JPS63105363A - 蓄熱装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ １ｐ河り。

［従来の技術］ マグネシアなどからなる固体蓄熱体は、例えば蓄熱式電
気暖房器に用いられている。この蓄熱式電気暖房器は、
深夜電力を利用して電気ヒータで固体蓄熱体を加熱して
蓄熱させておき、送風機で固体蓄熱体に向けて空気を送
り固体蓄熱体から放出された熱で送られてくる空気を加
熱して温風として外部へ送シ出すものである。

しかして、このような蓄熱式の電気機器では。

空気が固体蓄熱体く広い面積で接触し、空気を効ＸＦＩ
Ｊｃ加熱することが重要である。従来の蓄熱式電気暖房
器では、多数の固体蓄熱体を並べて空気通路を構成し、
この空気通路を通る空気を固体蓄熱体の表面に接触させ
るようにしている。

［発明が解決しようとする問題点コ しかしながら、このように空気を単に空気通路に面する
固体蓄熱体の表面のみを接触させて流すのでは、空気と
固体蓄熱体との接触面積を拡大するには限界があシ、空
気に対する加熱効采を向上させることが困難であるとい
う問題がある。

しかして、最近小形化を目的として固体蓄熱体を用いた
新規な電気温水器が考えられている。しかるく、この蓄
熱式電気温水器において空気を流して固体蓄熱体と接触
させるための構造として前記した従来のものを採用した
場合には、空気に対する加熱効釆が低いということから
固体蓄熱体を用いる利点を充分−活かすことができない
という問題がある。

る蓄熱装置を提供することを目的とする。

［問題点を解決するための手段と作用］本発明の蓄熱装
置は、対向配置される各固体蓄熱体に応じて空気通路を
設けるとともに、固体蓄熱体の対向間に空気通路に連通
する蛇行路を設け。

一方の固体蓄熱体の空気通路から蛇行路を介して他方の
固体蓄熱体の空気通路へ空気を流すことを特徴とするも
のである。

［実施例コ 以下本発明の実施例を図面について説明する。

本実施例は電気温水器に設ける蓄熱装置を対象としてお
り、第１図は蓄熱装置を示し、第２図ないしｗｃ４図は
電気温水器を示している。

図中１は電気温水器のケースで、このケース１の内部空
間の上部中央には本発明に係る蓄熱装置が断熱材パネル
２に支持して設ける。

この蓄熱装置は、固体蓄熱体３を配列して空気通路を構
成した構造体を複数段積重ねたもので、前記構造体の構
成を最下段のものを例にとりて説明する。固体蓄熱体３
はマグネシアなどからなる直方体形（レンガ形）をなす
もので、１個の側面には長手方向に間隔を存した位置に
複数の溝４が長手方向に対し直角な方向に沿りて形成し
である。

前記断熱材ＡＩネル２の上面に例えば金属から唸る板体
５を載せ、その−側部上に前記ケース１の対向する側壁
１ｈ、ｌｂ間にわたり複数個の固体蓄熱体３を長手方向
を揃え２列に並べて水平に配置して蓄熱体列３人とし、
また前記板体３の他側部上に前記ケース１の側壁Ｊａ、
ｌｂ間にわたシ複数個の固体蓄熱体３を長手方向を揃え
２列に並べて水平に配置して蓄熱体列３Ｂとして、両方
の蓄熱体列ＪＡ、ＪＢの間に間隙を設ける。なお、蓄熱
体列ＪＡ、ｊＨの各固体蓄熱体３は夫々溝４を同じ位置
例えば下側に位置させて配置する。前記両蓄熱体列ＪＡ
、ｊＢＫおける各固体蓄熱体３の列の間にはその列の全
長にわたり電気ヒータ６すなわちシーズヒータを夫々配
設する。この電気ヒータ６は例えば中央部を屈曲して両
端を同じ側に位置させたもので、この電気ヒータ６の両
端はケース１の側壁１１を貫通して外部へ導出し図示し
ない電源回路と接続する。なお、各列の固体蓄熱体３０
対向側面に夫々溝を形成し、これら両方の溝で電気ヒー
タ６を嵌合保持する。さらに、前記両蓄熱体列３に、３
Ｂの間の間隙には、その中央に例えば金属からなる横長
の邪魔板７を直立させて間隙長手方向に沿って配置し、
この邪魔板１０基端（下端）を前記板体５に溶接などの
方法によシ接合固定する。この邪魔板７は固体蓄熱体３
の高さｔよシ小なる高さと前記ケース１の側壁１＆。

１Ｂ間の距離に相当する長さを有するもので、邪魔板１
を板体５に接合することにより邪魔板２の先端は固体蓄
熱体３の上面よシ下側に位置する。

さらにまた、前記両蓄熱体列３に、３Ｂにおける固体蓄
熱体３の上面に板体５を載置する。これによシ各板体５
，５で両蓄熱体列３Ａ、３Ｂの間隙の上下面が覆われる
。そして１両蓄熱体列ｊ人。

３Ｂにおける各固体蓄熱体３の溝４は蓄熱体列間の間隙
と連通し、且つこの間隙では前記邪魔板７の先端と上側
の板体５との間の間隙を屈曲点とする蛇行路が形成され
る。このように構成した構造体を複数段積重ねて設ける
。なお、この実施例では各段の構造体毎に固体蓄熱体３
の溝４の向きが交互に上下逆向きとなるように設ける。

前記ケース１の下部空間の中央には熱交換器８を設置す
る。この熱交換器８は水を流す水流管９と伝熱フィン１
０とで構成されるもので、前記水流管９にはケース１の
外部に設けた給水管１１と給湯管１２を接続する。前記
ケース１の下部空間の一側部には送風機１３を設置し、
この送風機１３をモータ１４で駆動させるようにする。

しかして、この電気温水器を用いる場合には、深夜電力
を利用して前記各電気ヒータ６に一定時間通電すること
によシ各固体蓄熱体３を加熱して蓄熱させる。そして、
温水を得る場合には、給水源よシ給水管１１を通して熱
交換器８の水流Ｗ９に水を供給し、同時にモータ１４に
よシ送風機１３を回転駆動する。送風機１３はケース１
内部の空気を下部空間から上部空間の一側部に上昇させ
て蓄熱装置へ向けて送る。送られた空気は蓄熱装置の各
段において一方の蓄熱体列３人に設けた各固体蓄熱体３
の溝４を通って両蓄熱体列３人。

３Ｂの間隙に入シ、この間隙に設けた邪魔板７と蓄熱体
列３人における各固体蓄熱体３の前記間隙に面する側面
との間を通って流れる。この場合。

空気は蓄熱体列３Ａにおける固体蓄熱体３の溝４および
側面に夫々接触し、これら固体蓄熱体３の各部分から放
出される熱により充分肺臓される。

次に空気は蓄熱体列３１．３Ｂの間隙に設けた邪魔板７
の先端とこの先端に対向する板体５との間隙を通シ流れ
の向きが上下逆向きとなるように屈曲して流れる。つま
り空気は蛇行して流れる。続いて邪魔板７と他方の蓄熱
体列３Ｂに設けた各固体蓄熱体３の前記間隙に面する側
面との間を通シ、蓄熱体列３人、ＪＲの間隙から蓄熱体
列３Ｂに設けた固体蓄熱体３の溝４を通りて流れ、その
後に前記ケース１の上部空間に流出する。この場合。

空気は蓄熱体列３Ｂにおける固体蓄熱体３の溝４と側面
に夫々接触し、これら固体蓄熱体３の各部分から放出さ
れる熱によシ充分加熱される。このようにして空気を蓄
熱体ＪＡ、ＪＨの間隙に設けた蛇行路を通して流すこと
によシ、同体蓄熱体３の溝４のみをストレートに通して
流す場合に比してはるかく大きな割合で固体蓄熱体３か
ら放出される熱を受けて効ＪＪ７（’加熱される・加熱
されて温度上昇した空気はケース１１の下部空間の他側
部へ下降し、さらに前記送風機１３に向けて移動する。

この過程で空気は前記熱交換器８を通過する時に伝熱フ
ィン１０に接触し、空気が保有する熱を水流管９を流れ
る水（冷水）に伝達する。これによシ水は加熱され温度
上昇して温水となシ、水流管９から給湯管１２を通って
排出される。一方、前記水との熱交換にょシ空気は温度
低下して送風機１３によシ再び蓄熱装置に向けて送られ
る。

このように本発明の蓄熱装置を用いた電気温水器は効率
良く温水を得ることができる。

本発明の蓄熱装置は前述した実施例の構成に限定される
ものではない。要は一方の固体蓄熱体から他方の蓄熱体
へ空気を流すものでありて１両方の固体蓄熱体の対向間
ＦＪＫ蛇行路を設けたことを基本的な構成とするもので
ある。

本発明の蓄熱装置は電気温水器に限らず、蓄熱式電気暖
房器などの蓄熱式電気機器に広く設けることができる。

［発明の効果コ 気構器を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第４図は本発明の一実施例を示し。 第１図は本発明の蓄熱装置を示す斜視図、第２図ないし
第４因は本発明の蓄熱装置を設けた電気温水器を示す縦
断正面図、構断乎面図および横断面図である。 ３・・・固体蓄熱体、４・・・溝、５・・・板体、７・
・・邪魔板。 出願人代理人　弁理士　鈴　江　武　彦第　１　図 第２　図 第３図 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 固体蓄熱体を対向配置し、各固体蓄熱体毎に夫夫空気通
   路を設けるとともに、前記各固体蓄熱体の間に前記各空
   気通路に連通する蛇行路を設けてなり、前記一方の固体
   蓄熱体の空気通路から前記蛇行路を介して前記他方の固
   体蓄熱体の空気通路へ空気を流すことを特徴とする蓄熱
   装置。