JPS629383Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS629383Y2 JPS629383Y2 JP1981032288U JP3228881U JPS629383Y2 JP S629383 Y2 JPS629383 Y2 JP S629383Y2 JP 1981032288 U JP1981032288 U JP 1981032288U JP 3228881 U JP3228881 U JP 3228881U JP S629383 Y2 JPS629383 Y2 JP S629383Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rope
- slope
- soil
- strip
- ropes
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、硬岩、軟岩を含む緑化困難な土質等
で構成された法面を緑化するため、斜面上に客土
し、客土を定着させるための法枠に関するもので
ある。
で構成された法面を緑化するため、斜面上に客土
し、客土を定着させるための法枠に関するもので
ある。
急勾配地、あるいは岩盤斜面を緑化するため、
従来岩盤上に客土する方法としては、岩盤斜面に
多数個所穿孔し、この穿孔部に客土する穿孔法や
岩盤斜面に多数の列の水平に並行した横溝を掘削
し、この溝に客土する段切り工法、また岩盤スロ
ープ上に厚ネツトを張り、このネツトに客土の泥
を吹付けるネツト−泥吹工法が行なわれている。
しかし、前者では硬岩の岩盤では作業も困難であ
り、植物生長後も密度の薄い植生しか得られず、
後者では充分な客土の厚みが得られない場合があ
る。
従来岩盤上に客土する方法としては、岩盤斜面に
多数個所穿孔し、この穿孔部に客土する穿孔法や
岩盤斜面に多数の列の水平に並行した横溝を掘削
し、この溝に客土する段切り工法、また岩盤スロ
ープ上に厚ネツトを張り、このネツトに客土の泥
を吹付けるネツト−泥吹工法が行なわれている。
しかし、前者では硬岩の岩盤では作業も困難であ
り、植物生長後も密度の薄い植生しか得られず、
後者では充分な客土の厚みが得られない場合があ
る。
考案者は、上述の工法の欠点を除き、岩盤の凹
凸に適応し、かつ充分な厚さの客土層を保持し、
施工容易な法面緑化用の法枠として、実願昭55−
190007号「法面緑化用フレキシブル法枠」を開示
した。該考案では、法枠はフレキシブルな横に並
行な多段の法枠として構成されるが、急斜面の地
形では、強雨を受けた際に直線状の枠板列の並行
な配置の場合、客土の横ずれを生ずる恐れがある
が、法枠を横に並行な折線状に形成すれば、互い
に反対向きに傾斜した枠板が客土の横ずれを横支
えし、客土を安定保持できる。また軽微な地震の
ときも、同様な効果が期待できるので好ましい。
本考案は、これに対応し折線状法枠とし、かつ前
記出願同様な厚い客土層等の効果を有する法面緑
化用法枠を提供するものである。
凸に適応し、かつ充分な厚さの客土層を保持し、
施工容易な法面緑化用の法枠として、実願昭55−
190007号「法面緑化用フレキシブル法枠」を開示
した。該考案では、法枠はフレキシブルな横に並
行な多段の法枠として構成されるが、急斜面の地
形では、強雨を受けた際に直線状の枠板列の並行
な配置の場合、客土の横ずれを生ずる恐れがある
が、法枠を横に並行な折線状に形成すれば、互い
に反対向きに傾斜した枠板が客土の横ずれを横支
えし、客土を安定保持できる。また軽微な地震の
ときも、同様な効果が期待できるので好ましい。
本考案は、これに対応し折線状法枠とし、かつ前
記出願同様な厚い客土層等の効果を有する法面緑
化用法枠を提供するものである。
本考案は、多条のロープと、隣接ロープ間に取
付けられた帯状板とから構成されるものであつて
帯状板１は第１図斜視図に示すように、巾10cm〜
20cmの長方形板の両端部を、例えば45度の角度で
互いに反対方向に折曲したロープ取付部２の中央
には透孔３が穿設されている。両端の透孔３，３
間の距離は特に限定されないが、50cmまたは１ｍ
とすることが法枠の設計上好都合である。
付けられた帯状板とから構成されるものであつて
帯状板１は第１図斜視図に示すように、巾10cm〜
20cmの長方形板の両端部を、例えば45度の角度で
互いに反対方向に折曲したロープ取付部２の中央
には透孔３が穿設されている。両端の透孔３，３
間の距離は特に限定されないが、50cmまたは１ｍ
とすることが法枠の設計上好都合である。
第２図は、帯状板をロープ取付金具を介してロ
ープに取付ける概念図で、ロープ取付金具６は、
一端に環状透孔７を設けた取付ボルト８とナツト
９などから構成される。予め、環状透孔７にロー
プ４を挿通して置き、第２図に示す要領で取付け
ればよく、直接帯状板をロープに取付ける方法に
比べ、作業が容易になる利点がある。第３図は、
このような方法でロープに帯状板を取付け、適宜
間隔で横に並行した折線状の法枠を形成したもの
の一部斜視図を示し、取付個所の上下ロープ部分
には、ズレ止め金具５が挟み付けられ、結合部を
支持している。
ープに取付ける概念図で、ロープ取付金具６は、
一端に環状透孔７を設けた取付ボルト８とナツト
９などから構成される。予め、環状透孔７にロー
プ４を挿通して置き、第２図に示す要領で取付け
ればよく、直接帯状板をロープに取付ける方法に
比べ、作業が容易になる利点がある。第３図は、
このような方法でロープに帯状板を取付け、適宜
間隔で横に並行した折線状の法枠を形成したもの
の一部斜視図を示し、取付個所の上下ロープ部分
には、ズレ止め金具５が挟み付けられ、結合部を
支持している。
このように両端部を互いに反対方向に折曲げ透
孔を設けてロープ取付部とした帯状板を用いるこ
とにより、第２図、第３図に示すように、容易に
隣接するロープのロープ取付金具間に取り付け折
れ線状法枠を形成することができる。
孔を設けてロープ取付部とした帯状板を用いるこ
とにより、第２図、第３図に示すように、容易に
隣接するロープのロープ取付金具間に取り付け折
れ線状法枠を形成することができる。
このようにして形成される法枠の上縁部を適宜
方法で法面に止着し、さらに要所要所を岩盤に打
込んだ杭等で支持し、法枠に客土を盛り土すれば
よい。
方法で法面に止着し、さらに要所要所を岩盤に打
込んだ杭等で支持し、法枠に客土を盛り土すれば
よい。
帯状板１は、金属製または合成樹脂製で、耐食
性等の点から合成樹脂製が好都合に用いられ、ロ
ープ４としては化学繊維製またはワイヤーロープ
が好ましい。
性等の点から合成樹脂製が好都合に用いられ、ロ
ープ４としては化学繊維製またはワイヤーロープ
が好ましい。
本考案に係る法面緑化用法枠は、上記したよう
に個々の帯状板を柔軟性のあるロープに取付けて
構成され、ロープの長さ方向と直交する面上で帯
状板取付部またはロープ取付金具は転回可能であ
り、ロープの柔軟性と相まつて、上下方向、左右
方向の法面の凹凸起状に充分対応して布設するこ
とができるので、平面状法面を形成することが困
難な個所、または不規則な突起を含む法面への客
土が可能となる。さらに、帯状板は必要に応じ適
宜大きさの巾のものを作ることは容易であり、従
来得られなかつたような充分な厚みの客土層を得
ることができる。また必要により、本考案の法枠
の下面に透水性のシートを取付け所要部分をロー
プに結着し、この透水性シート上に客土できるよ
うにし、帯状板下縁と法面との隙間から客土の雨
水等による流出を防止することもできる。また客
土表面に保護ネツトを張るなどしてもよい。
に個々の帯状板を柔軟性のあるロープに取付けて
構成され、ロープの長さ方向と直交する面上で帯
状板取付部またはロープ取付金具は転回可能であ
り、ロープの柔軟性と相まつて、上下方向、左右
方向の法面の凹凸起状に充分対応して布設するこ
とができるので、平面状法面を形成することが困
難な個所、または不規則な突起を含む法面への客
土が可能となる。さらに、帯状板は必要に応じ適
宜大きさの巾のものを作ることは容易であり、従
来得られなかつたような充分な厚みの客土層を得
ることができる。また必要により、本考案の法枠
の下面に透水性のシートを取付け所要部分をロー
プに結着し、この透水性シート上に客土できるよ
うにし、帯状板下縁と法面との隙間から客土の雨
水等による流出を防止することもできる。また客
土表面に保護ネツトを張るなどしてもよい。
本考案に係る法面緑化用フレキシブル法枠は、
フレキシブルで比較的軽量のため、施工作業性に
優れており、またロープと帯状板を予め結合する
ことなく運搬し、施工現場で容易に組立てること
ができる利点があり、施工工費も低廉で済むとい
う長所を有する。
フレキシブルで比較的軽量のため、施工作業性に
優れており、またロープと帯状板を予め結合する
ことなく運搬し、施工現場で容易に組立てること
ができる利点があり、施工工費も低廉で済むとい
う長所を有する。
第１図は帯状板の斜視図で、第２図は帯状板を
ロープ取付金具を介して取付ける方法の概念図
で、第３図は並行した折線状法枠の一部斜視図で
ある。 １……帯状板、２……ロープ取付部、３……透
孔、４……ロープ、５……ズレ止め金具、６……
ロープ取付金具。
ロープ取付金具を介して取付ける方法の概念図
で、第３図は並行した折線状法枠の一部斜視図で
ある。 １……帯状板、２……ロープ取付部、３……透
孔、４……ロープ、５……ズレ止め金具、６……
ロープ取付金具。
Claims (1)
- 多数の並行したロープの各隣接するロープ間
で、両端部を互いに反対方向に折曲げ透孔を設け
てロープ取付部とした帯状板を、ロープ取付金具
を介して各取付けて横に折線状に配設し、かつ適
宜間隔を隔てて同様にして前記折線状帯状板列に
並行して帯状板列を配設し、折線状法枠を形成せ
しめてなる法面緑化用フレキシブル法枠。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981032288U JPS629383Y2 (ja) | 1981-03-10 | 1981-03-10 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981032288U JPS629383Y2 (ja) | 1981-03-10 | 1981-03-10 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57147347U JPS57147347U (ja) | 1982-09-16 |
| JPS629383Y2 true JPS629383Y2 (ja) | 1987-03-04 |
Family
ID=29829679
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1981032288U Expired JPS629383Y2 (ja) | 1981-03-10 | 1981-03-10 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS629383Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS537045A (en) * | 1976-07-06 | 1978-01-23 | Kiyoshi Yoshioka | Body training running vehicle |
-
1981
- 1981-03-10 JP JP1981032288U patent/JPS629383Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS537045A (en) * | 1976-07-06 | 1978-01-23 | Kiyoshi Yoshioka | Body training running vehicle |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57147347U (ja) | 1982-09-16 |
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