JPS6297721A - カムシヤフトの製造方法 - Google Patents
カムシヤフトの製造方法Info
- Publication number
- JPS6297721A JPS6297721A JP60234605A JP23460585A JPS6297721A JP S6297721 A JPS6297721 A JP S6297721A JP 60234605 A JP60234605 A JP 60234605A JP 23460585 A JP23460585 A JP 23460585A JP S6297721 A JPS6297721 A JP S6297721A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hollow
- cam
- piece
- camshaft
- cam piece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01L—CYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
- F01L1/00—Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear
- F01L1/02—Valve drive
- F01L1/04—Valve drive by means of cams, camshafts, cam discs, eccentrics or the like
- F01L1/047—Camshafts
- F01L2001/0475—Hollow camshafts
Landscapes
- Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)
- Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
この発明は、例えば内燃機関の吸排気弁を駆動するのに
用いられるカムシャフトを製造するのに好適なカムシャ
フトの製造方法に関するものである。
用いられるカムシャフトを製造するのに好適なカムシャ
フトの製造方法に関するものである。
(従来の技術)
従来、この種のカムシャフトを製造する方法としては、
1本の中空シャフトと所定数の中空カムピースおよび中
空ジャーナルピースとを嵌合した状態で前記中空シャフ
ト内に加圧流体を送給して拡管することにより、中空カ
ムピースおよび中空ジャーナルピースと中空シャフトと
を固着するバルジ成形法がある。
1本の中空シャフトと所定数の中空カムピースおよび中
空ジャーナルピースとを嵌合した状態で前記中空シャフ
ト内に加圧流体を送給して拡管することにより、中空カ
ムピースおよび中空ジャーナルピースと中空シャフトと
を固着するバルジ成形法がある。
そして、このパjL7ジ成形法においては1例えば第7
図に示した成形型を用いる考えがある(実願昭59−1
68302号)、この成形型は、分割型からなる上型1
01と下型102を備え、各上型101と下型102の
それぞれに、中空カムピースC1+ C2のカムプロフ
ィールの平坦部FI+F2と合致して該平坦部F1 、
F2を基準として各中空カムピースC1+C2を位置決
めするテーパ溝状の位置決め受容部Iota。
図に示した成形型を用いる考えがある(実願昭59−1
68302号)、この成形型は、分割型からなる上型1
01と下型102を備え、各上型101と下型102の
それぞれに、中空カムピースC1+ C2のカムプロフ
ィールの平坦部FI+F2と合致して該平坦部F1 、
F2を基準として各中空カムピースC1+C2を位置決
めするテーパ溝状の位置決め受容部Iota。
102aを設けたものである。
そして、中空カムピースC1+ C2と中空シャツ)S
とを固着するに際しては、下型102に中空カムピース
CI + C2を嵌合したのち、上型101を降下さ
せて中空カムピースC1* C2に嵌合して固定し、次
いで中空シャツ)S内に加圧流体を送給することにより
圧力を加えて拡管することによって、中空カムピースC
l * C2と中空シャフトSとを固着する。
とを固着するに際しては、下型102に中空カムピース
CI + C2を嵌合したのち、上型101を降下さ
せて中空カムピースC1* C2に嵌合して固定し、次
いで中空シャツ)S内に加圧流体を送給することにより
圧力を加えて拡管することによって、中空カムピースC
l * C2と中空シャフトSとを固着する。
(発明が解決しようとする問題点)
このようなバルジ成形型を用いて中空カムシャフトを製
造する場合において1通常は中空カムピースC1* C
2の位相および位置決めを良好に行うことが可能である
が、もしも下型102への中空カムピースCI +
C2の嵌合精度が悪いと、その後上型101を嵌合する
際に中空カムピースC1+ C2に割れを発生するおそ
れがありうること、バルジ成形後の固着状態で中空カム
シャフトの各カムピースCl + C2の位相精度が
良くなかったり、中空カムシャフトのカムプロフィール
がテーパ形状と異なったりしている場合には、カム研摩
時の研摩代が大きくなるおそれがあるという若干の問題
点があった。
造する場合において1通常は中空カムピースC1* C
2の位相および位置決めを良好に行うことが可能である
が、もしも下型102への中空カムピースCI +
C2の嵌合精度が悪いと、その後上型101を嵌合する
際に中空カムピースC1+ C2に割れを発生するおそ
れがありうること、バルジ成形後の固着状態で中空カム
シャフトの各カムピースCl + C2の位相精度が
良くなかったり、中空カムシャフトのカムプロフィール
がテーパ形状と異なったりしている場合には、カム研摩
時の研摩代が大きくなるおそれがあるという若干の問題
点があった。
この発明は、上述した従来の技術にかんがみてなされた
もので、中空カムピースを成形型に固定する際に当該中
空カムピースに割れが発生するおそれをなくすと共に1
組立て後において中空カムシャフトの各カムピースの位
相精度が高く、研摩代を小さなものとすることが可能で
あるカムシャフトの製造方法を提供することを目的とし
ている。
もので、中空カムピースを成形型に固定する際に当該中
空カムピースに割れが発生するおそれをなくすと共に1
組立て後において中空カムシャフトの各カムピースの位
相精度が高く、研摩代を小さなものとすることが可能で
あるカムシャフトの製造方法を提供することを目的とし
ている。
[発明の構成]
(問題点を解決するための手段)
この発明は、所定数の中空カムピースと中空シャフトと
をバルジ成形により固着してカムシャフトを製造するに
際し、製品カムシャフトのカムプロフィールに仕上げ研
摩分の研摩代を付けたカムプロフィール形状を有する中
空カムピースを用い、前記中空カムピースに嵌合代を付
けたカムプロフィール形状を有するバルジ成形用分割型
で前記中空カムピースを固定して位相決めするとともに
、前記分割型の片側に設けたストッパでスラスト方向に
位置決めした状態でバルジ成形を行うようにしたことを
特徴としており、より望ましくは、中空カムピースの研
摩代が0.1mm以上1mm以下であるようにしたこと
を特徴としている。
をバルジ成形により固着してカムシャフトを製造するに
際し、製品カムシャフトのカムプロフィールに仕上げ研
摩分の研摩代を付けたカムプロフィール形状を有する中
空カムピースを用い、前記中空カムピースに嵌合代を付
けたカムプロフィール形状を有するバルジ成形用分割型
で前記中空カムピースを固定して位相決めするとともに
、前記分割型の片側に設けたストッパでスラスト方向に
位置決めした状態でバルジ成形を行うようにしたことを
特徴としており、より望ましくは、中空カムピースの研
摩代が0.1mm以上1mm以下であるようにしたこと
を特徴としている。
第1図はこの発明の一実施態様において使用するバルジ
成形型を示す図である。
成形型を示す図である。
図において、1はバルジ成形用上型、2はバルジ成形用
下型、3aおよび3bは栓体、4は一方の栓体3aに設
けた加圧流体送入管、CIおよびC2は製品カムシャフ
トのカムプロフィールに仕上げ研摩分の研摩代を付けた
カムプロフィール形状を有する中空カムピース、Jは真
円形の中空ジャーナルピース、Sは中空シャフトである
。
下型、3aおよび3bは栓体、4は一方の栓体3aに設
けた加圧流体送入管、CIおよびC2は製品カムシャフ
トのカムプロフィールに仕上げ研摩分の研摩代を付けた
カムプロフィール形状を有する中空カムピース、Jは真
円形の中空ジャーナルピース、Sは中空シャフトである
。
これらのうち、上型1は、ベースプレート5と、バルジ
成形用分割型6a、7a、8a。
成形用分割型6a、7a、8a。
9a、10a、lla、12a、13aとから構成され
、アダプタープレート14を介してプレス上ラム15に
固定されている。一方、下型2は、ベースプレート16
と、バルジ成形用分割型6b、7b、8b、9b、10
b、llb。
、アダプタープレート14を介してプレス上ラム15に
固定されている。一方、下型2は、ベースプレート16
と、バルジ成形用分割型6b、7b、8b、9b、10
b、llb。
12b、13bとから構成されている。この場合、中空
カムピースC1+ C2と嵌合する分割型8a、8b、
10a、10bおよび中空ジャーナルピースJと嵌合す
る分割型tza、tzbは、それぞれ後記するようにプ
ランジャ(18a。
カムピースC1+ C2と嵌合する分割型8a、8b、
10a、10bおよび中空ジャーナルピースJと嵌合す
る分割型tza、tzbは、それぞれ後記するようにプ
ランジャ(18a。
18b)で昇降可能になっている。
そして1分割型8aと分割型8bとの間、および分割型
IQaと分割型10bとの間に、中空カムピースC,,
C2を嵌合するための中空部20.21がそれぞれ型締
め時に形成されるが、各中空部20.21は、各中空カ
ムピースC1+C2に嵌合代を付けたカムプロフィール
形状を有するものである。また1分割型12aと分割型
12bとの間に、中空ジャーナルピースJを嵌合するた
めの真円形の中空部22が型締め時に形成される。
IQaと分割型10bとの間に、中空カムピースC,,
C2を嵌合するための中空部20.21がそれぞれ型締
め時に形成されるが、各中空部20.21は、各中空カ
ムピースC1+C2に嵌合代を付けたカムプロフィール
形状を有するものである。また1分割型12aと分割型
12bとの間に、中空ジャーナルピースJを嵌合するた
めの真円形の中空部22が型締め時に形成される。
さらに、中空カムピースC1、C2のカムベース側と嵌
合する分割型8b、10aの片側には、各中空カムピー
スC,,C2をスラスト方向(軸方向)に位置決めする
ストッパ23.24が設けであるとともに、中空ジャー
ナルピースJと嵌合する分割型12bの片側には、中空
ジャーナルピースJをスラスト方向に位置決めするスト
ッパ25が設けである。
合する分割型8b、10aの片側には、各中空カムピー
スC,,C2をスラスト方向(軸方向)に位置決めする
ストッパ23.24が設けであるとともに、中空ジャー
ナルピースJと嵌合する分割型12bの片側には、中空
ジャーナルピースJをスラスト方向に位置決めするスト
ッパ25が設けである。
次に、第2図、第3図および第4図を用いて前記第1図
に示したバルジ成形型によるバルジ成形要領について説
明する。
に示したバルジ成形型によるバルジ成形要領について説
明する。
第1図に示したバルジ成形型を用いて中空シャフトSと
中空カムピースCl + C2および中空ジャーナル
ピースJとを固着するに際しては、まず、プレス上ラム
15を上昇させることによって上型1を下型2から離し
た状態にしておく。
中空カムピースCl + C2および中空ジャーナル
ピースJとを固着するに際しては、まず、プレス上ラム
15を上昇させることによって上型1を下型2から離し
た状態にしておく。
そして、第2図に示すように、中空カムピースC1のベ
ース側と嵌合する分割型8bをプランジャ18bで上昇
させるとともに、中空カムピースC1のノーズ側と嵌合
する分割型8aをプランジャ18aで下降させて、上下
の分割型8a。
ース側と嵌合する分割型8bをプランジャ18bで上昇
させるとともに、中空カムピースC1のノーズ側と嵌合
する分割型8aをプランジャ18aで下降させて、上下
の分割型8a。
8bを組合わせておく、このようにして形成された中空
部20は、中空カムベース側工に嵌合代を付けたカムプ
ロフィール形状を有している0次いで、前記中空部20
に製品カムシャフトのカムプロフィールに仕上げ研摩分
の研摩代を付けたカムプロフィール形状を有する中空カ
ムピースC1を第2図(a)(b)に示すように第2図
(a)の左側から嵌装し、スラスト方向の位置決め用ス
トッパ23に密着させる。また、他の中空カムピースC
2および中空ジャーナルピースJについても同様に嵌装
してスラスト方向の位置決め用ストッパ24.25にそ
れぞれ密着させる。
部20は、中空カムベース側工に嵌合代を付けたカムプ
ロフィール形状を有している0次いで、前記中空部20
に製品カムシャフトのカムプロフィールに仕上げ研摩分
の研摩代を付けたカムプロフィール形状を有する中空カ
ムピースC1を第2図(a)(b)に示すように第2図
(a)の左側から嵌装し、スラスト方向の位置決め用ス
トッパ23に密着させる。また、他の中空カムピースC
2および中空ジャーナルピースJについても同様に嵌装
してスラスト方向の位置決め用ストッパ24.25にそ
れぞれ密着させる。
次に、プレス上ラム15を下降させて上型1を押し下げ
て行くことによりプランジャ18a。
て行くことによりプランジャ18a。
18bを第3図(a)(b)に示すようにそれぞれベー
スプレー)5,16側に押し込んだ状態としたのち、中
空カムピースCI + C2および中空ジャーナルピ
ースJの中空孔に中空シャツ)Sを嵌装する。
スプレー)5,16側に押し込んだ状態としたのち、中
空カムピースCI + C2および中空ジャーナルピ
ースJの中空孔に中空シャツ)Sを嵌装する。
この状態で上型1と下型2の両端部を塞栓3a、3bで
塞いだ後、加圧流体送入管4より中空シャフトS内に加
圧流体、たとえば水を圧送し、中空シャフトSを拡管さ
せることによって、第1図および第4図(a)(b)に
示すように、中空カムピースCI + C2および中
空ジャーナルピースJと中空シャフトSとを固着させる
。
塞いだ後、加圧流体送入管4より中空シャフトS内に加
圧流体、たとえば水を圧送し、中空シャフトSを拡管さ
せることによって、第1図および第4図(a)(b)に
示すように、中空カムピースCI + C2および中
空ジャーナルピースJと中空シャフトSとを固着させる
。
続いて、プレス上ラム15を上昇させて上型1を持ち上
げて成形体を取りはずすことにより第5図に示すような
中空カムシャフト30を得る。
げて成形体を取りはずすことにより第5図に示すような
中空カムシャフト30を得る。
(実施例)
以下、実施例について説明する。
まず、使用した各部品の材質を第1表に示す。
第 1 表
また、中空カムピースC,,C2と、分割型8a、10
aとのクリアランスは5oJLmとした。
aとのクリアランスは5oJLmとした。
次に、各実施例における成形条件とカムシャフト成形体
の寸法精度を比較例とともに第2表に示す、なお、比較
例5,6.7は第7図に示した従来の成形型(101,
102)を用いた場合を示すものである。
の寸法精度を比較例とともに第2表に示す、なお、比較
例5,6.7は第7図に示した従来の成形型(101,
102)を用いた場合を示すものである。
なお、第2表において、研庁代文は、第6図に示すカム
プロフィール形状において、見=(粗材寸法−製品寸法
)maxであられした値である。
プロフィール形状において、見=(粗材寸法−製品寸法
)maxであられした値である。
また、成形体各カムピースの位相ずれは、各カムピース
の図面指示寸法からのずれの最大値を示したものである
・ 第2表に示したように、テーパ形状の位置決め受容部1
01a、102aを有する上型101゜下型102で中
空カムピースC1+ C2を固定した比較例5,6.7
において、比較例5では、中空カムピースの研摩代が大
きいために、成形後に要する時間が長く、比較例6のよ
うに研摩代の少ない中空カムピースを用いると、大きな
位相ずれを生じてその後の加工で力lく−できずに研摩
残り(黒皮)を生じてしまう。また、この成形型を用い
て高いバルジ成形圧を加えると、比較例7のように中空
カムピースが割れてしまう。
の図面指示寸法からのずれの最大値を示したものである
・ 第2表に示したように、テーパ形状の位置決め受容部1
01a、102aを有する上型101゜下型102で中
空カムピースC1+ C2を固定した比較例5,6.7
において、比較例5では、中空カムピースの研摩代が大
きいために、成形後に要する時間が長く、比較例6のよ
うに研摩代の少ない中空カムピースを用いると、大きな
位相ずれを生じてその後の加工で力lく−できずに研摩
残り(黒皮)を生じてしまう。また、この成形型を用い
て高いバルジ成形圧を加えると、比較例7のように中空
カムピースが割れてしまう。
これに対して、この発明においては、実施例1.2.3
に示すように、カム研摩時の研摩代が大幅に低減できる
ために、従来の鋳造カムシャフトのカム研摩(研摩代約
2mm)や比較例5のカム研摩に必要だった荒研摩工程
を省略して、仕上げ研摩工程を直接行えるために、カム
研摩に必要な時間を大きく短縮することができる。
に示すように、カム研摩時の研摩代が大幅に低減できる
ために、従来の鋳造カムシャフトのカム研摩(研摩代約
2mm)や比較例5のカム研摩に必要だった荒研摩工程
を省略して、仕上げ研摩工程を直接行えるために、カム
研摩に必要な時間を大きく短縮することができる。
また、実施例3に示すように、バルジ成形圧を高くして
も中空カムピースが割れないために、より強固に中空カ
ムピースと中空シャフトとを固着することができる。
も中空カムピースが割れないために、より強固に中空カ
ムピースと中空シャフトとを固着することができる。
なお、実施例4におけるように、製品カムプロフィール
形状に非常に近い研摩代0.05mmの中空カムピース
を用いてバルジ成形すると、成形体のカムピースの位相
ずれが大きくなる傾向にあるとともに、研摩代が少なす
ぎてこの位相ずれを加工でカバーできないために、カム
研摩後に研摩残り(黒皮)を生じてしまうので好ましく
なく、反対に、カム研摩代が1mmよりも大きくなると
、荒研摩工程が必要となるので、中空カムピースの研摩
代は0.1mm〜1mmとなるようにすることがとくに
好ましいことが種々の実験から明らかであっカー さらに、スラスト方向のカム位置の図面指示からのずれ
は、比較例5,6.7においては最大で0.5mmとな
っているのに対して、実施例1〜4においては、0.1
mmとなっており、寸法精度が大きく向上していること
が確かめられた。
形状に非常に近い研摩代0.05mmの中空カムピース
を用いてバルジ成形すると、成形体のカムピースの位相
ずれが大きくなる傾向にあるとともに、研摩代が少なす
ぎてこの位相ずれを加工でカバーできないために、カム
研摩後に研摩残り(黒皮)を生じてしまうので好ましく
なく、反対に、カム研摩代が1mmよりも大きくなると
、荒研摩工程が必要となるので、中空カムピースの研摩
代は0.1mm〜1mmとなるようにすることがとくに
好ましいことが種々の実験から明らかであっカー さらに、スラスト方向のカム位置の図面指示からのずれ
は、比較例5,6.7においては最大で0.5mmとな
っているのに対して、実施例1〜4においては、0.1
mmとなっており、寸法精度が大きく向上していること
が確かめられた。
L発明の効果1
以上説明してきたように、この発明によれば。
所定数の中空カムピースと中空シャフトとをバルジ成形
により固着してカムシャフトを製造するに際し、製品カ
ムシャフトのカムプロフィールに仕上げ研摩性の研摩代
を付けたカムプロフィール形状を有する中空カムピース
を用い、前記中空カムピースに嵌合代を付けたカムプロ
フィール形状を有するバルジ成形用分割型で前記中空カ
ムピースを固定して位相決めするとともに、前記分割型
の片側に設けたストッパでスラスト方向に位置決めした
のちバルジ成形するようにしたから、中空カムピースを
分割型にセットする時に、中空カムピースが割れるとい
う不具合をなくすことができ、製造後の中空カムシャフ
トの各カムピースの位相精度が著しく向上するとともに
、研摩代が大巾に低減できるため荒研摩工程を省略する
ことが可能であり、さらにはストッパによってスラスト
方向の精度をも著しく向上させることができるという非
常に優れた効果が得られる。
により固着してカムシャフトを製造するに際し、製品カ
ムシャフトのカムプロフィールに仕上げ研摩性の研摩代
を付けたカムプロフィール形状を有する中空カムピース
を用い、前記中空カムピースに嵌合代を付けたカムプロ
フィール形状を有するバルジ成形用分割型で前記中空カ
ムピースを固定して位相決めするとともに、前記分割型
の片側に設けたストッパでスラスト方向に位置決めした
のちバルジ成形するようにしたから、中空カムピースを
分割型にセットする時に、中空カムピースが割れるとい
う不具合をなくすことができ、製造後の中空カムシャフ
トの各カムピースの位相精度が著しく向上するとともに
、研摩代が大巾に低減できるため荒研摩工程を省略する
ことが可能であり、さらにはストッパによってスラスト
方向の精度をも著しく向上させることができるという非
常に優れた効果が得られる。
第1図はこの発明の実施態様において使用したバルジ成
形型の断面説明図、第2図、第3図および第4図は第1
図のバルジ成形型を用いてバルジ成形する過程を順次示
す説明図であって、各図の(a)は軸方向の説明図、各
図の(b)は軸直角方向の説明図、第5図は中空カムシ
ャフトの形状例を示す部分斜視図、第6図は中空カムピ
ースにおける研庁代(!L)の説明図、第7図(a)(
b)は従来のバルジ成形型における分割型の各々軸直角
方向の断面説明図である。 1・・・上型、2・・・下型、6a〜13a・・、・上
型の分割型、6b〜13b・・・下型の分割型、23,
24゜25・・・ストッパ、30・・・中空カムシャフ
ト。 C,、C2・・・中空カムピース、J・・・中空ジャー
ナルピース、S・・・中空シャフト。 特許出願人 日産自動車株式会社同出願人
鋼管加工株式会社 代理人弁理士 小 塩 豊 第2図 第3図 (0) (b) 第4図 (0) (b) 手続補正書 昭和60年12月24日 特許庁長官 宇 賀 道 部 殿 1、事件の表示 昭和60年特許願第234605号 2、発明の名称 カムシャフトの製造方法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 氏名(名称) (39i3) 日産自動車株式会社氏名
(名称) mv加工株式会社4、代理人 住所(居所)〒104東京都中央区銀座二丁目8番9号
木挽館銀座ビル 電話03(5B?)2781番(代表
)電工03(5B?)7933番(Glff)6、補正
により増加する発明の数 7、補正の対象 1、明細書第10頁第1表を次のとおり補正する。 第 1 表 以 上
形型の断面説明図、第2図、第3図および第4図は第1
図のバルジ成形型を用いてバルジ成形する過程を順次示
す説明図であって、各図の(a)は軸方向の説明図、各
図の(b)は軸直角方向の説明図、第5図は中空カムシ
ャフトの形状例を示す部分斜視図、第6図は中空カムピ
ースにおける研庁代(!L)の説明図、第7図(a)(
b)は従来のバルジ成形型における分割型の各々軸直角
方向の断面説明図である。 1・・・上型、2・・・下型、6a〜13a・・、・上
型の分割型、6b〜13b・・・下型の分割型、23,
24゜25・・・ストッパ、30・・・中空カムシャフ
ト。 C,、C2・・・中空カムピース、J・・・中空ジャー
ナルピース、S・・・中空シャフト。 特許出願人 日産自動車株式会社同出願人
鋼管加工株式会社 代理人弁理士 小 塩 豊 第2図 第3図 (0) (b) 第4図 (0) (b) 手続補正書 昭和60年12月24日 特許庁長官 宇 賀 道 部 殿 1、事件の表示 昭和60年特許願第234605号 2、発明の名称 カムシャフトの製造方法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 氏名(名称) (39i3) 日産自動車株式会社氏名
(名称) mv加工株式会社4、代理人 住所(居所)〒104東京都中央区銀座二丁目8番9号
木挽館銀座ビル 電話03(5B?)2781番(代表
)電工03(5B?)7933番(Glff)6、補正
により増加する発明の数 7、補正の対象 1、明細書第10頁第1表を次のとおり補正する。 第 1 表 以 上
Claims (2)
- (1)所定数の中空カムピースと中空シャフトとをバル
ジ成形により固着してカムシャフトを製造するに際し、
製品カムシャフトのカムプロフィールに仕上げ研摩分の
研摩代を付けたカムプロフィール形状を有する中空カム
ピースを用い、前記中空カムピースに嵌合代を付けたカ
ムプロフィール形状を有するバルジ成形用分割型で前記
中空カムピースを固定して位相決めするとともに、前記
分割型の片側に設けたストッパでスラスト方向に位置決
めした状態でバルジ成形することを特徴とするカムシャ
フトの製造方法。 - (2)中空カムピースの研摩代が0.1mm以上1mm
以下であることを特徴とする特許請求の範囲第(1)項
記載のカムシャフトの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60234605A JPS6297721A (ja) | 1985-10-22 | 1985-10-22 | カムシヤフトの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60234605A JPS6297721A (ja) | 1985-10-22 | 1985-10-22 | カムシヤフトの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6297721A true JPS6297721A (ja) | 1987-05-07 |
Family
ID=16973651
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP60234605A Pending JPS6297721A (ja) | 1985-10-22 | 1985-10-22 | カムシヤフトの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6297721A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2784925A1 (fr) * | 1998-10-26 | 2000-04-28 | Fedreal Mogul Sintered Product | Dispositif de maintien de cames au cours de leur frettage sur un tube par expansion du tube |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5334800A (en) * | 1976-09-13 | 1978-03-31 | Pfizer | 55alkoxyimidazo *1*22a* quinolinee22carboxylic acid and derivative thereof |
-
1985
- 1985-10-22 JP JP60234605A patent/JPS6297721A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5334800A (en) * | 1976-09-13 | 1978-03-31 | Pfizer | 55alkoxyimidazo *1*22a* quinolinee22carboxylic acid and derivative thereof |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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FR2784925A1 (fr) * | 1998-10-26 | 2000-04-28 | Fedreal Mogul Sintered Product | Dispositif de maintien de cames au cours de leur frettage sur un tube par expansion du tube |
EP0997212A1 (fr) * | 1998-10-26 | 2000-05-03 | Federal Mogul Sintered Products | Dispositif de maintien de cames au cours de leur frettage sur un tube par expansion du tube |
US6367140B2 (en) * | 1998-10-26 | 2002-04-09 | Federal-Mogul Sintered Products | Device for holding cams during their binding on a tube by expansion of the tube |
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