JPS6293829A - 消弧装置 - Google Patents

消弧装置

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Publication number
JPS6293829A
JPS6293829A JP23413885A JP23413885A JPS6293829A JP S6293829 A JPS6293829 A JP S6293829A JP 23413885 A JP23413885 A JP 23413885A JP 23413885 A JP23413885 A JP 23413885A JP S6293829 A JPS6293829 A JP S6293829A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
arc
insulator
magnetic
exhaust hole
back plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP23413885A
Other languages
English (en)
Inventor
青山 洋一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP23413885A priority Critical patent/JPS6293829A/ja
Publication of JPS6293829A publication Critical patent/JPS6293829A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 この発明は、回路しゃ断器や11磁接触器等に適用され
る消弧装置に関するものである。
〔背景技術〕
回路しゃ断器等の接点部の開閉動作にともなって接点部
に発生するアークを消弧室に導くため、通常、接点部の
接点および接触子で構成されるU字形態による自己誘導
磁場を形成したり、積極的にブローアウトコイル等を接
点部に設けてアークを接点から離れる方向に磁気駆動す
るようにしている。このように駆動されたアークの消弧
は従来、第7図ないし第11図のような手段により行わ
れていた。
すなわち、第7図は絶縁材料による冷却消弧方式であり
、接点部50に隣接する消弧室51を絶縁材料で構成し
たものである。接点部50は自己誘導磁場を形成するU
字形態に構成している。52はアークである。このもの
は、消弧室51を回路しゃ断器等のケースで構成するこ
とができ、構成がきわめて筒車でコストが安いという利
点がある。
しかし、磁気駆動されたアークは消弧室51で単に冷却
されるだけのため、アーク電圧が低くしゃ断能力は低い
という欠点がある。
第8図および第9図は磁性体による冷却方式であり、消
弧室51内にU字形をなす磁性体(通常は鉄板)53を
配置し、その開口側が接点部50に対向するようにして
いる。このものは、磁性体53にアーク52による磁束
が通り、この磁束によりアーク52を強力に吸引し、磁
性体53によりアーク52を急速に冷却することができ
る。しかも、構造が比較的簡単である。しかし、アーク
52を磁性体53により短絡するため、アーク52の伸
長効果(陽光柱電圧の上昇)は得られず、高いアーク電
圧を得ることができないという欠点がある。
第10図および第11図はグリッド56による分割方式
であり、アーク52を吸引する切欠54を形成した複数
のグリッド板55を連結板57により間隔をおいて積層
してグリッド5Gを形成し、このグリッド56を消弧室
51内に配置している。
このものは、アーク52を磁気効果により吸引するとと
もに、図のようにグリッド板55によりアーク52を分
割するため、分割による陰極降下電圧の上昇により高い
アーク電圧を発生する。しかし、第8図および第9図と
比べて磁気吸引力が小さく、しかも構造が複雑で大型化
しコスト高になるという欠点がある。
(発明の目的〕 この発明の目的は、構造が簡単でしかも高いアーク電圧
が得られる消弧装置を提供することである。
〔発明の開示〕
この発明は、一対の側板と背板とでU字形に形成された
磁性体と、前記一対の側板の前記背板と反対側で前記一
対の側板の間において側板と平行な方向にアークを発生
させる接点部と、前記磁性体の内面を被覆して前記磁性
体に対して前記アークを絶縁する絶縁体と、前記磁性体
およびその内面の庄を己絶縁体に貫通形成された排気孔
とを備えたものである。
この発明によれば、U字形をなす磁性体によりアークの
まわりの磁束を磁性体に集中するため、アークを強力に
磁性体の内側に吸引し、磁性体の内面に設けられた絶縁
体により冷却することができる。またアークを磁性体に
短絡することなく伸長するため、高いアーク電圧が得ら
れる。さらに従来のグリッドと比較して、構造が簡単で
ある。
しかも磁性体および絶縁体に排気孔を設けたため、磁性
体の内側のアークガスを排気孔より迅速に排気でき、磁
性体の内外の圧力差によりアークを絶縁体の表面により
効果的に密着させることができるので冷却効果および伸
長効果をより一層高めることができる。
実施例 この発明の第1の実施例を第1図および第2図に基づい
て説明する。すなわち、この消弧装置は、一対の側板1
.2と背板3とでU字形に形成された磁性体4と、前記
一対の側板1.2の前記背板3と反対側で前記一対の側
板1.2の間において側板1.2と平行な方向にアーク
Xを発生させる接点部5と、前記磁性体4の内面を被覆
して前記磁性体4に対して前記アークXを絶縁する絶縁
体6と、前記磁性体4およびその内面の前記絶縁体6に
貫通形成された排気孔7とを備えている。
磁性体4は鉄板等の金属を実施例とし、これをU字に折
曲して前記一対の側板1.2と背板3を形成している。
接点部5は固定接点8を有する固定接触子9と可動接点
10を有する可動接触子11とで構成され、固定接触子
9と可動接触子11が平行に対向することによりU字形
態の電路を形成し、発生したアークXを自己誘導磁場に
より磁性体4の側板1,2の背板3と反対側の開口側に
磁気駆動するようにしている。この場合、接点部5の固
定接点8および可動接点10は側板1,2に平行に開閉
するようにしている。その結果、接点部5の開閉動作に
より発生したアークXは側板1゜2の背板3と反対側に
平行に発生させられることとなる。絶縁体6は成形され
たものをかしめや嵌合等の機械的手段で磁性体4の内面
に固定したり、また絶縁材料をコーティングや蒸着する
等の熱。
電気、化学的手段で磁性体4に一体化する。また前記排
気孔7は背板3および側板1,2に形成され、その内面
に絶縁体6の一部が延出して絶縁部12を形成している
。なお、磁性体4等は図示しない消弧室に配置される。
この消弧装置の消弧動作について説明する。接点部5の
開閉動作により接点部5にアークXが発生する。アーク
Xは接点部5の自己誘導磁場により磁気駆動され、側板
1.2の間に進入する。前記アークXのまわりに発生す
る磁束は磁性体4を通る。この磁束によりアークXを背
板3の方向に吸引する。その結果、アークXは伸長する
ため、陽光柱の電圧が上昇し、アーク電圧が高まる。ま
たアークXは磁性体4に吸引されて背板3の前面の絶縁
体6に押付けられ冷却される。この動作過程でアークX
のアークガスは排気孔7より磁性体4の外部に排気され
、磁性体4の内側と外側の圧力差によりアークXをより
一層進行方向に推進し、アークXの伸長を促進するとと
もにアークXを絶縁体6の表面へ密着状態に強く押付け
て冷却効果を一段と高める。さらに排気孔7の内面は絶
縁部12を有するため、アークXは排気孔7より外部に
伸長し、伸長効果をより一層高めることとなる。
したがって、従来の絶縁材料による冷却方式(第7図)
と比較して、この実施例はアークXを絶縁体6に強力に
吸引させるため冷却効果が優れる。また磁性体により冷
却方式(第8図および第9図)と比較して、短絡がない
ため伸長効果が大きくこのためアーク電圧を高めること
ができる。
さらにグリッドによる分割方式(第10図および第11
図)と比較して、磁気効率がよいためアークXの吸引力
が大きいとともに、構造が簡単で大型化せず、安価にす
ることができる。
さらにこの実施例は排気孔7による磁性体4の内外の圧
力差により、アークXの伸長効果と冷却効果を促進でき
、消弧性能をより一層向上することができるものである
。なお排気孔7は複数個設けられているが、アークXは
背板3の方向に吸引されるので、排気孔7は背板3に設
けられるのが好ましい。さらに加えて絶縁性能の良好な
絶縁体6を選択することにより前記効果を安定なものに
することができる。
この発明の第2の実施例を第3図および第4図に示す。
すなわち、この消弧装置は、前記排気孔7の内面の絶縁
部12を外したものである。この実施例の場合、アーク
Xは排気孔7の磁性体4の孔側に接触するため、2分割
されることとなる。
その結果、従来のグリッドを構成することなくアークX
の分割ができ、前記第1の実施例の排気孔7より外部へ
のアークXの伸長と異なり、アーク分割にともなう陰極
降下電圧によりアーク電圧を一層高めることができる。
この発明の第3の実施例を第5図および第6図に示す。
すなわち、この消弧袋πは、排気孔7を背板3のアーク
Xと平行な方向に複数形成し、中央の排気孔7を除く両
側の排気孔7に絶縁部12を形成している。この実施例
によれば、中央の排気孔7でアークXが2分割され、さ
らに両側の排気孔7でその排気孔7より外部に吹き出る
アークXの伸長効果が加えられる。
なお、この発明において、接点部5にはアークXを磁性
体4に接近するように駆動させるアーク走行板を設けて
もよい。
〔発明の効果〕
この発明によれば、U字形をなす磁性体によりアークの
まわりの磁束を磁性体に集中するため、アークを強力に
磁性体の内側に吸引し、磁性体の内面に設けられた絶縁
体により冷却することができる。またアークを磁性体に
短絡することなく伸長するため、高いアーク電圧が得ら
れる。さらに従来のグリッドと比較して、構造が簡単で
ある。
しかも磁性体および絶縁体に排気孔を設けたため、磁性
体の内側のアークガスを排気孔より迅速に排気でき、磁
性体の内外の圧力差によりアークを絶縁体の表面により
効果的に密着させることができるので冷却効果および伸
長効果をより一層高めることができるという効果がある
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1の実施例の断面図、第2図はそ
の磁性体部分の斜視図、第3図は第2の実施例の磁性体
部分の斜視図、第4図はその断面図、第5図は第3の実
施例の磁性体部分の斜視図、第6図はその断面図、第7
図は従来例の断面図、第8図は他の従来例の断面図、第
9図はその磁性体の断面図、第10図はさらに他の実施
例の断面図、第11図はそのグリッドの側面図である。 1.2・・・側板、3・・・背板、4・・・磁性体、5
・・・接点部、6・・・絶縁体、7・・・排気孔第1図 第3図 第 4 図 第2図 第6図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一対の側板と背板とでU字形に形成された磁性体
    と、前記一対の側板の前記背板と反対側で前記一対の側
    板の間において側板と平行な方向にアークを発生させる
    接点部と、前記磁性体の内面を被覆して前記磁性体に対
    して前記アークを絶縁する絶縁体と、前記磁性体および
    その内面の前記絶縁体に貫通形成された排気孔とを備え
    た消弧装置。
  2. (2)前記排気孔は前記背板およびその内面の前記絶縁
    体に形成され、その排気孔の内面は前記絶縁体の一部で
    被覆されている特許請求の範囲第(1)項記載の消弧装
    置。
  3. (3)前記排気孔は、前記磁性体の背板およびその内面
    の前記絶縁体において前記アークと同方向に複数個形成
    され、その中央の排気孔を除く両側の排気孔の内面が前
    記絶縁体の一部で被覆されている特許請求の範囲第(1
    )項記載の消弧装置。
JP23413885A 1985-10-18 1985-10-18 消弧装置 Pending JPS6293829A (ja)

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JP23413885A JPS6293829A (ja) 1985-10-18 1985-10-18 消弧装置

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JP23413885A JPS6293829A (ja) 1985-10-18 1985-10-18 消弧装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5569894A (en) * 1994-05-24 1996-10-29 Fuji Electric Co., Ltd. Circuit breaker arc quenching device with venting structure including flapper valve

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5149068A (ja) * 1974-10-25 1976-04-27 Yaskawa Denki Seisakusho Kk Koryusokudohatsudenkinyoru kaitenhokokenshutsuhoshiki

Patent Citations (1)

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