JPS6296037A - 生ぶどうの保存方法 - Google Patents

生ぶどうの保存方法

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Publication number
JPS6296037A
JPS6296037A JP60234530A JP23453085A JPS6296037A JP S6296037 A JPS6296037 A JP S6296037A JP 60234530 A JP60234530 A JP 60234530A JP 23453085 A JP23453085 A JP 23453085A JP S6296037 A JPS6296037 A JP S6296037A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grapes
juice
alcohol
fresh
liquid
Prior art date
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Pending
Application number
JP60234530A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazue Iijima
飯島 和恵
Atsushi Iijima
厚 飯島
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Individual
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Individual
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Publication date
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  • Storage Of Fruits Or Vegetables (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野1 この発明は、ぶどうを原料として製造したアルコール分
を含有しない液であって、そのまま飲用に供してもよく
、また、この液の中に皮ごとの生ぶどうを漬け、生ぶど
うの状態のまま味や香りを変化させず永く保存すること
ができる生ぶどうの保存方法に関するものである。
[従来技術と問題点] ぶどうは、そのまま食用とされるほか、醸造されてぶど
う酒が生産される。ぶどうは他の果実に比して極めて発
酵しやすく、容易にぶどう酒を生産することができるが
、反面、発酵を抑えることが困難であり、アルコール分
を含有しないぶどう液を製造することは難しい。もつと
も、加熱して酵母菌を殺菌すればよいが、それでは味と
香りが失われる。そのため、従来生産されているアルコ
ール分のないぶどう液は、純ぶどう液の含有量は少なく
して水で薄め、甘味料や香料等を加えたものが生産販売
されており、アルコール分がなく水で薄めていない純ぶ
どう液は生産販売されていない。
また、ぶどうは発酵しやすいため、生のまま保存するこ
とは難しく、従来、干しぶどうにするか、冷凍する以外
に適当な保存手段はなかった。
しかし、冷凍による保存手段では、約四が月しかもたな
い。また、ぶどうの果実の中の細胞組織が組織内の水分
の凍結のため、損傷をうけ、解凍して食用に供する際、
生のぶどうの風味等が失われるのを防止することは不可
能であった。
また、みかん、りんご、梨、さくらんぼ、梅のようなぶ
どう以外の果実は、焼酎などで漬込んで保存し、飲食用
に供することが許されているが、ぶどうに限り果実酒を
作ることが禁じられている。
[発明の目的] そこで、この発明の目的は、水で希釈されず、かつ、発
酵が抑えられることによってアルコール分が生成しない
純ぶどう液を製造し、この純ぶどう液は、そのまま、ま
たは水で希釈して、あるいは他の飲用液やアルコール含
有液と混合して飲用してもよいが、この純ぶどう液に生
ぶどうを漬けて、長期間、生ぶどうの美味を維持させる
ことができる生ぶどうの保存方法を開示しようとするも
のである。
[解決手段1 この目的を達成するため、この発明は、粘度10度〜2
0度のぶどうを原料とし、このぶどうを洗浄したのち、
圧搾して液を採取し、この液に0.1重量%のアスコル
ビン酸を加えて十分撹拌し、1〜3か月間、冷暗所に静
置した後、上澄み液を採取することにより、アルコール
分のない純ぶどう液を得る。この純ぶどう液に生ぶどう
を漬けて、長期門生ぶどうを生のままの状態で保存する
ことを可能とするものである。
[実施例1 以下この発明の実施例について説明する。まず、この発
明による純ぶどう液を製造するには、原料として糖度1
0〜20度の中位以上に熟したぶどうの房を採取する。
この房から傷などのないぶどう粒を粒選して、10%酢
酸水または35度の焼酎で洗浄瓶絨勿重 し、ぶどう粒に付着している消毒剤(石灰、!!−)ぶ
どう液を採取する。そのままにしておくと酵母菌によっ
て発酵し、アルコールが生じるので、直ちに0.1重量
%のアスコルビン酸を加え、よく撹拌する。アスコルビ
ン酸の還元力をもって酸化を防止し発酵を抑えるためで
ある。その後、地下室のような温度の変化の少ない場所
に約1か月間静置する。前記アスコルビン酸の添加量は
、ぶどう液1リットルに対して0.5グラム以上とすれ
ば概ね発酵を止めることができるが、大杓の添加量とし
て1グラム程度が適当である。
なお、アスコルビン酸はエリソルビン酸と併用してもよ
く、これらのナトリウム塩も使用可能である。
約1か月間静置した後、和紙または2〜3枚重ねのガー
ゼのような物でろ過し、沈澱物を除去する。この沈澱物
を除去した液をさらに約2か月間静置しておく。すると
、容器の底に沈澱物がたまり、上澄み液は透明になる。
この透明になった上澄み液を採取して目的とするアルコ
ール分のない純ぶどう液を得ることができる。
このようにして得られた純ぶどう液は、アルコール分が
なく、生ぶどうそのままの滋養と風味を有しているので
、幼児、児童、老人や自動車の運転者等の飲料として好
適であり、そのまま飲用してもよく、水で薄めたり香料
を入れたりして飲用してもよい。また、焼酎、酒、ウィ
スキーなどのアルコール分を加えて飲用してもよい。
この発明は、このようにして製造した、水で薄めないア
ルコール分のない純ぶどう液を利用して、生ぶどうをそ
のままの新鮮な状態で長期間維持させ、保存しようとす
るものである。すなわち、保存しようとするぶどうは中
位の熟れ具合、糖度10〜20度程度のものとし、皮に
傷をつけないように茎もつけたままで割れなどが生じな
いようにして、よく洗浄した後、この純ぶどう液に浸漬
し、ガラスやプラスチックのびんづめにしたり、ビニー
ルなどのプラスチック袋に真空パックにする等の手段で
密封すれば、長期間保存可能である。長期間保存後開封
して賞味しても、生のぶどうと変わりない風味を味わう
ことができる。これは、生ぶどうの皮を隔てて周囲にあ
るこの純ぶどう液の成分や濃度等が、生ぶどうの成分や
濃度等とほとんど同じであるため、水分や成分の滲透な
どが生起せず、そのため、生ぶどうがそのままの状態で
保存されることになるものである。
なお、従来、果物や野菜などを砂糖、塩、酢、アルコー
ル等で保存することが行なわれていたが、この純ぶどう
液に浸漬して保存すれば、より良い状態で保存すること
ができる。また、どくだみ、いかり草、げんのしょうこ
、こうたけ等の薬草を、この純ぶどう液に漬けて保存し
、服用すれば、乾燥させたり、アルコール等に漬けて用
いるよりも、著しく薬効を高めることができる。
[発明の効果1 以上説明したように、この発明によれば、アルコール分
がなく、水を加えない、生ぶどうそのままの成分と滋養
と風味を有する純ぶどう液を製造することができ、この
液はそのまま、または水などで割って美味な飲用液とし
てもよいが、この純ぶどう液に生ぶどうを漬けて密封保
存し、生ぶどうを生のままの新鮮な状態を維持させて、
長期間保存することができる。なお、外国産果実または
あらゆる果物、野菜、薬草などもこの純ぶどう液で保存
し、飲食用や薬用として利用することがでる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 糖度10度以上のぶどうを洗浄した後、圧搾して液を採
    取し、この液に0.1重量%のアスコルビン酸を加えて
    撹拌し、静置した後、沈澱物を除去して得る純ぶどう液
    中に生ぶどうを浸漬して密封し保存することを特徴とす
    る生ぶどうの保存方法。
JP60234530A 1985-10-22 1985-10-22 生ぶどうの保存方法 Pending JPS6296037A (ja)

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JP60234530A JPS6296037A (ja) 1985-10-22 1985-10-22 生ぶどうの保存方法

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JP60234530A JPS6296037A (ja) 1985-10-22 1985-10-22 生ぶどうの保存方法

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JPS6296037A true JPS6296037A (ja) 1987-05-02

Family

ID=16972470

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JP60234530A Pending JPS6296037A (ja) 1985-10-22 1985-10-22 生ぶどうの保存方法

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JP (1) JPS6296037A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100488304B1 (ko) * 2002-05-14 2005-05-11 육철 플라스틱 통을 이용한 포도즙의 장기 보존 방법
JP2006067951A (ja) * 2004-09-03 2006-03-16 Asama Chemical Co Ltd リスベラトロール含有量の高められたブドウ果汁およびブドウ果粒の製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100488304B1 (ko) * 2002-05-14 2005-05-11 육철 플라스틱 통을 이용한 포도즙의 장기 보존 방법
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