JPS6296046A - 飼料配合剤及びその製造方法 - Google Patents

飼料配合剤及びその製造方法

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JPS6296046A
JPS6296046A JP60234339A JP23433985A JPS6296046A JP S6296046 A JPS6296046 A JP S6296046A JP 60234339 A JP60234339 A JP 60234339A JP 23433985 A JP23433985 A JP 23433985A JP S6296046 A JPS6296046 A JP S6296046A
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JP
Japan
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feed
compound
iron
weight
organic acid
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JP60234339A
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English (en)
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Chiaki Ohama
千明 大浜
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MINATO SANGYO KK
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MINATO SANGYO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、新規な飼料用配合剤に関し、さらに詳しくは
、動物が食して悪臭のない糞をするようになる成育効率
の良好な飼料を製造することのできる飼料用配合剤に関
する0本発明は、さらにこの配合剤の使用方法、すなわ
ち、この配合剤を使用して悪臭のない糞をするための配
合飼料を製造する方法に関するものである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
動物を飼育する上で環境の問題は、飼育される動物のみ
ならず、飼育者ひいてはその周辺において大きな問題と
なっており、悪臭発生による苦情の実例は枚挙に暇がな
い。
本発明者らは、この点に注目し、古くから畜舎、ペット
の悪臭対策に鋭意研究を重ねて来たが、家畜の飼育にも
効果があり、かつ、悪臭物質の発生をも防止でき、なお
かつ飼料へ混入せしめることで容易に使用者が新たな労
働力を加算することなしに実行できる飼料用配合剤を見
いだし、本発明をなすに至った。
〔問題点を解決するための手段〕
すなわち本発明は鉄(II )化合物と有機酸成分とか
らなり、有機酸成分を鉄(II )化合物中の鉄1重量
部に対し、0.02〜0.30重量部の範囲で含有する
ことを特徴とする飼料用配合剤を提供するものである。
さらに本発明は、この飼料用配合剤を飼料100重量部
に対して0.01〜0.15重量部の割合で配合するこ
とを特徴とする配合飼料の製造方法を提供するものであ
る。
本発明における飼料用配合剤は、鉄(II )化合物中
の鉄1重値部に対して、0.02〜Q 、 3川値部、
好ましくは、0.03〜0.15重量部の有機酸成分を
含有するものである。
本発明においては、このように圧倒的多量の鉄(II 
)に対して、少量の有機酸成分を添加し、結合させる点
に特徴がある。有機酸成分が上記範囲の下限未満では、
鉄(II )イオンの安定化並びに活性化が不十分であ
り、発明の目的を達成することができない、また有機酸
成分が上記範囲の上限を越えても、その鉄(11)イオ
ンの安定化並びに活性化の上昇は望めず、逆に有機酸成
分が分解するなどして、鉄(11)イオンとの特異的な
反応に関与しなくなり、増量する意味がなくなる。
鉄(■り化合物としては、動物が食して有害でない限り
、特に限定はない、具体例としては例えば、硫酸第一鉄
、塩化第一鉄、硝酸第一鉄、臭化第一鉄、リンゴ酸第−
鉄、フマル酸第−鉄などの鉄(II )有機塩があげら
れる。硫酸第一鉄、塩化第一鉄、硝酸第一鉄が特に好ま
しい、鉄(rr )化合物は1記例示のものに限定され
るものではなく、水中に溶解し、2価鉄イオンを形成す
るものであれば任意のものを用いることができる。
本発明において、「有機酸」とは広義で用いられる。有
機酸成分は鉄(II )化合物の2価鉄イオンに配位し
て活性な2価鉄イオンを安定化させる作用を有する。こ
のような有機酸の例としてはアスコルビン酸類、カルボ
ン酸類があげられる。ここで7スコルビン酸類とは 、
アスコルビン酸、イソアスコルビン酸、そのアルカリ金
属塩などをいい、D一体、L一体、DL一体の全てが含
まれる。特にL−アスコルビン酸が好ましい、またカル
ボン酸類としては特に制限はないが、オキシ酸1例えば
クエン酸、インクエン酸などのクエン酸、乳酸、酒石酸
、リンゴ酸などが用いられる。
またアミン酸、例えばエチレンジアミン四酢酸類、4.
5−ジアミノピリミンン類などが好ましく用いられる。
本発明において有機酸成分は単独でもあるいは、2種以
上併用してもよい、特にアスコルビン酸類は他の有機酸
との併用が好ましく併用の場合、アスコルビン酸とクエ
ン酸の組合せが特に好ましい、この時アスコルビン酸に
対レフエン酸が安定剤として補助的に作用するので、そ
の量は少なくてよい。
本発明の鉄(11)組成物は活性発現のためには主成分
としての鉄(II )化合物にアスコルビン酸、クエン
酸のような有機酸成分とが結合していることが必要であ
る。このような組成物は水溶液として調整できるはb)
両成分を一旦混合、溶解した水溶液を噴霧乾燥法、凍結
乾燥法等により乾燥、粉末化して調製できる。
この配合剤は、既に本発明者らの発明に係る特開昭59
−132937号、[司60−86753号公報に開示
されている脱臭剤であるが1本発明は、これを動物飼料
に配合して与えた場合に、何ら有害でないだけでなく、
その発育が増進されると共に、これを食した動物は、こ
れを配合していない飼料を食した場合に比較して、その
糞がwJ著に脱臭されることを発見し、この新規知見に
基づいて本発明がなされたものである。
本発明が対象とする飼料は、家畜、犬、猫等のベット等
の陸上動物及び家畜、ペットとしての鳥類、更には養魚
等の水棲動物を含むあらゆる種類の動物を飼育するため
の飼料を意味する。
これらの飼料は、それぞれ飼育対象の動物によって、又
同じ動物でも夫々またその時々によって異なるもので一
定のものを意味しない、勿論単一物、混合物の何れをも
含み、従来慣用のもののみならず、将来創造され得るあ
らゆる飼料を包含するものである。
また、本発明の飼料用配合剤及びそれを配合した飼料に
は、他の添加剤1例えば活性炭、その他慣用の無害の添
加剤の添加を妨げるものではない。
本発明の飼料用配合剤は、適当な濃度の水溶液の形態と
することができる。
また、粉末混合物の形態とすることもできる。
さらに、ヘントナイト、ゼオライト等の無機物、小麦粉
、米糖等の有機物、その他の賦形剤と共に、さらに必要
に応じて他の飼料用添加剤を加えて、粉状、粒状、顆粒
状、ペレット状等の固形物に成形したものとすることが
できる。
これらの固形物への成形法として、は、流動造粒、転勤
造粒、転着加工、押出し造粒などの方法を用いることが
できる。
本発明の飼料用配合剤は、飼料100重量部に対して、
0.01〜0.15重量部配合して使用される。
0.01重量部未満では、飼料を食した動物の糞からの
悪臭を除去する効果が充分でなく、0゜15重量部を越
える量の使用は効果の上から不要である。
本発明の方法で製造された配合飼料は、液状又は固形状
の飼料用配合剤と飼料との単なる混合物でよいが、配合
飼料自体も賦形剤を用い、必要に応じてその他の飼料添
加物を添加して、粉剤、粒剤、顆粒剤、ペレット等の形
態とすることができる。
〔発明の効果〕
■本発明の飼料用配合剤は、簡単に飼料に配合して用い
ることができ、その使用法は極めて簡単である。
(2)木発明の飼料用配合剤を配合した飼料により飼育
した家畜、べ−2ト、鶏等は、臭気の顕著に減少した。
又は臭気のない糞、尿をするようになり、その飼育環境
が著しく改善される。また、養魚に与えた場合には、そ
の排泄物のアンモニアやアミン類等の有害な代謝化学物
質の水中濃度が著しく減少し、養魚槽の水の化学的浄化
の負荷が著しく軽減される。
■本発明の方法によって得られる配合飼料は。
家畜及びぺ−、トにとって嗜好性の大きなものであり、
摂取量が増加することによって成長に至るまでの飼育期
間が短縮できる。
■飼育動物の飼料の転換効率が増大し、すなわち投与す
る飼料に対して体重増加が著しくなり飼育期間が短縮で
きる。
〔実施例〕
次に実施例を示す。
実施例1 糞の臭気防止の例 本発明の飼料用配合剤(硫酸第−鉄七木塩27.5gに
対しL−7スコルビン酸0.5gを含有する組成物)を
、飼料に対して外側で0.025重量%加え(1)の配
合飼料を、0.09重量%加えて(2)の配合飼料を作
った。
比較のために木発明の飼料用配合剤に代えて、硫酸第−
鉄七塩又はL−アスコルビン醇を添加した同様の配合飼
料を作って、同様にして糞のアンモニア濃度を調べた。
その結果を併せて第1表に示した。
これらの配合飼料を夫々雄、酸25羽のブロイラーに与
え、10日後にその糞のアンモニア濃度を調べた。アン
モニア濃度が問題となる水準(20ppm)を越えた羽
数を下記表に示した。
第1表 注: (1)・・・0.025%添加 (2)・・・0.09%添加 (3)・・・硫酸量−鉄七水塩0.09%添加(4)・
・・L−アスコルビン酸0.09%添加 数字はアンモニア濃度が問題となった羽数を示す。
実施例2 豚の体重増加と1日当たりの飼料摂取量との
関係 豚の飼料に実施例1で用いたと同様の本発明の飼料用添
加剤を欠刻で0.07%重量%添加したものと、しない
ものを、生後25日〜40日の豚8頭づつに15日間与
えた。その結果を第2表に示す。
第2表

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)鉄(II)化合物と有機酸成分とからなり、有機配
    成分を鉄(II)化合物中の鉄1重量部に対し、0.02
    〜0.30重量部の範囲で含有することを特徴とする飼
    料用配合剤。
  2. (2)水溶液の形態である特許請求の範囲第1項記載の
    飼料用配合剤。
  3. (3)ベントナイト、ゼオライト等の無機物、小麦粉、
    米糖等の有機物からなる賦形剤を用いて成形した粒状、
    顆粒状、ペレット状等の固形物である特許請求の範囲第
    1項記載の飼料用配合剤。
  4. (4)賦形剤の他に必要な他の添加成分を同時に含有す
    る固形物である特許請求の範囲第3項記載の飼料用配合
    剤。
  5. (5)有機酸成分がアスコルビン酸及びカルボン酸類か
    ら選ばれた少なくとも1種である特許請求の範囲第1項
    記載の飼料配合剤。
  6. (6)鉄(II)化合物と有機酸成分とからなり、有機酸
    成分を鉄(II)化合物中の鉄1重量部に対し、0.02
    〜0.30重量部の範囲で含有する配合剤を、飼料10
    0重量部に対して0.01〜0.15重量部の割合で配
    合することを特徴とする配合飼料の製造方法。
  7. (7)配合剤、飼料の他に、さらに賦形剤を添加して粒
    状、顆粒状、ペレット状等の固形物に成形する特許請求
    の範囲第6項記載の配合飼料の製造方法。
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