JPS6293156A - コピ−処理システム - Google Patents

コピ−処理システム

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JPS6293156A
JPS6293156A JP60231356A JP23135685A JPS6293156A JP S6293156 A JPS6293156 A JP S6293156A JP 60231356 A JP60231356 A JP 60231356A JP 23135685 A JP23135685 A JP 23135685A JP S6293156 A JPS6293156 A JP S6293156A
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JP
Japan
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copy
paper
copy paper
copying
sheets
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Application number
JP60231356A
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English (en)
Inventor
Kazuo Arakawa
荒川 和男
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
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Publication of JPS6293156A publication Critical patent/JPS6293156A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は複写機内を搬送されるコピー用紙を管理するた
めのコピー処理システムに関する。
「従来の技術」 電子複写機では、所定のサイズに裁断されたコピー用の
用紙(以下、単にコピー用紙という。)を供給トレイ等
から搬送路上に送り出し、感光体上に形成されたトナー
像をこれに転写させる。この転写されたトナー像はヒー
トロール等を用いて加熱によって、あるいは圧力を用い
てコピー用紙に定着される。定着後のコピー用紙は、最
終的に排出トレイに排出させる。複写機によっては、排
出トレイに排出させる前に、この定着済みのコピー用紙
を補助的なトレイに一旦収容し、これを再度送り出して
その裏面にもコピーを行ったり、同一の面に画情報を多
重にコピーすることも可能である。
このようなコピー作業に伴うコピー用紙の搬送状態を監
視するために、複写機内のコピー用紙搬送路上には要所
要所に用紙センサが配置されている。これらの用紙セン
サは、搬送されてくる用紙の検出を行い、搬送路上にお
けるコピー用紙のジャム(紙詰り)の発生等を監視する
ところで複写機が大型化し、また両面複写等の各種機能
を備えると、搬送路は長くなる傾向がある。このため、
特に1枚の原稿から多数のコピーをとるとき等の場合に
は、給紙トレイから排出トレイまでの搬送路上を複数の
用紙が同時に搬送されるような状況が出現する。このよ
うな場合に、個々のコピー用紙の搬送状態を正確に管理
することはかなり大変なことである。
特開昭59−74844号公報に記載された発明は、こ
のような問題に対する一つの解決策を示している。この
発明では、コピー情報バイトという情報単位を、搬送さ
れるそれぞれのコピー用紙ごとに用意している。
第12図はこのコピー情報バイトの構成例を表わしたも
のである。コピー情報バイト1は、コピー用紙のソース
(給紙トレイやその他のトレイ等の供給源)を示すデー
タ2、コピーの宛先を示すデータ3、コピー用紙がイン
バータユニット(第3図参照)によって反転されるかど
うかを示すデータ4、このコピー用紙がバッチの最後の
コピーであるかどうかを示すデータ5、このコピー用紙
がジャムによって除去されるべき用紙、あるいはジャム
処理後に自動的に搬送路上から排出されるべきパージ処
理対象としての用紙であるかどうかを示すデータ6、お
よび作成される特定コピーに関連した像情報を表わすデ
ータ7を含んでいる。
このコピー情報バイト1は、搬送路上に配置された一つ
のジャム検知ステーションから次のジャム検知ステーシ
ョンにコピー用紙が移動していくと、これに同期してR
AM (ランダム・アクセス・メモリ)内の記憶領域を
順次移動していく。すなわち、ジャム検知用のセンサの
一つがコピー用紙を検知すると、これに対応したジャム
モニタリングルーチンが応答し、いままで行われたジャ
ムチェックをキャンセルし、次のジャム検知ステーショ
ンに対するジャムチェックを開始する。ジャムが発生し
、該当するコピー用紙が除去された後に複写機内にまだ
存在するコピー用紙は、パージ処理時にこのようなモニ
タが行われながら排出される。このパージ処理の開始時
にコピー用紙が2つのセンサの中間に位置し、これらの
いずれにも検知されていない場合もあるが、このような
場合にはコピー用紙を前方へ進ませ、次のセンサで検知
できるようにする。検知された後は、通常のジャムチェ
ックルーチンが開始されることになる。
「発明が解決しようとする問題点」 ところでこのようなコピー処理システムでは、個々のコ
ピー用紙に対応してコピー情報バイト1を用意し、これ
をジャム検知ステーションに対応づけて記憶領域内で移
動させている。ところが現実には、第13図に示すよう
に、1つのジャム検知ステーション5T(N)と次のジ
ャム検知ステーションST (N+ l )にそれぞれ
別個のコピー用紙P1、P2が検知されている状態で、
その間の搬送路上に1または2枚以上の他のコピー用紙
(例えば1枚のコピー用紙P3)が存在するような場合
があり得る。このような場合、ジャム検知ステーション
5T(N+1)でコピー用紙P1についてのコピー情報
バイト1を記憶しておいた領域に、コピー用紙P2のコ
ピー情報バイトを置き換えようとしても、その前に他の
コピー用紙P3がこのジャム検知ステーション5T(N
+、1)に検知されるので、言わば予期しないこの客(
コピー用紙P3)によって該当する記憶領域が占領され
てしまう。このとき、複写機自体はこの記憶領域に書き
込まれた情報がコピー用紙P2によるものであるかどう
かを判別することができない。
このような不合理を解消するために、このコピー処理シ
ステムでは、現実のジャム検知ステーションの他に擬似
的なジャム検知ステーションを設け、各コピー用紙に対
応した記憶領域を設定できるように工夫している。すな
わち、前記したコピー用紙P3に対しても擬似的なジャ
ム検知ステーションが検知しているものとして記憶領域
を割り当てておき、コピー情報バイトの管理を行ってい
る。このため、コピー処理システムが複雑となるという
欠点があった。
そこで本発明の目的は、コピー用紙それぞれに記憶領域
を初めから固定的に割り当ててシステムの単純化を図っ
たコピー処理システムを提供することにある。
「問題点を解決するための手段」 本発明では、搬送路上を複数のコピー用紙が同時に搬送
される状態が出現しうる複写機において、コピー作業開
始のためにコピー用紙の給紙が要求されるたびに、この
コピー用紙が目的のトレイにそれぞれ排出されるまでに
おけるコピー用紙の管理に必要とされるコピー用紙管理
情報を、コピー用紙の搬送状況に応じて逐次出力するコ
ピー用紙管理情報出力手段と、コピー用紙それぞれに対
応させた固定的な記憶領域に対してこのコピー用紙管理
情報をコピー用紙別に割り振って記憶する記憶手段とを
コピー処理システムに具備させる。
ここで、コピー用紙管理情報は、搬送路上におけるコピ
ー用紙の存在位置を示す位置情報を含んでおり、コピー
用紙ごとの位置情報が記憶手段のそれぞれのコピー用紙
に割り振られた記憶領域に記憶され、それらの内容が更
新されていくようにしてもよい。また記憶手段は、搬送
路上に同時に存在しうるコピー用紙の最大数と等しいが
これよりも多い数の記憶領域を備え、これらがそれぞれ
1枚ずつのコピー用紙に割り振られるようにすることが
好ましい。
本発明によれば、コピー用紙管理情報を記憶手段の定位
置に記憶するので、その管理が容易になる。
「実施例」 以下実施例につき本発明の詳細な説明する。
第1図は、本実施例でコピー用紙の管理を行うためのペ
ーパ管理テーブルを表わしたものである。
ベーパ管理テーブル10は、複写機が同時に取り扱うコ
ピー用紙の最大数と少なくとも等しい数の単位メモリ領
域11を備えている。この実施例では16の単位メモリ
領域11−0〜11−15が用意されている。各々の単
位メモリ領域IIは、ペーパロケーション管理エリアと
コピー情報格納エリアの2つの領域に大別される。
複写機に電源が投入されると、このベーパ管理テーブル
10は初期化され、コピー用紙のフィードが開始される
たびに単位メモリ領域11−0〜11−15の1つずつ
が順にこれらのコピー用紙に割り当てられる。コピー用
紙の排出が終了すると、その該当する単位メモリ領域の
内容はクリアされることになる。
第2図は、それぞれのコピー用紙に用意される単位メモ
リ領域の構成を表わしたものである。この実施例で、単
位メモリ領域はそれぞれ24ビツト(3バイト)の情報
で構成される。ペーパロケーション管理エリアを含んだ
1バイトの領域には、ペーパロケーションナンバと、原
因ジャムフラグ、および排出不可能フラグが書き込まれ
る。ここでペーパロケーションナンバとして書き込まれ
る数値(実際には16進法)とその意味は、次の第1表
に示す通りとなっている。ベーパ管理テーブルが初期化
さた状態では、この表の数値−1がペーパロケーション
ナンバとして書き込まれることになる。これは、その単
位メモリ領域11が複写機の管理対象となっていないこ
とを表わすものである。コピー用紙が排出されて対応す
る単位メモリ領域11がクリアされた場合もペーパロケ
ーションナンバはこの数値となる。なお、第1表に記さ
れた供給トレイ、第1〜第10のスイッチ81〜5、1
0等については、後に複写機の構成を説明する箇所で説
明を行う。
(以下余白) 第1表 第2図で、原因ジャムフラグとは、このビットが“1”
のとき、ジャム発生の原因となったコピー用紙であるこ
とを示すフラグである。更に、排出不可能フラグとは、
ジャムが発生したとき、原因となったコピー用紙から供
給トレイ側に位置するコピー用紙を表示するためのもの
であり、これらのコピー用紙に対応するビットは“1”
となる。
コピー情報格納エリアは、2バイトの情報で構成されて
いる。ここでは、供給トレイの種別が2ビツトのデータ
で表わされる。すなわち0のときは、両面複写等に用い
られるトレイ(以下デュプレックス・トレイという。)
が示され、1のときは上段トレイ、2のときは中段トレ
イ、3のときは下段トレイがそれぞれ示される。これら
のトレイについても後に詳しく説明する。
コピー用紙のサイズは6ビツトのデータで表わされる。
例えば1のときには86判の、2のときはA5判の、3
のときは85判の、また4のときはA4判の用紙がそれ
ぞれ表示されることになる。
コピー用紙の排出先は2ビツトのデータで表わされる。
0のときは、デュプレックス・トレイが、lのときは複
写機本体の排出トレイが、また2のときは複写機本体に
連結されるソータ等のトレイがそれぞれ排出先となる。
デュプレックス・トレイが排出先の場合には、このトレ
イからコピー用紙が再び送り出されるとき新たな排出先
が設定されることになる。
反転フラグは、コピー用紙を搬送路上で反転させるかど
うかを示すフラグであり、“0″のときは反転せず、′
1”のときは反転を行う。ピリングフラグは、コピー料
金の対象となるか否かを示すフラグで、′0”のときは
非対象となり、1″のときは対象となる。この他、(i
)特に、デュプレックス・トレイを使用した場合におけ
る両面コピー時等での設定された枚数の最後のコピー用
紙であるか、(ii )原稿1枚1枚に対応した設定枚
数分の最後のコピー用紙であるか、(iii )複写機
停止時点で最後のコピー用紙であるかどうかを示すそれ
ぞれの情報もコピー情報格納エリアに格納される。
第3図はこの実施例で用いられる複写機の概要を表わし
たものである。
この実施例の複写機は複写機本体21の内部に3段の供
給トレイ22〜24を配置している。これらの供給トレ
イ22〜24は、収容されているコピー用紙25が使用
されるのに従いそれらの底板が上方に持ち上げられるよ
うになっており、−容土の用紙はそれぞれ常に所定の位
置(高さ)に設定されるようになっている。
3役の供給トレイ22〜24のそれぞれわずか上方には
、フィーダ26〜28がそれぞれ配置されている。用紙
供給のために例えば上段供給トレイ22が選択されると
、対応する上段フィーダ゛26内のエアーが吸引され、
コピー用紙25が1枚だけこの上段フィーダ26に吸引
される。上段フィーダ26のフィードベルトは所定のタ
イミングで回転を開始するので、吸引されたコピー用紙
25は第2の用紙検知センサ(以下この明細書では用紙
検知センサを単にセンサと略称する。)S2によって検
知された後、バーチカル・トランスポート31の方向に
搬送される。バーチカル・トランスポート31に到達し
たコピー用紙25は、このトランスポートを構成するベ
ルトの移動によって下方に搬送され、レジ・トランスポ
ート32に到達する。レジ・トランスポート32ではレ
ジストレーションロール33によって搬送タイミングの
調整が行われる。この結果、所定のタイミングで搬送を
開始されたコピー用紙25は、第5のセンサS5を経た
後、感光体ベルト34と転写器35の間を通過し、この
ときトナー像の転写が行われる。
ところで、感光体ベルト34は無端ベルトであり、メイ
ンモータ37の駆動力を伝達されたドライブロール38
によって矢印39方向に定速回転されるようになってい
る。感光体ベルト34と近接して配置されている帯電器
41はこのベルト表面を均一に帯電する。露光ステーシ
ョン42は、プラテン43にセットされた原稿(図示せ
ず)を内蔵のフラッシュランプで露光し、光像をこの帯
電後の感光体ベルト34に照射する。このようにして静
電潜像の形成が行われる。この後、静電潜像は現像器4
4で現像され、トナー像が形成される。このトナー像が
前記したコピー用紙25に転写されることになる。
トナー像転写後のコピー用紙25は、プリフユーザ・ト
ランスポート46によって今度は上方に搬送される。プ
リフユーザ・トランスポート46には、用紙の通過を検
知するための第6のセンサS6が配置されている。プリ
フユーザ・トランスポート46を通過したコピー用紙2
5は、定着ロール47を通過してここで熱定着される。
定着後の“コピー用紙25はポストフユーザ・トランス
ポート48に−よって更に上方まで搬送される。
ポストフユーザ・トランスポート48には用紙検出のた
めの第7〜第10のセンサS7〜SIOと、搬送路切り
換え用の3つのゲート51〜53、並びにコピー用紙2
5の表裏を反転するためのインバータユニット55が配
置されている。このうち、第7のセンサS7は定着ロー
ラ47の近傍に、また第8のセンサS8は第1のゲート
51の手前にそれぞれ配置されている。
第1のゲート51はコピー用紙をインバータユニット5
5に送り込むか否かの切り換えを行う。
インバータユニット55に送り込まれて表裏の反転した
用紙およびインバータユニット55方向に送りこまれな
かったコピー用紙は、第2のゲート52の配置されてい
る場所まで搬送される。第2のゲート52は、このコピ
ー用紙を複写機本体21の上面に設けられた排出トレイ
56に向けて排出するか、更に後段の搬送路に受は渡す
かを選択するゲートである。排出トレイ56の近傍には
第9のセンサS9が設けられており、コピー用紙が排出
されるかどうかの検出を行うようになっている。
第2のゲート52によって排出トレイ56方向に排出さ
れなかったコピー用紙は、第3のゲート53に到達する
。この第3のゲート53によって、コピー用紙はホリゾ
ンタル・トランスポート58を経て図示しないパージ・
トレイに向けて排出されるか、デュプレックス・トレイ
59に排出されるかが選択される。第1OのセンサS1
0はこの第3のゲートの近傍に配置されている。
ところでデュプレックス・トレイ59は、両面複写や同
一面における重複した複写を行う際に使用するトレイで
ある。すなわちデュプレックス・トレイ59に収容され
た用紙は、所定のタイミングでフィーダ61によってバ
ーチカル・トランスポート31の方向へ送り出され、前
記したと同様にして感光体ベルト34によって再度トナ
ー像の転写を受けることになる。フィーダ61の排出側
には、用紙搬送用のティクアウェイ・ロール(図示せず
〉が配置されており、このティクアウェイ・ロールの排
出側には第1のセンサS1が配置されている。
なお、この複写機でメインモータ37はコピー用紙25
の搬送駆動源となるので、このモータの回転に同期して
各種タイミングを制御する必要がある。このため、メイ
ンモータ37の回転軸にはエンコーダ63が取り付けら
れており、これから出力されるパルス信号が複写機各部
の制御の基準クロックとして用いられる。また中段フィ
ーダ27および下段フィーダ28のそれぞれ排出側近傍
には、第1のセンサS1について説明した場合と同様に
図示しないティクアウェイ・ロールが配置さており、こ
れらのティクアウェイ・ロールの用紙搬入側には第3お
よび第4のセンサS3、S4が配置されている。第2の
センサS2についても同様である。このように第2〜第
4のセンサS2〜S4は、第1のセンサS1と比べてそ
れらのティクアウェイ・ロールに対する配置関係が逆と
なっている。
第4図はこの複写機における回路構成の要部を表わした
ものである。すでに説明した第1〜第10のセンサS1
〜S10は、例えば発光ダイオード71とフォトダイオ
ード72から成る光スィッチによって、あるいはマイク
ロスイッチ73によって構成されており、これらの検出
出力は入力ポードア4を介してデータバス等のバス75
に送り出され、CPtJ (中央処理装置)76によっ
て処理されるようになっている。
CPLI76にはコピー処理のためのプログラムを書き
込んだROM (リード・オンリ・メモリ)77やデー
タ処理を行う上での作業用のメモリとしてのRAM (
ランダム・アクセス・メモリ)78の他に、出力ポード
ア9がバス75を介して接続されている。出力ポードア
9には、例えば第1のゲート51駆動用のソレノイド8
1や上段フィーダ26をを駆動するためのクラッチ82
が接続されてそれらの制御が行われるようになっている
。CPU76のこれらの制御には、エンコーダ63の出
力するクロツク83が用いられる。
第5図は、第4図で示したCPLIによって管理される
4つのカウンタまたはレジスタを表わしたものである。
このうち、フィード・キュー・カウンタ91は、フィー
ド待機中のコピー用紙の数を示すカウンタである。この
複写機では、フラッシュランプの露光がコピー用紙の給
紙に先立って行われるので、フラッシュランプの露光後
にコピー用紙がまだフィードされていないという状態が
出現する。これをフィード・キュー・カウンタ91が管
理する。すなわち、露光が行われ、コピー用紙に対して
フィード要求が発生すると、フィード・キュー・カウン
タ91はその度に+1される。
また供給トレイ等からコピー用紙のフィードが行われる
と、この度にフィード・キュー・カウンタ91は1ずつ
減算されることになる。
ネクスト・キュー・カウンタ92は、第1図に示したペ
ーパ管理テーブル中の単位メモリ領域11−〇〜11−
15の割り当てを決定するカウンタである。すなわちネ
クスト・キュー・カウンタ92は次にフィード要求が発
生したときにどの単位メモリ領域にコピー情報を格納す
るかを示すもので、コピー情報が格納される度に+1さ
れ、そのカウント値が15を越えると0(零)に戻るよ
うになっている。
ネクスト・フィード・カウンタ93は、次にフィードさ
れるコピー用紙について、ペーパ管理テーブル中におけ
るコピー情報の格納位置を示す。
この場合にはコピー用紙のフィードが行われる度に+1
され、カウント値が15を越えると0(零)に戻るよう
になる。
トップ・ペーパ位置レジスタ94は、排出側に最も近い
位置に存在するコピー用紙について、これに割り当てら
れた単位メモリ領域11を示すものである。このレジス
タ94は、コピー用紙が排出される度に+1され、15
を越えると0(零)に戻るようになっている。
走行ペーパ・カウンタ95は、複写機が管理下にあるコ
ピー用紙の総数を示すカウンタで、フィード要求が発生
して例えば第3図の上段フィーダ26の図示しないクラ
ッチがオンとなってベルト26の回転が開始されると、
+1される。そしてコピー用紙が排出トレイ等に排出さ
れると−1される。コピー用紙の排出がすべて終了した
段階では走行ペーパ・カウンタ95のカウント値は0(
零)となる。
第6図は以上のような構成の複写機で、ペーパロケーシ
ョン管理エリアに記憶されるペーパロケーションの更新
ルーチンを表わしたものである。
CPU76(第4図)は、走行ペーパ・カウンタ95の
内容を調べる(ステップ■)。その結果、その内容が零
であれば、走行中の用紙が存在しないので、ペーパロケ
ーションを更新させる対象が存在しない。従って、この
場合には図示しないリターンバッファに−1をセットし
くステップ■)、このルーチンを終了させる。
これに対して、走行ペーパ・カウンタ95の内容が零で
なければ(ステップ■:N)、サーチ・ポインタと名付
けられたバッファ(図示せず)にトップペーパカウント
をセットする(ステップ■)。
ここでトップペーパカウントとは、一番最初に排出され
るコピー用紙の位置を表わす情報である。
すなわち、この情報が書き込まれているバッファ(図示
せず)の内容がサーチ・ポインタに転送されることにな
る。この後、サーチ・カウンタ(図示せず)の内容がO
(零)にされる(ステップ■)。
サーチ・カウンタは、サーチペーパロケーションナンバ
をパラメータP1とした場合の、これに該当するものが
存在するかどうかをサーチする場合に用いられるカウン
タである。
この状態でCPU76は、サーチ・ポインタによって示
されるペーパロケーション管理エリアのデータがサーチ
ペーパロケーションナンバPIの値と等しいかどうかを
判別する(ステップ■)。
−例を挙げる。今、ペーパロケーション管理エリアにお
けるトップペーパポジションが9番目の単位メモリ領域
11−9であったとする。この場合、この9番目がサー
チされ、これがサーチペーパロケーションナンバPiO
値と等しいかどうかの判別が行われる。等しければ、こ
の9番目の単位メモリ領域11−9にパラメータP2の
値が転送される(ステップ■)。ここでパラメータP2
は、更新ペーパ′ロケーションナンバである。これと同
時に、この9番目の単位メモリ領域11−9に書き込ま
れていたコピー情報を前記したリターンバッファにセッ
トする(ステップ■)。
サテ、更新ペーパロケーションナンバP 2−IJ<−
1であれば(ステップ■;Y)、コピー用紙の管理が終
了したものとして、コピー情報格納エリアに0(零)が
セットされる(ステップ■)。また、−1でない場合に
は、これか16進法で“40”未満であるかどうかが判
別される(ステップ■)。これは第2図に示すように、
ペーパロケーション管理エリアの最上位2ビツトに原因
ジャムフラグとか排出不可能フラグが立っているかどう
かを調べるためである。16進法で“40”未満とは、
このようなフラグが立っていない状態を表わしている。
このときは、ただちにこのルーチンが終了する。
一方、搬送路上でジャムが発生したような場合でペーパ
ロケーション更新ルーチンが呼ばれた場合には、16進
法で“40″に更新ペーパロケーションナンバP2が付
加された状態となっている。
従って、更新ペーパロケーションナンバP2はこのよう
な場合、16進法で“40”以上となっている(ステッ
プ0;N)。このとき、サーチカウンタおよびサーチポ
インタが共に+1される(ステップ■)。すなわち9番
目の単位メモリ領域11−9がサーチされていた場合に
は、これが10番目の単位メモリ領域11−10に移る
ことになる。
ところで9番目の単位メモリ領域11−9に対応するコ
ピー用紙がジャムを発生させたとすると、これ以降のコ
ピー用紙はこの状態では機外に排出させることができな
い。このような排出不可能なコピー用紙は、9番目の単
位メモリ領域11−9よりも後の単位メモリ領域z−i
o、11−11・・・・・・に対応することになる。そ
こで、まずサーチポインタによって示される第10番目
の単位メモリ領域11−10における、コピー情報格納
エリアにマシン(複写機)停止最終ペーパビット(第2
図参照)のセットが行われる(ステップ@)。
そしてサーチカウンタの内容がペーパカウントの値より
も小さいときには(ステップo)、すなわち後続のコピ
ー用紙が存在する場合には、サーチカウンタによって示
されるペーパロケーション管理エリアのデニタの最上位
ビット(排出不可能フラグ)をセットする(ステップ[
株])。この後、サーチカウンタおよびサーチポインタ
がそれぞれ+1される(ステップ■)。
このようにして後続のコピー用紙が存在する限り(ステ
ップ@;Y)、これらに対応する単位メモリ領域11に
排出不可能フラグがセットされていく。後続のコピー用
紙が存在しな(なれば(N)、このルーチンが終了する
ステップ■に戻って、サーチ・ポインタによって示され
るペーパロケーション管理エリアのデータがサーチペー
パロケーションナンバP1の値と等しくない場合には(
N)、サーチカウンタの内容が+1される(ステップ0
)。これにより、この例では9番目の単位メモリ領域が
チェックされたことが示される。この状態でサーチカウ
ンタとペーパカウントが等しければ(ステップ■;Y)
、これが最後のコピー用紙ということになる。従って、
サーチペーパロケーションナンバP11.[当するもの
が存在しないものとしてステップ■に戻る。
これに対して、サーチカウンタとペーパカウントが等し
くなければ(ステップ@;N)、サーチカウンタの値が
ペーパカウントよりも小さいことが想定される。従って
この場合には、サーチポインタが+1される(ステップ
@)。これにより、この例の場合には10番目の単位メ
モリ領域11−10のチェックが行われる。この結果、
サーチペーパロケーションナンバP1の値と等しくなけ
れば、更にサーチカウンタが+1されていく。このよう
にして最後のコピー用紙が見つかったら、この単位メモ
リ領域のコピー情報をリターンバッファにセットする(
ステップ■)。
第7図はペーパロケーションについての登録の手順を表
わしたものである。
第3図で示した露光ステーション42が原稿をフラッジ
:、L露光すると、コピー用紙25についてのフィード
要求が発生する。このとき、この第3図で示すルーチン
に起動がかけられ木。まずネクスト・キュー・カウンタ
(NQC)92で示されるペーパロケーション管理エリ
アに数値“0”がセットされる(第7図ステップ■)。
従って、今、ネクスト・キュー・ポジションが5であれ
ば、5番目の単位メモリ領域11−5のペーパロケーシ
ョン管理エリアに0(零)がセットされる。これは、第
1表に示したように、フィード要求が受は付けられたこ
とを示すものである。
次に、ネクスト・キュー・カウンタ92で示されるこの
単位メモリ領域11−5のペーパ情報格納エリアにコピ
ー情報がセットされる(ステップ■)。以上の作業が終
了するとネクスト・キュー・カウンタ92が+1され(
ステップ■)、フィード・キュー・カウンタ(FQC)
91が+1される(ステップ■)。これ、はフィードク
ラッチをオンさせるための待機状態にあるコピー用紙の
数が1枚増加したことを表わすものである。この状態で
コピー情報の給紙トレイ情報が判別され、コピー用紙2
5の送り出される供給トレイに応じてフィードタイマを
セットする(ステップ■)。これは、3段の供給トレイ
22〜24のどれからコピー用紙25が送り出されるか
によって、それらの位置の違いによってフィード開始の
タイミングが異なるからである。以上の動作でこのフィ
ード要求受付ルーチンが終了する。
第8図は、フィード開始ルーチンを表わしたものである
。CP’U76はまずフィード・キュー・カウンタ91
のカウント値が0(零)であるかどうかを調べる(ステ
ップ■)。これは、例えばジャムが発生した場合のよう
にコピー用紙のフィードを行う必要がなくなると、フィ
ード・キュー・カウンタ91の内容がクリアされるよう
になっているからである。フィード・キュー・カウンタ
91の内容が0であれば、フィード開始ルーチンは直ち
に終了する。
これに対してフィード・キュー・カウンタ91の内容が
Oでなければ(Y)、フィードタイマがタイムアウトす
る(ステップ■;Y〉のを待って、サーチペーパロケー
ションナンバPlを0に、まり更新ペーパロケーション
ナンバP2を1にセットする(ステップ■)。この後、
第6図で説明したペーパロケーション更新ルーチンが開
始し、サーチペーパロケーションナンバP1が0のモノ
カサーチされる。サーチペーパロケーションナンバP1
が0のものが存在すれば、その0が1に変更され、コピ
ー情報格納エリアの内容がリターンバッファに格納され
る。
さてリターンバッファの内容が−1でなければ(第8図
ステップ■;Y)、リターンバッファに格納されている
コピー情報としての給紙トレイ情報を判別し、これに対
応するフィードクラッチをオンにする(ステップ■)。
例えば、給紙トレイ情報として中段供給トレイ23が示
されていたとすれば、この中段給紙トレイ23のフィー
ドクラッチ(図示せず)がオンとなり、このトレイから
コピー用紙25の供給動作が開始される。
この後、リターンバッファの給紙トレイ情報に対応する
スイッチについてオン変化検知要求がセットされる(ス
テップ■)。給紙トレイ情報で中段給紙トレイ23が示
されているとすると、対応する第3のスイッチS3につ
いてオン変化検知要求がセットされる。ここで、オン変
化検知要求とは、コピー用紙25が中段フィーダ27に
よって送り出されたことを用紙の先端検知によって確認
するための要求である。これに対して、コピー用紙25
が中段フィーダ27からバーチカル・トランスポート3
1の方向に確実に搬送されていくことの確認は、用紙の
後端検知、すなわちオフ検知によって行われることにな
る。
所定のスイッチについてオン変化検知要求がセットされ
たら、フィードジャムタイマがセットされる(ステップ
■)。これはフィードクラッチがオンとなってからある
時間内にコピー用紙25の先端が対応するスイッチによ
って検知されないときには、ジャムが発生したものとし
てジャム処理を行う必要があるからである。フィードジ
ャムタイマがセットされると、このフィード開始ルーチ
ンが終了する。
なお、ステップ■においてリターンバッファの内容が−
1であれば、対応するコピー用紙が存在しないので、フ
ィード開始ルーチンは直ちに終了することになる。
次に第9図でセンサ変化検知処理ルーチンについて説明
する。例えば中段給紙トレイ23からコピー用紙25の
フィードが開始されると、第3のスイッチS3、第5の
スイッチS5、第6のスイッチS6、・・・・・・の順
序にコピー用紙の検知が行われていくことになる。
まず第3のスイッチS3がコピー用紙25の先端の検知
を待機する状態となると、このオン変化検知要求をもっ
て第9図のルーチンが呼び出される。そしてセンサチェ
ックカウンタ(SCC)と呼ばれるバッファにより、両
ペーパロケーションナンバP1、P2に対応したベーパ
ロケーションナンバのセットが行われる(第9図ステッ
プ■)。
今、先の例で第3のスイッチS3を示す情報がセンサチ
ェックカウンタに入っているとすると、コピー用紙25
は中段給紙トレイ23より第3のセンサへ向かって搬送
される段階である。従ってベーパロケーションナンバは
、サーチペーパロケーションナンバP1として数値1(
第1表参照)がセットサレ、更新ベーパロケーションナ
ンバP2にも同様に数値1がセットされる。この後、ベ
ーパロケーション更新ルーチンが行われる(ステップ■
)。
この結果として、リターンバッファの内容が−1でなけ
ればコピー用紙が第3のスイッチS3によって検知され
たことになる。そこでセンサチェックカウンタによって
示されたジャムタイマ(この場合は第3のセンサS3に
対応するジャムタイマ)によるオン変化検知(先端検知
)のための計時動作中断のためのジャムタイマキャンセ
ル処理が行われる(ステップ■)。この後、サーチベー
パロケーションナンバP1が5であるかどうかが判断さ
れる(ステップ■)。
この例では、サーチペーパロケーションナンバP1が1
なので(ステップ■;N、ステップ■;Y)、中段フィ
ーダ27に対応するフィードクラッチがオフとなる(ス
テップ■)。これは、フィードクラッチとバーチカル・
トランスポート31の間に存在する図示しないティクア
ウェイロールによって、コピー用紙25がバーチカル・
トランスポート31の方向へと搬送が開始されたためで
ある。
フィードクラッチがオフになったら、更新ペーパロケー
ションナンバP2が+1される(ステップ■)。この例
では、更新ペーパロケーションナンバP2が数値2とな
り、第3のスイッチS3から第5のスイッチS5に向け
てコピー用紙25が走行中であることを示すことになる
。更新ベーパロケーションナンバP2が+1されり後、
ベーパロケーション更新ルーチンが行われる(ステップ
■)。
ステップ■でサーチペーパロケーションナンバP1が1
でないような場合には、サーチベーパロケーションナン
バP1が数値5よりも大きいかどうかが判別される(ス
テップ■)。ベーパロケーションナンバが5以下とは、
第8のスイッチS8にまでコピー用紙25が到達されて
いない状態である。この場合には更新ペーパロケーショ
ンナンバP2が+1され(ステップ■)、同様にベーパ
ロケーション更新ルーチンが行われる(ステップ■)。
さて、ステップ■でサーチペーパロケーションナンバP
1が数値5である場合とは(N)、コピー用紙25が第
8のセンサS8をオンした場合である。この場合には、
リターンバッファに格納されているコピー情報中の反転
フラグのビットが“1”であるか否かが調べられる(ス
テップ@)。
反転フラグのビットが“1”である場合には(Y)、コ
ピー用紙25がインバータユニット55によって反転す
るので、第1のゲート51がオンとなり(ステップ0)
、第3図に示すような状態に設定される。反転フラグの
ビットが“1”でない場合にはくステップ■;N)、第
1のゲート51がオフの状態となり(ステップo)、コ
ピー用紙25はそのままほぼ水平方向に搬送される。
第1のゲート51のこのような制御が決定された後、同
じリターンバッファのコピー情報から、排出先の1ビツ
ト目がセットされているかどうかの判別が行われる(ス
テップ0)。すでに説明したように、コピー用紙25の
排出先を示す情報は2ビツトのデータで構成されており
、0はデュプレックス・トレイ59.1のときは複写機
本体の排出トレイ、また2のときは複写機本体に連結さ
れるソータ等のトレイがそれぞれ排出先となる。
従って、下位ビットが“1”の場合には(Y)、第2お
よび第3のゲート52.53が 共にオフとなり(ステ
ップo)、コピー用紙25は排出トレ・イ56方向に搬
送される。
これに対して下位ビットが“0″の場合には(ステップ
@; N) 、第3図に示すように第2のゲート52が
オンとなつくステップ■)、コピー用紙25は更に水平
方向に搬送される。そして、次に同じリターンバッファ
のコピー情報から、排出先の2ビツト目がセットされて
いるかどうかの判別が行われる(ステップ■)。この上
位ビットが“1′の場合には(Y)、第3のゲート53
がオンとなり(ステップo)、コピー用紙25はホゾン
タル・トランスポート58を経て、複写機本体に連結さ
れたソータ等のトレイに向けて排出される。またこの上
位ビットが“0″′の場合にはくステップf!D;N)
、第3のゲート53が第3図に示すようにオフとなり(
ステップ@)、コピー用紙25はデュプレックス・ト1
.・イ59の方向に搬送される。
これらいずれの場合(ステップ■、■)にも、コピー用
紙25は第10のセンサ510によって検知されること
になる。そこで更新ペーパロケーションナンバP2とし
て数値7がセットされる(ステップ■)。これに対して
、コピー用紙25が排出トレイ56に排出される場合に
はくステップ■)、排出トレイ56の手前に配置さた第
9のセンサS9による検知が行われるので、更新ペーパ
ロケーションナンバP2として数値6がセットされるこ
とになる(ステップの)。これ以後ベーパロケーション
の更新が行われるくステップ■)。
さて、ステッ、プ■に戻って説明を続ける。サーチペー
パロケーションナンバP1が!(11ではない場合で5
以下の場合には(ステップ0;N)、ただ単に更新ペー
パロケーションナンバP 2−b<+1され(ステップ
■)、同様にベーパロケーションの更新が行われる(ス
テップ■)。これに対してサーチペーパロケーションナ
ンバP1が数値6あるいは7の場合には(ステップ■;
Y)、リターンバッファのコピー情報から、排出先の1
ビツト目がセットされているかどうかの判別が行われる
(ステップ@)。これはコピー用紙25が排出トレイ5
6に排出が行われるかどうかの判別である。従って、排
出トレイ56の方向にコピー用紙25が向かっている場
合には、更新ベーパロケーションナンバP2として数値
8がセットされ(ステップ■)、そうでない場合には数
値9がセットされる(ステップ0)。
ステップ@でサーチベーパロケーションナンバP1が数
値8以上である場合(N)には、リターンバッファのコ
ピー情報から、排出先の2ビツト目がセットされている
かどうかの判別が行われる〈ステップ■)。これは、コ
ピー用紙25が排出先の最後のセンサをオンしている状
態でこれがオフとなる時点、すなわちコピー用紙25の
後端が検知される状態で読まれる情報を意味している。
従って、上位ビットが“0”であれば(N)、すなわち
コピー用紙25がデュプレックス・トレイ59の方向に
搬送される場合には、リターンバッファのコピー情報か
ら、ピリングフラグが立っているかどうかの判別が行わ
れる(ステップ0)。
そしてピリングフラグが立っていれば、ピリングの制御
が行われる(ステップ■)。立っていなければ、ピリン
グは行われない。この後、排出終了チェックルーチンが
起動される(ステップ■)。
コピー用紙25が排出されたら、更新ベーパロケーショ
ンナンバP2が初期状態の−1にセットされ、ベーパロ
ケーション更新ルーチンが呼ハれる(ステップ■)。こ
のベーパロケーション更新ルーチンでは、ベーパロケー
ションを−1として更新した後に、コピー情報エリアが
クリアされることになる。
ステップ■でリターンバッファのコピー情報から、排出
先の2ビツト目がセットされている場合には(Y)、こ
の場合には外部のソータに対してコピー用紙の排出が行
われるので、このソータに対してコピー情報を転送する
必要がある。そこでアウトプット装置転送ルーチンが起
動される(ステップ■)。起動終了後、このコピー用紙
25が複写機本体21から排出されたことをチェ’7り
するための排出終了チェックルーチンが起動さね(ステ
ップ@)、この後、更新ベーパロケーションナンバp2
が−1にされてベーパロケーション更新ルーチンが行わ
れる(ステップΦ、■)、。
さて、ベーパロケーション更新ルーチンを抜けて、サー
チベーパロケ−7ヨンナンバP1が数値9よりも大きく
なっている場合(ステップ■;Y)には、これは予期さ
れる正常な状態ではない。そこでこの場合には、このま
まセンサ変化検知処理ルーチンが終了することになる。
これに対して、サーチベーパロケーションナンバPiが
数値9までの正常な状態では、パラメータP2によって
決定されるジャムタイマがセットされ(ステップ@)、
lrペーパロケーションナンバP2によって決定される
センサに対し゛C変化検知要求がセットされる(ステッ
プ■)。以上でセンサ変化検知処理ルーチンが終了する
第10図は、ジャムが発生した場合の処理ルーチンを表
わしたものである。ジャムタイマがタイムアウトしたら
、タイムアウトしたジャムの種類に応じた同一のベーパ
ロケーションナンバがサーチペーパロケーションナンバ
P1およびlrペーパロケーションナンバP2としてセ
ットされる(ステップ■)。例えば第9のスイッチS9
がコピー用紙25をオン変化検知した後、所属時間内に
オフ変化を検知できなかったとする。この場合には第1
表より、サーチベーパロケーションナンバP1および更
新ベーパロケーションナンバP2が共に数値8となる。
更にこの場合には、ジャムが発生しているので第2図に
示した原因ジャムフラグのビットを“1”にする。すな
わち、更新べ一バロケーシ日ンナンバP2には、位置情
報としての数値“8”に加えて、ジャムであることを表
わした16進法のデ・−りで“40”が立てられること
になる(ステップ■)。ごの後、ベーパロケーション更
新ルーチンが呼ばれる(ステップ■)。
この結果、リターンバッファの値が−1であれば(ステ
ップ■;N)、誤った制御が行われたとして、このルー
チンが直ちに終了する。−例として第8のスイゲチS8
においてジャムが発生し、これによって複写機が停止し
たとする。この萌に、第5のスイッチS5で後続のコピ
ー用紙のオシ変化検知を行っていたとすると、この用紙
についてのオフ変化検知が行われず、これに対応するジ
ャムタイマがタイムアウトする事態が発生する。この場
合、第5のスイッチS5の箇所でジャムが発生したもの
として誤った制御が開始されてしまう。
しかしながら、この場合には、第8のスイッチS8に対
応する単位メモリ領域以降の領域には、排出不可能フラ
グが立っている。従って、第5のスイッチS5の箇所で
ジャムが発生しているという情報がこの後にセットされ
ても、この情報は採用されず、対象のコピー用紙が存在
しないということでリターンバッファの内容が−1とな
る。
リターンバッファの内容が−1でない場合には(ステッ
プ■;Y)、サーチペーパロケーションナンバP1が4
以上のとき(ステップ■;Y)、緊急停止要求がセット
され(ステップ■)、複写機は緊急停止する。またサー
チペーパロケーションナンバP1が0から3までの間の
数値をとっていた場合には、サイクルダウンの要求がセ
ットされ(ステップ■)、搬送系がある程度引き続き動
作してから複写機の停止が行われる。もちろん、複写機
によっては停止時の制御についてこのような区別をつけ
る必要はない。
最後に第11図は、第1図で示したペーパ管理テーブル
と第5図で示した各種カウンタあるいはレジスタをコピ
ー用紙の搬送制御との関係で表わしたものである。まず
同図(a)は、コピー用紙のフィード前である。ペーパ
管理テーブル10の各単位メモリ領域は−1すなわち1
6進法で“OFF”となっ、ている。また各種カウンタ
あるいはレジスタ91〜93.95の内容は共にO(零
)となっている。
1枚の原稿について2枚のコピーをとるために、フラッ
シュ露光が2回行われたとする。これに基づく最初のフ
ィード要求が指示された後の同図(b)では、第0の単
位メモリ領域11−0のペーパロケーション管理エリア
が0となり、コピー情報格′納エリアに所定の情報が書
き込まれる。このとき、フィード・キュー・カウンタ9
1およびネクスト・キュー・カウンタ92の値が共に1
となる。また、2枚目のコピー用紙についてのフィード
要求が指示された後の同図(C)では、これに対応する
第1の単位メモリ領域11−1のペーパロケーション管
理エリアが新しく−1から0に変化し、そのコピー情報
格納エリアに所定の情報が書き込まれる。この状態では
、フィード・キ。
−・カウンタ91およびネクスト・キュー・カウンタ9
2の値が共に+2となる。
やがて、1枚目のコピー用紙のフィードが完了すると、
同図(d)に示すようにフィード・キュー・カウンタ9
1の内容が1だけ減算されて+1となる。このとき、ネ
クスト・フィード・カウンタ93は次にフィードされる
単位メモリ領域11−1を示すために+1となる。走行
ペーパ・カウンタ95は、複写機の管理しているコピー
用紙の数として+1を示す。ネクスト・キュー・カウン
タ92の値は+2のままである。ペーパ管理テーブル1
0の第0の単位メモリ領域11−0のペーパロケーショ
ンナンバは数値1となり、供給トレイよりコピー用紙が
フィード中であることが示される。
更に2枚目のコピー用紙のフィードが完了すると、同図
(e)に示すようにフィード・キュー・カウンタ91の
内容が更に1だけ減算されて0となる。ネクスト・キュ
ー・カウンタ92の値は変化しない。ネクスト・フィー
ド・カウンタ93および走行ベーパ・カウンタ95の内
容は共に+2となる。このとき、第1の単位メモリ領域
11−1は数値1となり、1枚目のコピー用紙に対応す
る第0の単位メモリ領域11−〇のベーパロケーション
ナンバは2となる。
1枚目のコピー用紙についてコピーが行われ、目的のト
レイにこれが排出されると、同図(f)に示すように第
0の単位メモリ領域11−1のベーパロケーションナン
バは−1となり、管理対象外となったことが示される。
また複写機内に残っタコピー用紙は1枚だけとなるので
、走行ベーパ・カウンタ95の内容が1だけ減算され、
+1となる。
最後のコピー用紙である2枚目の用紙の排出が終了する
と、同図(g)に示すように、これに対応する第1の単
位メモリ領域11−1のベーパロケーションナンバも0
となる。また走行ベーパ・カウンタ95の内容が1だけ
減算されて0となり、複写機内にコピー用紙が残ってい
ないことが示される。
以上、2枚のコピー用紙が連続的に搬送される場合につ
いて説明したが、例えば1枚の原稿から17枚以上のコ
ピーを一度にとる場合には、コピー用紙が1枚ずつフィ
ードされるのに対応して、第0の単位メモリ領域11−
0から順にメモリ領域が割り振られ、16枚目のコピー
用紙に対して第15の単位メモリ領域11−15が割り
当てられた後には、17枚目のコピー用紙について再び
第0の単位メモリ領域が割り当てられることなる。
「発明の効果」 このように本発明では、ベーパロケーションナンバやコ
ピー情報といったコピー用紙管理のために必要とされる
コピー用紙管理情報をコピー用紙ごとに固定化された記
憶領域に記憶させたので、同一搬送路上を複数のコピー
用紙が同時に搬送されても、その管理を容易に行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第11図は本発明の一実施例を説明するための
もので、このうち第1図はペーパ管理テーブルの構成図
、第2図は単位メモリ領域における記憶されるべき情報
の配置説明図、第3図は複写機の概略構成図、第4図は
この複写機の回路構成の要部を示すブロック図、第5図
は各種カウンタおよびレジスタの説明図、第6図はベー
パロケーション更新ルーチンの流れ図、第7図はフィー
ド要求受付ルーチンの流れ図、第8図はフィード開始ル
ーチンの流れ図、第9図はセンサ変化検知処理ルーチン
の流れ図、第10図はジャム処理ルーチンの流れ図、第
11図(a)〜(g)はベーパ管理テーブルと第5図で
示した各種カウンタあるいはレジスタとをコピー用紙の
搬送制御の時間的変化と共に表わした説明図、第12図
は先に提案されたコピー処理システムにおけるコピー情
報バイトの構成図、第13図はこの提案されたシステム
で擬似的なジャム検知ステーションが必要とされる理由
を説明する説明図である。 10・・・・・・ペーパ管理テーブル、11・・・・・
・単位メモリ領域、 22・・・・・・上段給紙トレイ、 23・・・・・・中段給紙トレイ、 24・・・・・・下段給紙トレイ、 25・・・・・・コピー用紙、 31・・・・・・バーチカル・トランスポート、32・
・・・・・レジ・トランスポート、46・・・・・・プ
リフユーザ・トランスポート、48・・・・・・ボスト
フユーザ・トランスポート、56・・・・・・排出トレ
イ、 58・・・・・・ホリゾンタル・トランスポート、59
・・・・・・デニフレックス・トレイ、76・・・・・
・CPU、77・・・・・・ROM。 78・・・・・・RAM。 S1〜SIO・・・・・・第1〜第10のスイッチ。 出 願 人  富士ゼロックス株式会社代  理  人
   弁理士  山  内  梅  雄鳥 1 図 第4図 第 6 膿 (1/2) 第7図    第80 (フィード開始ルー″f;) 第5図 第 6 図 (2/2) (6舎ぜ′) 第9図(2々) 第12図 (シ゛イム処玉!ルーテン) 第13図 m    7    ”7””” PI         F3         P2第
 11  図(H)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、搬送路上を複数のコピー用紙が同時に搬送される状
    態が出現しうる複写機において、コピー作業開始のため
    にコピー用紙の給紙が要求されるたびに、このコピー用
    紙が目的のトレイにそれぞれ排出されるまでにおけるコ
    ピー用紙の管理に必要とされるコピー用紙管理情報を、
    コピー用紙の搬送状況に応じて逐次出力するコピー用紙
    管理情報出力手段と、コピー用紙それぞれに対応させた
    固定的な記憶領域に前記コピー用紙管理情報をコピー用
    紙別に割り振って記憶する記憶手段とを具備することを
    特徴とするコピー処理システム。 2、コピー用紙管理情報が、搬送路上におけるコピー用
    紙の存在位置を示す位置情報を含んでおり、コピー用紙
    ごとの位置情報が記憶手段のそれぞれのコピー用紙に割
    り振られた記憶領域に記憶され、それらの内容が更新さ
    れていくことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    コピー処理システム。 3、記憶手段は、搬送路上に同時に存在しうるコピー用
    紙の最大数と等しいかこれよりも多い数の記憶領域を備
    え、これらがそれぞれ1枚ずつのコピー用紙に割り振ら
    れることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のコピ
    ー処理システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02163241A (ja) * 1988-12-14 1990-06-22 Fuji Xerox Co Ltd 記録装置の用紙搬送制御システム
US8678385B2 (en) 2011-10-05 2014-03-25 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Sheet conveying device

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6281656A (ja) * 1985-09-30 1987-04-15 ゼロツクス コ−ポレ−シヨン 複写機運転停止制御方法

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