後輪のロールモーメント(Δ
eRR−Δe RL)とに、ある係数Kl 、に2を乗
算すれば、この係数に!、K2の値によって、前輪と後
輪とのロール剛性比が決定されることとなる。
すなわち、目標ワープモーメント(ΔeW)は、式:Δ
eW=に1 (ΔeFR−ΔeFL)−に2(ΔeRR
−Δe RL)で表わされ、前輪、後輪のロールモーメ
ントに応じて目標ワープモーメント(ΔeW)を設定す
ることで、各サスペンションロール剛性が付与されるこ
ととなる。そして、上記係数に1を大きくすれば、前輪
のサスペンションロール剛性を相対的に高めることが回
走とされる。一方、上記係数に2を大きくすれば、後輪
サスペンションロール剛性を相対的に高めることが可能
とされる。
このようにして求められた、各モードにおける目標流量
ΔiB、ΔiP等は、上記モード分析と同様の手法で分
配されて、各流量制御弁48FR,FL、RR,RLの
目標流量Δ1FR1ΔiFL、Δ1RR1ΔiRLに変
換される。
すなわち、バウンド目標流量ΔiBは各流量制御弁48
に同一符号で分配され、ピッチ目標流量ΔiPは前輪と
後輪とでは逆符号の下で分配され、ロール目標流量Δi
Rは右輪と左輪とでは逆符号の下で分配され、ワープ目
標流量Δi−は車体対角線に位置する車輪の組合せで各
組合せを単位に逆符号の下で分配される。これを各輪の
目標流量Δ1ER1ΔiFL、Δ1RR1ΔiRLの側
から示せば、以下の式で表わされる。
Δ1FR=ΔiB+ΔiP+ΔiR+ΔiW・・・(2
7) Δ1FL=(ΔiB+△1P) −(ΔiR+ΔiW) ・・・(28) Δ1RR=(ΔiB−ΔiP) +(ΔiR−ΔiW) 拳 ・ ・  (29) Δ1B=(ΔiB−Δ1P) −(ΔiR−ΔiW) ・・拳(30) 鹿又1遍j t54図は、本発明の第2実施例を示すもので、本実施
例では、上記第1実施例における全体構成と同様である
ので、以下に、第4図に示すブロック線図に基づいて、
この第2実施例を説明する。
本実施例では、各幅用圧カセンサ62からの出力を合成
して、実ワープモード(Δe’W)を検出することとさ
れている。
すなわち、ワープは、上述したように車体に使用する捻
れモーメントで、右前輪(FR)と左後輪(RL)とが
同一方向の成分となり、他の組合せ(FL、RR)とは
逆位相となる。つまりワープモードは下記の式に拠って
、検出される。
Δe ’ W = (ΔeFR−ΔeFL& )−(Δ
e RR−Δe RL) ここに、Δe’W:ワープモードの圧力変化量に相当す
るワープ検出値 そして、この検出されたワープモーメントに応じてワー
プモード目標流量(Δi讐)が演算され(KW ) 、
このワープモード目標流量(ΔiW)は、各輪に分配さ
れて、車体に作用するワープモーメントを抑える制御が
なされるようになっている。
これに加え、本実施例では、前記ロールモード検出値(
ΔeR)に基づいて目標ワープモーメントを設定するこ
ととされている。このワープモーメントの目標値演算手
段は、第4図中R−で示されている。
すなわち、本実施例では、ロールに対する姿勢制御に使
用するロール検出値(ΔeR)をそのまま利用して、こ
のロール検出値(ΔeR)に応じて、車体に対して捻れ
を付与する方向にサスペンションの制御を加え、これに
よって、ロール剛性を与えることとされている。そして
、上記目標ワープ演算回路におけるR11の値を変える
ことでロール剛性比を可変とするようにされている。説
明を簡略化してその作用を説明すると、上記R11が−
1−1の間で可変とされた場合、R−の値と目標ワープ
モーメントとの関係は以下のようになる。
RW :     目標ワープモーメント1  :  
      2(P3−P4)+  −(P3− P4
 ) 0  :   −(Pi−P2)+ (P3−p4)+
  −(P3−P4) −1:      −2(Pt −P2)この関係は、
RWの値を大きくすることは、前輪のサスペンションロ
ール剛性を大きくすることを意味し、相対的に後輪のサ
スペンションロール剛性を小さくしたことになる。
したがって、旋回初期等のロール角の小さいときには、
RWを小さな値として、後輪側のサスペンションロール
剛性を相対的に強め、これによりステアリング特性をオ
ーバステア傾向にして切れのよいハンドリング特性を得
る一方、ロール角が大きくなる程、RWを大きな値とし
て、前輪側のサスペンションロール剛性を相対的に強め
、これによりステアリング特性をアンダステアの傾向に
して車両の安定性を高めることが回旋となる。すなわち
、ロール角に応じてステアリング特性を可変とする制御
を実現することができる。
(発明の効果) 以上説明のように、本発明によれば、動ばね特性の制御
が自在であるというアクティブサスペンションの特十ま
を更にロール剛性比制御に発展することが可能とされ、
ロール剛性比の任意な設定が実現化されるため、車両の
より高度な走行性に対する要求をサスペンションの面か
ら満たすことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本発明の第1実施例を示すもので、 第1図は全体系統図、 第2図はブロック線図、 第3図は目標動ばね特性図、 第4図は伝達関数の特性図である。 第5図は本発明の第2実施例におけるブロック線図であ
る。 l:サスペンション装置 2ニジリンダ 8:ガスばね 30:ポンプ 46:アキュームレータ 48二流量調整弁 60:コントロールユニット 62:荷重センサ 64:バイパスフィルタ(微分フィルタ)66:制御回
路 68:圧力センサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)車体と各車輪との間に架設された液体シリンダに
    対して作動液体を供給、排出することにより、各輪のサ
    スペンションの特性を可変に制御するようにした車両の
    サスペンション装置において、 前輪と後輪とのロール剛性比を変更するロール剛性比変
    更手段を設けたことを特徴とする車両のサスペンション
    装置。
JP25200686A 1986-10-24 1986-10-24 車両のサスペンシヨン装置 Pending JPS63106127A (ja)

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