JPS6296601A - シヨツト用金属粉末 - Google Patents
シヨツト用金属粉末Info
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- JPS6296601A JPS6296601A JP60236273A JP23627385A JPS6296601A JP S6296601 A JPS6296601 A JP S6296601A JP 60236273 A JP60236273 A JP 60236273A JP 23627385 A JP23627385 A JP 23627385A JP S6296601 A JPS6296601 A JP S6296601A
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Landscapes
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- Powder Metallurgy (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、ショツト材、特に金属表面に、めっき、溶射
、塗装等を施す場合、金属表面のスケール除去、素地調
整などの前処理としての水圧加速式ショツトブラスト処
理に用いるのに好適な金属粉末に関するものである。
、塗装等を施す場合、金属表面のスケール除去、素地調
整などの前処理としての水圧加速式ショツトブラスト処
理に用いるのに好適な金属粉末に関するものである。
(従来の技術)
金属表面に、めっき、溶射、塗装等を施す場合、付着性
を向上するために前処理として金属表面を梨地状に加工
する必要がある。この加工法の一つとしてショツトブラ
スト法があり、付着性を向上させるためには、ショツト
材によるシジット面が複雑な凹凸形状を、なし、例えば
、凹んだ斜面にさらに細かな凹凸がついていたり、オー
バーハング形状を有することが好ましい。このような凹
凸形状を金属表面に形成するためには、ショア)材とし
て球状のものより多角形状のものが良く、これがため従
来水圧加速式ショツトブラスト用ジョブト材として多角
形状の金属系のスチールグリッド、鉱物系のケイ砂、ジ
ルコニア、カーボランダム(S iC) Fe−S i
粉末等が既知である。
を向上するために前処理として金属表面を梨地状に加工
する必要がある。この加工法の一つとしてショツトブラ
スト法があり、付着性を向上させるためには、ショツト
材によるシジット面が複雑な凹凸形状を、なし、例えば
、凹んだ斜面にさらに細かな凹凸がついていたり、オー
バーハング形状を有することが好ましい。このような凹
凸形状を金属表面に形成するためには、ショア)材とし
て球状のものより多角形状のものが良く、これがため従
来水圧加速式ショツトブラスト用ジョブト材として多角
形状の金属系のスチールグリッド、鉱物系のケイ砂、ジ
ルコニア、カーボランダム(S iC) Fe−S i
粉末等が既知である。
(発明が解決しようとする問題点)
しかし、従来使用されている多角形状のショツト材には
以下に述べるような欠点があった。すなわち、薄いコー
ティングの表面処理を行なう場合、数十ミクロンの微細
な粒径のショツト材を加速するために水圧を使用するが
、スチールグリッドは水により酸化され、酸化した鉄粉
が金属表面に付着してコーテイング性を害するという問
題があった。また、鉱物系ショツト材は破砕し易く、繰
返し使用し得る回数が少なく、例えば、ケイ砂はスチー
ルグリッドに比べて1/30〜l/60の寿命といわれ
ている。また、鉱物系ショツト材は比重が小さく単位個
数当りの研削効果が小さいという問題があった。
以下に述べるような欠点があった。すなわち、薄いコー
ティングの表面処理を行なう場合、数十ミクロンの微細
な粒径のショツト材を加速するために水圧を使用するが
、スチールグリッドは水により酸化され、酸化した鉄粉
が金属表面に付着してコーテイング性を害するという問
題があった。また、鉱物系ショツト材は破砕し易く、繰
返し使用し得る回数が少なく、例えば、ケイ砂はスチー
ルグリッドに比べて1/30〜l/60の寿命といわれ
ている。また、鉱物系ショツト材は比重が小さく単位個
数当りの研削効果が小さいという問題があった。
本発明は上述した従来のショツト材が有する問題を解決
し、金属表面をコーティング等表面処理をする際の前処
理、例えばスケール除去、素地調整のため、特に水圧加
速式ショツトブラスト処理に好適に用い得るショット用
金属粉末を提供することを目的とする。
し、金属表面をコーティング等表面処理をする際の前処
理、例えばスケール除去、素地調整のため、特に水圧加
速式ショツトブラスト処理に好適に用い得るショット用
金属粉末を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段)
本発明によるショット用金属粉末は、重量でCr:lO
〜24χ、C:2%、C:27%以下で、0% +0.
37SiZを3.7%以上含み、残余Feオヨび不可避
的不純物よりなる組成を有する多角形状の機械的粉砕粉
末で、210 ミクロン目のふるい下粒度を有し、比重
が6以上であることを特徴とする。
〜24χ、C:2%、C:27%以下で、0% +0.
37SiZを3.7%以上含み、残余Feオヨび不可避
的不純物よりなる組成を有する多角形状の機械的粉砕粉
末で、210 ミクロン目のふるい下粒度を有し、比重
が6以上であることを特徴とする。
また、本発明によれば、水圧加速式ショット用金属粉末
としては、重量でCr : 18〜24χ、C:2%以
下、St : 27X以下で、CX +0.373jX
を3.7以上含み、残余Feおよび不可避的不純物より
なる組成、または重量でCr : 10〜18% 、
C: 0.45X以下、St : 20〜27χを含み
、残余Feおよび不可避的不純物よりなる組成を有する
ことが好ましい。
としては、重量でCr : 18〜24χ、C:2%以
下、St : 27X以下で、CX +0.373jX
を3.7以上含み、残余Feおよび不可避的不純物より
なる組成、または重量でCr : 10〜18% 、
C: 0.45X以下、St : 20〜27χを含み
、残余Feおよび不可避的不純物よりなる組成を有する
ことが好ましい。
本発明は、先ず耐食性の点に注目し、Fe −Cr系合
金をベースにおいた。しかし、Cr含有量が18%以下
のFe−Cr系合金は延性に富み、機械的粉砕により粉
末を作るのが困難である。そこで、この合金をぜい化さ
せるために有利な元素CおよびSiを添加した。Cおよ
びSiを添加すると破砕性が向上し、機械的粉砕により
粉末を製造することが可能になるが、CおよびSiの添
加量が少ない時は多角形状の粉末とならない。例えばC
:1χ、Si:2χ、Cr : 18χ残余Feおよび
不可避不純物よりなる合金の薄片を機械的に粉砕した粉
末は、第12図の顕微鏡写真に示すように多角形状でな
い。そこで、CおよびSiの添加量を変化させ、一定時
間の機械的粉砕を行なって得られた粉末の形状判定をし
た。
金をベースにおいた。しかし、Cr含有量が18%以下
のFe−Cr系合金は延性に富み、機械的粉砕により粉
末を作るのが困難である。そこで、この合金をぜい化さ
せるために有利な元素CおよびSiを添加した。Cおよ
びSiを添加すると破砕性が向上し、機械的粉砕により
粉末を製造することが可能になるが、CおよびSiの添
加量が少ない時は多角形状の粉末とならない。例えばC
:1χ、Si:2χ、Cr : 18χ残余Feおよび
不可避不純物よりなる合金の薄片を機械的に粉砕した粉
末は、第12図の顕微鏡写真に示すように多角形状でな
い。そこで、CおよびSiの添加量を変化させ、一定時
間の機械的粉砕を行なって得られた粉末の形状判定をし
た。
その結果、第1図に示すようにCr : 10〜24重
量%の場合、CとSiとの合計量、すなわちCX+0.
37Stχが3.7χより少ない範囲では多角形状には
ならず、3.7%以上では粉砕したものが多角形状の粉
末となることを見出した。つまり、多角形状を有する粉
末を得るためにはCとSjとの添加量を第1図゛に斜線
を引いて示すC%+0.37Siχが3.7%以上の範
囲にすることが必要である。
量%の場合、CとSiとの合計量、すなわちCX+0.
37Stχが3.7χより少ない範囲では多角形状には
ならず、3.7%以上では粉砕したものが多角形状の粉
末となることを見出した。つまり、多角形状を有する粉
末を得るためにはCとSjとの添加量を第1図゛に斜線
を引いて示すC%+0.37Siχが3.7%以上の範
囲にすることが必要である。
次に、ショア)材とし、では比重が大きいほど、研削効
果が高くなる。そこで従来の鉱物系シヨ・ノド材の比重
より大きくなるようCr Si、+Cr+Feの成分を
計算により決定した。各元素の比重はCF2.25、S
i : 2.33、Cr : 7.19、Fe : 7
.87であり、これらの成分からなる合金の比重を鉱物
系ショツト材の比重より大きい6以上にするには次式を
満足するものであればよい。
果が高くなる。そこで従来の鉱物系シヨ・ノド材の比重
より大きくなるようCr Si、+Cr+Feの成分を
計算により決定した。各元素の比重はCF2.25、S
i : 2.33、Cr : 7.19、Fe : 7
.87であり、これらの成分からなる合金の比重を鉱物
系ショツト材の比重より大きい6以上にするには次式を
満足するものであればよい。
1/100(2,25X CZ+2.33XSiZ+7
.19 X Cr%+7.87 X FJ) > 6 そこで、FcJ =100− (C%+Si%+Cry
)であるから、これを上式に代入し、整理するとCχ=
0.99Siχ≦33.3−12.ICrχここで10
2≦Cr≦24χより・・・Cr =24χの時 0
% +0.99siχ≦30.4Cr−10%の時
CX+0.99Siχ≦32.1よって、Cr含有量が
10〜24χで、比重を6以上とするにはSiおよびC
を第2図に斜線をつけて示すCX+0.99Siχ≦3
0.4の成分範囲とすることが必要である。
.19 X Cr%+7.87 X FJ) > 6 そこで、FcJ =100− (C%+Si%+Cry
)であるから、これを上式に代入し、整理するとCχ=
0.99Siχ≦33.3−12.ICrχここで10
2≦Cr≦24χより・・・Cr =24χの時 0
% +0.99siχ≦30.4Cr−10%の時
CX+0.99Siχ≦32.1よって、Cr含有量が
10〜24χで、比重を6以上とするにはSiおよびC
を第2図に斜線をつけて示すCX+0.99Siχ≦3
0.4の成分範囲とすることが必要である。
次に、ショツト材としての寿命の点からみた成分範囲に
ついて説明する。
ついて説明する。
鉱物系ショツト材は破砕性が高く、作業時の微粉化が速
く、寿命が短い。そこで、本発明ではTe −St系シ
ョット材(re −45χSi )の寿命を限界とした
。そこで、1〜2寵の大きさの金属チ・ノブを振動型粉
砕機で一定時間粉砕すると63ミクロン目以下に粉砕さ
れる比率が前記Fe−5i系シヨツト材と等しいのは1
0χ≦Cr<24% 、 ON < C< 2χの場合
、5i=27χであった。
く、寿命が短い。そこで、本発明ではTe −St系シ
ョット材(re −45χSi )の寿命を限界とした
。そこで、1〜2寵の大きさの金属チ・ノブを振動型粉
砕機で一定時間粉砕すると63ミクロン目以下に粉砕さ
れる比率が前記Fe−5i系シヨツト材と等しいのは1
0χ≦Cr<24% 、 ON < C< 2χの場合
、5i=27χであった。
したがって、前記Fe−5i系シヨツト材より長い寿命
を確保するためには、第3図に示すようにSiの添加量
は27χを上限とすることが必要である。
を確保するためには、第3図に示すようにSiの添加量
は27χを上限とすることが必要である。
以上の理由から、本発明によるショット用金属粉末は、
Cr : 10〜24重Iχを含み、第4図に斜線をつ
けて示すC:2重量2以下、St : 27重量%以下
、C重量%十0.37Si重量%が3.7重量%以上の
範囲でCと31とを含むことを必要とし、これによって
多角形状をなし、適当な比重と、Fe−5t系シコツト
材(Fe −45χSi )以上の寿命とを有するもの
である。
Cr : 10〜24重Iχを含み、第4図に斜線をつ
けて示すC:2重量2以下、St : 27重量%以下
、C重量%十0.37Si重量%が3.7重量%以上の
範囲でCと31とを含むことを必要とし、これによって
多角形状をなし、適当な比重と、Fe−5t系シコツト
材(Fe −45χSi )以上の寿命とを有するもの
である。
さらに、本発明によるショット用金属粉末を(CI)−
イオンを含む水道水による水圧加速式ショツトブラスト
処理に用いる場合に要求される耐食性の点から見た成分
範囲につき説明する。
イオンを含む水道水による水圧加速式ショツトブラスト
処理に用いる場合に要求される耐食性の点から見た成分
範囲につき説明する。
水道水は数十ppmの(CI )−イオンを含んでおり
、したがってこのような環境で耐食性を有することが必
要である。そこで(C1)−イオンが11000ppの
NaC1水溶液中に試料を一週間浸漬してテストを行な
った結果、Cr : 18〜24χを含む場合には、第
5図に斜線をつけて示すC:2%、C:4%以上の範囲
で、またCr : 10〜18χを含む場合には、第6
図に斜線をつけて示すC: 0.45X以下、Si:
20E以上の範囲で発錆せず、水道水中で十分耐食性を
有することが確認された。
、したがってこのような環境で耐食性を有することが必
要である。そこで(C1)−イオンが11000ppの
NaC1水溶液中に試料を一週間浸漬してテストを行な
った結果、Cr : 18〜24χを含む場合には、第
5図に斜線をつけて示すC:2%、C:4%以上の範囲
で、またCr : 10〜18χを含む場合には、第6
図に斜線をつけて示すC: 0.45X以下、Si:
20E以上の範囲で発錆せず、水道水中で十分耐食性を
有することが確認された。
したがって、本発明による水圧加速式ショット用金属粉
末は、Cr : 18〜24χを含む場合には、第7図
に斜線をつけて示すC1%、C : 27%以下で、C
%+0.37Siχが3.7%以上の範囲でCおよびS
iを含むことが必要であり、また、Cr : 10〜1
8χを含む場合には、第8図に斜線をつけて示すC:
0.45%、C : 20〜27χの範囲でCおよびS
iを含むことが必要である。
末は、Cr : 18〜24χを含む場合には、第7図
に斜線をつけて示すC1%、C : 27%以下で、C
%+0.37Siχが3.7%以上の範囲でCおよびS
iを含むことが必要であり、また、Cr : 10〜1
8χを含む場合には、第8図に斜線をつけて示すC:
0.45%、C : 20〜27χの範囲でCおよびS
iを含むことが必要である。
次に、本発明によるショット用金属粉末を製造する方法
につき説明する。
につき説明する。
上記組成の溶融金属を溶製し、これを例えば、特願昭5
9−60384号[片状金属チップとその製造方法及び
その製造装置」の明細書に記載されているように、第9
図に示す装置の溶融槽l内に収容し、熱伝導率の高い銅
製の直径300龍程度の回転ドラム2の外周に設けた椀
状の突起3の先端部を溶融金属4中に挿入し、発熱体5
によって溶融金属の温度を調整するとともにレベル調整
ブロック6を溶融金属4中に昇降させて溶融金属レベル
を調整し、回転ドラム2を200〜300rpn+程度
の回転数で回転して突起3の先端部に付着した溶融金属
を少なくとも部分的に凝固させ、突起から剥離させて例
えば、厚さが0.3n程度の第10図に示すよ゛うな椀
状金属チップ7を製造する。
9−60384号[片状金属チップとその製造方法及び
その製造装置」の明細書に記載されているように、第9
図に示す装置の溶融槽l内に収容し、熱伝導率の高い銅
製の直径300龍程度の回転ドラム2の外周に設けた椀
状の突起3の先端部を溶融金属4中に挿入し、発熱体5
によって溶融金属の温度を調整するとともにレベル調整
ブロック6を溶融金属4中に昇降させて溶融金属レベル
を調整し、回転ドラム2を200〜300rpn+程度
の回転数で回転して突起3の先端部に付着した溶融金属
を少なくとも部分的に凝固させ、突起から剥離させて例
えば、厚さが0.3n程度の第10図に示すよ゛うな椀
状金属チップ7を製造する。
このようにして製造した椀状金属チップ7を第11図に
示す硬質性の高マンガン鋼製ディスクミルのベッセル8
内の打撃リング9と円柱ブロック10との間に入れ、I
[11を取付けた後、水平方向に振動させ、これにより
ベッセル8内でのリング9と円柱ブロック10との衝突
による衝撃力によって椀状金属チップを粉砕し、210
ミクロン目のふるいに通した後、63〜88ミクロン
目のふるいにかけそのふるい上に本発明によるショット
用金属粉末を得ることができる。
示す硬質性の高マンガン鋼製ディスクミルのベッセル8
内の打撃リング9と円柱ブロック10との間に入れ、I
[11を取付けた後、水平方向に振動させ、これにより
ベッセル8内でのリング9と円柱ブロック10との衝突
による衝撃力によって椀状金属チップを粉砕し、210
ミクロン目のふるいに通した後、63〜88ミクロン
目のふるいにかけそのふるい上に本発明によるショット
用金属粉末を得ることができる。
本発明による金属粉末は、上述した製造方法に限られる
ものではなく、他の適当な方法および装置を用いて金属
チップを製造し、また、回転式ボールミルその他の粉砕
装置により機械的に粉砕して粉末とすることができる。
ものではなく、他の適当な方法および装置を用いて金属
チップを製造し、また、回転式ボールミルその他の粉砕
装置により機械的に粉砕して粉末とすることができる。
(実施例1)
StlS430スクラップ材、Fe−5i、 Fe−C
r5カーボン粉をC=1.1χ、Si =9.5χ、C
r = 19E 、残余Feになるよう成分調整し、高
周波誘導炉によって、500 kg溶製した。この溶融
金属を第10図に示す装置を用いて直径1〜2B、厚み
0 、3 mmの椀状金属チップとした。次に、この金
属チップ20gを第11図に示す、直径約150mmの
ディスクミルにより30秒間粉砕し、粉末を製造した。
r5カーボン粉をC=1.1χ、Si =9.5χ、C
r = 19E 、残余Feになるよう成分調整し、高
周波誘導炉によって、500 kg溶製した。この溶融
金属を第10図に示す装置を用いて直径1〜2B、厚み
0 、3 mmの椀状金属チップとした。次に、この金
属チップ20gを第11図に示す、直径約150mmの
ディスクミルにより30秒間粉砕し、粉末を製造した。
、この粉末をふるい分けし、63〜88ミクロンふるい
目の間に残った金属粉末は第13図の顕微鏡写真に示す
ように多角形状をしていた。又、この粉末を63ミクロ
ン目のふるいにてふるい分けした際におけるふるい下の
発生率は36χであった。同様の方法で製造した比較例
のFe−5i系シヨツト材(Fe45! Si)の組成
の金属粉末の63ミクロン目のふるいによるふるい下発
生率が89χであることと比較して破砕性が低(、長寿
命であることがわかる。
目の間に残った金属粉末は第13図の顕微鏡写真に示す
ように多角形状をしていた。又、この粉末を63ミクロ
ン目のふるいにてふるい分けした際におけるふるい下の
発生率は36χであった。同様の方法で製造した比較例
のFe−5i系シヨツト材(Fe45! Si)の組成
の金属粉末の63ミクロン目のふるいによるふるい下発
生率が89χであることと比較して破砕性が低(、長寿
命であることがわかる。
また、この実施例による金属粉末の比重は測定により7
.12であり、上記比較例の前記Fe −Si系ショツ
ト材の粉末より大きい。さらに〔c1〕−イオン110
00ppのNaCl水溶液10cc中に1g浸漬し、耐
食性を調べた結果、7週間たっても全く発錆しなかった
。
.12であり、上記比較例の前記Fe −Si系ショツ
ト材の粉末より大きい。さらに〔c1〕−イオン110
00ppのNaCl水溶液10cc中に1g浸漬し、耐
食性を調べた結果、7週間たっても全く発錆しなかった
。
(実施例2)
SIJS430スクラップ材、Fe−5i、 Fe−C
r、カーボン扮をC:Q、4χ、Si:26χ、cr:
15χ、残余Feになるよう成分調整を行い高周波誘導
炉で500 kg溶解する。さらに実施例1と同様の方
法で直径1〜2++m、厚み0.3 mmの金属チップ
を作成する。さらに実施例1と同様のディスクミルで上
記金属チップ20gを30秒間粉砕し、粉末を製造した
。この粉末をふるい分けし、63〜88ミクロンのふる
い目の間に残ったものの形状は第14図の顕微鏡写真に
示すように多角形状をしている。 又、この粉末を63
ミクロン目のふるいでふるい分けした際におけるふるい
下の発生率は80%で同様の方法で作られたFe −4
5χSiの63ミクロン以下の発生率89χに比べて破
砕性が低く長寿命であることがわかる。またこの粉末の
比重は6.33であり、前記Fe −Si系ショツト材
より大きい゛。さらにNaC1水溶液(C1−イオン1
1000pp )10cc中に1g浸漬し耐食性を調べ
たところ1週間たっても全く発銹しなかった。
r、カーボン扮をC:Q、4χ、Si:26χ、cr:
15χ、残余Feになるよう成分調整を行い高周波誘導
炉で500 kg溶解する。さらに実施例1と同様の方
法で直径1〜2++m、厚み0.3 mmの金属チップ
を作成する。さらに実施例1と同様のディスクミルで上
記金属チップ20gを30秒間粉砕し、粉末を製造した
。この粉末をふるい分けし、63〜88ミクロンのふる
い目の間に残ったものの形状は第14図の顕微鏡写真に
示すように多角形状をしている。 又、この粉末を63
ミクロン目のふるいでふるい分けした際におけるふるい
下の発生率は80%で同様の方法で作られたFe −4
5χSiの63ミクロン以下の発生率89χに比べて破
砕性が低く長寿命であることがわかる。またこの粉末の
比重は6.33であり、前記Fe −Si系ショツト材
より大きい゛。さらにNaC1水溶液(C1−イオン1
1000pp )10cc中に1g浸漬し耐食性を調べ
たところ1週間たっても全く発銹しなかった。
(発明の効果)
本発明によるショット用金属粉末は、210 ミクロン
目のふるい下粒度で、多角形状を有し、これにより金属
表面にコーティングを施す場合の金属表面の脱スケール
、素地調整等の前処理に適しており、従来の鉱物系ショ
ツト材より寿命に優れ、又比重が大きいので研削効果に
優れ、また、従来のスチールショツト材より耐食性に優
れ、水圧加速方式のショット方式に使用可能であるとい
う利点を有する。
目のふるい下粒度で、多角形状を有し、これにより金属
表面にコーティングを施す場合の金属表面の脱スケール
、素地調整等の前処理に適しており、従来の鉱物系ショ
ツト材より寿命に優れ、又比重が大きいので研削効果に
優れ、また、従来のスチールショツト材より耐食性に優
れ、水圧加速方式のショット方式に使用可能であるとい
う利点を有する。
第1図はCr : 10〜24重量%を含むFe −C
r系合金粉末が多角形状を有するためのCおよびStの
重量%範囲を示すグラフ、 第2図はCr : 10〜24重量%を含むFe −C
r系合金粉末の比重が6以上であるためのCおよびSi
の重量%範囲を示すグラフ、 第3図はCr:10〜24重Nχを含むFe −Cr系
合金粉末がFe −Si系ショツト材(Fe −45χ
Si)より長い寿命を有するためのCおよびSiの重量
%範囲を示すグラフ、 第4図は本発明によるショット用金属粉末のCおよびS
iの重量%範囲を示すグラフ、第5図はCr : 18
〜24重量%を含むFe −Cr系合金粉末が水道水中
で耐食性を有するためのCおよびStの重量2範囲を示
すグラフ、 第6図はCr : 10〜18重量%を含むFe −C
r系合金粉末が水道水中で耐食性を有するためのCおよ
びSiの重量%範囲を示すグラフ、 第7図は本発明による水圧加速ショット方式に用い得る
Cr : 18〜24重量%を含むショット用金属粉末
のCおよびSiの重!tχ範囲を示すグラフ、第8図は
本発明による水圧加速ショット方式に用い得るCr :
10〜18重量%を含むショット用金属粉末のCおよ
びSiの重量%範囲を示すグラフ、第9図は本発明のシ
ョット用金属粉末を製造するに用いる装置の1例を示す
路線図、 第10図は第9図に示す装置により製造される金属チッ
プの斜視図、 第11図は金属チップを粉砕するに用いたディスクミル
の縦断面図、 第12図は本発明の組成範囲外のFe −Cr系金属粉
末の形状を示す顕微鏡写真、 第13図および第14図は本発明の金属粉末の形状を示
す顕微鏡写真である。 l・・・溶融槽 2・・・回転ドラム3・・
・突起 4・・・溶融金属5・・・発熱体
6・・・レベル調整プロ・ツク7・・・金
属チップ 8・・・ディスクミルベッセル 9・・・打撃リング 10・・・円柱ブロック1
1・・・蓋 特許出願人 日本冶金工業株式会社 第2図 C(wtl) f 2 第4図 第5図 C(w)2) 第6図 C(utj%〕 第7図 第8図 C(wj%) 第9図 70 q
r系合金粉末が多角形状を有するためのCおよびStの
重量%範囲を示すグラフ、 第2図はCr : 10〜24重量%を含むFe −C
r系合金粉末の比重が6以上であるためのCおよびSi
の重量%範囲を示すグラフ、 第3図はCr:10〜24重Nχを含むFe −Cr系
合金粉末がFe −Si系ショツト材(Fe −45χ
Si)より長い寿命を有するためのCおよびSiの重量
%範囲を示すグラフ、 第4図は本発明によるショット用金属粉末のCおよびS
iの重量%範囲を示すグラフ、第5図はCr : 18
〜24重量%を含むFe −Cr系合金粉末が水道水中
で耐食性を有するためのCおよびStの重量2範囲を示
すグラフ、 第6図はCr : 10〜18重量%を含むFe −C
r系合金粉末が水道水中で耐食性を有するためのCおよ
びSiの重量%範囲を示すグラフ、 第7図は本発明による水圧加速ショット方式に用い得る
Cr : 18〜24重量%を含むショット用金属粉末
のCおよびSiの重!tχ範囲を示すグラフ、第8図は
本発明による水圧加速ショット方式に用い得るCr :
10〜18重量%を含むショット用金属粉末のCおよ
びSiの重量%範囲を示すグラフ、第9図は本発明のシ
ョット用金属粉末を製造するに用いる装置の1例を示す
路線図、 第10図は第9図に示す装置により製造される金属チッ
プの斜視図、 第11図は金属チップを粉砕するに用いたディスクミル
の縦断面図、 第12図は本発明の組成範囲外のFe −Cr系金属粉
末の形状を示す顕微鏡写真、 第13図および第14図は本発明の金属粉末の形状を示
す顕微鏡写真である。 l・・・溶融槽 2・・・回転ドラム3・・
・突起 4・・・溶融金属5・・・発熱体
6・・・レベル調整プロ・ツク7・・・金
属チップ 8・・・ディスクミルベッセル 9・・・打撃リング 10・・・円柱ブロック1
1・・・蓋 特許出願人 日本冶金工業株式会社 第2図 C(wtl) f 2 第4図 第5図 C(w)2) 第6図 C(utj%〕 第7図 第8図 C(wj%) 第9図 70 q
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、重量で、Cr:10〜24%、C:2%以下、Si
:27%以下で、C%+0.37Si%を3.7%以上
含み、残余Feおよび不可避的不純物よりなる組成を有
する多角形状の機械的粉砕粉末で、 210ミクロン目のふるい下粒度を有し、比重が6以上
であることを特徴とするショット用金属粉末。 2、重量で、Cr:18〜24%、C:2%以下、Si
:27%以下で、C%+0.37Si%を3.7%以上
含み、残余Feおよび不可避的不純物よりなる組成を有
し、水道水に対する耐食性に優れていることを特徴とす
る特許請求の範囲第1項に記載のショット用金属粉末。 3、重量で、Cr:10〜18%、C:0.45%以下
、Si:20〜27%を含み、残余Feおよび不可避的
不純物よりなる組成を有し、水道水に対する耐食性に優
れていることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載
のショット用金属粉末。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60236273A JPS6296601A (ja) | 1985-10-24 | 1985-10-24 | シヨツト用金属粉末 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60236273A JPS6296601A (ja) | 1985-10-24 | 1985-10-24 | シヨツト用金属粉末 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6296601A true JPS6296601A (ja) | 1987-05-06 |
JPH0244881B2 JPH0244881B2 (ja) | 1990-10-05 |
Family
ID=16998335
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60236273A Granted JPS6296601A (ja) | 1985-10-24 | 1985-10-24 | シヨツト用金属粉末 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6296601A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09294958A (ja) * | 1996-05-07 | 1997-11-18 | Yamaki Kogyo Kk | 防眩金属板及びその製造方法 |
JP2019070194A (ja) * | 2018-11-29 | 2019-05-09 | 住友電工焼結合金株式会社 | 焼結部品 |
JP2021042446A (ja) * | 2019-09-12 | 2021-03-18 | Jfeスチール株式会社 | 高強度溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法 |
US11305347B2 (en) | 2014-12-12 | 2022-04-19 | Sumitomo Electric Sintered Alloy, Ltd. | Method for manufacturing sintered component, sintered component, and drill |
-
1985
- 1985-10-24 JP JP60236273A patent/JPS6296601A/ja active Granted
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09294958A (ja) * | 1996-05-07 | 1997-11-18 | Yamaki Kogyo Kk | 防眩金属板及びその製造方法 |
US11305347B2 (en) | 2014-12-12 | 2022-04-19 | Sumitomo Electric Sintered Alloy, Ltd. | Method for manufacturing sintered component, sintered component, and drill |
US11325186B2 (en) | 2014-12-12 | 2022-05-10 | Sumitomo Electric Sintered Alloy, Ltd. | Method for manufacturing sintered component, sintered component, and drill |
JP2019070194A (ja) * | 2018-11-29 | 2019-05-09 | 住友電工焼結合金株式会社 | 焼結部品 |
JP2021042446A (ja) * | 2019-09-12 | 2021-03-18 | Jfeスチール株式会社 | 高強度溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0244881B2 (ja) | 1990-10-05 |
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