JPS6299309A - 殺菌・殺黴剤溶液 - Google Patents

殺菌・殺黴剤溶液

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JPS6299309A
JPS6299309A JP24030085A JP24030085A JPS6299309A JP S6299309 A JPS6299309 A JP S6299309A JP 24030085 A JP24030085 A JP 24030085A JP 24030085 A JP24030085 A JP 24030085A JP S6299309 A JPS6299309 A JP S6299309A
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benzimidazole
acid
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methyl
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Katsuji Tsuji
辻 勝次
Yosuke Ito
伊藤 洋亮
Sakae Katayama
片山 榮
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Katayama Chemical Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)発明の目的 (産業上の利用分野) 本発明は殺菌・殺黴剤溶液に関する。さらに詳しくは、
2−ベンゾイミダゾールカルバミンステルを含有する溶
液に関する。
(従来の技術) 2−ベンゾイミダゾールカルバミン酸エステル、ことに
2−ベンゾイミダゾールカルバミン酸メチルが農園芸用
・工業用等の殺菌・殺黴剤として利用できることは公知
である。
一般に、殺菌・殺徹剤を農園芸用に利用するに際し、植
物等に適用する方法には次のようなものが例示される。
(a)  溶液として植物に噴霧する。
rb>  樹木内部へ溶液を加圧注入する。
(C)  溶液中に植物の根・種、子等を8!漬する。
曲 植物を植える土壌に薬剤を混合しておく。
また殺菌・殺黴剤を工業用に利用する場合には、例えば (e)  溶液として対象物に噴霧する。
(「)  溶液中に対象物を浸漬する。
(9)  溶液を用いて対象物を容器圧含浸する。
+In  溶液を対象物に塗布する。
山 対象物が液状の場合、薬剤を対象物に添加混合する
等の方法を用いることができる。
従って、殺菌・殺黴剤を利用する際には、溶液ことに水
溶液の形で利用できることが好ましく、とりわけ、溶液
中の有効成分の濃度が高い方が有利である。例えば上記
+b>の方法では高濃度溶液の方が注入液mが少くてす
むため処理操作が容易になる。また低濁度溶液として用
いる場合にも、高濃度溶液を使用直前に水で希釈した方
が、薬剤の貯蔵スペースや運搬経費が節減できるという
利点がある。
しかしながら2−ベンゾイミダゾールカルバミン酸メチ
ルは常温で固体であり、水や一般の有償溶剤に対する溶
解度は極めて低く、溶液にできる方法は限られている。
特公昭45−11319号公報には、pHを3.0以下
にすることのできる酸を用いると、2−ベンゾイミダゾ
ールカルバミン酸メチルの濃度が2000ppm以下で
あるような溶液を調製できること、並びに氷酢酸及び7
0%グリコール酸水溶液が2−ベンゾイミダゾールカル
バミン酸メチルを約10重皐%溶解することが開示され
ている。
特開昭49−93537号公報には、2−ベンゾイミダ
ゾールカルバミン酸メチルに当モル以上のプロパンスル
トンを共存させることにより、2−ベンゾイミダゾール
カルバミン酸メチルの濃度が10%のエヂレングリコー
ル溶液或は水溶液が得られることが開示されている。
また特開昭58−67608号公報には、2−ベンゾイ
ミダゾールカルバミン酸メチルの塩を弱酸と共に水に含
有せしめることにより、2−ベンゾイミダゾールカルバ
ミン酸メチルの濃度が0.01〜5重量%の溶液を調製
できること、及びここに用いる弱酸として例えばフルオ
ル硼水素酸、ヘキサフルオルIi酸、燐酸とアルコール
とのモノエステルまたはジエステル、スルファミン酸、
脂肪族もしくは芳香族スルホン酸(例えば4−フェノー
ルスルホン酸)が挙げられることが開示されている。
(発明が解決しようとする問題点) このように従来の技術によるならば、−を3.0以下に
することのできる無機強酸を使用するときには2−ベン
ゾイミダゾールカルバミンの濃度が2000ppl以下
の溶液が得られ、無機弱酸を使用するときには2−ベン
ゾイミダゾールカルバミン酸メチルの濃度が5重階%以
下の溶液が得られ、氷酢酸、70%グリコール酸水溶液
或はプロパンスルトンを用いると2−ベンゾイミダゾー
ルカルバミン酸メチルの濃度が約10重ム%以下の溶液
が得られる。
しかしながら、2−ベンゾイミダゾールカルバミン酸メ
チルの濃度が更に高い溶液が得られるならば、更に好都
合である。従って2−ベンゾイミダゾールカルバミン酸
メチルを更に高濃度の溶液にすることができるような溶
媒を見出すことが望まれていた。
本発明者らは2−ベンゾイミダゾールカルバミン酸メチ
ルの溶媒について鋭意研究の結果、次亜リン酸を含む水
性媒体が2−ベンゾイミダゾールカルバミン酸メチルを
著しく高い濃度で溶解することのできる溶媒であること
、すなわち次亜リン酸が優れた溶解補助剤として働くこ
とを見出し、本発明に到達した。
(口)発明の構成 (問題点を解決するための手段) かくして本発明によれば、水性媒体中に、2−ベンゾイ
ミダゾールカルバミン 亜リン酸を用いて、溶解してなることを特徴とする殺菌
・殺黴剤溶液が提供される。
本発明の対象となる2−ペンゾイミダゾールノノルバミ
ン酸エステルとは′、2−ベンゾイミダゾールカルバミ
ン酸低級アルキル−Lステルを示し、ことに下式: で表わされる2−ベンゾイミダゾールカルバミン酸メチ
ルが最も好ましい。この化合物は純度約99%のものの
が市販されており、融点的3oo℃の灰白色の粉末であ
る。市販品としてはMERGAL  BCM”、” p
 reventol  Trial  P ro −d
uct  OC3015”等の商品名のものが知られて
いる。
本発明に用いる2−ベンゾイミダゾールカルバミン酸エ
ステルは必ずしも純品である必要はなく、上記のような
市販品や、製造工程に由来覆る不純物を含有していても
よい。
本発明では2−ペンジイミダゾール力ルミバミン酸エス
テルを溶解するのに次亜リン酸の水性媒体溶液が用いら
れる。ここで水性媒体とは水又は水を主体とする溶媒を
示しこの中には、例えば、メタノール、エタノール等の
アルコール類、エチレングリコール、分子l 400ま
でのポリエチレングリコール、プロピレングリコール等
のグリコール類、グリセリン、ジメチルホルムアミド、
ジメチルスルフォキサイドなどの有機溶媒が含まれてい
てもよく、これらの有1溶媒は、浸透性や湿潤性を向上
させる点で好ましい場合がある。
次亜リン酸は化学式H3PO2で表わされ、無機の強酸
の1つであり、純粋なものの融点は約26.5℃である
が、潮解性で、通常は水溶液の形で利用されている。本
発明で用いる次亜リン酸は、0℃よりも高い温度で液状
を保ち得る程度に水が混入していればよい。従って、次
亜リン酸は通常は30〜50%(I聞)水溶液として利
用されることが多いが、本発明の溶媒となる次亜リン酸
水性媒体溶液はこのような濃度のもののみには限られず
、より低温度のものでも、より高濃度のものでもよい。
本発明の溶液において、2−ベンゾイミダゾールカルバ
ミン酸エステル(遊離状のものに換算)に対する次亜リ
ン酸(純分)の比率が余り少なすぎると、その溶液を貯
蔵中に何かのきっかけで2=ベンゾイミダゾールカルバ
ミン その塩が析出したり、水で希釈した時に2−ベンゾイミ
ダゾールカルバミン が析出したりする恐れがあるので、2−ベンゾイミダゾ
ールカルバミン酸エステル(遊離状のものに換算)1千
措部当り、次亜リン酸(純分換算)分1.6重最部以上
含有せしめることが好ましい。
ここにいう次亜リン酸分とは、溶液中に含有されている
yf1離次亜リン酸と塩を形成している状態の次亜リン
酸との合計を意味する。
本発明の溶液では、2−ベンゾイミダゾールカルバミン
酸エステルの含有率(即ち濃度)を30重間%またはそ
れより高くすることができる。本発明にa3いては、強
酸を用いて従来得ることができなかった2−ベンゾイミ
ダゾールカルバミン酸メチル含有率0.3小開%以上の
溶液が右利であり、無機酸を用いて従来得ることができ
なかった2−ベンゾイミダゾールカルバミン酸メチル含
有率6重呈%以上の溶液が更に有利であり、従来全< 
1することができなかった2−ベンゾイミダゾール−カ
ルバミン酸メチル含有率11重a%以上の溶液が最も有
利である。
本発明の溶液を調製するには、例えば高濃度(例えば5
0%)の次亜リン酸水溶液に2−ベンゾイミダゾールカ
ルバミン酸メチルを添加混合して均一な溶液にし、必要
あれば更に水を加える方法を採用すればよい。2−ベン
ゾイミダゾールカルバミン酸メチルを混合溶解する際に
加熱すると速やかに溶解させることができる。
本発明において、2−ベンゾイミダゾールカルバミン酸
エステルが従来に比して高濃度で安定に溶解する理由は
不明であるが、このカルバミン酸エステルが水性媒体中
で次亜リン酸と塩を形成しこの塩がカルバミン酸エステ
ルの高濃度の溶解性に寄与しているものと考えられる。
このようにして得られた2−ベンゾイミダゾールカルバ
ミン酸エステルの溶液は、前記したごとく殺菌及び/殺
黴剤として直接又は希釈して用いることができ貯蔵上、
輸送上の点で有用である。
なお、本発明の溶液中には、本発明の効果を阻害しない
程度のIi酸、酢酸等の有機カルボン酸が含有されてい
ても良い。その他必要に応じて、腐食防止剤、染料、付
加的に殺菌作用を有する有効物質が含有されていても良
い。
(実施例) 2−ベンゾイミダゾールカルバミン 次亜リン酸及び水を表1に示す配合比になる様に、2−
ベンゾイミダゾールカルバミン 亜リン酸水溶液とを、必要に応じて加熱しながら混合撹
拌し、2−ベンゾイミダゾールカルバミン酸メヂル溶液
を19だ。
(以下余白、次頁へ続く。) 表1にお(プる舶は!J2ffi比であり、それら各組
成液は、いずれも完全に2−ベンゾイミダゾールカルバ
ミン酸メチルを溶解していることが判明した。
(比較例) 2−ベンゾイミダゾールカルバミン酸メチル3、Oi1
i!?t%、’) ンF1 48.5m 11 %及ヒ
水48.5以上%の配合比になる様に、2−ベンゾイミ
ダゾールカルバミン酸メチルとリン酸水溶液とを加熱し
ながら混合撹拌した。その結果2−ベンゾイミダゾール
カルバミン酸メチルは完全に溶解せず溶液は白濁し、2
−ベンゾイミダゾールカルバミンルの多量の沈澱が残っ
た。
(ハ)発明の効果 本発明の溶液によれば、2−ベンゾイミダゾールカルバ
ミン酸エステルを従来に比して高濃度に溶液状態で安定
に含有することができる。
従って、2−ベンゾイミダゾールカルバミン酸エステル
を殺菌・殺徴剤として用いる際の製剤や原料液として、
貯蔵上、輸送上の点から極めて有用なものである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、水性媒体中に、2−ベンゾイミダゾールカルバミン
    酸エステルを、次亜リン酸を用いて、溶解してなること
    を特徴とする殺菌・殺黴剤溶液。 2、2−ベンゾイミダゾールカルバミン酸エステル1重
    量部当り次亜リン酸が1.6重量部以上用いられる特許
    請求の範囲第1項記載の溶液。 3、2−ベンゾイミダゾールカルバミン酸エステルの濃
    度が、0.3重量%以上である特許請求の範囲第1項記
    載の溶液。 4、2−ベンゾイミダゾールカルバミン酸エステルが2
    −ベンゾイミダゾールカルバミン酸メチルである特許請
    求の範囲第1項記載の溶液。
JP24030085A 1985-10-25 1985-10-25 殺菌・殺黴剤溶液 Expired - Lifetime JPH0621044B2 (ja)

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