JPS63104657A - 高速回転衝撃式粉砕機 - Google Patents

高速回転衝撃式粉砕機

Info

Publication number
JPS63104657A
JPS63104657A JP25041586A JP25041586A JPS63104657A JP S63104657 A JPS63104657 A JP S63104657A JP 25041586 A JP25041586 A JP 25041586A JP 25041586 A JP25041586 A JP 25041586A JP S63104657 A JPS63104657 A JP S63104657A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
chamber
diameter surface
crushing chamber
primary crushing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP25041586A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2506089B2 (ja
Inventor
露口 浩典
中山 仁郎
博一 川崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Pneumatic Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Nippon Pneumatic Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Pneumatic Manufacturing Co Ltd filed Critical Nippon Pneumatic Manufacturing Co Ltd
Priority to JP61250415A priority Critical patent/JP2506089B2/ja
Publication of JPS63104657A publication Critical patent/JPS63104657A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2506089B2 publication Critical patent/JP2506089B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、プラスチック、粉体塗料、食品あるいは化
学工業薬品等の粉体原料を数μから数10μ程度の大き
さに微粉砕する高速回転衝撃式粉砕機に関するものであ
る。
〔従来の技術およびその問題点〕
上記粉砕機の従来技術として第4図に示したものが存在
する。この粉砕機は、ケーシング20の内側にロータ2
1を回転可能に組込み、そのロータ21の一側面外周部
に複数の撹拌羽根22を環状に設け、その撹拌羽根22
のまわりにステータ23を配置しである。また、ロータ
21の他側面外周部には複数の分級羽l124を環状に
設けである。
上記粉砕機は、ケーシング20の原料供給路25からロ
ータ21の一側方に形成された粉砕室26の中央部に原
料を供給し、その原料を高速で回転するロータ21の撹
拌羽根22とステータ23とで衝撃粉砕し、その粉砕物
を分級羽根24の回転により分級してロータ21の中心
部に捗行する微粉をケーシング20の製品取出口27か
ら搬出し、粗粉を自己W1環路28から粉砕室26に流
動させて再度粉砕するようにしである。
ところで、上記粉砕機においては、撹拌羽根22とステ
ータ23とによって粉砕された粉砕物中の粗粒子をリサ
イクルして再度粉砕する構成であるため、処理能力に問
題があり、また、ロータ21の両面に撹拌羽根22およ
び分級羽根24を取付けた構成であるため、ケーシング
20が大型化するという不都合がある。
〔発明の目的〕
そこで、この発明は上記の不都合を解消し、処理能力の
高い小型コンパクトな高速回転衝撃式粉砕機を提供する
ことを目的としている。
〔発明の構成〕
上記の目的を達成するために、この発明は、ケーシング
の内部にリング状のライナーを組込み、そのライナーに
、内径面がテーパとされ、その内径面に軸方向の溝を環
状に形成したテーパリングの小端面を重ね、このテーバ
リングの内側には、外径面をテーパとしたロータを回転
可能に組込んで、ロータの大端面側方に一次粉砕室、ロ
ータの外径面のまわりに二次粉砕室およびロータの小端
面側方に分級室を形成し、上記一次粉砕室には一次粉砕
機構を設け、ロータの外径面には、軸方向の突条を環状
に形成し、上記ケーシングには、一次粉砕室の中心部に
連通ずる原料供給路および分級室の中心部に連通ずる製
品取出口を形成した構成としたのである。
〔作用〕
上記原料供給路から一次粉砕室に原料を供給すると、そ
の原料は、高速で回転するロータにより、一次粉砕室に
おいて粉砕される。その粉砕物は気流の流れにより二次
粉砕室に流入し、その二次粉砕室において、ロータの回
転により加速旋回される。このため、粉砕物はテーパリ
ングの内径面に設けた溝に衝突して衝撃粉砕されると共
に、せん新作用および摩砕作用を受けて二次粉砕される
このとき、テーパリングの内径面およびロータの外径面
は一次粉砕室に向けて上り勾配をもつテーパであり、一
方粉砕物は高速旋回されるため、粒子径の大きな粗粉に
は、一次粉砕室に向く分力が作用する。このため、粗粉
は二次粉砕室に滞溜して粉砕作用を受け、所定の粒度に
達すると、下流側の分級室に流れ、製品取出口から排出
される。
〔実施例〕
以下、この考案の実施例を添付図面に基づいて説明する
第1図および第2図に示すように、ケーシング1の内部
には、リング状のライナー2が組込まれ、そのライナー
2の片面にテーパリング3の小端面が重ね合わせられて
いる。テーパリング3は、内径面がテーパになり、その
内径面に軸方向の溝4が環状に設けられている。
上記テーパリング3の内部に組込んだロータ5の外径面
は、テーパリング3の内径面と同方向に1頃斜するテー
パになっている。このロータ5の組み込みによって、ロ
ータ5の大端面側方に一次粉砕室6、ロータ5の外径面
のまわりに二次粉砕室7およびロータ5の小端面側方に
分級室8が形成され、上記一次粉砕室6に一次粉砕機構
10が設けられている。
ここで、−次粉砕機構10は、ロータ5の大端面に対向
して環状のビンプレート11を配置し、そのビンプレー
ト11の片面外周部に多数の固定ビン12を環状に設け
である。また、ロータ5の大端面内周部には複数の撹拌
羽根13を設け、外周部には上記固定ビン12のまわり
に環状の櫛歯14を設けである。さらに、一次粉砕室6
のまわりに配置した前記ライナー2の内径面に軸方向の
溝15を環状に形成してあり、この/Jli15の溝幅
はテーパリング3の弧状溝4の溝幅より大きくなってい
る。
前記ロータ5の外径面には、軸方向の突条16が環状に
形成されている。
また、ケーシング1には、一次粉砕室6の中心部に連通
ずる原料供給路17と、分級室8の中心部に連通ずる製
品取出口18とが形成されている。
実施例で示す粉砕機は上記の構造から成り、原料の粉砕
に際しては製品取出口18に吸引力を付与し、ロータ5
を高速で回転させた状態において、原料供給路17に原
料を供給する。
いま、原料供給路17に原料を供給すると、この原料は
一次粉砕室6に流れ、高速で回転するロータ5の撹拌層
113への衝突により粗粉砕され、さらに遠心力により
加速され、一次粉砕室16の外周部に送りこまれる。
上記撹拌羽根13のまわりには、固定ピン12と環状の
櫛歯14とが設けられているため、一次粉砕室6の外周
部に送り込まれた原料は、固定ピン12に衝突して粉砕
し、その固定ピン12と、櫛歯14とにより剪断され、
かつ衝撃粉砕され、 ゛さらにライナー2の内径面に衝
突する。
このとき、ライナー2の内径面には溝15が形成されて
いるため、溝15の内面に衝突する粉砕物は、内方に向
けてはね返り、櫛歯14により再び剪断され、衝撃粉砕
される。
上記のようにして一次粉砕された粉砕物は、次に気流の
流れに乗り、二次粉砕室7に流入し、ロータ5の回転作
用を受けて急速に加速旋回される。
このため、粉砕物は、テーパリング3の溝4に衝突して
衝撃により粉砕されると共に、上記溝14とロータ5の
突条16により、剪断され、かつ摩砕され、微粉砕され
る。
また、二次粉砕室7において粉砕物が粉砕されるとき、
その粉砕物の粒子には、第3図に示すように、遠心力F
が作用し、ロータ5の外径面に直角な方向の余力F、と
ロータ5の外径面に沿う方向の分力F富が作用する。
分力F2は、粒子を上流側に移動させる力として作用す
るため、粒子径の大きな粒体は二次粉砕室7に滞溜して
粉砕作用を受け、ある粒度以下の粒体は気流の流れにの
って下流側に移動し、分級室8に流入する。その分級室
8内においては、ロータ5の高速回転により旋回気流が
形成されているため分級室8に流入した粒体は旋回し、
粒子に作用する遠心力によって微粉と粗粉とに遠心分離
され、粗粉は分級室8の外方向に移動して二次粉砕室7
に戻り、微粉は分級室8の内方向に移動して製品取出口
18から排出される。
このように、分級室8に流入した粉体は遠心分離によっ
て微粉と粗粉とに分級されるため、製品取出口18の口
径を調整することによって、製品取出口18から取り出
される粒子径が変化し、上記口径を小さくすることによ
り、細かい粒子を取り出すことができる。
実施例の場合は、一次粉砕室6に設けた一次粉砕機構1
0として、撹拌羽根13、固定ピン12、櫛歯14およ
び内径面に溝15を備えるライナー2から成るものを示
したが、−次粉砕機構10はこれに限定されず、例えば
、撹拌羽根13とライナー2の組合わせから成るもの、
固定ピン12と櫛歯14の組合わせから成るもの、その
組合せにライナー2を組合わせたもの等であってもよい
また、溝4.15の形状及び櫛歯14、突条16の形状
は実施例に限定されない。
〔効果〕
以上のように、この発明は、ロータの大端面側方に形成
された一次粉砕室に原料を供給して一次粉砕したのち、
ロータの外径面のまわりに形成された二次粉砕室におい
て二次粉砕し、その粉砕物を分級室において遠心分離し
て微粉を製品取出口から取り出すようにしたので、原料
の流れは一方向であり、上記原料をきわめて効果的に能
率よく粉砕することができる。また、原料を段階的に粉
砕するため発熱が少なく、弱熱性物質の粉砕が可能であ
ると共に、ロータの大端面側に一次粉砕室を形成し、ロ
ータの外径面のまわりに二次粉砕を設けた構成であるた
め、小型コンパクトな微粉砕機を提供することができる
さらに、ロータの外径面およびテーパリングの内径面を
一次粉砕室に向けて上り勾配をもったテーパとし、ロー
タの外径面に軸方向の歯を設け、テーパリングの内径面
に軸方向の弧状の溝を形成したので、二次粉砕室に流入
した粉砕物は、衝撃、剪断および摩砕の複合作用を受け
、粗い粒子はその二次粉砕室に滞溜して再度粉砕作用を
受けるため、粉砕物を目的とする粒度に確実に粉砕する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明に係る粉砕機の一実施例を示す縦断
正面口、第2図は第1図のTI−TI綿に沿った断面図
、第3図は同上の二次粉砕室における粒子の挙動を示す
断面図、第4図は従来の粉砕機を示す断面図である。 1・・・・・・ケーシング、2・・・・・・ライナー、
3・・・・・・テーパリング、4・・・・・・溝、5・
・・・・・ロータ、6・・・・・・一次粉砕室、7・・
・・・・二次粉砕室、8・・・・・・分級室、10・・
・・・・−次粉砕機構、17・・・・・・原料供給路、
18・・・・・・製品取出口。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ケーシングの内部にリング状のライナーを組込み
    、そのライナーに、内径面がテーパとされ、その内径面
    に軸方向の溝を環状に形成したテーパリングの小端面を
    重ね、このテーパリングの内側には、外径面をテーパと
    したロータを回転可能に組込んで、ロータの大端面側方
    に一次粉砕室、ロータの外径面のまわりに二次粉砕室お
    よびロータの小端面側方に分級室を形成し、上記一次粉
    砕室には一次粉砕機構を設け、ロータの外径面には、軸
    方向の突条を環状に形成し、上記ケーシングには、一次
    粉砕室の中心部に連通する原料供給路および分級室の中
    心部に連通する製品取出口を形成した高速回転衝撃式粉
    砕機。
  2. (2)前記製品取出口の口径を可変とした特許請求の範
    囲第1項記載の高速回転衝撃式粉砕機。
JP61250415A 1986-10-20 1986-10-20 高速回転衝撃式粉砕機 Expired - Fee Related JP2506089B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61250415A JP2506089B2 (ja) 1986-10-20 1986-10-20 高速回転衝撃式粉砕機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61250415A JP2506089B2 (ja) 1986-10-20 1986-10-20 高速回転衝撃式粉砕機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63104657A true JPS63104657A (ja) 1988-05-10
JP2506089B2 JP2506089B2 (ja) 1996-06-12

Family

ID=17207547

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61250415A Expired - Fee Related JP2506089B2 (ja) 1986-10-20 1986-10-20 高速回転衝撃式粉砕機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2506089B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2013093952A1 (ja) * 2011-12-18 2015-04-27 株式会社ツカサ ミル

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5524516A (en) * 1978-08-10 1980-02-21 Babcock Hitachi Kk Drawing off unit for dust-containing particle

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5524516A (en) * 1978-08-10 1980-02-21 Babcock Hitachi Kk Drawing off unit for dust-containing particle

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2013093952A1 (ja) * 2011-12-18 2015-04-27 株式会社ツカサ ミル

Also Published As

Publication number Publication date
JP2506089B2 (ja) 1996-06-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6581508B2 (ja) 分級機および分級機の運転方法
US5094391A (en) Pneumatic classifier
US5269471A (en) Pulverizer
JP4805473B2 (ja) 微粉砕装置及び粉体製品製造システム
WO2024077715A1 (zh) 一种根茎类中药超微粉碎系统
JPS63104657A (ja) 高速回転衝撃式粉砕機
JPH1128380A (ja) 粉砕機
JP3107670B2 (ja) 高速回転衝撃式粉砕機
JPS5842057A (ja) 静電荷像現像用トナ−の製造方法
JP4257962B2 (ja) 粉砕分級機
JP3482669B2 (ja) 分級装置
JPS6136463B2 (ja)
JP4083124B2 (ja) 回転式分級機
JP3135715B2 (ja) 高速回転衝撃式粉砕機
JPS5973065A (ja) 超微粉砕機
JPS6366582B2 (ja)
JPS6366584B2 (ja)
JP3337861B2 (ja) 微粒子状熱硬化性樹脂の製造方法
JPH02207852A (ja) 微粉砕機
JPS6499B2 (ja)
JPS6366583B2 (ja)
JPS59196751A (ja) 微粉砕装置
JPS58114745A (ja) 竪型微粉砕機
JPS6332505B2 (ja)
JPH0677690B2 (ja) 竪形ミル

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees