JPS63114468A

JPS63114468A - カラ−電子黒板における画像記録方法

Info

Publication number: JPS63114468A
Application number: JP61260386A
Authority: JP
Inventors: Tatsuo Ishii; 石井　辰夫
Original assignee: Ricoh Co Ltd
Current assignee: Ricoh Co Ltd
Priority date: 1986-10-31
Filing date: 1986-10-31
Publication date: 1988-05-19

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（技術分野）本発明は、カラー電子黒板における画像記録方法に関す
る。

（従来技術）電子黒板は、シートスクリーン上にマーカーによって描
かれた文字、図形、記号等の両像情報を、記録紙上にハ
ードコピーとして記録しうる装置として知られている。

そして近来、シートスクリーン上に描かれた２色以上の
色を有する両像情報を、２色以上に再現記録しうるよう
にした。所謂カラー電子黒板も実用化されつつある。

本明細書においてカラー電子黒板は、上述のように、シ
ートスクリーン上の２色以上の色を、記録紙上にて２色
以上に再現しうるような電子黒板をいう。いちばん、単
純かつ実用的なカラー電子黒板として、赤黒２色のカラ
ー電子黒板を考えることができる。

このカラー電子黒板は、シートスクリーン上に、赤、黒
２色のマーカーで、両像情報を描くことができ、これら
赤黒２色の両像情報を、記ＧＲｆｃ上に、赤は赤、黒は
黒のハードコピー画像として画像記録できる電子黒板で
ある。

このような電子黒板だと、例えば、特に強調したい両像
情報や、重要な両像情報は、これを赤いマーカーで描き
画像を記録することによって、情報の重要性等を一目で
分かるようにできるので便利である。

しかしながら、実際に、このような電子黒板を使用する
にあたり、赤と黒のマーカーを、両像情報に応じて使い
分けるのは、なかなかに面倒なことであり、ある程度、
使い分けたつもりでも、いざ、赤、黒のハードコピーと
して画像記録する段階になると、たとえば、黒いマーカ
ーで描いた両像情報のなかに、本来、これは赤色で描く
べきあったと気がつくような両像情報がしばしばある。

このような場合に、当該両像情報を、赤色で再度描きな
おしてから画像記録するのは面倒である。

（目　　　的）本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって
、カラー電子黒板において、シートスクリーン上の両像
情報を記録するにあたって、シートスクリーン上の所望
の領域を指定すると、この領域内の両像情報は、シート
スクリーン上での色に拘らず、特定の色により画像記録
することができる新規な画像記録方法の提供を目的とし
ている。

（構　　成）以下、本発明を説明する。

本発明の画像記録方法は、カラー電子黒板において実行
される方法である。

本発明の画像記録方法は、読取工程、指定工程、信号処
理工程、書込工程を有する。

読取工程は、シートスクリーン上の両像情報を読み取る
工程である。

指定工程は、シートスクリーン上の所望の領域、すなわ
ち、シートスクリーン上の両像情報の色に拘りなく、所
定の色で画像記録したい両像情報の有する領域を指定す
る工程である。この指定工程は、後述する実施例のよう
に、上記読取工程に先立って行なわれることも可能であ
る。

信号処理工程は、読取工程で得られた画像信号を記録信
号化する信号処理において、指定された領域内の両像情
報については、これを、特定の色の記録信号とする工程
である。

書込工程は、記録信号による書込によって記録画像を得
る工程である。

書込工程は、種々の書込手段、例えば感熱式、熱転写式
、インクジェット方式等の書込手段で実行しうる。

以下、具体的な実施例に即して説明する。

ここに説明する実施例は、赤・黒２色のカラー電子黒板
において、指定領域内の両像情報を、ハードコピーにお
いては赤色に画像記録する画像記録方法である。すなわ
ち、特定の色は、赤色であり、シートスクリーン上の領
域を指定すると、領域内に描かれている両像情報は、そ
れが、黒色に描かれているか赤色に描かれているかに拘
らず。

ハードコピー上では赤色で画像記録される。

書込手段は感熱式の赤、黒記録方式のものである。

第１図において、符号ｌＯをもって示すカラー電子黒板
は、支持体１２に支持されている。第１図において、符
号１０Ａは額、符号１０Ｂは操作パネル、符号１０Ｓは
シートスクリーンをそれぞれ示す。

第２図は読取手段を示し、第３図は全体のシステム図を
示す。

第１図において１両像情報、すなわち、文字、図形、記
号等はシートスクリーン１０Ｓ上に描かれている。両像
情報は、赤、黒２色のマーカーによって、２色に描かれ
ているもの与し、ハードコピーとして画像記録するにあ
たっては、破線で囲まれた領域１０Ｓ１内の両像情報を
赤色で画像記録したいものとする。

すなわち、この場合、所望のハードコピーでは、シート
スクリーン１０５の領域１０Ｓ１の外側にある両像情報
は、赤は赤、黒は黒で画像記録され、領域１０Ｓ１の内
側にある両像情報は、シートスクリーン１０Ｓ上に描か
れた色が赤か黒かに拘らず、赤で画像記録される。

さて、このカラー電子黒板において本発明の画像記録を
行なうためには、まず、領域１０Ｓｌを指定する必要が
ある。この指定工程は、操作パネル１０Ｂにおけるキー
操作によって行なわれる。すなわち、額１０Ａには、横
方向にアドレスＸＯ，Ｘｉ、・・・・・。

Ｘ＋＋が、縦方向にアドレスＹＯ，Ｙｌ、Ｙ２．・・・
・・Ｙｎが所定の間隔、例えば５ｃｍないしｉｏａｍ間
隔で記されており、領域の指定は、領域１０Ｓ１の上下
、左右の座標を操作パネル］、０１１１上で指定するこ
とによって行なわれる。例えば、第１図に示す領域１０
Ｓ１の指定は（Ｘ２〜Ｘ７．Ｙ３〜Ｙ８）とキー人力す
ることによって行なわれる。この入力が行なわれると、
第５図のフロー１のように、指定領域として入力された
エリアアドレス（Ｘ２〜Ｘ７．Ｙ３〜Ｙ８）内は実アド
レスに変換される。入力方式は、上記の如く操作パネル
上でのキー操作で行なう方式のほか、バーコード方式等
としてもよい。

このようにして、領域１０Ｓ１が指定されたら、次には
、シートスクリーン１０Ｓ上の両像情報の読取が行なお
れる。

読取工程では、第２図に示すように、シートスクリーン
が移動して読取装置１４を通過する際に、２系統の読取
手段によって読取が行なわれる。１系統の読取手段は、
赤色光を透過させる赤フイルタ−１６Ａとレンズ１６Ｂ
とイメージセンサ−１６Ｃで構成され、読取位置１４に
あるシートスクリーン部分の像をレンズ１６Ｂでイメー
ジセンサ−１６Ｃ上に結像し、イメージセンサ−１６Ｃ
で光電変換するように構成されている。従って、この読
取手段では、シートスクリーン上の黒色両像情報のみが
読み取られる。

他の系統の読取手段は、青色光、緑色光を透過させるシ
アンフィルター１８Ａとレンズ１８Ｂと、イメージセン
サ−１８Ｃとで構成され、従って、これらの読取手段で
は、シートスクリーン上の赤黒両色の両像情報が読み取
られる。なお、この実施例においてイメージセンサ−１
６Ｃ，１８Ｃは、周知のＣＣＤが用いられる。

第３図を参照すると、イメージセンサ−１６Ｃ９１８Ｃ
で生じた読取信号は、それぞれ反転増幅器２ＯＡ　。

２０Ｂ、エミッターフォロワ２２Ａ、２２Ｂを介し、色
認識回路２４、色合成・消去回路２６をへて、黒両像情
報、赤両像情報とされる。これら各色両像情報は、ふち
消し処理された後Ｓ／Ｐ変換され、ＤＭＡコントローラ
ー２８により、データメモリー３０内に、各色両像情報
が別箇に記憶される。すなわち、データメモリー３０は
、第４図（１）のようになっており、Ｌ′黒画像″情報
、″赤画像″情報は第４図（Ｕ）に示すように、　ＢＡ
ＮＫＯからＢＡＮＫ３１に、それぞれ別々に記憶される
。

第４図（ｎ）において、符号３０Ａで示す破、線内の領
域は、前述の指定工程において指定された領域１０Ｓ１
ノエリアアドレス（Ｘ２〜Ｘ７．Ｙ３〜Ｙ８）内が、デ
ータメモリー３０内の実アドレスに変換されたものであ
る。

このように、データメモリー３０に記憶された両像情報
は、　ＤＭＡコントローラー２８により、記録信号（第
３図のデータ）として、す〜マルヘンド３２に送られる
。もちろん、その際にＰ／Ｓ変換されることはいるまで
もない。なお、第３図において、符号３３はサーミスタ
ー、符号Ｍｌ、Ｍ２．Ｍ３は各種駆動モーターを示す。

このデータの転送の際、黒色両像情報と、赤色両像情報
を、１ラインずつ交互に転送して、赤は赤、黒は黒で印
字を行なう。

このとき、第５図のフロー２に示すように、アドレスが
、指定された領域１０Ｓ１のアドレスあるか否か、すな
わちエリア指定アドレスであるか否かが判断される。そ
して、エリア指定アドレス外では、上述した赤・黒１ラ
イン分ずつの通常の印字が行なわれるが、エリア指定ア
ドレスでは、赤データすなわち赤色両像情報は、赤色画
像記録用の赤データとして転送するが、黒データすなわ
ち黒色両像情報は、赤データとして、すなわち赤色画像
記録用の記録信号にして転送するのである。

このようにして、指定された領域１０Ｓ１の内側に描か
れている両像情報は、ハードコピー上では。

すべて特定色たる赤色で画像記録される。

（効　　果）以上、本発明によれば、カラー電子黒板における新規な
画像記録方法を提供できる。この方法は上記の如く構成
されているから、シートスクリーン上の所望の領域内の
両像情報を、その両像情報の色に拘らず、ハードコピー
上では特定の色に画像記録できる。

なお、上記実施例では、赤黒２色のカラー電子黒板にお
いて、赤色を特定の色として説明したが、黒色を特定色
とすることも、もちろん可能であり。

さらに、熱転写方式の書込手段を利用することにより、
他の色を特定の色として使用することも可能である。ま
た、先に、シートスクリーン上の両像情報を読み取って
、その結果をＣ訂や液晶パネル上に表示し、このディス
プレイ画像に基づいて、領域の指定も行なうことも可能
である。すなわち、指定工程を読取工程後に行なうこと
もできる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す図、第２図は上記実施
例における読取工程を説明するための図、第３図は上記
実施例の全体のシステム図、第４図及び第５図は上記実
施例を説明するための図である。

Claims

【特許請求の範囲】カラー電子黒板において、シートスクリーン上の両像情
報を記録するにあたって、上記シートスクリーン上の所
望の領域内の画像情報は、特定の色で記録する方法であ
って、シートスクリーン上の画像情報を読み取る工程と、上記
シートスクリーン上の所望の領域を指定する工程と、指定された領域内の画像情報については、その画像信号
を信号処理して、特定の色の記録信号とする工程と、記録信号による書込みによって、記録画像を得る工程と
、を有することを特徴とするカラー電子黒板における画
像記録方法。