JPS63100868A - 電子黒板装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、電子黒板に係り、特にシート状の筆記媒体に
記入した記入情報のうち必要な情報のみを容易に印刷可
能な電子黒板装置に関する。

（従来の技術） 最近、筆記記入した文字や図形等の情報を電子的に検出
して、その記入情報を印刷、再現することができる電子
黒板装置が会議などで活躍している。

第７図はそのような従来の電子黒板装置の構成を示すブ
ロック図で、１は電子黒板本体の情報を筆記、記入する
シート状の筆記媒体で、これに記入された文字、図形等
の情報は、ランプ２により照射された反射ミラー３によ
り集光レンズ４を経て、ＣＣＤ　（Ｃｈａｒｇｅ　Ｃｏ
ｕｐｌｅｄ　Ｄｅｖｉｃｅ）等の光電変換素子による読
取り手段５に印加されて画像信号に変換され、記憶手段
６を経て印刷手段７により所定のフォーマットに印刷出
力される。

（発明が解決しようとする問題点） しかしながら、このような従来の電子黒板装置では、筆
記媒体１上に例えば第８図（ａ）のようにＡないしＩの
文字情報が記入されている場合、文字Ａのみを残して（
ｂ）図のように不要な文字Ｂないし■を消去して印刷し
たい場合、従来はイレーザ等を使用して不要文字を消去
しているが、イレーザを使用するので、消去する手間と
時間がかかる、消去層がでる、筆記媒体上で不用文字を
消すため会議等で使用中の場合は会議進行に不便である
、等の問題点があった。

本発明は、従来の電子黒板装置における上記のような種
々の問題点を解決することを目的にする。

（問題点を解決するための手段） 本発明は、筆記媒体の記入情報を画像信号に変換し、所
定の用紙に印刷再現する電子黒板装置における上記した
目的を、筆記媒体に記入されている情報を、その記入色
と異なる他の色を用いて、消去したい情報と、残置した
い情報とに一方を囲む隔離線を描くことによって画し、
その隔離線と記入された情報とを光電変換素子で読取っ
た画像信号出力の差を利用して分離し、上記隔離線で囲
んだ内部の情報のみを消去または残置させる構成により
達成する。

（作　用） 本発明は上記した構成により、筆記媒体上に書かれた消
去したい文字、図形等の記入情報と、残したい文字、図
形等とを情報の記入色とは異なる他の色を用いて単に隔
離する線を描くのみで電子的に情報の部分的消去が容易
に可能になり、したがって従来の問題点が排除される。

（実施例） 以下、本発明を実施例により図面を用いて説明する。

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図で、８はシ
ート状の筆記媒体で、いま、例えば前出第８図（、）の
ように、記入された文字Ａないし■が、例えば青色のマ
ーカＭを用いて記入されているものとして、文字Ａのみ
を印刷し他は印刷したくない場合、上記記入マーカＭの
青色とは異なる例えば赤色のマーカＲを用いて、第一２
図に示すように印刷したい文字Ａとその他を隔離して囲
む隔離線りを描き、そのように描かれた筆記媒体８をラ
ンプ９で照射、記入情報を反射ミラーｌＯにより反射さ
せ、集光レンズ１１を介して読取り手段１２に印加させ
る。

１３は色判別手段であり、読取り手段１２により、その
光電変換素子等により得た画像信号を、筆記媒体８上の
情報の記入色の例えば青または黒と、上記描いた隔離線
りの色、たとえば赤との光電変換出力の差等により分離
検出し、それによって隔離線りの内、外で得られた画像
信号を信号選択手段１４によって分離選択し、残置した
い記入情報の画像信号出力のみを記憶手段１５に転送、
所定の処理の後印刷手段１６を用いて印刷すれば文字Ａ
のみが印刷されることになる。

第３図は上記色判別手段１３と信号選択手段１４を具体
的に説明する回路の一例であり、この動作を第４図に示
す信号波形を参照して説明する。

まず、第３図において１７は入力端子でイメージセンサ
等の光の光電変換素子を有する読取り手段１２によって
得た画像信号が印加され、その印加された画像イご号は
電圧比較器１８．１９において基準電圧Ｖ１．　Ｖ２と
比較される。

色判別の方法は情報の記入色と隔離線りの色との筆記媒
体８上でのＳ　／　Ｎの違い、あるいは読取り手段１２
に有するイメージセンサ等の光電変換素子の色感度の差
等による光電変換出力の差を利用する。

すなわち、読取り手段１２の走査線Ｓ（第４図（イ））
における電圧出力は同図（ロ）のように光電変換素子の
色感度の低い赤色はＳ／Ｎが小さく出力電圧は小さい。

また色感度の大きい記入色の黒または青は出力電圧が太
きくＳ／Ｎが大きくなっている。

上記のようにして得た画像信号を記入色の黒、青等の大
きい出力電圧のみを検出する基準電圧Ｖ工、赤等の小さ
い出力電圧を検出する基準を圧■２を第３図のように設
けて、電圧比較器１８．１９により比較すると、その出
力は第４図（ハ）または（ニ）のようにとりだされ、そ
れらの出力の排他的論理和をイクルーシブ　オア回路２
０により得れば、同図（ホ）のような波形の、赤で記入
した隔離線りのみに対応する出力電圧が得られる。

この図（ホ）の出力をフリップフロップ回路２１に印加
して同図（へ）の波形を得、この（へ）と上記図（ハ）
の出力の論理積をアンド回路２２によりとれば、赤の隔
離線りで隔離して囲んだ文字Ａの部分の出力のみが同図
（ト）のように得られる。すなわち、このようにして得
られる信号選択手段１４の出力を、記憶手段１５を経て
印刷手段１６によって印刷すれば、文字ＢないしＩを消
去した文字Ａのみの再現図形が第８　［ａ　（ｂ）のよ
うに印刷される。

第５図、第６図は上記の消去とは逆の、隔離線して囲ん
だ内部の情報を消去する他の実施例を示す回路図、およ
びその波形図で、隔離線りの記入方法は前述第２図の場
合と同様であり、また構成も第４図の構成と全く同じで
、ただ、信号選択手段１４のフリップフロップ回路２１
の出力を反転するインバータ２３を第５図のように設け
て第６図（ト）の波形として得られる出力を、アンド回
路２２に印加する点が異なり、これによって他を詳細に
説明するまでもなく文字Ａだけが消去される。

（発明の効果） 以上説明して明らかなように本発明は、必要な部分のみ
の消去がイレーザを使用せずに電子的に容易に行え、イ
レーザの場合のように取り残りや消しかすによる印刷の
汚れがなく、さらに会議等において、秘密保持のため印
刷は好ましくないが会議の進行上筆記媒体上に残す必要
がある記入情報があるときなど、その秘密にしたい情報
のみを消去して印刷することなどが容易になる等の効果
がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示すブロック図、第２図は本
発明を実施する記入例図、第３図は第１図の要部詳細図
、第４図は第３図を説明する要部波形図、第５図は本発
明の他の実施例を示すブロック図、第６図は第５図を説
明する要部波形図、第７図は従来の電子黒板装置のブロ
ック図、第８図は情報の記入例を示す図である。 １．８・・・筆記媒体、　２，９　・・ランプ、３．１
０・・・反射ミラー、　４，１１・・・集光レンズ、５
．１２・・・読取り手段、　６，１５・・記憶手段、　
７，１６・・・印刷手段、１３・・・色判別手段、１４
・・・信号選択手段。 第１図 ８４Ｔ己揉イ本 ９−ランプ １〇−反射ミラー １１−製電し′／ズ 第２図 し−Ｐ＾雌、１裏 ８−筆Ｓこ謀体 第４図 （））　　　　　　　　　　　　”−一一一一一一第６
図 （す）’−−−−−−−−１」ト一 第７図 １−３１記々１（イ本 ２−フシア ３−及射ミウー ４−、ＪＬｔレンズ 第８図 （ａ） （ｂ） １−０筆δ己乞長体

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 筆記媒体の記入情報を画像信号に変換し、所定の用紙に
   印刷再現する電子黒板装置において、筆記媒体に記入さ
   れている情報を、その記入色と異なる他の色を用いて、
   消去したい情報と、残置したい情報とに一方を囲む隔離
   線を描いて画し、その隔離線と記入された情報とを読取
   った画像信号変換出力の差を利用して、上記隔離線で囲
   んだ内部の情報のみを消去または残置させることを特徴
   とする電子黒板装置。