JPS63103893A - 6H−SiC基板の製造方法 - Google Patents

6H−SiC基板の製造方法

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JPS63103893A
JPS63103893A JP24859286A JP24859286A JPS63103893A JP S63103893 A JPS63103893 A JP S63103893A JP 24859286 A JP24859286 A JP 24859286A JP 24859286 A JP24859286 A JP 24859286A JP S63103893 A JPS63103893 A JP S63103893A
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JP
Japan
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substrate
sic
single crystal
layer
manufacturing
Prior art date
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Pending
Application number
JP24859286A
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English (en)
Inventor
Junichi Sano
純一 佐野
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は6H−SiC基板の製造方法に関し、特にた
とえば青色のような短波長可視光あるいは近紫外光の光
素子として用いられ得る、6H−SiC基板の製造方法
に関する。
(従来技術) SiCは、バンドギャップが広く、またP形またはN形
のいずれの伝導形式においても安定であるため、光素子
への広汎な応用が検討されている。なかでも、6H−S
iCの単結晶基板は青色光にも使用でき、そのために、
不純物を適当に選ぶことにより、いわゆるフルカラーの
光素子が得られる可能性がある。
このような6H−SiCの単結晶基板を製造する方法と
して、従来より、「レリー法」や「アチェソン法」など
が知られている。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、従来の方法では、いずれも、大面積の6
H−SiC基板をつくることはできなかった。
たとえば、特開昭59−203799号公報に開示され
ているように、Siサブストレート上にSiCのへテロ
エピタキシャル層を形成する方法を利用することが考え
られるが、この公報Gこも開示されているように、従来
では、6 H−S i Cではなく3C−SiCOもの
しか得られなかった。
その理由は、サブストレートとしてのSiの融点以下の
成長温度でなければならず、この温度では、3C−Si
CL、か成長させることができなかったからである。
それゆえに、この発明の主たる目的は、Siサブストレ
ート上に6H−SiCの単結晶層を成長させた、6H−
SiC基板の製造方法を提供することである。
(問題点を解決するための手段) この発明は、簡単にいえば、(a)Siサブストレート
を準備するステップ、および(b)Siサブストレート
上に、有機シランガスを用いて、6 H−S i Cの
単結晶層を成長させるステップを含む、6H−SiC基
板の製造方法である。
(発明の効果) この発明によれば、大面積の6 H−S’ i C基板
が得られる。
反応ガスとしてたとえば(CH3) −S i Ha−
8や(Cz Hs ) x S f Hs−xまたはそ
の置換体のような有機シランガスを用いることによって
、サブストレートとしてのStの融点以下の温度での6
H−3tCのへテロエピタキシャル成長が可能となった
。その結果、この発明に従ってそのような大面積の6H
−SiC基板が得られるのである。したがって、この発
明によれば、従来の3O−SiC基板では困難であった
、たとえば青色光などの光素子に有利に利用され、たと
えばフルカラーの光素子の製造も可能である。
もし、バッファ層としてSiC膜を形成し、そのSiC
膜として3C5ick、+++ を、そして6H−Si
Cの単結晶層として6H−SiC,。。。
、)を成長させると、両者における結晶の整合性がよく
、ミスマツチングはわずか2%程度に抑えられる。
この発明の上述の目的、その他の目的、特徴および利点
は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から
一層明らかとなろう。
(実施例) まず、Siサブストレートを準備する。そして、このS
iサブストレートの表面をエツチングしてその酸化膜を
除去する。次いで、低温CVD法によって、そのSiサ
ブストレート表面に、薄いSiC膜、好ましくは3C−
SiC膜を形成する。このSiC膜が、Siサブストレ
ートと6H−SiC単結晶とが直接接触するのを防ぎ、
またその格子定数の違いに起因する6H−SiCの単結
晶層の劣化を防止するための、バッファ層として作用す
る。
SiC膜からなるバッファ層を形成した後、反応ガスと
して(CH3) X S t H4−Xあるいは(C2
H5) z S i H4−Xまたはその置換体のよう
な有機シランガスを用いてSiサブストレートの融点で
ある1、410℃以下の温度、たとえば1.36H℃ま
で成長温度を上げて、バッファ層の上に、6H−SiC
の単結晶層を成長させる。
なお、上述のバッファ層の成長のためにも、また6H−
SiC単結晶層の成長のためにも、常圧CVD法あるい
は減圧CVD法のいずれも利用可能である。
また、上述の実施例では、Siサブストレート上にS 
i C,特に3C−SiCのバッファ層を形成した後、
その上に6H−SiCの単結晶層を成長させた。しかし
ながら、Siサブストレートの結晶配向によっては、S
iCのバッファ層は特になくてもよく、Siサブストレ
ート上に、直接6H−SiCの単結晶層を成長させるよ
うにしてもよい。
実験例 第1図に示す温度プロファイルを参照して、まず、Si
サブストレートをHCIガスでエツチングする。すなわ
ち、S 1(111)  サブストレートをH2中で、
1,200℃まで加熱した後、H2:ISLM 、HC
l: 10SCCMで、2〜5分エツチングして、この
Siサブストレートの表面に形成されている自然酸化膜
を除去する。そして、その後、HCIを除(ため、約6
H0℃付近まで降温する。
H2中で降温させた後、Hx  : o、  5SLM
 、 C:l HIl: 0.4SCCM中で昇温し、
成長温度を約1.36H℃に設定して、CVD法によっ
て、3C−8iCの薄膜を形成する。この3C−SiC
簿膜の膜厚は300人であった。
その後、Hz:ISLMを2〜3分流して過剰のプロパ
ンを除去した後、Hz:ISLM、(CH。
) x H3i : 0. 2SCCMで約4時間、C
VD成長を行った。このときの成長層の膜厚は、約3゜
2μmであった。
このようにして得られた成長層の77Kにおけるフォト
ルミネセンススペクトルが第2図に示される。この第2
図から、スペクトルのピーク波長が470nmであり、
したがって、成長層として、6H−SiCの単結晶層が
形成されたことがわかった。
さらに、上述のように、反応ガスとして、有機シランガ
ス、たとえば(CHz ):+ H3iを用いたが、こ
のような有機シランガスを用いることによって、Siサ
ブストレートの融点たとえばl。
410℃以下の低温での6H−SiCのへテロエピタキ
シャル成長が可能になった。詳しく述べると、従来の3
C−SiCの単結晶層をCVD法によって成長させる場
合、たとえば5IH4C3H++  Hz系のガスが用
いられていた。このような従来のガスでは、6 H−S
 i Cを成長させるためには、22 Kcal /m
o!!以上の活性化エネルギが必要であり、そのために
、6H−SiCを成長させるためには、成長温度として
l、500〜1.800℃もの非常な高温が必要であっ
た。これに対して、(CH3) 3 S i HHz系
のガスを用いると、そのような活性化エネルギは20.
5Kcal/molとなり、そのために、成長温度もま
た1、36H℃まで下げることができる。この温度はS
iサブストレートの融点以下であり、したがって、6H
−SiCの単結晶層をSiサブストレート上に成長させ
ることができるのである。この違いが、第3図に示され
ている。
なお、上述の実験例では、有機シランガスとして、(C
H3) :I S i Hを用いた。しかしながら、発
明者の実験によれば、次のような一般式で表される有機
シランガスもまた利用可能であった。
(CH3) XS i H4−X(X =0,1,2,
3,4 )(C2H5) x S iH4,(x=o、
1.2+3.4 )さらには、反応ガスとしては、(C
Hi ) z S:C1zなどのような置換体もまた利
用可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例における成長の温度プロフ
ァイルを示すグラフである。 第2図は得られた成長層のフォトルミネセンススペクト
ルを示すグラフである。 第3図は反応ガスの違いによる成長温度と速度との関係
を示すグラフである。 特許出願人  三洋電機株式会社 代理人 弁理士 山 1)義 人 (ほか1名) 第30 成長1虚じC) 、10’/T (に−1) 手等売主甫正書(自発) 昭和61年12月05日 特許庁長官 黒 1)明 雄 殿 1、事件の表示 昭和61年 特許願 第248592号 回2、発明の
名称 6 H−S i C基板の製造方法 3、補正をする者 事件との関係   特許出願人 住 所 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地名 称 
  (18B)三洋電機株式会社代表者  井 植  
敏 4、代 理 人 ■541−大阪(06) 252−6
H88 (代)住 所 大阪市東区南本町4丁目41番
地7、補正の内容 明細書第6頁第6行の「、好ましくは3 C−SiC膜
」を削除する。 以上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (a)Siサブストレートを準備するステップ、お
    よび (b)前記Siサブストレート上に、有機シランガスを
    用いて、6H−SiCの単結晶層を成長させるステップ
    を含む、6H−SiC基板の製造方法。 2 前記ステップ(a)は、Si_(_1_1_1_)
    サブストレートを準備するステップを含む、特許請求の
    範囲第1項記載の6H−SiC基板の製造方法。 3 さらに、(c)前記ステップ(b)の前記Siサブ
    ストレート表面に薄いSiC膜を形成するステップを含
    む、特許請求の範囲第1項または第2項記載の6H−S
    iC基板の製造方法。 4 前記ステップ(c)は、3C−SiC膜を形成する
    ステップを含む、特許請求の範囲第3項記載の6H−S
    iC基板の製造方法。 5 前記前記ステップ(c)は、3C−SiC_(_1
    _1_1_)膜を形成するステップを含む、特許請求の
    範囲第4項記載の6H−SiC基板の製造方法。 6 前記ステップ(b)は、6H−SiC_(_0_0
    _0_1_)を成長させるステップを含む、特許請求の
    範囲第1項ないし第4項のいずれかに記載の6H−Si
    C基板の製造方法。 7 前記ステップ(b)は、前記Siサブストレートの
    融点以下の温度で行われる、特許請求の範囲第1項ない
    し第6項のいずれかに記載の6H−SiC基板の製造方
    法。 8 前記ステップ(b)は、(CH_3)_xSiH_
    4_−_xおよび(C_2H_5)_xSiH_4_−
    _xまたはその置換体のいずれかを含む有機シランガス
    を用いる、特許請求の範囲第7項記載の6H−SiC基
    板の製造方法。
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