JPS63105213A - 内燃機関の回転開閉型球状吸排気弁のシ−ル構造 - Google Patents
内燃機関の回転開閉型球状吸排気弁のシ−ル構造Info
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- JPS63105213A JPS63105213A JP24739386A JP24739386A JPS63105213A JP S63105213 A JPS63105213 A JP S63105213A JP 24739386 A JP24739386 A JP 24739386A JP 24739386 A JP24739386 A JP 24739386A JP S63105213 A JPS63105213 A JP S63105213A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
L1上立且皿次1
本発明は、往復動べ14サイクル内燃機関において、茸
状吸排気弁を用いず、吸排気通路に対し直角方向の軸を
中心として回転可能に吸排気弁を吸排気通路に介装し、
この吸排気弁の回転によって吸排気通路を開閉する吸排
気系のシール構造に関するものである。
状吸排気弁を用いず、吸排気通路に対し直角方向の軸を
中心として回転可能に吸排気弁を吸排気通路に介装し、
この吸排気弁の回転によって吸排気通路を開閉する吸排
気系のシール構造に関するものである。
正釆及逝
通常の内燃機関に用いられる茸状吸刊気弁では、この弁
部通路面積は弁径と弁揚程が大きい程広くなるが、弁径
はシリンダ半径で制限され、また弁揚程は弁の往復運動
による衝撃等によって成る値に制限されるので、弁部通
路を広くして高速運転状態における吸入、排出効率を大
巾に高めることが困難である。
部通路面積は弁径と弁揚程が大きい程広くなるが、弁径
はシリンダ半径で制限され、また弁揚程は弁の往復運動
による衝撃等によって成る値に制限されるので、弁部通
路を広くして高速運転状態における吸入、排出効率を大
巾に高めることが困難である。
これを改善するために、吸排気通路に対し直角方向の軸
を中心として一方向または往復方向へ吸1月気弁を吸排
気通路に回転自在に介装したものが従来から存在し、こ
の吸排気系では、吸排気弁が吸排気通路壁部に対し相対
的に常に摺接しているために、実開昭55−1953号
公報に記載されているように、吸排気通路壁部と吸排気
弁とを密封するシール構造が必要である。
を中心として一方向または往復方向へ吸1月気弁を吸排
気通路に回転自在に介装したものが従来から存在し、こ
の吸排気系では、吸排気弁が吸排気通路壁部に対し相対
的に常に摺接しているために、実開昭55−1953号
公報に記載されているように、吸排気通路壁部と吸排気
弁とを密封するシール構造が必要である。
が ゛しようと るr
実開昭55−1953丹公報記載のシール構造において
は、第1図ないし第3図に図示するように、吸排気弁0
1に接触するシール材02と吸排気弁通路壁部03とに
弾発部材04を介装し、この弾発部材04のバネ力と燃
焼ガス圧力とによってシール材02を吸排気弁01に圧
接させ、吸排気弁通路壁部03と吸排気弁01とを密封
していた。
は、第1図ないし第3図に図示するように、吸排気弁0
1に接触するシール材02と吸排気弁通路壁部03とに
弾発部材04を介装し、この弾発部材04のバネ力と燃
焼ガス圧力とによってシール材02を吸排気弁01に圧
接させ、吸排気弁通路壁部03と吸排気弁01とを密封
していた。
ところが、弾発部材04はシール材02および吸排気弁
通路壁部03に対し線接触し、あるいは第3図に図示さ
れるように弾発部材04の厚み相当分で接触しているた
め、密封性が悪く、またこの接触部分に大きな接触圧力
が働いて摩耗し易く、しかも弾発部材04の弯曲部04
aには、この弯曲部04aから弾発部材04の接触部0
4b迄の距離にその接触力を掛けた曲げI−メントが集
中してかかるので、弾発部材04にへたつが生じ易くな
って耐久性が低かった。
通路壁部03に対し線接触し、あるいは第3図に図示さ
れるように弾発部材04の厚み相当分で接触しているた
め、密封性が悪く、またこの接触部分に大きな接触圧力
が働いて摩耗し易く、しかも弾発部材04の弯曲部04
aには、この弯曲部04aから弾発部材04の接触部0
4b迄の距離にその接触力を掛けた曲げI−メントが集
中してかかるので、弾発部材04にへたつが生じ易くな
って耐久性が低かった。
Wするだ の−rよび
本発明はこのような難点を克服した回転開閉型球状吸排
気弁のシール構造の改良に係り、内燃機関の吸排気通路
に球状吸排気弁が回転可能に介装されて、該吸排気通路
が該球状吸排気弁の回転にJ二って開開される吸排気系
において、前記吸排気通路を形成する通路壁部と前記球
状吸排気弁とに、内周部が欠除された断面C型のリング
状弾光材とリング状シール材を順次介装し、該断面C型
リング状弾発材に接触するリング状シールの接触面を該
断面C型リング状弾発材の横断面外径と略同一の径の曲
面に形成することにより、該断面C型リング状弾発部材
のバネ力とこの弾発部材の内面に動く燃焼ガス圧力とで
、前記リング状シール材が吸排気弁に圧接されるととも
に前記断面C型リング状弾発部材が吸排気通路壁部に圧
接され吸排気通路壁部と吸排気弁とが密封される。
気弁のシール構造の改良に係り、内燃機関の吸排気通路
に球状吸排気弁が回転可能に介装されて、該吸排気通路
が該球状吸排気弁の回転にJ二って開開される吸排気系
において、前記吸排気通路を形成する通路壁部と前記球
状吸排気弁とに、内周部が欠除された断面C型のリング
状弾光材とリング状シール材を順次介装し、該断面C型
リング状弾発材に接触するリング状シールの接触面を該
断面C型リング状弾発材の横断面外径と略同一の径の曲
面に形成することにより、該断面C型リング状弾発部材
のバネ力とこの弾発部材の内面に動く燃焼ガス圧力とで
、前記リング状シール材が吸排気弁に圧接されるととも
に前記断面C型リング状弾発部材が吸排気通路壁部に圧
接され吸排気通路壁部と吸排気弁とが密封される。
尖JLJ
以下第4図ないし第8図に図示された本発明の一実施例
について説明する。
について説明する。
図示されない自動二輪車に搭載されるエンジン1は、1
気筒4サイクルガソリンエンジンで、エンジン1゛のク
ランクケース2には、クランクシャフト6が回転自在に
枢支され、シリンダブロック3に摺動自在に嵌装された
ピストン7はコネクティングロッド8を介してクランク
シャフト6に連結されており、ピストン7の往復動によ
ってクランクシャフト6はへ方向へ回転駆動されるよう
になっている。
気筒4サイクルガソリンエンジンで、エンジン1゛のク
ランクケース2には、クランクシャフト6が回転自在に
枢支され、シリンダブロック3に摺動自在に嵌装された
ピストン7はコネクティングロッド8を介してクランク
シャフト6に連結されており、ピストン7の往復動によ
ってクランクシャフト6はへ方向へ回転駆動されるよう
になっている。
またシリンダヘッド4とヘッドカバー5には2本の吸気
通路9と2本の排気通路10がそれぞれ形成され、各吸
気通路9にはそれぞれ別個にキャブレター11が連続さ
れ、排気通路10にもそれぞれ排気管12が接続されて
いる。
通路9と2本の排気通路10がそれぞれ形成され、各吸
気通路9にはそれぞれ別個にキャブレター11が連続さ
れ、排気通路10にもそれぞれ排気管12が接続されて
いる。
さらに吸気通路9、排気通路10には、その長手方向と
直角な方向を中心として揺動可能に球状吸気弁13、球
状排気弁14がそれぞれ嵌装され、ヘッドカバー5と球
状吸気弁13、球状排気弁14との間にアッパーシール
材15が介装されるとともに、シリンダヘッド4と球状
吸気弁13、球状排気弁14との間に、シム16、断面
C型リング状弾発材17、ロアシール材18が介装され
、シム1Gの上面とロアシール材18の弾発材接触面と
は、断面C型リング状弾発材17の横断面外径と略同一
径の曲面に形成されている。
直角な方向を中心として揺動可能に球状吸気弁13、球
状排気弁14がそれぞれ嵌装され、ヘッドカバー5と球
状吸気弁13、球状排気弁14との間にアッパーシール
材15が介装されるとともに、シリンダヘッド4と球状
吸気弁13、球状排気弁14との間に、シム16、断面
C型リング状弾発材17、ロアシール材18が介装され
、シム1Gの上面とロアシール材18の弾発材接触面と
は、断面C型リング状弾発材17の横断面外径と略同一
径の曲面に形成されている。
しかして球状吸気弁13、球状排気弁14は線膨張率が
2.8X 10’ (1/℃)の窒化硅素(S第3図4
)のセラミックス製でその外径は30tnmであり、ア
ッパーシール材15、ロアシール材18は線膨張率が1
1.2X 10−6 (1/℃)のJIS FCD 5
5IAで、その球状吸気弁13、球状排気弁14との接
触曲面の径は30.1姻であり、球状吸気弁13、球状
排気弁14には吸気通路9、排気通路10と同一の断面
形状をした通路13a、14aが形成されている。
2.8X 10’ (1/℃)の窒化硅素(S第3図4
)のセラミックス製でその外径は30tnmであり、ア
ッパーシール材15、ロアシール材18は線膨張率が1
1.2X 10−6 (1/℃)のJIS FCD 5
5IAで、その球状吸気弁13、球状排気弁14との接
触曲面の径は30.1姻であり、球状吸気弁13、球状
排気弁14には吸気通路9、排気通路10と同一の断面
形状をした通路13a、14aが形成されている。
また左右の各球状吸気弁13の相対する端面には半径方
向に指向した切欠き13bが形成され、この隣接する1
対の切欠き13b1.:係合する連結片19の基部19
aが形成され、′&結内円板20は、連結片19の頂部
19bが相互に直交して遊嵌しうる十字溝20aが形成
されており、隣接する1対の球状吸気弁13の切欠き1
3bに連結片19の基部19aを係合さぜるとともに、
連結片19の頂部19bを相互に直交させた状態で)π
結円板20の十字溝20aに係合させれば、喰追い軸接
手が構成されて、隣接する1対の球状吸気弁13は相互
にぞの回転中心がずれても、一方の球状吸気弁13より
他方の球状吸気弁13に回転トルクが円滑に伝達される
ようになっている(なお球状排気弁14にも球状吸気弁
13と同様な喰違い軸接手が構成されている)。
向に指向した切欠き13bが形成され、この隣接する1
対の切欠き13b1.:係合する連結片19の基部19
aが形成され、′&結内円板20は、連結片19の頂部
19bが相互に直交して遊嵌しうる十字溝20aが形成
されており、隣接する1対の球状吸気弁13の切欠き1
3bに連結片19の基部19aを係合さぜるとともに、
連結片19の頂部19bを相互に直交させた状態で)π
結円板20の十字溝20aに係合させれば、喰追い軸接
手が構成されて、隣接する1対の球状吸気弁13は相互
にぞの回転中心がずれても、一方の球状吸気弁13より
他方の球状吸気弁13に回転トルクが円滑に伝達される
ようになっている(なお球状排気弁14にも球状吸気弁
13と同様な喰違い軸接手が構成されている)。
さらに一方の球状吸気弁13、球状排気弁14の他端面
には突条13c、 14cが形成されるとともに、弁駆
動軸22.23の内端面にも突条22a、23aが形成
され、前記連結円板20と同様に連結円板21に十字1
21aが形成され、この突条13c、 14c、突条2
2a、23aが直交した状態で連結円板21の十字溝2
1aに嵌合されることにより、球状吸気弁13、球状排
気弁14は連結円板21を介して弁駆動lN122、弁
部lJ軸23に連結され、この弁駆動軸22、弁駆動軸
23に吸気弁ドリブンギヤ24、排気弁ドリブンギヤ2
5が一体に嵌着されている。
には突条13c、 14cが形成されるとともに、弁駆
動軸22.23の内端面にも突条22a、23aが形成
され、前記連結円板20と同様に連結円板21に十字1
21aが形成され、この突条13c、 14c、突条2
2a、23aが直交した状態で連結円板21の十字溝2
1aに嵌合されることにより、球状吸気弁13、球状排
気弁14は連結円板21を介して弁駆動lN122、弁
部lJ軸23に連結され、この弁駆動軸22、弁駆動軸
23に吸気弁ドリブンギヤ24、排気弁ドリブンギヤ2
5が一体に嵌着されている。
さらにまたクランクシャフト6にクランクギヤ26が一
体に嵌着され、クランクギヤ26はクランクケース2に
枢支されているクランクギヤ26の2倍のVjJ数のア
イドルギヤ21に噛合され、このアイドルギヤ27ど一
体のアイドルギヤ28はドライブ1°V29を介して1
対のカムギヤ30.31に連結され、このカムギヤ30
.31にそれぞれカム32.33が一体に取イ・1けら
れており、クランクシャフト6がクランクギヤ26とと
もにへ方向へ回転すると、アイドルギヤ27.2gはB
方向、ドライブギヤ29はへ方向、カムギヤ30.31
、カム32.33はB方向へ回転駆動されるようになっ
ている。
体に嵌着され、クランクギヤ26はクランクケース2に
枢支されているクランクギヤ26の2倍のVjJ数のア
イドルギヤ21に噛合され、このアイドルギヤ27ど一
体のアイドルギヤ28はドライブ1°V29を介して1
対のカムギヤ30.31に連結され、このカムギヤ30
.31にそれぞれカム32.33が一体に取イ・1けら
れており、クランクシャフト6がクランクギヤ26とと
もにへ方向へ回転すると、アイドルギヤ27.2gはB
方向、ドライブギヤ29はへ方向、カムギヤ30.31
、カム32.33はB方向へ回転駆動されるようになっ
ている。
しかもシリンダヘッド4には、カム32.33と接触し
て揺動されるカムフォロワー34.35が枢支され、こ
のカムフォロワー34.35に吸気弁ドライブギヤ36
、排気弁ドライブギヤ31が一体に形成されており、こ
の吸気弁ドライブギヤ36、排気弁ドライブギヤ37は
吸気弁ドリブンギヤ24、排気弁ドリブンギヤ25にそ
れぞれ噛合されている。
て揺動されるカムフォロワー34.35が枢支され、こ
のカムフォロワー34.35に吸気弁ドライブギヤ36
、排気弁ドライブギヤ31が一体に形成されており、こ
の吸気弁ドライブギヤ36、排気弁ドライブギヤ37は
吸気弁ドリブンギヤ24、排気弁ドリブンギヤ25にそ
れぞれ噛合されている。
またヘッドカバー5とカムフォロワー34.35とには
リターンスプリング38が介装されており、リターンス
プリング38のバネ力によってカムフォロワー34.3
5はカム32.33に常時圧接されるようになっている
。
リターンスプリング38が介装されており、リターンス
プリング38のバネ力によってカムフォロワー34.3
5はカム32.33に常時圧接されるようになっている
。
第4図ないし第8図に図示の実滴例は前記したように構
成されているので、図示されないスタータ七−夕により
クランクシャフト6がへ方向へ回転されると、カムギヤ
30.31およびカム32.33はクランクシャフト6
の半分の回転数で8方向へ回転駆動され、このカム32
.33に接するカムフォロワー34.35はクランクシ
ャツl−6が2回転する毎に1回上下へ揺動駆動され、
吸気弁ドリブンギヤ24、排気かドリブンギヤ25、弁
@ JFJJ軸22.23、球状吸気弁13、球状排気
弁14はその都度90°揺動回転駆動され、吸気通路9
,10は開閉され、かくして所要の吸入、圧縮、膨張、
排気の4行程が繰返され、エンジン1は運転状態となる
。
成されているので、図示されないスタータ七−夕により
クランクシャフト6がへ方向へ回転されると、カムギヤ
30.31およびカム32.33はクランクシャフト6
の半分の回転数で8方向へ回転駆動され、このカム32
.33に接するカムフォロワー34.35はクランクシ
ャツl−6が2回転する毎に1回上下へ揺動駆動され、
吸気弁ドリブンギヤ24、排気かドリブンギヤ25、弁
@ JFJJ軸22.23、球状吸気弁13、球状排気
弁14はその都度90°揺動回転駆動され、吸気通路9
,10は開閉され、かくして所要の吸入、圧縮、膨張、
排気の4行程が繰返され、エンジン1は運転状態となる
。
さらに球状吸気弁13、球状排気弁14は間欠的に揺動
運動されるために、耳状吸排気弁のような振動が生じ難
くなる。
運動されるために、耳状吸排気弁のような振動が生じ難
くなる。
ざらにまたロアシール材18は新面Cをリング状弾発材
17のバネ力と断面C型リング状弾発材17の内周面に
動く燃焼ガス圧力とにJ:り球状吸気弁13、球状排気
弁14に押付けられ、アッパーシール材15と球状吸気
弁13、球状排気弁14とにも押圧力が作用するため、
吸気通路9、排気通路10と球状吸気弁13、球状排気
弁14との気密性が高い。
17のバネ力と断面C型リング状弾発材17の内周面に
動く燃焼ガス圧力とにJ:り球状吸気弁13、球状排気
弁14に押付けられ、アッパーシール材15と球状吸気
弁13、球状排気弁14とにも押圧力が作用するため、
吸気通路9、排気通路10と球状吸気弁13、球状排気
弁14との気密性が高い。
しかも断面C型リング状弾発材17の表面の横断面は略
円形に近い形状であり、またシム16の上面およびロア
シール材18の弾発材当接部下面は断面C型リング状弾
発材17と同一径の曲面に形成されているため、断面C
型リング状弾発材17の表面がシム16およびロアシー
ル材18に広い面積に亘って略均−に密接して確実な密
封が可能となり、局部的な摩耗と応力の集中が阻止され
て耐久性が大巾に向上する。
円形に近い形状であり、またシム16の上面およびロア
シール材18の弾発材当接部下面は断面C型リング状弾
発材17と同一径の曲面に形成されているため、断面C
型リング状弾発材17の表面がシム16およびロアシー
ル材18に広い面積に亘って略均−に密接して確実な密
封が可能となり、局部的な摩耗と応力の集中が阻止され
て耐久性が大巾に向上する。
また2対の球状吸気弁13、球状排気弁14はそれぞれ
連結片19.20よりなる喰違い軸接手を介して相互に
連結されているため、各球状吸気弁13、球状排気弁1
4はアッパーシール材15、ロアシール材18に無理な
く密接できる。
連結片19.20よりなる喰違い軸接手を介して相互に
連結されているため、各球状吸気弁13、球状排気弁1
4はアッパーシール材15、ロアシール材18に無理な
く密接できる。
さらにエンジン1の運転状態では球状吸気弁13、球状
排気弁14はアッパーシール材15、ロアシール018
に比べて高温に加熱されて大きく膨張するが、予め球状
吸気弁13、球状排気弁14の゛ト径をアッパーシール
材15、ロアシール材18にお(プるシール面の半径よ
りも小径に設定しく第9図参照)、またアッパーシール
材15、ロアシール4418に用いられるJIS FC
D 55の熱膨張係数よりも小さな熱膨張係数の窒化硅
素(S工s N4 )のセラミックスを球状吸気弁13
、球状排気弁14に用いたので、エンジン1の運転状態
では、球状吸気弁13、球状排気弁14の外径とアッパ
ーシール材15、ロアシール材18の弾発材当接曲面の
径とは第10図に図示されるように同一または同′−に
近い状態となり、運転状態では第11図に図示されるよ
うなかじり現象を起すことなく、良好な密封性と耐久性
が得られる。
排気弁14はアッパーシール材15、ロアシール018
に比べて高温に加熱されて大きく膨張するが、予め球状
吸気弁13、球状排気弁14の゛ト径をアッパーシール
材15、ロアシール材18にお(プるシール面の半径よ
りも小径に設定しく第9図参照)、またアッパーシール
材15、ロアシール4418に用いられるJIS FC
D 55の熱膨張係数よりも小さな熱膨張係数の窒化硅
素(S工s N4 )のセラミックスを球状吸気弁13
、球状排気弁14に用いたので、エンジン1の運転状態
では、球状吸気弁13、球状排気弁14の外径とアッパ
ーシール材15、ロアシール材18の弾発材当接曲面の
径とは第10図に図示されるように同一または同′−に
近い状態となり、運転状態では第11図に図示されるよ
うなかじり現象を起すことなく、良好な密封性と耐久性
が得られる。
l且立皇課
このように本発明においては、断面C型リング状弾発材
に接触するリング状シール材の接触面を、該断面C型リ
ング状弾発材の外径と略同一の径の曲面に形成したため
、両弾発材とシール材とは広い範囲に亘って密接して、
密封性が良く、しかもこの接触部分に触く接触圧力が比
較的小さくなって摩耗しにくい。
に接触するリング状シール材の接触面を、該断面C型リ
ング状弾発材の外径と略同一の径の曲面に形成したため
、両弾発材とシール材とは広い範囲に亘って密接して、
密封性が良く、しかもこの接触部分に触く接触圧力が比
較的小さくなって摩耗しにくい。
また本発明では、断面C型リング状弾発材にはその周面
に亘って曲げモーメントが略均−に分散されるため、断
面C型リング状弾発材はへたりにくくなって耐久性が高
い。
に亘って曲げモーメントが略均−に分散されるため、断
面C型リング状弾発材はへたりにくくなって耐久性が高
い。
さらに本発明においては、断面C型リング状弾発材とリ
ング状シール材との間に、燃焼ガス中の炭素粒子等が浸
入しても、なめらかで狭い間隙の中で微細化されて、密
封の阻害原因とならない。
ング状シール材との間に、燃焼ガス中の炭素粒子等が浸
入しても、なめらかで狭い間隙の中で微細化されて、密
封の阻害原因とならない。
第1図ないし第3図は従来の内燃機関の回転開閉型吸排
気弁のシール構造をそれぞれ図示した要部拡大横断面図
、第4図は本発明に係る回転開閉型球状吸排気弁のシー
ルfi造の一実施例を備えた自動二輪車用1気筒4サイ
クルガソリンエンジンの縦断左側面図、第5図はそのエ
ンジンの要部縦断右側面図、第6図は第5図のVl−V
l線に沿って截断した断面図、第7図はその要部分解斜
視図、第8図は第4図の要部拡大縦断側面図、第9図な
いし第11図は運転停止状態および運転状態における球
状吸排気弁とロアシール材との接触状態を図示した説明
図である。 1・・・エンジン、2・・・クランクケース、3・・・
シリングブロック、4・・・シリンダヘッド、5・・・
ヘッドカバー、6・・・クランクシャフト、7・・・ピ
ストン、8・・・コネクティングロッド、9・・・吸気
通路、10・・・排気通路、11・・・キャブレター、
12・・・排気管、13・・・球状吸気弁、14・・・
球状排気弁、15・・・アッパーシール材、1G・・・
シム、11・・・断面C型リング状弾発材、18・・・
ロアシール材、19・・・連結片、20.21・・・連
結円板、22、23・・・弁部!JJ @、24・・・
吸気弁ドリブンギA7.25・・・排気弁ドリブンギV
126・・・クランクギヤ、27゜28・・・アイドル
ギヤ、29・・・ドライブギヤ、30.31・・・カム
ギヤ、32.33・・・カム、34.35・・・カムフ
ォロワー、36・・・吸気弁ドライブギヤ、37・・・
排気弁ドライブギヤ、38・・・リターンスプリング。
気弁のシール構造をそれぞれ図示した要部拡大横断面図
、第4図は本発明に係る回転開閉型球状吸排気弁のシー
ルfi造の一実施例を備えた自動二輪車用1気筒4サイ
クルガソリンエンジンの縦断左側面図、第5図はそのエ
ンジンの要部縦断右側面図、第6図は第5図のVl−V
l線に沿って截断した断面図、第7図はその要部分解斜
視図、第8図は第4図の要部拡大縦断側面図、第9図な
いし第11図は運転停止状態および運転状態における球
状吸排気弁とロアシール材との接触状態を図示した説明
図である。 1・・・エンジン、2・・・クランクケース、3・・・
シリングブロック、4・・・シリンダヘッド、5・・・
ヘッドカバー、6・・・クランクシャフト、7・・・ピ
ストン、8・・・コネクティングロッド、9・・・吸気
通路、10・・・排気通路、11・・・キャブレター、
12・・・排気管、13・・・球状吸気弁、14・・・
球状排気弁、15・・・アッパーシール材、1G・・・
シム、11・・・断面C型リング状弾発材、18・・・
ロアシール材、19・・・連結片、20.21・・・連
結円板、22、23・・・弁部!JJ @、24・・・
吸気弁ドリブンギA7.25・・・排気弁ドリブンギV
126・・・クランクギヤ、27゜28・・・アイドル
ギヤ、29・・・ドライブギヤ、30.31・・・カム
ギヤ、32.33・・・カム、34.35・・・カムフ
ォロワー、36・・・吸気弁ドライブギヤ、37・・・
排気弁ドライブギヤ、38・・・リターンスプリング。
Claims (1)
- 内燃機関の吸排気通路に球状吸排気弁が回転可能に介装
されて、該吸排気通路が該球状吸排気弁の回転によつて
開閉される吸排気系において、前記吸排気通路を形成す
る通路壁部と前記球状吸排気弁とに、内周部が欠除され
た断面C型のリング状弾発材とリング状シール材が順次
介装され、該断面C型リング状弾発材に接触するリング
状シールの接触面は該断面C型リング状弾発材の横断面
外径と略同一の径の曲面に形成されたことを特徴とする
内燃機関の回転開閉型球状吸排気弁のシール構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24739386A JPS63105213A (ja) | 1986-10-20 | 1986-10-20 | 内燃機関の回転開閉型球状吸排気弁のシ−ル構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24739386A JPS63105213A (ja) | 1986-10-20 | 1986-10-20 | 内燃機関の回転開閉型球状吸排気弁のシ−ル構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63105213A true JPS63105213A (ja) | 1988-05-10 |
Family
ID=17162759
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24739386A Pending JPS63105213A (ja) | 1986-10-20 | 1986-10-20 | 内燃機関の回転開閉型球状吸排気弁のシ−ル構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63105213A (ja) |
-
1986
- 1986-10-20 JP JP24739386A patent/JPS63105213A/ja active Pending
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