JPS6294440A - 車輌用灯具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はハイマウントストップランプ等に適用して好適
な車輛用灯具に関し、特に灯具本体を各種の車種に対し
て一部構成部材を変更するだけで簡単に取付は得、灯具
本体の共通化を可能にし九ものである。

〔従来の技術〕

近年、半導体技術の発達によシ輝度の高い発光ダイオー
ドが開発され、しかも安価に入手できるようになったこ
とから、車輛用灯具、例えば制動灯９尾灯、更には車体
の後部外側（もしくは内側）に設置され通称ハイマウン
トストップランプと呼ばれている灯具などの光源として
検討されている。

その大きな理由は、上述した理由以外にも、一般の電球
と異なシンイラメントを有さないため半永久的寿命を有
する。フィラメントの断線がないため交換を必要とせず
、灯具自体および取付位置に対する制約が少ない、灯具
を薄型化でき取付加工が容品である。電球に比べて発熱
が著しく少な（く且つ小型化が可能となる等の優れた特
徴を備えていることによるもので、今後の灯具の方向を
指し示すものと云える。

〔発明が解決しようとする問題点〕

ところで、この種の車輛用灯具は一般に車種に応じて製
作され、所定部［１（Ｋ固定されるものであるため、車
種が異なると取付けることが困難な事態が生じ、互換性
がきかないという不都合があった。特に、ハイマウント
ストップランプのように車体への取付けが義務付けられ
ておらず、ユーザーの要望に応じて取付けられる灯具に
おいては、各車種毎に製作、保管することは不経済であ
り、またユーザーが車を別の車種と交換した場合には古
い車輛につけていた灯具を外して新しい車輛に取付ける
ことができず、経済的負担が大きくなるため、如何なる
車種に対しても僅かな部品の交換だけで取付けることが
でき、灯具本体を共通使用し得るようＫした車幅用灯具
が要望されている。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明に係る車輛用灯具は上述したような要望に応える
べくなされたもので、前、後面が開放する箱形の第１灯
具ボディと、この第１灯具ボディの前面開口部を閉鎖す
る如く該ボディに取付けられたレンズと、前記第１灯具
ボディ内に配設された基板と、この基板に実装された多
数の発光ダイオードと、前記第１灯具ボディの後面開口
部を閉鎖する如く該ボディに取付けられた第１灯具ボデ
ィと、前記第１灯具ボディの下面に着脱可能に取付けら
れ単体側に固定される灯具取付部材とで構成したもので
ある。

〔作用〕

本発明においては灯具本体を灯具取付部材を介して車体
に取付けているので、車種に応じて灯具取付部材のみを
その車種に合ったものと交換するだけでよく、したがっ
て灯具本体自体を車種の異なる車輛に対して共通使用し
得る。

〔実施例」 以下、本発明を図面忙示す実施例に基づいて詳細に説明
する。

第１図は本発明をハイマウントストップランプに適用し
た場合の一実施例を示す断面図、第２図は同ランプの分
解斜視図である。これらの図において、１は自動車のリ
アウィンド、２はリアウィンド１の内側に配設されるハ
イマウントストップランプで、このランプ２は、車体の
前後に開放する横長箱形の＠ｉ灯具ボディ３と、第１灯
具ボディ３の前面側開口部を閉鎖する如く該ボディ３内
に取付けられたレンズ４と、第１灯具ボディ３の後面側
開口部を閉鎖する如く該ボディ３に取付けられた第２灯
具ボディ５と、＃！１灯具ボディ３の下面左右方向中央
部に一対の止めねじ６によって着脱ｃＩＴ能に取付けら
れ、左右一対のポル）７Ａ、７ＢＫよって車体（リヤト
レイ）８に固定される灯具取付部材９と、ｇｌ灯具ボデ
ィ３内に配設されたプリント基板１０と、プリント基板
１０の表面に実装された多数の発光ダイオード１１およ
びダイオード点灯用抵抗体１２等で概ね構成され、前記
第１および第２灯具ボディ３．５によシ灯具ボディ１３
を構成し、また、＠１．ｗＪ２灯Ｊ４ｙｊｔ’ディ３゜
５、レンズ４、プリント基板１０、発光ダイオード１１
およびダイオード点灯用抵抗体１２によシ灯具本体１４
を構成している。

前記第１灯具ボディ３はアルミニウム等の軽金属もしく
はプラスチックによって製作され、その前面側開口端面
がリアウィンド１と平行になるように第１図左下りに傾
斜している。このため、第１灯其ボディ３の底面板３Ａ
は上面板３Ｂよシ前４一 方、すなわちリアウィンド１方向に長く延在し、かつ該
底面板３Ａの上面で前記レンズ４よシ前方部分はシボ加
工が施されることによシ粗面１９を形成している。そし
て、ＷＪｌ灯具ボディ３の前面側開口端は前記リアウィ
ンド１の内側面にガスケット２０を介して固定されてい
る。

前記レンズ４は、所定色、例えば赤色に着色された透光
性を有するプラスチックもしくはガラスによって背面が
開放する浅底箱形に形成され九表面レンズ２４と、表面
レンズ２４の背面開口部を被う如く該レンズ２４に溶着
されたインナーレンズ２５とで構成されることＫよシニ
重レンズ構造をなし、前記第１灯具ボディ３の内部に溶
着等によって固定されている。表面レンズ２４の内側面
には多数の小さな凸レンズからなる拡散レンズ２６が密
集して形成されている。拡散レンズ２６の大きさは、レ
ンズ２６自体の成形性、レンズ２６間の境界部分におけ
る光の損失、光の拡散による百発光性等モ考瀘して０．
７閣〜１．８　ｔｘｓ程度とされる。

０．７＋ｏ＋以下だと拡散レンズ２６の成形性が著しく
悪くなり、またレンズ２６間の境界線が増大し、元の損
失が大きくなる。１．８　ｍ以上であると、拡散機能を
有さない境界部分の面積が増大し、表面レンズ２４０面
発光性が低下するものである。

インナーレンズ２５はアクリル樹脂等の透明なプラスチ
ックによって形成され１表面には前記各発光ダイオード
１１に対応して多数の集光レンズ２１が密集して一体に
形成されている。集光レンズ２７は略半球状の球面レン
ズ（魚眼レンズリを形成することにより１半径が２．０
＋ｍ〜９．０ｍ程度で、底部が１辺４．０ｍｍ〜１８．
０ｍ程度の正方形をなしている。１辺が４．０ｗ以上と
した理由は、外囲器で半導体チップを保護したモールド
型の発光ダイオード１１を使用した場合、該ダイオード
１１の直径（約４ｗａａ）とほぼ等しいかもしくは大き
くなるようにし、−均一で対応づけるためである。

１８．０■以上だと集光レンズ２７１体の成形性に問題
がある。

前記各発光ダイオード１１は、対応する集光レンズ２Ｔ
の焦点位置もしくは焦点位置より前方、すなわちインナ
ーレンズ２５側に位置するように配設されている。この
ため、各発光ダイオード１１から出た前方に向う直射光
３０はインナーレンズ２５を透過する際、当該ダイオー
ドに対応する集光レンズ２７によって光軸と平行な平行
光線とされる。つｔｂ、集光レンズ２Ｔは発光ダイオー
ド１１を点光源から面光源としての態様に変換するもの
である。そして、Ｓ光レンズ２７によって平行光線とさ
れた発光ダイオード１１からの光３０は表面レンズ２４
を透過する際、拡散レンズ２６によって拡散され、＃表
面レンズ２４０表面金体をはは均一な明るさで照明する
。

前記第２灯具ボディ５は前記ｌ＠１灯具ボディ３の背面
側開口部および前記灯具取付部＃　９　Ｋ嵌着され、か
つ一対の止めねじ３２罠よって前記第１灯具ボディ３に
固定されるもので、内側面周縁部に複数個の弾性保合片
３３が一体に突設されている。これらの弾性係合片３３
は前記ｊｆ４１灯具ボディ３の背面側開口端を内側に折
曲げて形成した保合部３４に蚊灯具ボディ３の内側よシ
係合している。また、第２灯具ボディ５の前面側開口端
の下縁は全長もしくは部分的に外側に折曲げられること
によシ、保合部３５を有し、この保合部３５は前記灯具
取付ｆ４栃９の背面壁３６の上端部に前方から係合して
いる。そして、第２灯具ボディ５には、ダイオード点灯
用抵抗体１２０発熱を効果的に放熱し、発熱による発光
ダイオード１１への悪影響を最小限に抑えるため複数個
の通気孔３８が形成されている。

前記プリント基板１０は分割形成されることにより左右
一対の基板１０Ａ　、　１０ｎからなり、これらの基板
１０Ａ　、　ＩＯＢは互いに電気的に接続され、前記ｗ
、ｌ灯具ボディ３の背面側開口部寄シにねじ止め固定さ
れている。

前記灯具取付部材９は上面が開放する横長箱形に形成さ
れ、その底面板３９が左右一対の止めねじ６によって第
１灯具ボディ３の下面中央部に位置決め固定され、１Ｕ
而壁４０および両側面４１゜４２の上端面が前記第１灯
具ボディ３の下面に当撤し、また前記背ｌ１Ｉｉ壁３６
の上端向が前記第２灯具ボディ５の下面に当接している
。そして、灯具取付部材９には底面板３９を貫通する前
記一対のポル）７Ａ、７Ｂがインサート成形、カシメ固
定等によって一体的に設けられており、これらのポル）
７Ａ、７Ｂは前記車体８の取付用孔（図示せず）Ｋ挿通
され、かつナツト４５が螺着されることにより、前記灯
具取付部材９を車体８に、固定している。なお、前記前
面壁４０１両側壁４１．４２および背面壁３６の上端面
には、位置決め用の突条４６が一体に突設され、これら
の突条４６娘前記ｗＪ１および第２灯具ボディ３，５の
下面に形成された＃（図示せず）に係入されている。

ここで、車体８の灯具取付部形状は一般に車種によって
異なっているため、灯具取付部材９は、各車種の車体８
の灯具取付部形状に合せて各′Ｓ製作され、その：ｉＩ
Ｌ種に合ったものが灯具本体１４に取付けられるように
構成されている。

これは異なった車種に対しても灯具本体１４を共通に使
用し得るようＫするためのもので、これによって灯具本
体１４ｔ−基８１毎に製作する必要がなく、灯具本体１
４’２）種類を減らすことが可能となる。したがって、
金型製作が容易で、製造ラインを１つにすることができ
、また灯具の保管、管理を容易にする。また、灯具取付
部材９は単一部品で、構造、形状も比較的簡単であるた
め、安価に製作し得、灯具全体のコストに大きな影響を
及ぼすことはない。

第３図および第４図は本発明の他の実施例を示す要部断
面図およびインナーレンズとダイオード画成部材の斜視
図である。この実施例は、表面レンズ２４の内側面に小
さい凹レンズからなる多数の拡散レンズ５０を密集して
形成した点、インナーレンズ２５とダイオード画成部材
５１を一体に形成し、発光ダイオード１１をモールドし
た点、ダイオード画成部材５１の背面に絶縁膜５２を介
して基板５３を配設した点および発光ダイオード１１を
半導体チップが外囲器によっては保護されていない非モ
ールドタイプのもので構成した点が上記実施例と異なシ
、他の構成は大略同一である。

ダイオード画成部材５１は不透明なプラスチックによっ
て板状に形成されて、各発光ダイオード１１をそれぞれ
収納する多数のダイオード収納孔５６を有している。各
ダイオード収納孔５６はダイオード画成部材５１の表裏
面に開口し、周壁が略放物面からなる反射面５７を形成
している。また、ダイオード収納孔５６の前面側開口部
はインナーレンズ２５の集光レンズ２７とほぼ同じ大き
さで、該レンズ２７と対応している。

前記基板５３はアルミニウム等によって板状に形成され
、その表面には前記発光ダイオード１１が絶縁層５２を
介して配列されている。発光ダイオード１１は導電箔６
１およびリード線６２によって各列（もしくは行）毎に
直列接続され、かつ電源に対して並列接続されている。

このような接続は上記実施例と全く同様である。そして
、基板５３の背面には放熱効果を高めるため多数のフィ
ン６３が一体に突設されている。なお、６４は発光ダイ
オード１１と導電箔６００間に介在されたｈｔ等からな
る略皿状の端子座で、この端子座６４の傾斜した周壁周
側面は反射面を形成している。

６５は導電箔でるる。

・ここで、各ダイオード収納孔５６の反射面５７および
端子座６４は発光ダイオード１１から出た斜め方向の元
を前方に反射させるため、光の損失が少なく表面レンズ
２４をよシ明るく照明することができる。

第５図および第６図は第３図および第４図に示した実施
例の変形例を示すもので、各ダイオード収納孔５６に光
拡散剤を混入してなる透光性樹脂１０を充填し発光ダイ
オード１１をモールドしたものである。ダイオード収納
孔５６は集光レンズ２７の底面形状に合せて角錐形に形
成され、その周壁が反射面５１を形成している。また、
表面レンズ２４の内側面には小さな凸レンズからなる拡
散レンズ２６が多数形成されている。その他の構成は第
３図および第５図に示した実施例と同様である。

このような構成においては発光ダイオード１１から出た
光を透光性樹脂７０に混入されている光拡散剤によって
あらゆる方向に拡散するため、よシ均一な明るさＫよる
照明を可能にし、照明効果を向上させる利点を有する。

第７図は発光ダイオードの他の実施例を示す断面図であ
る。発光ダイオード１１は、半導体テップ８０、透明樹
脂８１．一対ｆ）リ−）’１ｆ８Ｂ２，８３、金線８４
等で構成されることＫよシ、モールド型の発光ダイオー
ドを形成している。透明樹脂８１はエポキシ樹脂等によ
って円柱状に形成されることＫよ）、インナーレンズ２
５と対向する先端面が、半導体チップ８０から出た前方
に向う光を拡散させる平坦な拡散面８５を構成し、内部
に前記半導体チップ８０、一対のリード線８２．８３お
よび金線８４がモールドされている。前記半導体チップ
８０は、一方のリード線８２の内端に一体に設けられた
略皿状のチップ取付部８７上に載置固定され、前記金線
８４を介してもう一方のリード線８３に接続されている
。前記チップ取付部８７のチップ載置面は放物反射面を
形成している。一対のリード線８２．８３は前記透明樹
脂８１よル外部に導出され、図示しない基板の電気回路
に接続されている。

半導体チップ８０から出た光のうち前方に向い透明樹Ｊ
ｊ′＃８１の拡散面８５から外部処出射する光Ａは、該
拡散面８５によって屈折し拡散される。

したがって、この光Ａはインナーレンズ２５の背面で当
該ダイオードに対応する集光レンズ２１をカバーする領
域Ｉをほぼ均一に照射し、集光レンズ２１を透過する際
、光軸とほぼ平行な平行光線となって前方に向う。なお
、半導体テップ８０からの光のうち透明樹脂８１の周面
よシ斜め前方に出射する光Ａ２は、第３メ、第５図に示
したダイオード収納孔５６の反射面５７によって前方に
反射される。したがって、当該ダイオードに対応する集
光レンズ２７に隣接する他の集光レンズに入射すること
はない。

し発明の効果Ｊ 以上述べたように本発明に係る阜輛用灯共は、灯具本体
を共通部品化し、との灯具本体を車体に灯具取付部材を
介して取付けるように構成したので、異なった車種に対
して取付ける場合には、灯具取付部材のみをその車種に
合ったものと交換するだけでよく、したがって灯具の種
類を減らすことができ、製造、および部品管理が容易で
、安価に提供でき、特にハイマウントストップランプ等
、ユーザーの希望に応じて取付けられる灯具に適用して
好適である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明をハイマウントストップランプに適用し
た場合の一実施例を示す断面図、第２図は同ランプの分
解斜視図、第３図および第４図は本発明の他の実施例を
示す要部断面図およびインナーレンズとダイオード画成
部材の斜視図、第５図は本発明のさらに他の実施例を示
す要部断面図、第６図はダイオード画成部材の要部斜視
図、第７図は発光ダイオードの他の実施例を示す断面図
である。 １・・・・リアウィンド、２・・・・ハイマウントスト
ップランプ、３・・・・第１灯具ボディ、４・ｅ・・レ
ンズ、５−・・・第２灯具ボディ、８・・・・車体、９
・・・・灯具取付部材、１０・・・・プリント基板、１
１・・・・発光ダイオード、１３・・・・灯具ボディ、
１４・・・・灯具本体、２４・・・・表面レンズ、２５
・・・・インナーレンズ、５１・・−・ダイオード画成
部材、５３・・・・基板、８０・・・・半導体チップ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 前、後面が開放する箱形の第１灯具ボディと、この第１
   灯具ボディの前面開口部を閉鎖する如く該ボディに取付
   けられたレンズと、前記第１灯具ボディ内に配設された
   基板と、この基板に実装された多数の発光ダイオードと
   、前記第１灯具ボディの後面開口部を閉鎖する如く該ボ
   ディに取付けられた第２灯具ボディと、前記第１灯具ボ
   ディの下面に着脱可能に取付けられ単体側に固定される
   灯具取付部材とを備えたことを特徴とする車輛用灯具。