JPS629793B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS629793B2 JPS629793B2 JP5264779A JP5264779A JPS629793B2 JP S629793 B2 JPS629793 B2 JP S629793B2 JP 5264779 A JP5264779 A JP 5264779A JP 5264779 A JP5264779 A JP 5264779A JP S629793 B2 JPS629793 B2 JP S629793B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inner tank
- receiving plate
- frame
- tank
- tank receiving
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 5
- 239000012528 membrane Substances 0.000 claims description 4
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- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 10
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F17—STORING OR DISTRIBUTING GASES OR LIQUIDS
- F17C—VESSELS FOR CONTAINING OR STORING COMPRESSED, LIQUEFIED OR SOLIDIFIED GASES; FIXED-CAPACITY GAS-HOLDERS; FILLING VESSELS WITH, OR DISCHARGING FROM VESSELS, COMPRESSED, LIQUEFIED, OR SOLIDIFIED GASES
- F17C3/00—Vessels not under pressure
- F17C3/02—Vessels not under pressure with provision for thermal insulation
- F17C3/025—Bulk storage in barges or on ships
- F17C3/027—Wallpanels for so-called membrane tanks
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F17—STORING OR DISTRIBUTING GASES OR LIQUIDS
- F17C—VESSELS FOR CONTAINING OR STORING COMPRESSED, LIQUEFIED OR SOLIDIFIED GASES; FIXED-CAPACITY GAS-HOLDERS; FILLING VESSELS WITH, OR DISCHARGING FROM VESSELS, COMPRESSED, LIQUEFIED, OR SOLIDIFIED GASES
- F17C2270/00—Applications
- F17C2270/01—Applications for fluid transport or storage
- F17C2270/0142—Applications for fluid transport or storage placed underground
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、低温液貯蔵用メンブレン地中タンク
構造に関する。
構造に関する。
この種地中タンクのうち、実施例が多い低温液
化ガスタンクについて述べると、一般に低温液化
ガスタンクの構造概略は、第１図に示されるよう
なものであり、該図における１は屋根、２はサス
ペンデツドデツキ、３は内槽（メンブレン）、
４，４′は保冷材、５は側部躯体（鉄筋コンクリ
ートまたはプレストレストコンクリートなど）、
６は底部躯体（鉄筋コンクリートまたは砂利敷な
ど）、７は収容された低温液化ガス、８は地盤、
９はコーナー部である。
化ガスタンクについて述べると、一般に低温液化
ガスタンクの構造概略は、第１図に示されるよう
なものであり、該図における１は屋根、２はサス
ペンデツドデツキ、３は内槽（メンブレン）、
４，４′は保冷材、５は側部躯体（鉄筋コンクリ
ートまたはプレストレストコンクリートなど）、
６は底部躯体（鉄筋コンクリートまたは砂利敷な
ど）、７は収容された低温液化ガス、８は地盤、
９はコーナー部である。
このような構造を有する低温液化ガスタンクに
おいて、躯体に水圧、土圧、凍結圧、凍上圧など
が作用し、躯体には変形あるいは側部躯体と底部
躯体とに相対変位が発生する。
おいて、躯体に水圧、土圧、凍結圧、凍上圧など
が作用し、躯体には変形あるいは側部躯体と底部
躯体とに相対変位が発生する。
例えば、第２図ａ，ｂ，ｃ，ｄは上記側部及び
底部躯体５，６の相対変位の例を示してており、
ａは側部躯体５の半径方向に対する収縮、ｂは側
部躯体５の凍上によるせり上り、ｃは底部躯体６
の凍上によるせり上り、ｄは底部躯体６の周辺が
凍上によりせり上る状態を示している。これらの
躯体に発生する変形や相対変位は、躯体内部に建
設された内槽に悪影響を与えることもある。
底部躯体５，６の相対変位の例を示してており、
ａは側部躯体５の半径方向に対する収縮、ｂは側
部躯体５の凍上によるせり上り、ｃは底部躯体６
の凍上によるせり上り、ｄは底部躯体６の周辺が
凍上によりせり上る状態を示している。これらの
躯体に発生する変形や相対変位は、躯体内部に建
設された内槽に悪影響を与えることもある。
このような現象から内槽を保護するために、従
来から躯体を強固に建造して変形や相対変位量を
小さくすること、躯体に作用する荷重を低減する
ことなどの方法がとられているが、建設地におけ
る土質や内槽構造によつては、対応が困難となつ
たり、また、建設費が大巾に増加する場合があ
る。
来から躯体を強固に建造して変形や相対変位量を
小さくすること、躯体に作用する荷重を低減する
ことなどの方法がとられているが、建設地におけ
る土質や内槽構造によつては、対応が困難となつ
たり、また、建設費が大巾に増加する場合があ
る。
本発明は、このような実情に鑑みなされたもの
で、側部、底部の躯体間に取りつけられた可撓性
を有する内槽受板の変形により両躯体間の相対変
位を吸収させるようにし、従つて、該内槽受板に
密着して共に変形する内槽もまた躯体間の相対変
位に追従しうる構造を提供し、相対変位を合理的
に吸収せしめんとするものである。
で、側部、底部の躯体間に取りつけられた可撓性
を有する内槽受板の変形により両躯体間の相対変
位を吸収させるようにし、従つて、該内槽受板に
密着して共に変形する内槽もまた躯体間の相対変
位に追従しうる構造を提供し、相対変位を合理的
に吸収せしめんとするものである。
従来技術の問題点を解決する本発明の地中タン
ク構造は、可撓性内槽（メンブレン）と、該内槽
を収容する躯体とよりなる地中タンクにおいて、
上記躯体を構成する側部躯体の下部内側と、底部
躯体の外周部上側との間の全周に、金属板、合成
樹脂板などの可撓性材料にて形成され、かつ、内
槽のコーナー部に印加される液圧、ガス圧を負担
する断面形状が円弧形状の内槽受板を橋架的に配
設し、該内槽受板の上端をアンカー部材を介して
側部躯体の内面に、また内槽受板の下端を、アン
カー部材を介して底部躯体の上面、または、内槽
底部に固定するとともに、この内槽受板を内槽コ
ーナー部に当接したことを特徴とするものであ
る。
ク構造は、可撓性内槽（メンブレン）と、該内槽
を収容する躯体とよりなる地中タンクにおいて、
上記躯体を構成する側部躯体の下部内側と、底部
躯体の外周部上側との間の全周に、金属板、合成
樹脂板などの可撓性材料にて形成され、かつ、内
槽のコーナー部に印加される液圧、ガス圧を負担
する断面形状が円弧形状の内槽受板を橋架的に配
設し、該内槽受板の上端をアンカー部材を介して
側部躯体の内面に、また内槽受板の下端を、アン
カー部材を介して底部躯体の上面、または、内槽
底部に固定するとともに、この内槽受板を内槽コ
ーナー部に当接したことを特徴とするものであ
る。
第３図〜第８図について本発明実施例の詳細を
説明すると、第３図は本発明の要部を示し、側部
躯体５の下部内側と、底部躯体６を構成するアン
カーブロツク９上側との間の全周に、断面的には
1/4円弧形状の内槽受板１０を橋架的に設けたも
のである。そして、この内槽受板１０の内面に内
槽３のコーナー部を当接支持させる。１１はアン
カー部材である。上記内槽受板１０は金属板、合
成樹脂板などの可撓性材料によつて構成されてい
る。
説明すると、第３図は本発明の要部を示し、側部
躯体５の下部内側と、底部躯体６を構成するアン
カーブロツク９上側との間の全周に、断面的には
1/4円弧形状の内槽受板１０を橋架的に設けたも
のである。そして、この内槽受板１０の内面に内
槽３のコーナー部を当接支持させる。１１はアン
カー部材である。上記内槽受板１０は金属板、合
成樹脂板などの可撓性材料によつて構成されてい
る。
従つて、この内槽受板１０は、第４図ａ，ｂ，
ｃに示す如く、側部躯体５の収縮変形の場合に
は、ａの点線に示すように変形し、側部躯体５の
凍上に対してはｂの点線のように変形し、また底
部躯体６の凍上に対してはｃの点線で示すように
変形するが、何れの場合も、両端のアンカー部材
１１間の材長は変わらず、従つて、内槽コーナー
部の部材長も変化することなく、躯体の変形や相
対変位は内槽受板１０の曲げ変形、ひいては内槽
３コーナー部の曲げ変形により容易に吸収され
る。
ｃに示す如く、側部躯体５の収縮変形の場合に
は、ａの点線に示すように変形し、側部躯体５の
凍上に対してはｂの点線のように変形し、また底
部躯体６の凍上に対してはｃの点線で示すように
変形するが、何れの場合も、両端のアンカー部材
１１間の材長は変わらず、従つて、内槽コーナー
部の部材長も変化することなく、躯体の変形や相
対変位は内槽受板１０の曲げ変形、ひいては内槽
３コーナー部の曲げ変形により容易に吸収され
る。
また、内槽受板１０を円周方向にみた場合、内
槽冷却時には内槽受板１０も収縮するので、その
対策として円周方向には伸縮自由となるようにし
ておく。即ち、第５図に示すように、金属板のよ
うな内槽受板１０を小許の間隙を介して配設し、
固定点（アンカー部材）１１にて夫々の躯体に固
定する。
槽冷却時には内槽受板１０も収縮するので、その
対策として円周方向には伸縮自由となるようにし
ておく。即ち、第５図に示すように、金属板のよ
うな内槽受板１０を小許の間隙を介して配設し、
固定点（アンカー部材）１１にて夫々の躯体に固
定する。
また、第６図のように、内槽受板１０間の間隙
部に波山状の収縮部１２を裏当てしてもよい。さ
らに第７図に示すように、収縮吸収部を連続的に
もつ長尺の波山形状にて内槽受板１０を形成し、
アンカー部材１１にて各躯体５，６に固定させる
こともできる。
部に波山状の収縮部１２を裏当てしてもよい。さ
らに第７図に示すように、収縮吸収部を連続的に
もつ長尺の波山形状にて内槽受板１０を形成し、
アンカー部材１１にて各躯体５，６に固定させる
こともできる。
第８図は本発明の一変形パターンを示すもの
で、内槽受板１０を側部躯体５の下部内側のみに
固定し、底部躯体６との固定点をとり外し、該内
槽受板１０の底部側端と底部の内槽３とを液密に
結合したものであり、前述と同様の効果が得られ
る。
で、内槽受板１０を側部躯体５の下部内側のみに
固定し、底部躯体６との固定点をとり外し、該内
槽受板１０の底部側端と底部の内槽３とを液密に
結合したものであり、前述と同様の効果が得られ
る。
また、低温液化ガスの温度の程度によつては、
上述のように内槽受板１０を分割したり、収縮部
をもうけたり、あるいは波板を使用したりするこ
となく、一枚板で可能の場合もあるので、実施例
に特定されることはない。
上述のように内槽受板１０を分割したり、収縮部
をもうけたり、あるいは波板を使用したりするこ
となく、一枚板で可能の場合もあるので、実施例
に特定されることはない。
上述のように本発明によれば、側部躯体、底部
躯体間の相対変位は、両躯体間に取りつけられた
受板とともに変形する内槽コーナー部のわずかな
変形により容易に吸収せしめることができ、内槽
に過大な応力や変形を発生させることがない。従
つて、本発明のような構成を採用することによ
り、躯体構造を単純化でき経済的効果も大である
など優れた特長を有するものである。
躯体間の相対変位は、両躯体間に取りつけられた
受板とともに変形する内槽コーナー部のわずかな
変形により容易に吸収せしめることができ、内槽
に過大な応力や変形を発生させることがない。従
つて、本発明のような構成を採用することによ
り、躯体構造を単純化でき経済的効果も大である
など優れた特長を有するものである。
第１図は一般的な液化ガスタンクの断面図、第
２図ａ，ｂ，ｃ，ｄは夫々躯体の相対変位を示す
説明図、第３図は本発明の要部の断面図、第４図
ａ，ｂ，ｃは内槽受板の変形を示す説明図、第５
図及び第６図は内槽受板の斜視図、第７図は別例
の内槽受板の斜視図、第８図は別例の要部断面図
である。 １……屋根、２……サスペンデツドデツキ、３
……内槽（内槽）、４，４′……保冷材、５……側
部躯体、６……底部躯体、１０……内槽受板、１
１……アンカー部材（固定点）。
２図ａ，ｂ，ｃ，ｄは夫々躯体の相対変位を示す
説明図、第３図は本発明の要部の断面図、第４図
ａ，ｂ，ｃは内槽受板の変形を示す説明図、第５
図及び第６図は内槽受板の斜視図、第７図は別例
の内槽受板の斜視図、第８図は別例の要部断面図
である。 １……屋根、２……サスペンデツドデツキ、３
……内槽（内槽）、４，４′……保冷材、５……側
部躯体、６……底部躯体、１０……内槽受板、１
１……アンカー部材（固定点）。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ (a) 可撓性内槽（メンブレン）と、該内槽を
収容する躯体とよりなる地中タンクにおいて、 (b) 上記躯体を構成する側部躯体の下部内側と、
底部躯体の外周部上側との間の全周に、金属
板、合成樹脂板などの可撓性材料にて形成さ
れ、かつ、内槽のコーナー部に印加される液
圧、ガス圧を負担する断面形状が円弧形状の内
槽受板を橋架的に配設し、 (c) 該内槽受板の上端をアンカー部材を介して側
部躯体の内面に、また内槽受板の下端を、アン
カー部材を介して底部躯体の上面、または、内
槽底部に固定するとともに、この内槽受板を内
槽コーナー部に当接したことを特徴とする地中
タンク構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5264779A JPS55145895A (en) | 1979-04-27 | 1979-04-27 | Underground tank structure |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5264779A JPS55145895A (en) | 1979-04-27 | 1979-04-27 | Underground tank structure |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55145895A JPS55145895A (en) | 1980-11-13 |
| JPS629793B2 true JPS629793B2 (ja) | 1987-03-02 |
Family
ID=12920626
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5264779A Granted JPS55145895A (en) | 1979-04-27 | 1979-04-27 | Underground tank structure |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS55145895A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6445092U (ja) * | 1987-09-14 | 1989-03-17 |
-
1979
- 1979-04-27 JP JP5264779A patent/JPS55145895A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6445092U (ja) * | 1987-09-14 | 1989-03-17 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55145895A (en) | 1980-11-13 |
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