JPS629656B2 - - Google Patents

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JPS629656B2
JPS629656B2 JP5208279A JP5208279A JPS629656B2 JP S629656 B2 JPS629656 B2 JP S629656B2 JP 5208279 A JP5208279 A JP 5208279A JP 5208279 A JP5208279 A JP 5208279A JP S629656 B2 JPS629656 B2 JP S629656B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engine
furnace
scrap
aluminum
scrapped
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP5208279A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55158243A (en
Inventor
Seiichi Watanabe
Toshikatsu Hashimo
Hiroyuki Fukuda
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kureha Corp
Original Assignee
Kureha Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kureha Corp filed Critical Kureha Corp
Priority to JP5208279A priority Critical patent/JPS55158243A/ja
Publication of JPS55158243A publication Critical patent/JPS55158243A/ja
Publication of JPS629656B2 publication Critical patent/JPS629656B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P10/00Technologies related to metal processing
    • Y02P10/20Recycling

Landscapes

  • Gasification And Melting Of Waste (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
  • Vertical, Hearth, Or Arc Furnaces (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、廃棄された普通乗用車、軽乗用車、
バイク等の廃タイヤ又はこの廃タイヤに加えて車
体内部に装着されている可燃物を焼却処理し、こ
の焼却処理により発生した高温の燃焼ガスを廃エ
ンジンと接触させて廃エンジン中のアルミニウム
を溶解し、これにより、廃車から鉄、鋳物、アル
ミニウム等の有価物を分離回収する廃車熱処理設
備に関する。
従来の廃車処理においては、まず廃車は廃タイ
ヤ、廃車体、廃エンジンというようにブロツク別
に解体される。次に、解体後得られた廃タイヤ
は、焼却後或いは切断後埋め立て地に廃棄され、
一方廃車体は、内装品が人手又は機械力で剥離除
去されて鉄スクラツプとして回収され、また、廃
エンジンは、アルミニウムを分離回収すべく、人
手により解体、或いは重油若しくは廃油の燃焼に
より溶解される。更に、廃車体の鉄スクラツプ化
により得られる内装品は、裁断機等により裁断さ
れた後埋め立て地等に廃棄される。ところで、こ
のように夫々のブロツクに対する処理が個々に独
立に行われる従来の廃車処理においては、多くの
人手を必要とする上に、焼却及び溶解用として
個々に重油等の燃料を必要とし、また得られる廃
棄物を有効に利用し難い等の欠点を有している。
本発明は、廃棄された重用車、バイク等の処理
における前記のような欠点を除去し得る廃車処理
装置を提供することを目的とする。
本発明によれば、廃車に装着された可燃物を焼
却し、かつ高温の燃焼ガスを発生させる焼却炉
と、中に前記燃焼ガスを導入し、この燃焼ガスが
有する熱エネルギの作用下で廃エンジンからアル
ミニウムを溶解するエンジン処理炉と、前記エン
ジン処理炉の底部に形成された湯溜と、前記エン
ジン処理炉の中において前記湯溜の上に配置され
たロストルと、前記廃エンジンを前記ロストル上
に供給するために前記エンジン処理炉に設けられ
た挿入口と、アルミニウムが溶解された前記廃エ
ンジンを前記エンジン処理炉の中から取り出すた
めに前記エンジン処理炉に設けられた取出口と、
前記挿入口に設けられた第1の扉と、前記取出口
に設けられた第2の扉と、前記挿入口を介して前
記ロストル上に廃エンジンを供給する供給手段と
からなることを特徴とする廃車処理装置が提供さ
れる。即ち、例えば、廃タイヤ又はこの廃タイヤ
に加えて廃車体内部に装着されている可燃物を焼
却処理し、発生した高温の燃焼ガスと廃エンジン
とを接触させて廃エンジン中のアルミニウムを溶
解させて分離回収するようにした廃車処理装置が
本発明により提供される。これにより、廃車処理
において、省力化、省エネルギ化を可能とし得、
加えて回収される鉄、アルミニウム等のスクラツ
プとしての品質を高くし得る。
次に本発明による好ましい一具体例を図に基づ
いて説明する。
図において、1は、廃車体焼却炉2とタイヤ焼
却炉3とが一体に形成された焼却炉としての熱処
理炉であり、廃車体4は、レール5に沿て走行す
る台車6に載置されて炉2内に入れられ、廃タイ
ヤ7は、扉8aにより開閉される投入口8から炉
3内に投入される。ここに、廃車体4、廃タイヤ
7、及び後述の廃エンジン21は、廃車をブロツ
ク別に解体することによつて得られる。炉1、即
ち炉2及び3内には、燃焼用空気フアン9からの
燃焼用空気が供給される。また、炉1の炉壁に
は、助燃用バーナー10が取り付けられており、
バーナー10には、助燃油ポンプ11及びバーナ
ー用空気ブロアー12からの助燃油及びバーナー
用空気が供給されており、バーナー10から噴射
される助燃油の燃焼により、炉1内の可燃物の燃
焼が補助促進される。尚、ポンプ11には助燃油
タンク11aが連結されており、タンク11a内
の助燃油がバーナー10に供給される。可燃物と
しての廃タイヤ7の燃焼後の灰は、扉13aによ
り開閉される取出口13から除去される。炉1に
は、燃焼ガス出口孔14が設けられており、孔1
4は、エンジン処理炉15に設けられた燃焼ガス
入口孔16とダクト17により連通されており、
よつて、炉1内の燃焼ガスは、孔14、ダクト1
7及び孔16を介して炉15内に供給される。炉
15は、煙突18を有しており、その炉壁19に
は、助燃用バーナー20が取り付けられており、
バーナー20には、バーナー10と同様に、ポン
プ11及びブロワー12からの助燃油及び空気が
供給されており、バーナー20から噴射される助
燃油の燃焼と炉1から供給される燃焼ガスとによ
り、炉15内の廃エンジン21に付着した可燃物
の燃焼が補助促進されると共に炉15内の温度が
所定値に保持される。炉15の下方には、廃エン
ジン21の挿入口22及び取出口23が設けられ
ており、挿入口22及び取出口23は、電動機2
4で作動される扉25及び26により夫々開閉さ
れる。よつて、挿入口22から炉15内に搬入さ
れた廃エンジン21は、耐火性の部材で形成され
たロストル27上に載置される。このロストル2
7は、複数の直線状の耐火性棒部材からなり、こ
の耐火性棒部材の夫々が互いに平行となるように
挿入口22の下部と取出口23の下部とに水平に
掛け渡されている。また、ロストル27は、上面
28が両側からほぼ中央にかけて下方に傾斜して
形成されている。炉底に設けられた湯溜29に
は、栓付き排出孔30が穿設されており、この孔
30を介して湯溜29に滴下された溶融アルミニ
ウムは適宜排出されインゴツトケースへ供給され
る。尚、炉15内には、孔31を介してフアン9
からの空気が供給され、この供給される空気が炉
15内で旋回するように孔31は構成されてい
る。炉15に近接して設けられた供給手段として
の廃エンジン供給装置32は、電動機33によつ
て作動され、廃エンジン21を挿入口22を介し
て炉15内に押し込む押し込み板34及び廃エン
ジン21が載置される基台35等から形成されて
いる。尚、扉、フアン、ブロアー、廃エンジン供
給装帯等を遠隔自動制御すべく、操作盤36が設
置されている。
このように構成された廃車処理装置40の操作
及び動作を説明すると、まず操作盤36を操作す
ることにより、フアン9、ブロアー12、ポンプ
11等が作動され、これにより炉1及び15内に
燃焼用空気が供給されると共にバーナー10及び
20に助燃油が供給される。次に、操作盤36を
介してバーナー10及び20に着火指示を与える
と、バーナー10及び20から噴射される助然油
が燃焼しはじめる。その後、タイヤ及びエンジン
が除去された廃車体4を台車6に搭載し炉2内に
搬入し、廃車体4に装着された可燃物を焼却し
て、廃車体4を鉄スクラツプ化する。ここで、廃
車体4を炉2内に滞留させる時間は約20〜30分間
であり、この程度の時間廃車体4を炉2内に滞留
させることにより可燃物はほぼ完全に焼却され
る。一方、同時に扉8aを作動させて投入口8を
開き、廃タイヤ7を炉3内に投入して焼却する。
廃タイヤ7の投入は、例えば10分間に3本という
ようにセミバツチ方式により、或いは、例えば焼
却開始前に焼却すべき廃タイヤを全て炉3内に投
入しておくというように完全バツチ方式によつて
もよい。廃車体及び廃タイヤ焼却中、炉2及び3
内で発生した高温燃焼ガスは、ダクト17を介し
て炉15内に導入され、操作盤36からの指令信
号により作動する供給装置32により、挿口22
を介して炉15内に搬入され、ロストル27上に
載置された廃エンジン21に、バーナー20の助
燃油の燃焼熱と共に作用し、廃エンジン21から
アルミニウムを溶解させる。即ち、廃エンジン2
1を構成するアルミニウムは、燃焼ガスを介して
運ばれる炉2及び3で得られる熱エネルギの作用
下で溶解される。炉15内に導入され廃エンジン
21中のアルミニウム溶解に用いられた燃焼ガス
は、炉15に設けられた焼却灰の分離装置(図示
せず)に於いて除塵された後、煙突18を介して
排出される。一方、溶解したアルミニウムは、ロ
ストル27を介して湯溜め29に落下して貯えら
れ、適宜孔30を介してインゴツトケースへ抜出
される。尚、廃エンジン21を炉15内に約20〜
40分間滞留させると、ほぼ完全に廃エンジン21
中のアルミニウムを溶解させ得る。再び、供給装
置32を作動させ同時に、扉25及び26を作動
させて孔22及び23を開き、次の廃エンジン2
1を押し込みロストル27上に載置することによ
り、アルミニウムが除去された前の廃エンジン2
1は孔23を介して押し出されて炉15外に排出
される。以上の処理を繰り返すことにより、廃車
体から鉄スクラツプ、廃エンジンからアルミニウ
ム等を分離回収し得、同時に廃タイヤを焼却し得
る。
尚、前記具体例では、燃焼ガスを炉3から炉2
を介して炉15に順次導出するようにしたが、こ
れに代えて、炉2から炉3を介して炉15に、或
いは、炉3から炉15を介して炉2に導出するよ
うにしてもよく、ここで、炉2及び炉3において
発生される燃焼ガスが炉15に導出されるような
構成が好ましい。
前記の如く、本発明によれば、廃車の各ブロツ
クを一括処理し得、かつそれにより得られる熱エ
ネルギを有効に利用し得るため、省力化、省エネ
ルギ化を計り得る。加えて、回収される鉄、アル
ミニウム等のスクラツプとしての品質を向上させ
ることができる。更に、ロストルはエンジン処理
炉の中に配置されているが故に、ロストルが外気
に接することがないのでロストルに蓄積された熱
エネルギがエンジン処理の外部に逃げるのを阻止
し得、したがつてエンジン処理炉の中の温度を高
温に維持し易くし得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による好ましい一具体例の説明
図、第2図は第1図に示す具体例の平面配置図、
第3図a及びbは第1図に示す熱処理炉の説明図
であり、aは正面断面図、bは側面断面図、第4
図a及びbは第1図に示すエンジン処理炉の説明
図であり、aは平面断面図、bは正面断面図であ
る。 3……タイヤ焼却炉、15……エンジン処理
炉、17……ダクト。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 廃車に装着された可燃物を焼却し、かつ高温
    の燃焼ガスを発生させる焼却炉と、中に前記燃焼
    ガスを導入し、この燃焼ガスが有する熱エネルギ
    の作用下で廃エンジンからアルミニウムを溶解す
    るエンジン処理炉と、前記エンジン処理炉の底部
    に形成された湯溜と、前記エンジン処理炉の中に
    おいて前記湯溜の上に配置されたロストルと、前
    記廃エンジンを前記ロストル上に供給するために
    前記エンジン処理炉に設けられた挿入口と、アル
    ミニウムが溶解された前記廃エンジンを前記エン
    ジン処理炉の中から取り出すために前記エンジン
    処理炉に設けられた取出口と、前記挿入口に設け
    られた第1の扉と、前記取出口に設けられた第2
    の扉と、前記挿入口を介して前記ロストル上に廃
    エンジンを供給する供給手段とからなることを特
    徴とする廃車処理装置。 2 前記ロストルが複数の直線状の耐火性棒部材
    からなることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    に記載の装置。 3 前記耐火性棒部材の夫々が互いに平行となる
    ように前記挿入口の下部と前記取出口の下部とに
    水平に掛け渡されていることを特徴とする特許請
    求の範囲第2項に記載の装置。 4 前記耐火性棒部材の上面が、前記耐火性棒部
    材の両端からほぼ中央にかけて下方に傾斜してい
    ることを特徴とする特許請求の範囲第3項に記載
    の装置。
JP5208279A 1979-04-27 1979-04-27 Scrapped car processing apparatus Granted JPS55158243A (en)

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JPS55158243A JPS55158243A (en) 1980-12-09
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPH07138669A (ja) * 1993-11-15 1995-05-30 Hiroaki Sajiki アルミ熔解炉
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