JPS6296062A - ポテトフライ食品 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はポテトフライ食品、詳しくはじゃがいもを原形
のまま、又はそれに近い球状又は丸形状とし、そのまま
食用に供し得られるスナック用などとして好適なポテト
フライ食品に関するものである。

〔従来の技術〕

従来のじゃがいもをフライ加工した食品としては、ポテ
トチップ或はスティック状のスナック食品がよく知られ
ている。

これら従来のものはじゃがいもをスライス状に薄く切り
、或はスティック状に切って油であげた本のである。

〔発明が解決しようとする問題点〕

このような従来のポテトフライ製品は残留油分（約３５
％以上）及び水分が多く、原料本来の風味が乏しいばか
りでなく油によるフライ臭が強く、１また変味、変質し
易く長期の保存は不可能であった。

本発明の目的はこのような従来の問題点を解決し、残留
油分及び水分が少く、じゃがいも本来の形態と風味及色
相を有し長期間保存するも変質し難いポテトフライ製品
を提供するにある。

〔問題点を解決するだめの手段〕

すなわち本発明は、じゃがいもを原料素材とし脱皮して
原形のまま、又は球状もしくは丸形状など若干の加工を
施し、塩水又は糖液処理した後、真空フライ又は浸透圧
による加圧・減圧法によりフライ処理を行ない次いで水
分及び油分を分離除去してなるポテトフライ食品である
。

本発明においては原料じゃがいもを、天然の形体のまま
自然食品としてそのまま食用に供し、或は必要に応じ再
度所望の味付け、加工を施して使用し得るようにした残
留油分の極めて少ないフライ製品とした点に大きな特徴
を有するものである。

のまま原材料として使用し、次いでこれを一定温度の水
に食塩を加えてブランチングするか、又は水あめもしく
はデキストリン等の糖液に浸漬して浸透せしめて冷凍す
る。次に減圧フライ釜内の筒体中に収容し、籠を回転し
ながら油中で上下に作動させながらフライ処理し水分を
除去した後油中よりあげ籠を回転させて残油分を除去し
製品とする。

また浸透圧法による場合は、加圧・減圧法により行なう
もので、例えば前記食塩又は糖液浸透処・理を施した原
形じゃがいもを、加圧及び減圧が可能な釜内の電体に収
容し、籠を回転させながら先ず釜内に水蒸気を吹込み所
要の圧力及び温度下で処理する。一定時間経過後水蒸気
加圧を中止し減田礪に切換え、ここでフライ油（油温１
２０℃以下）を噴霧して減圧フライ処理を行なう。この
ようにして減圧フライによる原料中の水分除去を行なっ
て原形のままの本発明ポテトフライ製品が得られる。な
お、加圧減圧による処理法としては、本発明者の発明に
係る特願昭６０−１７８６０９号明細書に記載し処理方
法を適用することが出来る。

本発明のポテトフライ食品は、含有水分１％以下、残油
分２０％以下であり、従来のポテトチップ製品が３５％
以上の残油分を含有するのに対し著しく油分が少ないも
のである。また従来のポテトチップは常圧下で通常１８
０℃以上の温度で処理されるため、残油分の老化による
変質が起り易いが、本発明のものは低温で処理され、か
つ油分が著しく少ないのでそのような惧れはなくかつ、
色相、風味も損なわれない。

〔発明の効果〕

本発明のポテトフライ食品は、形状においてじゃがいも
本来の自然の形状又はそれに近似した形状が維持されて
おり、膨化程度も自由なものが得られ、クリスジでかつ
色相、風味はフライ臭もなく、自４然のものと変らず、
保存食品として長期間（６ケ月〜１年）の保存に耐え変
質することがない。そのまま食味できることは勿論、必
要に応じ例えばチーズ味、ヨーグルト味、唐辛子味１食
塩味等の味付加工も可能であり、じゃがいもによるスナ
ック食品としての効果は極めて大きいものである。

特許出願人　　ヨシ・インベストメント株式会社（外１
名）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. じやがいもを原料素材とし原形のまま、又は球状もしく
   は丸形状とし、塩水又は糖液処理した後、真空フライ又
   は浸透圧による加圧・減圧法によりフライ処理を行ない
   水分を除去し、残油分を分離除去してなるポテトフライ
   食品。