JPS6310581Y2 - - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は照明設備に関するもので、その目的は
灯具の配置を簡単に変更することができる様にす
ることにある。

第１図乃至第６図は本考案の実施例を示すもの
で、天井１に取り付けられた取付台２と、この取
付台２に取り付けられた灯具３とより成る。取付
台２は背面で天井１へ取り付く四角柱状の基台４
と、基台４の下端周に外鍔状に突設された鍔５と
より成り、各鍔５の背面には一対のコンセント６
が設けられ、基台４の背面より導入された電源線
７と接続されている。一方灯具３は細長管型の蛍
光ランプ８を有した細長体で、両端には係止突部
９が突設されており、係止突部９の下面には前記
一対のコンセント６に対応した一対の栓刃１０が
突設され、この栓刃１０は灯具３内に収納された
図外点灯部品の電源端子に接続されている。係止
突部９の背面から栓刃１０の先端までの高さは取
付台２の基台４の高さ、すなわち天井１と鍔５と
の隙間より小に形成されている。なお、係止突部
９は第３図に示す如く半回転可能に構成され、栓
刃１０を上向きに位置させることも可能である。

また、係止部９を灯具３より着脱自在に構成す
ることも可能である。

然して取付台２を天井に所定間隔を設けて縦横
に配置して取り付けを行なつておく、その後任意
の隣接する取付台２，２の間に灯具３を取り付け
る。灯具３は取り付けようとする取付台２，２の
側方で背面を天井１にほぼ近接するまで持ち上
げ、両端の係止突部９を取付台２の鍔５と天井１
との間に挿入し、栓刃１０を鍔５の背面に設けら
れたコンセント６に合わせて係止突部９を鍔５に
載置し、取付台２の間を橋絡した状態で灯具３の
取り付けを行なう。この状態で、栓刃１０はコン
セント６に挿入されて電源接続が行なわれる。

この様にして第６図に示す如く種々のパターン
に灯具３を配置し、又変更することができる。

尚、取付台２の形状を三角柱、六角柱等の多角
柱形状にすれば異なつたパターンが可能である。

又灯具３を単独で使用する場合には係止突部９
を第３図の如く半回転させ栓刃１０を上向きにす
れば下方から見えず外観的に優れる。また、係止
部９を灯具３より取外せばより外観はよくなる。
この時には電源は灯具３の背面の適所より導入す
ればよい。

本考案は以上の如く構成され、基台４と、基台
４の下端周に突設された鍔５を有し、鍔５の背面
にコンセント６を設けて成る取付台２を、基台４
の背面で天井１へ所定間隔を設けて配設し、両端
に係止突部９を有し、該係止突部９の下面に前記
コンセント６と対応して栓刃１０を有する灯具３
を両端の係止突部９で取付台２の鍔５背面に載置
して取り付けると共に、栓刃１０をコンセント６
に挿入接続したことにより、予め取付台２を天井
１へ取り付けておけば、任意の配置に灯具３を取
り付けることができ、種々のパターンに変更が容
易で、又灯具３の取付台２への取り付けも係止突
部９を鍔５に載置するのみで簡単に行なえ、電源
も同時に接続される。この様に作業性が極めて良
い。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第６図は本考案の実施例を示し、第
１図は取付台の背面斜視図、第２図は灯具の見上
斜視図、第３図は灯具の要部斜視図、第４図は取
付台の配置を示す斜視図、第５図は取付台と灯具
の取付状態を示す正面図、第６図は種々のパター
ンを示す下面模式図である。 １……天井、２……取付台、３……灯具、４…
…基台、５……鍔、６……コンセント、７……電
源線、８……蛍光ランプ、９……係止突部、１０
……栓刃。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 基台と、基台の下端周に突設された鍔とを有
   し、該鍔の背面にコンセントを設けて成る取付台
   を基台の背面で天井へ所定間隔を設けて配設し、
   両端に係止突部を有し、該係止突部の下面に前記
   コンセントと対応して栓刃を有する灯具を両端の
   係止突部で取付台の鍔背面に載置して取り付ける
   と共に、栓刃をコンセントに挿入接続したことを
   特徴とする照明設備。