JPS629417Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS629417Y2 JPS629417Y2 JP15955480U JP15955480U JPS629417Y2 JP S629417 Y2 JPS629417 Y2 JP S629417Y2 JP 15955480 U JP15955480 U JP 15955480U JP 15955480 U JP15955480 U JP 15955480U JP S629417 Y2 JPS629417 Y2 JP S629417Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- spacer
- support
- sheath
- support leg
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 claims description 27
- 238000000034 method Methods 0.000 description 7
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 4
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 4
- 239000000945 filler Substances 0.000 description 4
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 4
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 4
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 3
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 3
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 3
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 3
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 2
- 239000004570 mortar (masonry) Substances 0.000 description 2
- 239000010865 sewage Substances 0.000 description 2
- 238000009412 basement excavation Methods 0.000 description 1
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000005553 drilling Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Sewage (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、さや管を用いて下水管を敷設する際
に用いる調整用スペーサーに関する。
に用いる調整用スペーサーに関する。
最近、下水道の埋設が深くなつたり、あるい
は、交通事情等により、開削が困難となり、かわ
つて、推進工法が採用されるようになつてきた。
この方法は、立坑間を推進工法によりコンクリー
ト管、鋼管等のさや管を設置し、該さや管中に合
成樹脂管、あるいは合成樹脂製複合管等の下水管
を敷設するのであるが、従来、さや管中のパイプ
を支持するスペーサー1は第6図に示すように全
体円盤形状をしており、その中央部の支持穴1a
にパイプ7を挿入支持させていた。
は、交通事情等により、開削が困難となり、かわ
つて、推進工法が採用されるようになつてきた。
この方法は、立坑間を推進工法によりコンクリー
ト管、鋼管等のさや管を設置し、該さや管中に合
成樹脂管、あるいは合成樹脂製複合管等の下水管
を敷設するのであるが、従来、さや管中のパイプ
を支持するスペーサー1は第6図に示すように全
体円盤形状をしており、その中央部の支持穴1a
にパイプ7を挿入支持させていた。
しかし、これではスペーサー1をパイプ7に挿
入した形でさや管2中に挿入すると、支持脚1b
の正面幅Wが大きいために、いわゆる引込み抵抗
が大きくなつて挿入に大きな力を必要とするばか
りか、支持穴1aの精度が悪いと、スペーサー1
がパイプ軸心方向へ倒れやすく、パイプ7をさや
管に対して確実に支持することができなくなる欠
点があつた。また、パイプ7の敷設高さ調整する
ためには、スペーサー1の支持穴1aを徐々に偏
させた形で現場で穿設加工する必要があり、加工
設備の貧弱な現場での施工は容易なものではなか
つた。
入した形でさや管2中に挿入すると、支持脚1b
の正面幅Wが大きいために、いわゆる引込み抵抗
が大きくなつて挿入に大きな力を必要とするばか
りか、支持穴1aの精度が悪いと、スペーサー1
がパイプ軸心方向へ倒れやすく、パイプ7をさや
管に対して確実に支持することができなくなる欠
点があつた。また、パイプ7の敷設高さ調整する
ためには、スペーサー1の支持穴1aを徐々に偏
させた形で現場で穿設加工する必要があり、加工
設備の貧弱な現場での施工は容易なものではなか
つた。
更に、パイプ7の設置後、さや管2とパイプ7
の間にモルタル等の充填材を注入する際には、幅
広の支持脚1bが邪魔になつてさや管2とパイプ
7間の空間を完全に充填材で満たすことが難かし
く、最悪の場合には、内部に残留した空気の圧力
で充填材が逆流してしまう危険性もあつた。
の間にモルタル等の充填材を注入する際には、幅
広の支持脚1bが邪魔になつてさや管2とパイプ
7間の空間を完全に充填材で満たすことが難かし
く、最悪の場合には、内部に残留した空気の圧力
で充填材が逆流してしまう危険性もあつた。
そこで、本考案は、円弧状に湾曲した支持面の
形成された支持部を有し、該支持部に挿入敷設す
べきパイプの挿入方向に沿つた形で形成された支
持脚を設けて構成し、もつて前述の欠点を解消し
た調整用スペーサーを提供することを目的とする
ものである。
形成された支持部を有し、該支持部に挿入敷設す
べきパイプの挿入方向に沿つた形で形成された支
持脚を設けて構成し、もつて前述の欠点を解消し
た調整用スペーサーを提供することを目的とする
ものである。
以下、図面に示す一実施例に基き、本考案を具
体的に説明する。
体的に説明する。
スペーサー3は、第1図に示すように、合成樹
脂製のL字形の部材5,5′を有しており、部材
5,5′は接合面5a,5a′を介して接着され、
支持脚3aを形成している。部材5,5′には円
弧状に湾曲した湾曲部5b,5b′が形成されてお
り、湾曲部5b,5b′は相互に連続して円弧状の
支持面3bを有する支持部3fを形成している。
なお、支持脚3aの基部には小孔3cが貫通穿設
されている。
脂製のL字形の部材5,5′を有しており、部材
5,5′は接合面5a,5a′を介して接着され、
支持脚3aを形成している。部材5,5′には円
弧状に湾曲した湾曲部5b,5b′が形成されてお
り、湾曲部5b,5b′は相互に連続して円弧状の
支持面3bを有する支持部3fを形成している。
なお、支持脚3aの基部には小孔3cが貫通穿設
されている。
上述したスペーサー3を用いて推進工法で下水
管を敷設する場合には、まず、第2図に示すよう
に立坑6,6′の間に推進工法により鉄製のさや
管2を複数個連結した形で敷設する。次に、第3
図に示すように複数個(通常4個)のスペーサー
3をパイプ7の軸心方向の同位置に設置し、各支
持面3bをパイプ外面7aに接着剤を用いて接着
固定し、更に各スペーサー3の小孔3cに針金9
を貫通させ、針金9の両端部9a,9a′をペンチ
等を用いて巻き上げると、針金9に作用する張力
で各スペーサー3はパイプ外面7aに確実に固定
される。この状態でパイプ7をさや管2内に立坑
6又は6′側から順次挿入する。この際パイプ7
中の下水を円滑に流すため、さや管2内のパイプ
7に一定の勾配をつけなければならないが、それ
には、スペーサー3の支持脚3a部分を削り取つ
て、支持脚3aのさや管接触部3dと支持面3b
間の高さHを変えることにより容易に行なうこと
ができる。また支持脚3aはパイプの挿入方向に
沿つた形で第1図矢印A,B方向に形成されてい
るのでパイプ7の引込み抵抗は低く押えられ、さ
らに、パイプ7とさや管2の間にモルタル等の充
填材を注入するときも、正面幅Wが極めて小さく
形成されているので注入された充填材は、圧入抵
抗も少なく、速やかにパイプ7とさや管2の間の
空間に余すところなく満たされる。
管を敷設する場合には、まず、第2図に示すよう
に立坑6,6′の間に推進工法により鉄製のさや
管2を複数個連結した形で敷設する。次に、第3
図に示すように複数個(通常4個)のスペーサー
3をパイプ7の軸心方向の同位置に設置し、各支
持面3bをパイプ外面7aに接着剤を用いて接着
固定し、更に各スペーサー3の小孔3cに針金9
を貫通させ、針金9の両端部9a,9a′をペンチ
等を用いて巻き上げると、針金9に作用する張力
で各スペーサー3はパイプ外面7aに確実に固定
される。この状態でパイプ7をさや管2内に立坑
6又は6′側から順次挿入する。この際パイプ7
中の下水を円滑に流すため、さや管2内のパイプ
7に一定の勾配をつけなければならないが、それ
には、スペーサー3の支持脚3a部分を削り取つ
て、支持脚3aのさや管接触部3dと支持面3b
間の高さHを変えることにより容易に行なうこと
ができる。また支持脚3aはパイプの挿入方向に
沿つた形で第1図矢印A,B方向に形成されてい
るのでパイプ7の引込み抵抗は低く押えられ、さ
らに、パイプ7とさや管2の間にモルタル等の充
填材を注入するときも、正面幅Wが極めて小さく
形成されているので注入された充填材は、圧入抵
抗も少なく、速やかにパイプ7とさや管2の間の
空間に余すところなく満たされる。
なお、上述の実施例は、スペーサー3に小孔3
cを貫通穿設し、針金9と接着剤を用いてスペー
サー3をパイプ7に固定する場合について述べた
が、スペーサー3の固定方法としては種々の方法
が考えられ、例えば、第4図に示すように、支持
脚3aの基部両側に切欠き3e,3e′を形成し、
該切欠き3e,3e′にスチールバンド10,1
0′を嵌入係合させ、スチールバンドを締めるこ
とにより固定する方法もある。このように接着剤
と締め具を併用することにより、現場で確実に固
定することができ、直ちに、施工できるという利
点がある。
cを貫通穿設し、針金9と接着剤を用いてスペー
サー3をパイプ7に固定する場合について述べた
が、スペーサー3の固定方法としては種々の方法
が考えられ、例えば、第4図に示すように、支持
脚3aの基部両側に切欠き3e,3e′を形成し、
該切欠き3e,3e′にスチールバンド10,1
0′を嵌入係合させ、スチールバンドを締めるこ
とにより固定する方法もある。このように接着剤
と締め具を併用することにより、現場で確実に固
定することができ、直ちに、施工できるという利
点がある。
しかし、接着剤のみでも十分接着強度が出るま
で保持すれば使用できることは言うまでもない。
で保持すれば使用できることは言うまでもない。
また、スペーサー3は、第5図に示すように、
部材5,5′によることなく一体成形で形成する
ことも可能であり、更に、支持脚3dを先端が突
出した三角形状に形成し、高さHの調整に際して
の削り加工を容易に行なえるようにしてもよいこ
とは勿論である。
部材5,5′によることなく一体成形で形成する
ことも可能であり、更に、支持脚3dを先端が突
出した三角形状に形成し、高さHの調整に際して
の削り加工を容易に行なえるようにしてもよいこ
とは勿論である。
以上説明したように、本考案によれば、スペー
サー3が挿入敷設すべきパイプ7の挿入方向に沿
つて形成された支持脚3a及び円弧状に湾曲した
支持面3bの形成された支持部3fを有するの
で、パイプ7の引込み抵抗を低く押えることがで
き、パイプ7のさや管2内への挿入を容易に行な
うことが可能となり、モルタル等の充填材の注入
も迅速かつ確実に行なうことができ、空気がさや
管2とパイプ7間の空間に残留して充填材が逆流
してしまう危険性も排除することができる。
サー3が挿入敷設すべきパイプ7の挿入方向に沿
つて形成された支持脚3a及び円弧状に湾曲した
支持面3bの形成された支持部3fを有するの
で、パイプ7の引込み抵抗を低く押えることがで
き、パイプ7のさや管2内への挿入を容易に行な
うことが可能となり、モルタル等の充填材の注入
も迅速かつ確実に行なうことができ、空気がさや
管2とパイプ7間の空間に残留して充填材が逆流
してしまう危険性も排除することができる。
更に、パイプの敷設高さ調整は支持脚3aを単
に削るだけでよいので現場加工が極めて容易であ
りパイプ7の敷設作業を能率良く行なうことがで
きる。また同一位置でパイプ7を支持する複数個
のスペーサー3は各々独立してパイプ7を支持し
ているので、各スペーサー3の接触部3dに作用
する接触圧が相違しても、それにより各スペーサ
ー3が干渉しあうこともなく、従つて、パイプ7
をさや管2に対して確実に支持することが可能に
なる等の効果がある。
に削るだけでよいので現場加工が極めて容易であ
りパイプ7の敷設作業を能率良く行なうことがで
きる。また同一位置でパイプ7を支持する複数個
のスペーサー3は各々独立してパイプ7を支持し
ているので、各スペーサー3の接触部3dに作用
する接触圧が相違しても、それにより各スペーサ
ー3が干渉しあうこともなく、従つて、パイプ7
をさや管2に対して確実に支持することが可能に
なる等の効果がある。
第1図は本考案による調整用スペーサーの一実
施例を示す斜視図、第2図は本考案によるスペー
サーを用いてさや管にパイプを敷設した状態を示
す断面図、第3図は第2図−線による断面
図、第4図は本考案の他の実施例を示す斜視図、
第5図は本考案の更に別の実施例を示す斜視図、
第6図は従来のスペーサーを示す正面図である。 3……スペーサー、3a……支持脚、3b……
支持面、3f……支持部、7……パイプ。
施例を示す斜視図、第2図は本考案によるスペー
サーを用いてさや管にパイプを敷設した状態を示
す断面図、第3図は第2図−線による断面
図、第4図は本考案の他の実施例を示す斜視図、
第5図は本考案の更に別の実施例を示す斜視図、
第6図は従来のスペーサーを示す正面図である。 3……スペーサー、3a……支持脚、3b……
支持面、3f……支持部、7……パイプ。
Claims (1)
- 円弧状に湾曲した支持面の形成された支持部
と、この支持部の上記支持面と反対側の面に上記
湾曲方向と直交する方向に沿つて突出形成された
支持脚とを有することを特徴とする調整用スペー
サー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15955480U JPS629417Y2 (ja) | 1980-11-10 | 1980-11-10 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15955480U JPS629417Y2 (ja) | 1980-11-10 | 1980-11-10 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5785083U JPS5785083U (ja) | 1982-05-26 |
JPS629417Y2 true JPS629417Y2 (ja) | 1987-03-04 |
Family
ID=29518572
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15955480U Expired JPS629417Y2 (ja) | 1980-11-10 | 1980-11-10 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS629417Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014013066A (ja) * | 2012-07-05 | 2014-01-23 | Sekisui Chem Co Ltd | 管体搬送治具及び管体の搬送方法 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3547298B2 (ja) * | 1997-10-28 | 2004-07-28 | 株式会社クボタ | 供用中の下水管路の更正方法 |
JP4813936B2 (ja) * | 2006-03-20 | 2011-11-09 | 昭和電工株式会社 | 取付け片付パイプ |
JP7144241B2 (ja) * | 2018-08-29 | 2022-09-29 | 日本鋳鉄管株式会社 | 耐震管推進敷設工法用推進力伝達装置 |
-
1980
- 1980-11-10 JP JP15955480U patent/JPS629417Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014013066A (ja) * | 2012-07-05 | 2014-01-23 | Sekisui Chem Co Ltd | 管体搬送治具及び管体の搬送方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5785083U (ja) | 1982-05-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7441985B2 (en) | Method and apparatus for providing a dowell connection to maintain cast-in-place concrete slabs in alignment | |
JPS629417Y2 (ja) | ||
KR101594085B1 (ko) | 메인강관과 서브강관을 이용한 지중구조물 시공방법 | |
JP3769367B2 (ja) | 既設管のライニング方法 | |
JPH0515850B2 (ja) | ||
JPH0259891B2 (ja) | ||
JP2900314B2 (ja) | マンホールと管の継手構造 | |
JPH0791567A (ja) | 管の布設方法 | |
JP2769111B2 (ja) | マンホ−ルと導管の接続等に用いる継手及びその圧着治具 | |
JP2001115447A (ja) | 鋼管杭および鋼管杭連続壁工法 | |
JPH10273973A (ja) | スリーブ用型枠 | |
JPS6344891B2 (ja) | ||
KR0117471Y1 (ko) | 하수도관 연결구 | |
JP3196883B2 (ja) | 小口径推進工法で埋設した鞘管用スペ−サ | |
KR200233346Y1 (ko) | 지중 앵커 시공용 스페이서 | |
JPS603334A (ja) | コンクリ−ト製管路形成用のア−チ形カルバ−ト | |
JP3713323B2 (ja) | 大口径管のマンホールへの取付構造 | |
JP3489968B2 (ja) | 推進樋管用遮水壁の構造 | |
JPS629416Y2 (ja) | ||
JPS6120151Y2 (ja) | ||
JP2006064176A (ja) | 補修用被覆体 | |
JP2003193570A (ja) | 木製部材の接合構造 | |
JPH0524393B2 (ja) | ||
JP3808751B2 (ja) | 建物の基礎構造及び建物の基礎施工方法 | |
JP2016089568A (ja) | 熱交換用パイプを埋設したコンクリートパイル |