JPS6310266Y2 - - Google Patents

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JPS6310266Y2
JPS6310266Y2 JP19771582U JP19771582U JPS6310266Y2 JP S6310266 Y2 JPS6310266 Y2 JP S6310266Y2 JP 19771582 U JP19771582 U JP 19771582U JP 19771582 U JP19771582 U JP 19771582U JP S6310266 Y2 JPS6310266 Y2 JP S6310266Y2
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canvas
roll
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forming
handrail
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JP19771582U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、エスカレータ或るいはオートライ
ン用ハンドレールの製造装置に関するものであ
り、特にこの場合はハンドレールを加硫する前
の、しかも化粧ゴムを一体化する前の予備成形ハ
ンドレールの主体部分を形成するための連続成形
装置に関するものである。
一般にエスカレータのハンドレールは、形状は
横断面C字型を有し、具体的な構造としては第1
図にも示すように帆布等を数枚重ねられて積層一
体化されたハンドレール主体1の表面に、表面保
護および装飾性を持たせる等のために化粧ゴム2
が一体に形成されているものから構成されてい
る。この場合、このハンドレールの加硫する前の
製造工程、特に化粧ゴムを一体化させる前の横断
面C型の帆布積層体から成る予備成形ハンドレー
ル主体1部分の製造工程について見てみると、一
般に第2図に示すような製造装置を用いることに
より製造されていた。そこでその装置の構造を見
てみると各帆布帯3およびテンシヨンメンバー4
を送り出す送出し架台5、送出し架台5から送出
された帆布3等を適当な積層状となるように上下
に数個の横方向スリツトが形成されてなる芯出し
ダイス6と、そのダイス6の後方に配置されしか
も横断面略C型に圧着成形する予備加熱プレス7
と、そのプレス7の後方に配置された耳折ダイス
8および冷却プレス9とより構成されている。そ
のため製造作業についてはプレス機構を用いてい
るため、各帆布帯3などは常時間歇送りとなり、
しかも芯合わせについては単なる上下のスリツト
を通過させるだけであることから芯合わせが難か
しいといつたことなどから、作業性が悪いと共に
バラツキが生じやすい欠点がある。
しかもプレス後の引取りの時に急激に大きな引
張力がかかり帆布を伸ばしてしまうなどの欠点も
ある。
移動手摺のような特異な形状の長いものを数枚
の帆布を重ねながら左右対称に均一に成形するた
めには、帆布等に無理な応力をかけることなく、
自然の状態で連続して行なうことが最も安定した
品質と作業性の改善となる。
この考案の目的は、前記した従来技術の欠点を
解消し、最終的に品質の安定したハンドレールを
得るための予備成形ハンドレール主体部を容易
に、バラツキがなく、しかも連続的に製造する装
置を提供することにあり、その要旨とするところ
は、数枚の帆布帯やテンシヨンメンバーなどを送
出する送出し架台と、その架台から送出された前
記帆布帯等を所定の積層状とさせる数枚の溝付き
板状体から成る芯出しガイドと、そのガイドから
送出された帆布帯等を予熱ししかも出入部に芯ず
れ防止ロールを持つ予熱ボツクスと、そのボツク
スから送出された帆布帯等を再度芯合わせするし
かも数枚の溝付き板を狭い間隔で積層させたもの
から成るガイド板と、このガイド板から送出され
た帆布帯等を横断面U型に圧着一体化させる第1
成形ロールと、そのU型に成形されたものを横断
面略だ円型に成形させる第2成形ロールと、その
だ円型に成形されたものの最も幅の広い最上層目
(最内側層)の両側を夫々外側に折り曲げて最下
層(最外側層)の両側表面に圧着させる耳折ダイ
スと、更にはその第3成形ロールを通過させたも
のを最終製品と同様のハンドレール主体部の形状
に成形させる第3成形ロールとより成る予備成形
ハンドレール主体部の連続成形装置にある。
以下、この考案の一実施例を図面を参照して説
明すれば、第3図において10は所定の寸法幅に
切断された帆布帯3およびテンシヨンメンバー4
等が巻かれているガイドロールなどを回転可能に
支持している送出し架台、11は架台10の後方
に設置されたしかも第4図の正面図および第5図
の右側面図にも示すように送出し架台10から送
出される帆布帯3等を積層状とすると共に、それ
ら帆布帯3等の長手方向に対して直角方向への振
れを防止するため、所謂芯合せのために帆布等の
両側を押えながら移動させるための溝12が形成
されて成る板13が、適宜の上下間隔を持つて数
枚設置されたものから或る芯出しガイド、14は
そのガイド11から送出された各帆布等を板の積
層一体化とするための前工程において用いられる
予備ボツクスにして、第6図の正面図および第7
図の側面図にも示すようにそのボツクスの出入部
に帆布等の芯ずれを防止するために数個のロール
が上下方向に配列された芯ずれ防止ロール15
(6コ)が配置された構成となつており、各帆布
帯3などはお互いに非接触の状態でボツクス14
内を通過させられるように構成されている。16
は第8図にも示すように予熱ボツクス14後方に
配置された数枚の溝17付き板を狭い間隔で積層
させたものから成る再度芯合わせするためのガイ
ド板、18はガイド板16から導出された帆布帯
等を横断面略U型に積層圧着一体化させるための
第1成形ロールにして、具体的には第9図に示す
ように第1図に示すハンドレールの背面と類似し
た底部をもつ下側凹溝ロール19とそのロール1
9の上部に位置するフラツトロール20とから成
る一対のロールから構成されている。21は第1
成形ロール18の後方に配置されたU型の積層一
体化物をだ円型に成形する第2成形ロールにし
て、具体的にはハンドレールの背面に類似した溝
を持つ下側ロール22と段差溝を持つ上側ロール
23とから成る一対のロールから構成されてい
る。24は第10図にも示すように第2成形ロー
ル21へスムーズに導入されるように配置させた
一対の盃状のロールである。25はこの場合ハン
ドレールの両耳部にビードを挿入させるために配
置させたロールにして、第12図に拡大して示す
ように中型26で最上層目の帆布層31の両側を
起こし、しかもロール25の両側に配置させたビ
ード案内ロール27,27にビード28,28は
耳部に連絡的に配置されるように構成されてい
る。29はロール25の後方に配置された耳折ダ
イスにして、最上層目の帆布帯31両側の最下層
の帆布帯の両側に折り曲げるような構成から成つ
ている。30は第13図にも示すように耳折ダイ
ス29にて折り曲げられた帆布部を圧着させるた
めの中空32をも利用した一対の圧着ロール、3
3は最終製品と同様のハンドレール主体部の形状
に成形させる第3成形ロールにして、一対のロー
ルによつてハンドレール主体部34の横断面に一
致した形状を形成するような通過孔を形成する構
成から成つている。
斯かる構成から成る装置を用いて予備成形ハン
ドレール主体部34を成形しようとすれば、先ず
送出し架台10から帆布帯3およびテンシヨンメ
ンバー4をリード線にて芯出しガイド11に導
き、上下方向に適宜の間隔を持つ積層状とさせ、
芯合せする。次に芯出しガイド11を通過された
帆布帯3等は加熱ボツクス14内に挿入させられ
る。挿入されると帆布帯3の表面に予めコーテイ
ングされている未加硫ゴム層は孔35から導入さ
れた熱風により軟化させられる。次に各帆布帯3
やテンシヨンメンバー4はつづいてガイド板16
に導かれるが、加熱ボツクス14の出入部に設け
られている芯ずれ防止ガイド15,15によつて
常時一定の積層状態で移動させられるため、芯ず
れの恐れがないため、スムーズにガイド板15に
内に各帆布帯3およびテンシヨンメンバー4は導
入させられ、再度芯合わせさせられると共に積層
一体化に近い上下間隔の狭い積層状態に位置づけ
られる。更にガイド板15を通過させられた各帆
布帯3などは第1成形ロール18によつてU型の
状態で圧着一体化させられ、しかも耳部を形成す
るために盃状ロール24および第2成形ロール2
1によつて横断面だ円型に成形される。だ円型成
形が終ると、この場合はビード28を耳部に挿入
配置させるためにロール25部を通過させるが、
ビード挿入が不必要の場合はこのロール25は不
要となる。後は最上層目の帆布帯31両側部を最
下層の表面に耳折ダイス29にて折り曲げると共
に圧着ロール30にて圧着させる。この場合帆布
帯3の折り曲げ部は予めゴム糊が軟化した状態で
付着されているため容易に一体化することは言う
までもない。耳部形成が済めば、後は第3成形ロ
ール33を通過させることにより、予備成形ハン
ドレール34の成形は完了される。
尚、この一実施例においては、各種ロールは全
て固定させたものであるが、エアシリンダーやス
プリング等を介して圧着力を一定にする方式でも
よい。
またこの一実施例ではリード線により予備成形
ハンドレールを導いたが、用いられた各種ロール
を駆動方式とし、引張力を小さくすることもでき
る。
以上のようにこの考案によれば、ハンドレール
の主体部を成形する装置を特異な連続成形装置構
造としたことにより、従来のように製造作業が断
続的に行なわれるということがないため、作業性
が良好であると共に、しかも連続作業によつて成
形が行なわれるため、成形品におけるバラツキは
なくなり、更には初心者でもすぐに作業に対応で
きるとなど極めて実用的である。
【図面の簡単な説明】
第1図は一般のハンドレールを示す説明図、第
2図は従来の予備成形ハンドレールの成形装置を
示す説明図、第3図はこの考案の一実施例を示す
説明図、第4図は第3図の要部を示す正面図、第
5図は第4図の右側面図、第6図は第3図の要部
を示す正面図、第7図は第6図の右側面図、第8
図、第9図、第10図、第11図、第12図、第
13図および第14図は第3図の要部説明図であ
る。 1……ハンドレール主体、2……化粧ゴム、3
……帆布帯、4……テンシヨンメンバー、5,1
0……送出し架台、6……芯出しダイス、7……
加熱プレス、8,29……耳折ダイス、9……冷
却プレス、11……芯出しガイド、12,17…
…溝、13……板、14……予熱ボツクス、15
……芯ずれ防止ロール、16……ガイド板、18
……第1成形ロール、19……下側凹溝ロール、
20……フラツトロール、21……第2成形ロー
ル、22……下側ロール、23……上側ロール、
24……盃状ロール、25……ロール、26,3
2……中型、27……ビード案内ロール、28…
…ビード、30……圧着ロール、31……最上層
帆布層、34……予備成形ハンドレール主体部、
35……孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 数枚の帆布帯やテンシヨンメンバーなどを送出
    する送出し架台と、その架台から送出された前記
    帆布帯等を所定の積層状とさせる数枚の溝付き板
    状体から成る芯出しガイドと、そのガイドから送
    出された帆布帯等を予熱ししかも出入部に芯ずれ
    防止ロールを持つ予熱ボツクスと、そのボツクス
    から送出された帆布帯等を再度芯合わせするしか
    も数枚の溝付き板を狭い間隔で積層させたものか
    ら成るガイド板と、そのガイド板から送出された
    帆布帯等を横断面U型に圧着一体化させる第1成
    形ロールと、そのU型に成形されたものを横断面
    略だ円型に成形させる第2成形ロールと、そのだ
    円型とされたものの最も幅の広い最上層目(最内
    側層)の両側を夫々外側に折り曲げて最下層(最
    外側層)の両側表面に圧着させる耳折ダイスと、
    更にはその耳折ダイスを通過させたものを最終製
    品と同様のハンドレール主体部の形状に成形させ
    る第3成形ロールとより成ることを特徴とする予
    備成形ハンドレール主体部の連続成形装置。
JP19771582U 1982-12-28 1982-12-28 予備成形ハンドレ−ル主体部の連続成形装置 Granted JPS59102324U (ja)

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JPS59102324U JPS59102324U (ja) 1984-07-10
JPS6310266Y2 true JPS6310266Y2 (ja) 1988-03-28

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JPS59102324U (ja) 1984-07-10

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