JPH01195860A - 尿臭消去剤 - Google Patents

尿臭消去剤

Info

Publication number
JPH01195860A
JPH01195860A JP63019946A JP1994688A JPH01195860A JP H01195860 A JPH01195860 A JP H01195860A JP 63019946 A JP63019946 A JP 63019946A JP 1994688 A JP1994688 A JP 1994688A JP H01195860 A JPH01195860 A JP H01195860A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
salt
urinose
livestock
urine odor
phytic acid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63019946A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiichi Sawai
喜一 澤井
Masatsune Kurono
昌庸 黒野
Hiromoto Asai
浅井 宏基
Takahiko Mitani
隆彦 三谷
Eiji Furukawa
英司 古川
Tamaki Otsuka
大塚 環
Koji Yamauchi
耕治 山内
Hisashi Doge
道下 久
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanwa Kagaku Kenkyusho Co Ltd
Original Assignee
Sanwa Kagaku Kenkyusho Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanwa Kagaku Kenkyusho Co Ltd filed Critical Sanwa Kagaku Kenkyusho Co Ltd
Priority to JP63019946A priority Critical patent/JPH01195860A/ja
Priority to DE68913774T priority patent/DE68913774T2/de
Priority to EP89101461A priority patent/EP0326963B1/en
Priority to AT89101461T priority patent/ATE102818T1/de
Priority to BR898900361A priority patent/BR8900361A/pt
Priority to ES89101461T priority patent/ES2052785T3/es
Priority to CN89100531A priority patent/CN1035616A/zh
Priority to CA000589533A priority patent/CA1322528C/en
Priority to KR1019890001131A priority patent/KR890015737A/ko
Priority to ZA89718A priority patent/ZA89718B/xx
Publication of JPH01195860A publication Critical patent/JPH01195860A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Feed For Specific Animals (AREA)
  • Fodder In General (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 a)産業上の利用分野 本発明は、フィチン酸及びその塩をヒト、家畜及びベッ
トに経口的に投与した場合の尿臭消去作用を利用した尿
臭消去剤としての用途に関わる。
b)従来の技術 フィチン酸はカルシウム、マグネシウム、ときとしてカ
リウムの混合結合塩として植物界に広く分布している。
米ヌカには9.5〜14.5%ものフィチン酸が含まれ
、工業的フィチン酸あるいはこれに由来するミオイノシ
トールの原料となっている。フィチン酸及びその塩は用
途が広く、従来から、医薬品としては、フィチン酸カル
シウムがカルシウムの補給剤として、米ヌカそのものや
フィチン酸ナトリウム投与によるカルシウム結石再発の
予防法、あるいは、フィチン酸カリウムは高カルシウム
血症の治療、サルコイド−シス患者の高カルシウム尿の
調整などに用いられている。また、清酒やブドウ酒製造
の際の醗酵助成剤、フィチン酸のキレート作用を利用し
た除金属剤、Fe++、Ca+十存在下での酸化防止剤
、金属の防蝕割等様々な分野で利用されてきた。 しか
し、本発明で述べるような経口的に摂取した際のフィチ
ン酸及びフィチン酸塩の尿臭消去作用の利用についての
報告はない。
一方、ヒト、家畜及びペットの尿臭の消去を目的とした
ものに、臭気を物理的に吸着したり、あるいは尿と直接
接触させて臭いを分解したり、強い臭いにより尿臭をご
まかしたりする物質が知られているが、組成が明らかで
しかも作用本体が明らかな物質を動物に経口的に投与す
ることにより尿臭を抑える例はこれまでにはなかった。
そこで本発明者らは、フィチン酸の栄養実験を実施中、
フィチン酸塩を経口的に投与した際、尿臭が著しく減じ
ていることを発見した。
C)発明か解決しようとする問題点 本発明者は、上記の従来技術に鑑みて、ヒト、家畜及び
ペット(イヌ、ネコ、モルモット、ハムスター、マウス
、ラット、リス等)の不快な尿臭の根本的な除去を目的
として、フィチン酸及びその塩に管目し、経口的に投与
することにより尿臭を消去もしくは軽減しうる尿臭消去
作用がフィチン酸及びその塩にあることを見出だすに至
ったのである。
d)問題点を解決するための手段 本発明は、フィチン酸及びその塩を動物に経口的に投与
した場合の、尿臭消去作用に関わるものであり、フィチ
ン酸塩は無味無臭であることから経口的に投与し品く、
フィチン酸及びその塩をヒト、家畜及びペットの飲料水
に混ぜたり、食餌に混入したり、あるいは、粉末、顆粒
状態で経口的に投与することにより、尿臭の不快さは解
決される。投与量は、1= 15mg/ kgとかなり
低く、高カルシウム血症等の治療にフィチン酸ナトリウ
ムを用いる場合のl/10以下の用量であり、副作用も
低いと考えられる。
また、その尿臭消去作用は、イヌ、ネコ、ウサギ、ラッ
ト、ハムスター等を用いた動物実験により確認できる。
すなわち、フィチン酸及びその塩を飲料水に混ぜたり、
強制的に毎日経口投与した動物の尿を集め、その尿臭を
判定することにより、尿臭消去効果が確認される。
e)発明の効果 本発明はフィチン酸及びその塩を経口摂取することによ
り、簡便に尿臭を軽減でき、フィチン酸及びその塩のさ
らなる用途拡大が可能である。
さらに、フィチン酸及びその塩は固体、液体の形を問わ
ず効果があるので、経口摂取の方法も簡単である。
本発明により、例えばペットフードに混和してペットに
与えることによるペットの尿臭の軽減や、同様に家畜飼
料に混和して与えることによる家畜の尿臭の軽減から家
畜公害への予防対策効果も期待できる。さらにはヒトへ
の用途拡大も可能で、自刃で排泄の困難な人に対して使
用することにより、看謹にたずされる人に対して尿臭の
不快感を軽減することが期待できる。しかも連続使用が
可能で、続けることにより、効果が持続する。
以下に本発明の実施例により具体的に説明するが、本発
明はこれらの実施例に限られるものではない。
実施例 1 ネコ(肉食動物)に液状で与えた場合 フィチン酸カリウムを8mg/ml含む溶液を5匹のネ
コ(体重的5kg)に1日量として3ml/匹を14日
間与え、投与開始後1.3,5,7.144日量新鮮尿
を尿導カテーテル(トムキャット又は3号栄養カテーテ
ル)を用いて導尿し、直ちに3名の判定者にて尿臭の多
少を判定したところ、試験開始後3日日で効果が現れ始
め、5日日には尿臭がなくなった。結果を表1に示す。
 投与終了後、数日して尿臭は回復した。終了後100
日量、再度同様の実験を実施したところ、同様の結果が
得られた。
またフィチン酸カリウムを20mg/ml含む溶液を8
匹のネコに1日量として1.2ml/匹を7日間与え、
投与開始前、開始後3,5.78目に新鮮尿を尿導カテ
ーテル(トムキャット又は3号栄養カテーテル)を用い
て導尿し、直ちに3名の判定者にて尿臭の多少を判定し
たところ、試験開始後3日目で効果が現れ始め、5日目
には尿臭がなくなった。
結果を表2に示す。
実施例 2 ネコ(肉食動物)に粉末で与えた場合 フィチン酸カリウムを24mg/ g 含む粉末を8匹
のネコに18量として1g/匹を餌に混ぜて7日間与え
、投与開始前、開始後3.5.7日目に新鮮尿を尿導カ
テーテル(トムキャット又は3号栄養カテーテル)を用
いて導尿し、直ちに8名の判定者にて尿臭の多少を判定
したところ、試験開始後3H目で効果が現れ始め、5日
目には尿臭がなくなった。
結果を表3に示す。
実施例 3 ネコ(肉食動物)に混餌で与えた場合 フィチン酸カリウムを0.1+ng/gに配合したキャ
ツトフードを2匹のネコ1こ1日量として100g/匹
を7日間与え、投与開始後2,3,4,5.7日目に新
鮮尿を尿導カテーテル(トムキャット又は3号栄養カテ
ーテル)を用いて導尿し、直ちに3名の判定者にて尿臭
の多少を判定したところ、試験開始後3日目で効果が現
れ始め、4H目には尿臭がなくなった。
結果を表4に示す。
実施例 4 ウサギ(草食動物)の場合 フィチン酸カリウムを20mg/ml含む溶液を4羽の
ウサギに1日量として2ml/羽を170m1の飲水に
入れ、餌と共に14日間自由摂取させ、投与開始後1.
3.5.7.14H目に新鮮尿を尿導カテーテル(トム
キャット又は3号栄養カテーテル)を用いて導、尿し、
直ちに3名の判定者にて尿臭の多少を判定したところ、
試験開始後3日目から尿臭のうち恐らく代謝物によると
思われる不快臭が消え始め、5日目には殆ど不快な尿臭
が感じられなかった。
一方、餌由来の植物テルペンによると思われる尿中の芳
香には変化がなかった。
結果を表5に示す。
実施例 5 ハムスター(草食動物)の場合 フィチン酸カリウムを20mg/ml含む溶液をつがい
1こした2組のハムスター1こ1日量として0.5ml
/kgを飲水に混ぜて14日間投与し、敷き藁として用
いた、細かく切った新聞紙に混じった尿臭を14日間調
査したところ、投与後2〜3日目日日り尿臭の軽減がみ
られた。
表1(ネコに被検薬を液状で投与その1)表2(ネコに
被検薬を液状で投与その2)表3(ネコに被検薬を粉末
で投与)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)フィチン酸(イノシトール六リン酸)及びその塩を
    含有していることを特徴とする尿臭消去剤。 2)フィチン酸及びその塩をヒト、家畜及びペット(イ
    ヌ、ネコ、モルモット、ハムスター、マウス、ラット、
    リス等)に経口的に投与することを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載の尿臭消去剤。 3)フィチン酸及びその塩が粉末、製剤又は水溶液のい
    ずれの形態でもよく、1日1回1〜15mg/kgの範
    囲内で経口的に連日投与可能な様に調製されていること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の尿臭消去剤。 4)フィチン酸の塩が非毒性金属塩あるいは有機塩基性
    塩であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    尿臭消去剤。
JP63019946A 1988-01-30 1988-01-30 尿臭消去剤 Pending JPH01195860A (ja)

Priority Applications (10)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63019946A JPH01195860A (ja) 1988-01-30 1988-01-30 尿臭消去剤
DE68913774T DE68913774T2 (de) 1988-01-30 1989-01-27 Deodorant sowie deodorierende Lebensmittel, Getränke und Gewürzmittel.
EP89101461A EP0326963B1 (en) 1988-01-30 1989-01-27 Deodorant as well as deodorizing food, drink and seasoning
AT89101461T ATE102818T1 (de) 1988-01-30 1989-01-27 Deodorant sowie deodorierende lebensmittel, getraenke und gewuerzmittel.
BR898900361A BR8900361A (pt) 1988-01-30 1989-01-27 Desodorante para ser administrado por via oral e artigos que o contem
ES89101461T ES2052785T3 (es) 1988-01-30 1989-01-27 Desodorante asi como un alimento, bebida y condimento desodorantes.
CN89100531A CN1035616A (zh) 1988-01-30 1989-01-28 除臭剂以及除臭的食物、饮料和美食品
CA000589533A CA1322528C (en) 1988-01-30 1989-01-30 Deodorant as well as deodorizing food, drink and luxury
KR1019890001131A KR890015737A (ko) 1988-01-30 1989-01-30 소취제 및 식, 음료성 및 기호성 소취제
ZA89718A ZA89718B (en) 1988-01-30 1989-01-30 An oral deodorant

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63019946A JPH01195860A (ja) 1988-01-30 1988-01-30 尿臭消去剤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01195860A true JPH01195860A (ja) 1989-08-07

Family

ID=12013372

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63019946A Pending JPH01195860A (ja) 1988-01-30 1988-01-30 尿臭消去剤

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JPH01195860A (ja)
ZA (1) ZA89718B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10120574A (ja) * 1996-10-22 1998-05-12 Toyo Hakko:Kk 糞尿消臭剤

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10120574A (ja) * 1996-10-22 1998-05-12 Toyo Hakko:Kk 糞尿消臭剤

Also Published As

Publication number Publication date
ZA89718B (en) 1989-10-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Adegbeye et al. Mycotoxin toxicity and residue in animal products: Prevalence, consumer exposure and reduction strategies–A review
JP2974728B2 (ja) 競走馬及び競争ラクダ用のパンクレアチン含有飼料又はプレミックス
CN111034625A (zh) 一种植物成分的猫砂诱导剂
JPS6296046A (ja) 飼料配合剤及びその製造方法
JPS63266A (ja) 動物臭の改良法
AU2008358047B2 (en) Composition for addition to drinking water
US5814312A (en) Composition and process for deducing odors from animal discharges
Eby Elimination of arthritis pain and inflammation for over 2 years with a single 90 min, topical 14% gallium nitrate treatment: case reports and review of actions of gallium III
JPH01195860A (ja) 尿臭消去剤
McDowell et al. Selenium availability and methods of selenium supplementation for grazing ruminants
AU2003204441A1 (en) Animal Food Supplement Compositions and Methods of Use
JP3422762B2 (ja) 悪臭抑制ペットフード
CN112138198A (zh) 抑菌除臭剂组合物
US7056948B2 (en) Use of odor reducing and cross-adapting agents to reduce animal waste malodors
JPH04166039A (ja) ペットフード
JP2001258480A (ja) 動物糞尿臭消臭用飼料
EP0326963B1 (en) Deodorant as well as deodorizing food, drink and seasoning
JP2865779B2 (ja) 家畜動物用飼料添加剤
IE48454B1 (en) Nutritive mixture for feeding livestock
JP3241173B2 (ja) 入浴剤
JP3048556B2 (ja) 家畜動物用飼料添加剤
JP2005278404A (ja) 梅エキスを含有するペット用飼料
JP2002060343A (ja) 糞尿消臭剤
RU2403052C1 (ru) Средство для профилактики желудочно-кишечных заболеваний сельскохозяйственных животных
KR20240026395A (ko) 활성 천연 미네랄을 유효성분으로 하는 반려동물의 악취 예방 및 악취 제거용 기능성 사료 조성물