JPS631009B2 - - Google Patents
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- JPS631009B2 JPS631009B2 JP54059689A JP5968979A JPS631009B2 JP S631009 B2 JPS631009 B2 JP S631009B2 JP 54059689 A JP54059689 A JP 54059689A JP 5968979 A JP5968979 A JP 5968979A JP S631009 B2 JPS631009 B2 JP S631009B2
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- Japan
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- restoration
- closed
- low voltage
- transmission line
- accident
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 25
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 claims description 8
- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 13
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000012806 monitoring device Methods 0.000 description 1
- 238000011017 operating method Methods 0.000 description 1
- 230000003134 recirculating effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Remote Monitoring And Control Of Power-Distribution Networks (AREA)
- Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
- Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
Description
本発明は電力系統の自動復旧装置に関するもの
である。 従来、電力系統の低電圧事故の復旧操作は操作
員によるしや断器の手動操作によつて行なわれて
いた。この方法では操作員が常時変電所の系統状
態を把握していなければならず、複雑な電力系統
の場合は誤認による誤操作の恐れがあつた。 本発明は変電所の事故による低電圧を自動的に
検出し、復旧するための受電端送電線のしや断器
またはブスタイしや断器を判別し、しや断器を操
作してもよい条件が成立しているかをチエツクし
たのち自動的にしや断器操作を行なう電力系統の
自動復旧装置を提供するものである。 第1図は本発明の一実施例を示す系統図であ
る。第1図において変電所26の開閉器群、保護
リレー群の状態は遠隔監視制御装置27を通じ
て、自動復旧装置の入力部29に読み込まれる。
ここで事故による低電圧の情報が検出部30で検
出され、条件チエツク部31で条件チエツクされ
復旧条件が満足されているかどうかがチエツクさ
れる。 条件が満足されていれば、操作部32から遠隔
監視制御装置27を通じて変電所の開閉器群の操
作を行ない変電所の事故低電圧を復旧する。 これは複数の変電所群26−1〜26−nに対
してそれぞれの遠隔監視制御装置群27−1〜2
7−nを経由して同様に行なわれる。 なおこの自動復旧装置28は電子計算機によつ
て構成することができる。その動作をさらに具体
的に示すと下記のようになる。すなわち変電所の
低電圧リレー(以下UVと呼ぶ。)が動作したと
きそれが事故によるものか、さらに復旧の条件を
満足するものであるかを調べる。 条件がそろえば、自動的に受電端送電線のしや
断器、ブスタイしや断器の開閉を行ない、低電圧
を復旧する。 例えば、第1図のような電力系統において、受
電端送電線4に事故が発生し、さらに再閉路が失
敗して甲側の母線低電圧リレー8が動作したとす
る。このリレーの動作で低電圧復旧条件を最終的
に数分後にチエツクする。条件が満足されていれ
ば、あらかじめ定められた操作手順に従がい、し
や断器を開閉することにより、母線低電圧事故を
自動復旧する。 UVが動作して数分後に最終的な条件チエツク
を行なうのは低電圧事故を検出しても、一定時間
内に再閉路などにより復旧した場合は、本装置に
よる自動復旧を行なわないためである。また操作
対象開閉器に操作禁止の設定がされてあつたり、
操作員による自動操作緊急停止の設定がある場合
も、条件不成立として自動復旧は行なわない。 操作終了時は低電圧リレーが復帰することを確
認する。復旧することにより過負荷が予想される
場合は、過負荷の予告をあらかじめ操作員に警報
する。 低電圧リレーの動作を検出した場合、まずはじ
めに復旧操作の条件を満足するかを調べるが、そ
れらの条件は例えば次の(イ)〜(ホ)である。 (イ) 事故による低電圧リレーの動作である。 (ロ) MS、MG、BS、BGリレーの動作がある。 (ハ) 構内、BP、BPGリレーの動作なし。 (ニ) 低電圧復旧指定回線がある。又はブスタイが
ある。 (ホ) 全ブスセクシヨンが入である。 上記条件が満足されておれば、低電圧リレー動
作から、数分経過したとき第1表のいずれのケー
スかを調べる。
である。 従来、電力系統の低電圧事故の復旧操作は操作
員によるしや断器の手動操作によつて行なわれて
いた。この方法では操作員が常時変電所の系統状
態を把握していなければならず、複雑な電力系統
の場合は誤認による誤操作の恐れがあつた。 本発明は変電所の事故による低電圧を自動的に
検出し、復旧するための受電端送電線のしや断器
またはブスタイしや断器を判別し、しや断器を操
作してもよい条件が成立しているかをチエツクし
たのち自動的にしや断器操作を行なう電力系統の
自動復旧装置を提供するものである。 第1図は本発明の一実施例を示す系統図であ
る。第1図において変電所26の開閉器群、保護
リレー群の状態は遠隔監視制御装置27を通じ
て、自動復旧装置の入力部29に読み込まれる。
ここで事故による低電圧の情報が検出部30で検
出され、条件チエツク部31で条件チエツクされ
復旧条件が満足されているかどうかがチエツクさ
れる。 条件が満足されていれば、操作部32から遠隔
監視制御装置27を通じて変電所の開閉器群の操
作を行ない変電所の事故低電圧を復旧する。 これは複数の変電所群26−1〜26−nに対
してそれぞれの遠隔監視制御装置群27−1〜2
7−nを経由して同様に行なわれる。 なおこの自動復旧装置28は電子計算機によつ
て構成することができる。その動作をさらに具体
的に示すと下記のようになる。すなわち変電所の
低電圧リレー(以下UVと呼ぶ。)が動作したと
きそれが事故によるものか、さらに復旧の条件を
満足するものであるかを調べる。 条件がそろえば、自動的に受電端送電線のしや
断器、ブスタイしや断器の開閉を行ない、低電圧
を復旧する。 例えば、第1図のような電力系統において、受
電端送電線4に事故が発生し、さらに再閉路が失
敗して甲側の母線低電圧リレー8が動作したとす
る。このリレーの動作で低電圧復旧条件を最終的
に数分後にチエツクする。条件が満足されていれ
ば、あらかじめ定められた操作手順に従がい、し
や断器を開閉することにより、母線低電圧事故を
自動復旧する。 UVが動作して数分後に最終的な条件チエツク
を行なうのは低電圧事故を検出しても、一定時間
内に再閉路などにより復旧した場合は、本装置に
よる自動復旧を行なわないためである。また操作
対象開閉器に操作禁止の設定がされてあつたり、
操作員による自動操作緊急停止の設定がある場合
も、条件不成立として自動復旧は行なわない。 操作終了時は低電圧リレーが復帰することを確
認する。復旧することにより過負荷が予想される
場合は、過負荷の予告をあらかじめ操作員に警報
する。 低電圧リレーの動作を検出した場合、まずはじ
めに復旧操作の条件を満足するかを調べるが、そ
れらの条件は例えば次の(イ)〜(ホ)である。 (イ) 事故による低電圧リレーの動作である。 (ロ) MS、MG、BS、BGリレーの動作がある。 (ハ) 構内、BP、BPGリレーの動作なし。 (ニ) 低電圧復旧指定回線がある。又はブスタイが
ある。 (ホ) 全ブスセクシヨンが入である。 上記条件が満足されておれば、低電圧リレー動
作から、数分経過したとき第1表のいずれのケー
スかを調べる。
【表】
ケース1〜6のいずれかに分類することによつ
て停止母線を確認する。いずれかにも該当しない
場合は条件不成立とする。 上記の条件チエツクを満足した場合、復旧操作
へ移行する。復旧操作は一般的に次の4つの操作
ステツプで行なわれる。 操作ステツプ1: ケースの判定により判定された停止母線につな
がる受電端送電線の検圧を計測し、検圧なしの場
合は、そのしや断器の“開”操作を行なう。 操作ステツプ2: 復旧可能送電線を見つけ出し、母線側断路器、
送電線側断路器がともに“閉”で検圧ありをチエ
ツクし、そのしや断器の“閉”操作を行なう。 ただし、復旧可能送電線が見つからず、健全母
線がある場合は、ブスタイ断路器の甲乙両断路器
がともに“閉”ならばブスタイしや断器の“閉”
操作を行なう。 操作ステツプ3: 操作ステツプ2で送電線受電端しや断器の
“閉”操作により復旧する場合は、その送電線に
つながる送電端に過負荷監視を行なう。 操作ステツプ4: 低電圧母線が復旧したことの確認をする。 尚上記における復旧可能送電線とは、停止側母
線に接続される受電端送電線で、そのしや断器を
“閉”とすることにより低電圧事故が復旧可能な
1つまたは複数の送電線のなかでその復旧により
150%以内の負荷となるものをいう。(100%〜150
%の場合は過負荷予告を行なう。) 第4図で受電側変電所35の低電圧事故を復旧
するためには受電端送電線のしや断器38,39
のいずれかの“閉”操作で可能であるが、受電端
送電線しや断器38の“閉”を仮定した場合は、
それにつながる送電端送電線しや断器36が150
%以上の過負荷となる場合、復旧可能送電線には
ならない。その場合はさらに受電端送電線しや断
器39についても同様の判定が行なわれる。 さらに復旧可能送電線は、母線側断路器、送電
線側断路器がともに“閉”で検圧ありであること
が条件である。 復旧可能送電線は複数回線が可能である。 また上記における健全母線とは、母線が複数の
場合、一方が低電圧であり、UVの動作がなく電
圧95%以上の他方の母線をいう。 次に操作ステツプ1から4の間に次の条件が生
じた場合、復旧操作は中止する。 (a) 操作機器が遠制不能。 (b) 遠制装置からの指令で開閉器が動作せず。 (c) 操作中に事故トリツプが発生。 (d) 操作員による復旧操作の中止指令あり。 次に上記操作ステツプと照らしあわせた具体的
な操作例を、第2図について説明する。 例 1 第2図の電力系統の状態をつぎのように仮定す
る。 3−開、4−開、5−閉、6−閉、7−閉、8
−動作、9−動作なし、10−動作、11−動作、12
−閉、13−閉、14−閉、15−開、16−開、17−
閉、18−閉、19−開、20−開、21−閉、22〜25−
開、1−36%以下、2−95%以上 この場合はケース1または4にあてはまり次の
ような甲母線復旧操作が行なわれる。 操作ステツプ1:なし。 操作ステツプ2:4“閉”操作。(ただし復旧可能
送電線の場合) 操作ステツプ3:42を作動する。 操作ステツプ4:1−95%以上 8−動作なしを
確認。 例 2 例1で10−動作なしの場合、同様にケース1ま
たは4にあてはまる。 操作ステツプ1:なし。 操作ステツプ2:3−“閉”操作。 操作ステツプ3:なし。 操作ステツプ4:1−95%以上8−動作なしを確
認。 例 3 第2図の電力系統の状態をつぎのように仮定す
る。 3−開 4−閉 5−開 6−閉 7−閉 8
−動作なし 9−動作 10−動作 11−動作 12
−閉 13−閉 14−閉 15−開 16−開 17−閉
18−閉 19−開 20−開 21−閉 22〜25−閉
1−95%以上 2−35%以下 この場合はケース2または5にあてはまり、乙
母線復旧操作が行なわれる。 操作ステツプ1:なし。 操作ステツプ2:5−“閉”操作。(ただし復旧可
能送電線の場合) 操作ステツプ3:43を作動する。 操作ステツプ4:2−95%以上 9−動作なしを
確認。 例 4 例3で11−動作なしの場合同様にケース2また
は5にあてはまる。 操作ステツプ1:なし。 操作ステツプ2:3−“閉”操作。 操作ステツプ3:なし。 操作ステツプ4:2−95%以上 9−動作なしを
確認。 例 5 第2図の電力系統の状態をつぎのように仮定す
る。 3−閉、4−開、5−開、6−閉、7−閉、8
−動作、9−動作、10−動作、11−動作、12−
閉、13−閉、14−閉、15−開、16−閉、17−開、
18−開、19−閉、20−開、21−閉、22〜25−閉、
1−35%以下 2−35%以下。 この場合はケース3または6にあてはまり、次
のような甲、乙両母線の復旧操作が行なわれる。 操作ステツプ1:なし。 操作ステツプ2:5−“閉”操作あるいは6−
“閉”操作あるいは両しや断器の“閉”操作。
(復旧可能送電線により異なる。) 操作ステツプ3:操作ステツプ2同様42あるいは
43あるいは両過負荷監視の作動をする。 操作ステツプ4:1−95%以上、2−95%以上、
8−動作なし、9−動作ないを確認する。 本発明は第3図に示すような電力系統に対して
も適用可能である。 一般に低電圧事故の場合には、その原因が復旧
を必要とするものか、可能なものか、さらに事故
と同時に高速再閉路が働いたか、さらに低速再路
が働いたか、事故後の電力系統の状態がどうなつ
ているかを判定したのち操作を行なう必要があ
り、電力系統が平常時は操作員が充分認識可能で
あるが、低電圧事故の場合は、そういつた事故情
報を把握するためには長年の知識と経験を要す
る。本発明を用いると、そういつた人による誤動
作を防ぎ、目的とする復旧操作を自動的に行なう
ことができる。 または本発明はミニコンピユータまたはマイク
ロコンピユータを適用することにより容易に実現
し得るが、最近の集中制御所には監視制御用の電
子計算機が設置される例が多く、本発明はその計
算機を用いて容易に実現することができ、極めて
経済的である。
て停止母線を確認する。いずれかにも該当しない
場合は条件不成立とする。 上記の条件チエツクを満足した場合、復旧操作
へ移行する。復旧操作は一般的に次の4つの操作
ステツプで行なわれる。 操作ステツプ1: ケースの判定により判定された停止母線につな
がる受電端送電線の検圧を計測し、検圧なしの場
合は、そのしや断器の“開”操作を行なう。 操作ステツプ2: 復旧可能送電線を見つけ出し、母線側断路器、
送電線側断路器がともに“閉”で検圧ありをチエ
ツクし、そのしや断器の“閉”操作を行なう。 ただし、復旧可能送電線が見つからず、健全母
線がある場合は、ブスタイ断路器の甲乙両断路器
がともに“閉”ならばブスタイしや断器の“閉”
操作を行なう。 操作ステツプ3: 操作ステツプ2で送電線受電端しや断器の
“閉”操作により復旧する場合は、その送電線に
つながる送電端に過負荷監視を行なう。 操作ステツプ4: 低電圧母線が復旧したことの確認をする。 尚上記における復旧可能送電線とは、停止側母
線に接続される受電端送電線で、そのしや断器を
“閉”とすることにより低電圧事故が復旧可能な
1つまたは複数の送電線のなかでその復旧により
150%以内の負荷となるものをいう。(100%〜150
%の場合は過負荷予告を行なう。) 第4図で受電側変電所35の低電圧事故を復旧
するためには受電端送電線のしや断器38,39
のいずれかの“閉”操作で可能であるが、受電端
送電線しや断器38の“閉”を仮定した場合は、
それにつながる送電端送電線しや断器36が150
%以上の過負荷となる場合、復旧可能送電線には
ならない。その場合はさらに受電端送電線しや断
器39についても同様の判定が行なわれる。 さらに復旧可能送電線は、母線側断路器、送電
線側断路器がともに“閉”で検圧ありであること
が条件である。 復旧可能送電線は複数回線が可能である。 また上記における健全母線とは、母線が複数の
場合、一方が低電圧であり、UVの動作がなく電
圧95%以上の他方の母線をいう。 次に操作ステツプ1から4の間に次の条件が生
じた場合、復旧操作は中止する。 (a) 操作機器が遠制不能。 (b) 遠制装置からの指令で開閉器が動作せず。 (c) 操作中に事故トリツプが発生。 (d) 操作員による復旧操作の中止指令あり。 次に上記操作ステツプと照らしあわせた具体的
な操作例を、第2図について説明する。 例 1 第2図の電力系統の状態をつぎのように仮定す
る。 3−開、4−開、5−閉、6−閉、7−閉、8
−動作、9−動作なし、10−動作、11−動作、12
−閉、13−閉、14−閉、15−開、16−開、17−
閉、18−閉、19−開、20−開、21−閉、22〜25−
開、1−36%以下、2−95%以上 この場合はケース1または4にあてはまり次の
ような甲母線復旧操作が行なわれる。 操作ステツプ1:なし。 操作ステツプ2:4“閉”操作。(ただし復旧可能
送電線の場合) 操作ステツプ3:42を作動する。 操作ステツプ4:1−95%以上 8−動作なしを
確認。 例 2 例1で10−動作なしの場合、同様にケース1ま
たは4にあてはまる。 操作ステツプ1:なし。 操作ステツプ2:3−“閉”操作。 操作ステツプ3:なし。 操作ステツプ4:1−95%以上8−動作なしを確
認。 例 3 第2図の電力系統の状態をつぎのように仮定す
る。 3−開 4−閉 5−開 6−閉 7−閉 8
−動作なし 9−動作 10−動作 11−動作 12
−閉 13−閉 14−閉 15−開 16−開 17−閉
18−閉 19−開 20−開 21−閉 22〜25−閉
1−95%以上 2−35%以下 この場合はケース2または5にあてはまり、乙
母線復旧操作が行なわれる。 操作ステツプ1:なし。 操作ステツプ2:5−“閉”操作。(ただし復旧可
能送電線の場合) 操作ステツプ3:43を作動する。 操作ステツプ4:2−95%以上 9−動作なしを
確認。 例 4 例3で11−動作なしの場合同様にケース2また
は5にあてはまる。 操作ステツプ1:なし。 操作ステツプ2:3−“閉”操作。 操作ステツプ3:なし。 操作ステツプ4:2−95%以上 9−動作なしを
確認。 例 5 第2図の電力系統の状態をつぎのように仮定す
る。 3−閉、4−開、5−開、6−閉、7−閉、8
−動作、9−動作、10−動作、11−動作、12−
閉、13−閉、14−閉、15−開、16−閉、17−開、
18−開、19−閉、20−開、21−閉、22〜25−閉、
1−35%以下 2−35%以下。 この場合はケース3または6にあてはまり、次
のような甲、乙両母線の復旧操作が行なわれる。 操作ステツプ1:なし。 操作ステツプ2:5−“閉”操作あるいは6−
“閉”操作あるいは両しや断器の“閉”操作。
(復旧可能送電線により異なる。) 操作ステツプ3:操作ステツプ2同様42あるいは
43あるいは両過負荷監視の作動をする。 操作ステツプ4:1−95%以上、2−95%以上、
8−動作なし、9−動作ないを確認する。 本発明は第3図に示すような電力系統に対して
も適用可能である。 一般に低電圧事故の場合には、その原因が復旧
を必要とするものか、可能なものか、さらに事故
と同時に高速再閉路が働いたか、さらに低速再路
が働いたか、事故後の電力系統の状態がどうなつ
ているかを判定したのち操作を行なう必要があ
り、電力系統が平常時は操作員が充分認識可能で
あるが、低電圧事故の場合は、そういつた事故情
報を把握するためには長年の知識と経験を要す
る。本発明を用いると、そういつた人による誤動
作を防ぎ、目的とする復旧操作を自動的に行なう
ことができる。 または本発明はミニコンピユータまたはマイク
ロコンピユータを適用することにより容易に実現
し得るが、最近の集中制御所には監視制御用の電
子計算機が設置される例が多く、本発明はその計
算機を用いて容易に実現することができ、極めて
経済的である。
第1図は本発明の一実施例を示す系統図、第2
図から第4図はそれぞれ本発明が適用される電力
系統の一例である。 1,2……電圧検出器、3……ブスタイしや断
器、4,5……送電線受電端しや断器、6,7,
40,41……送電線送電端しや断器、8,9…
…低電圧リレー、10,11……送電線受電端し
や断器検圧リレー、12〜25……断路器、26
−1〜26−n……変電所、27−1〜27−n
……遠隔監視制御装置、28……自動復旧装置、
29……入力部、30……検出部、31……条件
チエツク部、32……操作部、42,43……過
負荷監視装置。
図から第4図はそれぞれ本発明が適用される電力
系統の一例である。 1,2……電圧検出器、3……ブスタイしや断
器、4,5……送電線受電端しや断器、6,7,
40,41……送電線送電端しや断器、8,9…
…低電圧リレー、10,11……送電線受電端し
や断器検圧リレー、12〜25……断路器、26
−1〜26−n……変電所、27−1〜27−n
……遠隔監視制御装置、28……自動復旧装置、
29……入力部、30……検出部、31……条件
チエツク部、32……操作部、42,43……過
負荷監視装置。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 変電所の母線の低電圧状態、しや断器の開閉
状態などの系統情報を遠隔監視制御装置を介して
入力する入力部と、 母線の低電圧事故のとき系統情報から事故ケー
スに応じた復旧系統状態を選択し、この復旧状態
での受電端送電線の過負荷条件およびしや断器の
操作条件を判別する条件チエツク部と、 この条件チエツク部で条件を満足した復旧系統
状態に応じて対応するしや断器に上記遠隔監視制
御装置を介して開閉指令をあたえる操作部とを備
えたことを特徴とする電力系統の自動復旧装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5968979A JPS55153218A (en) | 1979-05-17 | 1979-05-17 | Automatic power system recovering device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5968979A JPS55153218A (en) | 1979-05-17 | 1979-05-17 | Automatic power system recovering device |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55153218A JPS55153218A (en) | 1980-11-29 |
JPS631009B2 true JPS631009B2 (ja) | 1988-01-11 |
Family
ID=13120422
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5968979A Granted JPS55153218A (en) | 1979-05-17 | 1979-05-17 | Automatic power system recovering device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS55153218A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH067729B2 (ja) * | 1982-03-02 | 1994-01-26 | 三菱電機株式会社 | 電力系統復旧装置 |
JPS63234824A (ja) * | 1987-03-20 | 1988-09-30 | 東京電力株式会社 | 配電線再閉路処理方法 |
JPS63316635A (ja) * | 1987-06-19 | 1988-12-23 | Tokyo Electric Power Co Inc:The | 電力系統の事故時自動復旧方式 |
JP4744415B2 (ja) * | 2006-10-16 | 2011-08-10 | 中国電力株式会社 | 自動再閉路機能付き監視制御装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53111446A (en) * | 1977-03-10 | 1978-09-29 | Mitsubishi Electric Corp | Protective controller for power system |
-
1979
- 1979-05-17 JP JP5968979A patent/JPS55153218A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53111446A (en) * | 1977-03-10 | 1978-09-29 | Mitsubishi Electric Corp | Protective controller for power system |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55153218A (en) | 1980-11-29 |
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