JPS63105739A - 眼底カメラ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、眼底カメラの螢光撮影装置に関するものであ
る。

（従来技術） 眼底カメラにおいて螢光撮影を行う場合、照明系中にエ
キサイタ−フィルターを挿入し、撮影系中にバリアフィ
ルターを挿入するとともに、一般撮影とは異なる照明条
件に設定して撮影を行う必要がある。一方、両フィルタ
ーが光路内に挿入された状態では光量不足により眼底像
の観察が困難であり、撮影前あるいは連続撮影の途中で
眼底像のピント調整を行う場合には、バリアフィルター
を離脱させて調整を行う必要がある。このように、螢光
撮影の際には、撮影時の両フィルターの挿入、観察時で
のバリアフィルターの離脱、螢光撮影モードの設定等複
雑な操作を必要とする。

そのため、従来の眼底カメラにおいては、この撮影操作
を容易にするためエキサイタ−フィルター及びバリアフ
ィルターの挿脱を電動化するとともに、シャッターレリ
ーズ操作に連動して両フィルターを光路内に挿入するよ
うに構成した装置が提案されている。

しかしながら、このように構成した眼底カメラにおいて
も、両フィルターの挿脱スイッチとは別に螢光撮影モー
ド設定スイッチをひ必要とするだけでなく、撮影後バリ
アフィルターの離脱のためのスイッチが必要であり、こ
れらスイッチの操作が煩雑であり、露光量の不適１によ
る撮影の失敗あるいは撮影タイミングを逸する恐れが高
いという欠点を有していた。

（発明の目的） 本発明は、この従来技術の欠点に鑑みなされたものであ
って、簡易なスイッチ操作で失敗のない螢光撮影が可能
な眼底カメラの螢光撮影装置を提供することを目的とす
る。

〈発明の構成） 上述の目的を達成する本発明は、眼底カメラの螢光撮影
装置に係り、その構成上の特徴とするところは、照明系
光路中にエキサイタ−フィルターを挿脱するための第１
操作スイッチと、撮影系光路中にバリアフィルターを挿
脱するための第２操作スイッチと、撮影後前記両フィル
ターの少なくとも１つを離脱させるか否かを選択するフ
ィルター離脱スイッチと、前記両フィルターの内少なく
とも一方が光路内に挿入された時に前記第１操作スイッ
チ又は第２操作スイッチにより螢光撮影モードを選択す
るモード設定部と、シャッターレリーズ操作に連動し前
記両フィルターを光路内に挿入した後撮影信号を出力す
るための撮影制御部と、前記フィルター離脱スイッチの
信号に基づき、撮影後面フィルターの少なくとも一方を
光路外に離脱するだめのフィルター駆動制御部とからな
ることである。

（発明の効果） 本発明によれば、エキサイタ−フィルターあるいはバリ
アフィルターの各挿脱スイッチにより少なくとも一方の
フィルターを光路内に挿入するだけで自動的に螢光撮影
モードに設定することができ、撮影操作の際には、シャ
ッターレリーズをＯＮするだけで、自動的に両フィルタ
ーが光路内に挿入され、設定された螢光撮影モードに従
って適正な撮影を行うことができる。また、予じめフィ
ルター離脱スイッチをＯＮにしておけば、−回の撮影が
終わる度に、バリアフィルターが離脱され、撮影の合間
に眼底像を明瞭に観察し合焦状態を確認することができ
るという効果を有する。

（実施例） 以下、本発明の実施例の眼底カメラを図に基づいて説明
する。第１図は眼底カメラの光学系を示・ずものであっ
て、照明系１と、これと直交して被検眼Ｅに対向する撮
影系２からなる。

照明系１は、照明光軸４上に順次撮影光源６、撮影光源
６が前側焦点にあるように位置決めされたコンデンサー
レンズ８、リング状スリット板１０、及びリレーレンズ
１１を配置してなる。また、コンデンサーレンズ８とリ
ング状スリット板１０との間には半透鏡１２が斜設され
、半透鏡１２の入射光軸１４上には観察光源１６と、観
察光源１６が前側焦点にあるように位置決めされたコン
デンサーレンズ８が配置される。

撮影系２は、撮影光軸６上に被検眼Ｅ側から順次、対物
レンズ２０、孔あき斜設鏡２２、バリアフィルター駆動
装置１９により撮影光軸６上に挿脱自在なバリアフィル
ター２１、撮影光軸６上を。

摺動可能な合焦レンズ２４、結像レンズ２６、及びカメ
ラ装置３０からなる。孔あき斜設鏡２２はリレーレンズ
１１に関しリング状スリット板１０と共役な位置に配置
される。対物レンズ２０は孔あき斜設鏡２２と被検眼Ｅ
の瞳Ｐが共役となるように位置決めされる。被検眼眼底
Ｆの像は、対物レンズ２０により結像位置４０に結像す
る。

カメラ装置３０は、フィルム４２と、撮影光軸６上に挿
脱自在の揺動鏡７０と、揺動鏡７０の反射光軸７２上で
あってフィルム４２と共役な位置に配置された焦点板７
４と、反射鏡７６と、接眼レンズ７８とを有する。焦点
板７４は片面が凸面に形成され、集光機能を有する。揺
動鏡７０は、実線で示す挿入位置と点線で示す離脱位置
の間で揺動する。フィルム４２は、合焦レンズ２４及び
結像レンズ２６に関し結像位置４０と共役となるように
配置される。

次に、上述の構成の眼底カメラを制御する制御系を、第
２図に示すブロック図に基づいて説明する。制御系全体
を制御するｃｐｕ　ｔ　ｏ　ｏには、エキサイタ−フィ
ルター９を照明光軸４上に挿脱させるためのエキサイタ
−フィルター挿脱スイッチ１０２と、バリアフィルター
２１を撮影光軸６上に挿脱させるためのバリアフィルタ
ー挿脱スイッチ１０４と、フィルター９．２１の少なく
とも一方のフィルターを撮影後光軸４．６から離脱させ
るか否かを選択するためのフィルター離脱スイッチ１０
６と、シャッターレリーズボタン１０８とが接続される
。

ＣＰＬＩ　１００は、後述する制御のための演算処理を
行うためのものであって、エキサイタ−フィルター駆動
装置７を制御するためのエキサイタ−フィルター駆動制
御部１１０と、バリアフィルター駆動装置１９を制御す
るためのバリアフィルター駆動制御部１１２と、一般撮
影モード、螢光撮影モードを選択するモード制御部１１
４とに接続される。モード制御部 １１４は、観察光源１６であるタングステンランプを発
光制御する観察光源制御部１１６と、撮影光源６である
キセノンランプを撮影光源制御部１２０を介して発光制
御し、かつシャッターのレリーズを制御する撮影制御部
１１８とに接続される。

続いて、ＣＰＵ１００により演算処理される制御系の作
動を第３図に示すフローチャート図に基づいて説明する
。ステップ２０１においてエキサイタ−フィルター挿脱
フィルター１０２又はバリアフィルター挿脱スイッチ１
０４が押されたか否かが判別され、押されていた場合に
はステップ２０２に進んで、撮影用の照明光量が一般撮
影に比べて増加するように予め螢光モードに切換えて設
定される。また、観察用の照明光量も同時に増加される
。ステップ２０１において上記スイッチが押されていな
いと判別されると、ステップ２０４に進んで観察及び撮
影用の照明光量に切換えることがない一般撮影モードを
設定する。

ステップ２０２の螢光モードの設定が終了するとステッ
プ２０６に進み、シャッターレリーズボタン１０８が押
されたか否かが判別される。シャッターレリーズボタン
１０８が押された場合は、ステップ２０８に進み、押さ
れていない場合には押されるまで待機する。ステップ２
０８においてはエキサイタ−フィルター９及びバリアフ
ィルター２１が挿入されているか否かが判別され、挿入
されている場合にはステップ２１０へ進みシャッターを
レリーズし、キセノンランプを螢光モードとして予め設
定された照明光量で発光させて撮影を行う。ステップ２
０８においていずれかのフィルター９又は２１が挿入さ
れていないと判別されると、ステップ２１２へ進んでエ
キサイタ−フィルター駆動装置７及びバリアフィルター
駆動装置１９を駆動させてフィルター９．２１を挿入し
てステップ２１０へ進む。

撮影が終了するとステップ２１４へ進み、フィルター離
脱スイッチ１０６が押されたか否かが判別される。フィ
ルター離脱スイッチ１０６が押されたと判別されると、
バリアフィルター駆動装置１９を駆動させてバリアフィ
ルター２１を離脱させるで眼底観察合焦を可能とし、押
されていなかった場合はそのまま制御が終了する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例の眼底カメラの光学図、第２図
は第１図に示した実施例の制御系のブロック図、第３図
は制御系の作動を示すフローチャート図である。 Ｅ・・・被検眼 １・・・照明系 ２・・・撮影系 ６・・・撮影光源 ７・・・エキサイタ−フィルター駆動部９・・・エキサ
イタ−フィルター １９・・・バリアフィルター駆動部 ２１・・・バリアフィルター １００・・・ＣＰＵ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 被検眼眼底に照明光を投影するための照明系と、被検眼
   眼底を撮影するための撮影系とを有する眼底カメラにお
   いて、 照明系光路中にエキサイターフィルターを挿脱するため
   の第１操作スイッチと、撮影系光路中にバリアフィルタ
   ーを挿脱するための第２操作スイッチと、撮影後前記両
   フィルターの少なくとも１つを離脱させるか否かを選択
   するフィルター離脱スイッチと、前記両フィルターの内
   少なくとも一方が光路内に挿入された時に前記第１操作
   スイッチ又は第２操作スイッチにより螢光撮影モードを
   選択するモード設定部と、シャッターレリーズ操作に連
   動し前記両フィルターを光路内に挿入した後撮影信号を
   出力するための撮影制御部と、前記フィルター離脱スイ
   ッチの信号に基づき、撮影後両フィルターの少なくとも
   一方を光路外に離脱するためのフィルター駆動制御部と
   からなることを特徴とする眼底カメラの螢光撮影装置。