JPS63100104A - 崩壊弾丸用充填材およびその製造方法 - Google Patents

崩壊弾丸用充填材およびその製造方法

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JPS63100104A
JPS63100104A JP62137800A JP13780087A JPS63100104A JP S63100104 A JPS63100104 A JP S63100104A JP 62137800 A JP62137800 A JP 62137800A JP 13780087 A JP13780087 A JP 13780087A JP S63100104 A JPS63100104 A JP S63100104A
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    • F42B8/12Projectiles or missiles
    • F42B8/14Projectiles or missiles disintegrating in flight or upon impact
    • F42B8/16Projectiles or missiles disintegrating in flight or upon impact containing an inert filler in powder or granular form

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は特許請求の範囲第1項記載の充填材及びその製
造方法に関する。
〔従来の技術〕
DE−PS(ドイツ特許公報) 2160187(υ5
−ps3.95LO35)より同種の充填材が公知であ
る。この充填材は次に述べる点で優れている。つまり、
この充填材は、求められている安全要件(銃口から40
m前方のフレームにぴったり張られた200g/dの紙
に鋼粉末粒子によって穴があけられてはならない)を確
実に満たす、更にまたこの粉末は有利なコストで製造が
可能であり、環境保護の責任上の厳しい要件を満たして
いる。後者の点は、特に、発射時にばらまかれる鋼鉄粉
の再回収が不可能であり、演習地域がほぼ常に農業的及
び/又は林業的に利用されるとの事実からして重要であ
る。
この鋼粉末は、教養家畜にも森林にも無害であるのみな
らず環境の適合性もあるので、こうした土地利用に害が
生ずることはない。
ところで、既に1974年に、崩壊弾丸の充填材により
鉄沈着症の危険がある眼の障害が発生したことが報告さ
れた。当時は崩壊弾丸の充填材をできるだけ不活性な物
質に代えることが求められた。
こうした要求を満たそうとする努力が行なわれなかった
わけではないが、肯定的な成果は得られなかった。とい
うのもこうした要件はそれだけ単独で考えられるもので
はなく、既に前述した諸条件との関連でのみ考察するこ
とができるからである。この点にこそ別種の解決法も集
中的に模索された根拠がある。   以下余白 〔発明が解決しようとする問題点〕 そこで、本発明の目的は、粉末粒子の腸管適合性を保ち
つつ、その空間的危険領域を大幅に制限し或いは縮小す
るような同種の充填材とその製造方法を提供することで
ある。
〔問題点を解決するための手段〕
この目的は本発明特許請求の範囲第1項記載の充填材と
その製法に関する主特許請求項目記載の方法により達成
される。
本発明による鋼粉末を使用した崩壊弾丸を用いれば模擬
弾薬発射時に順守さるべき銃口からの安全間隔を(公知
の充填材に比較して)掻めて大幅に、40mから10m
へと驚異的に低下させることができる。
この飛躍的改善は、従来粉末中に0.15■−以下の大
きさの粒子が含まれていれば有害であると見做されてき
ただけに、一層驚異的である。この点についてはDB−
PS 1282866を参照することができる。
この特許明細書中には前記下限の根拠が次のように記載
されている。つまり、この限界を下回るとこの粉末から
製造されるプレス成形体の生強度が高すぎるものとなり
、それによりこの粉末から製造されたプレス成形体の使
用が不能となるほどまで該成形体の崩壊特性が損なわれ
る。冒頭に引用したDE−PS 2160187 (U
S−PS 3.951.035)においては粒子の大き
さの下限は0.2m1I、望ましくは0、4 wmとさ
え述べられている。したがって本発明により技術的偏見
が克服されるのみならず、特別な経済性も達成される。
その理由は、公知の方法にあってはふるい分けされた下
限以下の粒子は再び溶融装置に戻され得るにすぎないが
、本発明によれば0.25mm以下の大きさのこうした
粒子は所望の好ましい粒子サイズだからである。
公知の同様な崩壊弾丸においては鉄粉型の回転対称プレ
ス成形体がプラスチックケースを満たしており、このプ
ラスチックケースの外形は薬包を装填し得るようできる
だけ広範に実弾外形に一致さセらるべきこととなる。こ
のことから、崩壊弾丸においては円筒状のプレス成形部
の他に、弾頭部の尖鋭アーチ型形状に合わされた別の形
の成形部も存在しなければならないことが明らかである
本発明による鋼粉末とプレス成形体の製造は以下のよう
にして行なわれる。
適切な溶鋼の微粒化とそれに続< 900℃〜1050
℃の温度での還元軟化焼鈍により得られた鋼粉末が通常
のハンマーミル中で少なくとも1時間、衝撃/研磨処理
に付される。
ハンマーミル中における従来公知の鋼粉末−衝撃/研磨
処理時間は約15〜30分である。
本発明による長時間の衝撃/研磨処理により各粒子表面
の圧縮と平滑化が行なわれる結果、粒子はプレス成形体
中で例えば820MPaの高いプレス圧がかけられた後
でも互いに接触面を介して固着したり(表面粗さに基く
噛み合いもしくは固着がない)付着したりすることがな
(、従って崩壊弾丸プレス成形体はその形状不変性を一
部は既に銃身中での腔線に由来する遠心力によって喪失
し、銃口から出てプラスチックケースが破裂するや否や
バラバラの粒子塊となり、高い空気摩擦によって銃口か
ら10mも飛ばずに散乱して地上に落下する。
衝撃/研磨処理の後、粉末粒子は0.315mm以下、
好ましくは0.25鶴以下の大きさにふるい分けないし
分別処理される。
ふるい分けされた粒子サイズを有する本発明による鋼粉
末から例えば5個の試験/サンプル−プレス成形体がつ
くられ、特別なドラム試験に付され、鋼粉末が本発明に
よる崩壊弾丸用充填材及び/又はプレス成形体としての
使用に関する条件を満たしているか否かが確認される。
直径20璽1、密度7.15±0.02g/cj、重さ
32.5±0.1 ggのサンプル成形体のドラム試験
は5tahl−Eisen−Prufbla−11(鋼
−鉄一試験規定)  87−69、第一版、1969年
12月、に準拠し、改良された試験装置(回転ドラムの
壁面はメッシュ径1龍のふるいとして形成されている)
を用いて行なわれる。この場合、ドラムが200〜60
0回転、好ましくは約400回転した後にサンプル成形
体のすべての破片が完全に崩壊し去り、ドラム中に残留
していないことが必要である。
例えば50回転後に既に崩壊しているサンプル成形体は
なんら十分なMi織強度を有していないことから、既に
その取扱い中に摩滅したり崩壊したりする危険がある。
サンプル成形体が例えば800回転後になお崩壊してい
ない場合には、該成形体の強度は高すぎ、発明にあたり
、崩壊弾丸が銃口から10m以内では崩壊せず、祇スク
リーン(200g/%)に穴をあける危険性がある。こ
の種の鋼粉末は、かくて、実際の試射によりなお実用使
用が可能か否かにつき試験されなければならないであろ
う、試験条件が満たされれば、鋼粉末は充填材及び/又
はプレス成形体製造材料として本発明によるプレス加工
に付すことができる。
このプレス加工にあたっては480〜820MPa、望
ましくは680MPaのプレス圧が有利であることが判
明した。各粉末粒子の表面が平滑なので、必要なプレス
圧は冒頭に挙げたDH−PS 2160187から公知
の粗大粒子粉末に比較して大幅に低く、その結果、エネ
ルギー支出が低く且つプレス工具の保護あるいは摩耗低
減が実現される。
得られるプレス成形体の密度は成形体の厚さと形状に左
右されるが、6.5〜7.15g/c+7の間にある。
経験上、通常のハンマーミル中での処理時間を少なくと
も60分、好ましくは120分にすることにより一層有
利な結果が得られる。
使用されるプレスを保護するため、プレス容易化潤滑剤
としてステアリン酸亜鉛を鋼粉末に添加することができ
るが、その際、該潤滑剤の量は約0.3〜0.55%、
但し好ましくは0.5%である。
必要に応じ、プレス加工前に、当該鋼粉末にステアリン
酸亜鉛の有無にかかわらず離型剤を添加することができ
る。これには特に火炎カーボンブラック(F lamm
russ)が適している。これはプレス加工工された粉
末粒子の相互付着を防止するためであり、添加量は僅か
で十分である。
(実施例〕 第1表に、衝撃/研磨処理後にハンマーミルから取り出
された鋼粉末のふるい分けの一例を挙げる。
第1表 この鋼粉末の充填密度は4.36g/−である。
ふるい分析は、目的に応じた合理的な特性を得るため、
溶鋼−微粒化パラメーター、衝v!/研磨処理等の修正
、あるいは一定寸法粒子成分の中間的ふるい分けにより
適当に変更することができる。
本発明による鋼粉末は、その特別な特性(各粉末粒子の
高圧縮度及び表面平滑性、一様な粒子形状、意図的に調
節された粒子寸法分布、高い充填密度、優れたプレス加
工性及び高度な化学的純度)により、充填材として(振
動充填)のみならず、特に口径208−の崩壊弾丸用プ
レス成形体の製造、また特に、更に大きな口径、好まし
くは口径35鶴もしくは40鶴の崩壊弾丸用プレス成形
体の製造に適している。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、基本的に低炭素非合金鋼の粉末から構成され、当該
    溶鋼の微粒化、それに続く900℃〜1050℃での還
    元軟化焼鈍、ひき続いての衝撃/研磨処理ならびに最終
    的ふるい分けによって得られる模擬弾薬用崩壊弾丸のた
    めの充填材において、60分以上の衝撃/研磨処理後に
    ふるい分けされた鋼粉末が粒子寸法0.315mm以下
    の粒子で構成され且つ約3.9〜4.6g/cm^3の
    充填密度を有し、崩壊弾丸中に収容されるプレス成形体
    の密度が該プレス成形体の厚さと形状に応じて約6.5
    〜7.15g/cm^3の範囲となるようなプレス加工
    性を有することを特徴とする充填材。 2、鋼粉末の衝撃/研磨処理が60分以上、好ましくは
    約120分実施されるか、もしくは、試験的にふるい分
    けされた該鋼粉末からつくられた試験−プレス成形体が
    鋼−鉄−試験規定、87−69、第一版、1969年1
    2月、に準拠し改良された試験装置を用いて実施される
    ドラム試験に際し、ドラムが200〜600回転、好ま
    しくは約400回転した後、所定のメッシュ径を有した
    ふるいとして形成されたドラム壁面を通って該成形体の
    すべての破片がドラム外に流出しドラム内に残留しなく
    なるまで該処理を継続し、その後、前記のように細砕、
    ふるい分けされた本来の材料としての鋼粉末がそれぞれ
    少なくとも480MPaから最高820MPaまでの圧
    力、好ましくは約680MPaの圧力でプレス加工され
    、崩壊弾丸中に収容されるプレス成形体が得られること
    を特徴とする模擬弾薬用崩壊弾丸のための充填材として
    の鋼粉末の製造方法。 3、衝撃/研磨処理が通常のハンマーミルで行なわれる
    ことを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の方法。 4、特にプレス容易化潤滑剤としてステアリン酸亜鉛が
    プレス加工前に鋼粉末に添加されることを特徴とする特
    許請求の範囲第2項または第3項に記載の方法。 5、0.3〜0.55%のステアリン酸亜鉛、望ましく
    は0.5%のステアリン酸亜鉛が添加されることを特徴
    とする特許請求の範囲第4項記載の方法。 6、プレス加工前に離型剤、特に火炎カーボンブラック
    が鋼粉末に添加されることを特徴とする特許請求の範囲
    第2項から第5項までのいずれか1項に記載の方法。
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